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●大川原化工機冤罪事件、《警察内部の検証》でお茶濁し、上層部を守り下部のシッポ切りのように見える。一方、裁判所は何の検証も、御咎めも無し??

2025年08月21日 00時00分55秒 | Weblog

[↑ ※大川原化工機冤罪事件 『大川原化工機事件 冤罪再発防止策/公安事件 録音録画導入へ/約20人を処分へ』(朝日新聞、2025年08月04日[月])]


(2025年08月08日[金])    [Hatena Blog『日々読学』]
大川原化工機冤罪事件、《警察内部の検証》でお茶濁し。上層部を守り、下部のシッポ切りのように見えるのだが。それにしても、「相当」って、何? 退職者は御咎めなし?? とんでもない、でっち上げられた事件なのだけれど。
 一方、裁判所は何の検証も、御咎めも無しで済ますつもり???

   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●完全なるでっち上げだった大川原化工機冤罪事件…《警視庁公安部と東京地検…
      原告に謝罪して捜査の過程を検証》…第三者の目が無くして徹底検証は不可能
   『●大川原化工機冤罪事件…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカス》…
     《最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官》
   『●福井冤罪事件、増田美希子福井県警察本部長…大川原化工機冤罪事件、《警察庁
       外事課のナンバー2である理事官の立場…監督責任を免れない》はずなのに

 福井冤罪事件では、警察が証言を誘導・捏造し、検察がそれを知りつつ、前川彰司さんに罪を押しつけ続けた、何十年にも渡って。《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》…前川彰司さん「警察や検察は明らかなうその証拠で殺人という罪を自分に着せた。国家権力が…」。《検察官失格の検事》。
 一方、裁判官の問題については、大川原化工機冤罪事件に関す鴨志田祐美弁護士のつぶやきを…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカスされることが多いけど、最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官だろう。過日の謝罪で謝罪すべき相手の名前を間違った警視副総監も、心から反省などしていないことが見え見えで酷いと思うけど、そんなことよりも、人命軽視も甚だしい裁判官たちの方がもっともっと許しがたい裁判所は検証しないと言っているので、第三者機関による徹底検証をすべきだ。これは司法の独立なんかで守られるべき問題ではない》。
 大谷昭宏さんの提言…《重大な証拠隠しがあった検察官は、それ以降、公判立ち会い検事として認めない公判途中で証拠隠しが発覚した場合、いったん裁判を打ち切り、起訴、疎明資料の提出からやり直させる-。当然ではないか。検察官失格の検事に、ぬけぬけだまされっ放しの裁判官に裁かれる市民は、たまったもんじゃないからである》。

 八木拓郎・比嘉展玖両記者による、アサヒコムの記事【大川原化工機冤罪事件で警察が19人処分 「大きな過ち」検証報告】(https://www.asahi.com/articles/AST863RZNT86UTIL005M.html?iref=comtop_7_01)によると、《「大川原化工機」(横浜市)をめぐる冤罪(えんざい)事件について、警視庁は7日、捜査の問題点や再発防止策をまとめた検証結果を発表した。公安部の捜査の進め方に問題があったうえ、公安部長らの捜査指揮が「機能不全」だったため、違法な逮捕などの「大きな過ち」につながったと指摘した》。
 この記事への江川紹子さんのコメントは、《【視点】 事件の冤罪被害者は第三者を入れた検証を望んでいたのに、警察内部の検証で終わったのは残念だ。公安委員会に適宜報告し、そこでの議論も踏まえた、というが…》。

 これは《警察内部の検証》だけで、いいのだろうか?? 全くのでっち上げ事件なのに、本当にいいの? また同じことが起こるのでは?
 同じく、比嘉展玖記者による、アサヒコムの記事【「大きな過ち」はなぜ? その時、捜査現場は 大川原冤罪事件検証】(https://www.asahi.com/articles/AST870F6VT87UTIL015M.html?iref=pc_extlink)によると、《大川原化工機の冤罪(えんざい)事件についての警視庁の検証報告書では、公安部による捜査のずさんさ幹部らによる指揮の機能不全ぶりが明らかになった。捜査が進むなか、捜査員と幹部らの間でどういう報告と判断がなされ、「大きな過ち」につながったのか、検証内容から見る》。

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https://www.asahi.com/articles/AST863RZNT86UTIL005M.html?iref=comtop_7_01

大川原化工機冤罪事件で警察が19人処分 「大きな過ち」検証報告
八木拓郎 比嘉展玖 2025年8月7日 11時10分

     (大川原化工機事件の検証結果を受けて謝罪する
      迫田裕治警視総監=2025年8月7日午前10時33分、
      東京都千代田区、友永翔大撮影)

 「大川原化工機」(横浜市)をめぐる冤罪(えんざい)事件について、警視庁は7日、捜査の問題点や再発防止策をまとめた検証結果を発表した。公安部の捜査の進め方に問題があったうえ、公安部長らの捜査指揮が「機能不全」だったため、違法な逮捕などの「大きな過ち」につながったと指摘した。


検証でわかったこと、そのとき捜査現場では
「違法捜査」認定された高裁判決とは


 また、警察庁と警視庁は、捜査当時の警視庁公安部の幹部や捜査員だった9人を処分、退職している10人を「処分相当」とすることを明らかにした。このうち懲戒処分にあたるのは、捜査を現場で取り仕切った管理官(当時)と係長(同)の2人に対する減給100分の10(1カ月)相当という。

 警視庁本部では7日午前、迫田裕治警視総監が記者会見し、「捜査の基本を欠き、その結果、控訴審判決で違法とされた捜査を行ったことを真摯(しんし)に反省している」と述べた。「逮捕された3人の方々、捜査対象となった方々に多大なご心労、ご負担をおかけし、改めて深くおわびする」などと謝罪した。

 また、同社への捜索差し押さえと任意取り調べが始まった時期に自身が警察庁外事課長だったことなどを報道陣に問われると、「捜査の詳細な内容までは承知をしていなかったが、警察庁外事課長在任中に、私の下で起きていたことの責任は私にもある」とした。そのうえで「本件により深く関与することができたかも知れないという点で、私個人としても忸怩(じくじ)たる思いがあり、反省すべきところだ」と話した。


捜査指揮系統「機能不全」

 警察庁の楠芳伸長官も定例記者会見で、「全国の公安・外事部門で、今般明らかになった反省点を真摯に受け止め、再発防止策を確実に実施していく」と述べた。

 公安部は2020年3月、大川原化工機が製造する噴霧乾燥機について、輸出規制があるのに無許可で輸出したとして、外国為替及び外国貿易法違反の疑いで社長の大川原正明さんら3人を逮捕し、東京地検が起訴した。しかし、地検は21年7月、起訴を取り消した。国家賠償訴訟で東京高裁は今年5月、公安部の捜査や逮捕、東京地検の起訴について、一審に続き違法性を全面的に認めた。都と国は上告を断念し、判決が確定した。


「壮大な虚構」主張は撤回

 警視庁は、公安部の捜査の違法性が全面的に認められた確定判決をベースに検証した。一貫して問題視したのが、捜査における最高責任者の公安部長や補佐役の外事1課長ら幹部がまともに指揮をせず、捜査指揮系統が「機能不全」だった点だ。「公安部が組織として慎重に検討していれば、関係者の逮捕に至ることはなかった可能性は否定できない」と指摘した。


■再発防止策は………………
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https://www.asahi.com/articles/AST870F6VT87UTIL015M.html?iref=pc_extlink

「大きな過ち」はなぜ? その時、捜査現場は 大川原冤罪事件検証
比嘉展玖 編集委員・吉田伸八 2025年8月7日 11時55分

     (大川原化工機事件の検証結果を受けて謝罪する
      迫田裕治警視総監=2025年8月7日午前10時34分、
      東京都千代田区、友永翔大撮影)

 大川原化工機の冤罪(えんざい)事件についての警視庁の検証報告書では、公安部による捜査のずさんさ幹部らによる指揮の機能不全ぶりが明らかになった。捜査が進むなか、捜査員と幹部らの間でどういう報告と判断がなされ、「大きな過ち」につながったのか、検証内容から見る。

 捜査をめぐる民事裁判で東京高裁が、公安部の捜査を違法と認定した。そのポイントの一つは、同社の噴霧乾燥機が輸出規制の対象にあたるとした警視庁の独自解釈に至る経緯だ。

 検証では、解釈を巡る警視庁と経済産業省の協議の経過を示した関係書類を精査。その結果、2017年10月以降の協議で、警視庁が規制対象に該当すると考えているなか、経産省の担当者が警視庁が考える解釈に疑問を示していたことが確認された。

 同年12月12日には、経産省が疑問を示していることについて担当係が外事1課長に報告していた。外事1課長は検証での聴取に「係長から経産省協議で苦労している旨の報告を受けた」と述べたが、18年2月に退職する際、後任に引き継ぎをしていなかった。この課長は公安部長に、経産省とのやりとりに苦労していることを報告しており、部長は聴取に「規制対象に該当するかが論点の一つだから経産省と丁寧に協議しなければならないと指示した」と回答。ただ、課がさらに検討した上で部長に報告した形跡はなかった。部長ら幹部も詳細な報告を求めなかったとみられる。

 裁判で捜査員が「部長が経産省に働きかけた」などと証言したことについては、検証では、経産省側などの証言などから「働きかけた事実はなかった」と結論づけた。

 裁判で捜査が違法とされた要因のもう一つが、噴霧乾燥機の内部に温度が上がらない箇所があるかどうかを調べる「温度測定実験」についてだ。一定の温度以上にならなければ規制対象には当たらない。判決では、同社従業員らが警視庁の事情聴取に、温度が上がらない箇所があるなどと述べていたと認定した。

 この経緯について、捜査主任官の係長は検証での聴取に「(従業員から)『温度が上がりにくい箇所がある』との供述があったという報告を受けていたとしても、単なる言い訳だと考えて、まともに取り合わなかったのかもしれない」と説明した。上司の管理官も係長に判断を任せており、課長を交えた詳しい検討がなされた形跡はなかった。

 同社関係者への任意の取り調べが始まった時期から逮捕に至るまでの間に担当した後任の2人の課長には、同社関係者が容疑を否認しているなどとの内容は共有されていたが、報告文書には「温度が上がりにくい箇所がある」とする同社従業員の指摘は記載されていなかった。公安部幹部にも温度測定実験に関する具体的な論点が報告されていなかった。

 検証は、こうした捜査や報告の実態を「捜査の基本を欠くもの」と断じた。

………………。
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   『●《警察と検察が事件を捏造して、無辜の人たちを犯罪者に仕立て上げる。
     …大川原化工機の例は、この国がすでに“新しい戦前化”している…》
   『●大川原化工機捏造事件国賠…《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
     間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」と答えた》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の国賠…《13年前の「正義の検事」が“冤罪”
       事件で謝罪拒む》、実は郵便不正事件当時も《問題検事》だった模様
   『●大川原化工機でっち上げ事件国賠訴訟…当然の勝訴判決ではあるが、《勾留
      後に亡くなった1人》の命は戻らないし、あまりに《大きな不利益》…
   『●大川原化工機捏造事件国賠、謝罪や責任を問うこともなく《国と東京都
     が控訴》…大川原正明社長「あきれた」「やっぱりか」「まだやるのか」
   『●大川原化工機でっち上げ事件:青木理さん《見込み捜査と強い政治性を特徴
     とする警備公安警察のゆがみが如実にあらわれた例として、大きな批判…》
   『●大川原化工機捏造事件国賠、国と都が控訴…《今回の事件は、日本の警
     察、検察、裁判所がいかなるものかを浮き彫りにしている》(長周新聞)
   『●冤罪で死刑執行、飯塚事件…『正義の行方』木寺一孝監督《が描いたのは、
     死刑執行後だからこそ、より鮮明に浮かび上がる「人が人を裁く重み」》
    《◆デスクメモ …恣意的な捜査がえん罪を引き起こした最近の
     大川原化工機事件を頭に浮かべつつ、そう強く思う》。

   『●東京地裁・男沢聡子裁判長殿、一体どういうことですか? 大川原化工機冤
     罪事件「起訴取り消しによる名誉回復すら見届けられず亡くなった」のに…
   『●ニッポンの《刑事司法はおそろしいほどに後進的…代用監獄…人質司法》
      …《法曹三者が「冤罪を学び、冤罪から学ぶ」こと》が重要だが…
    《◆無罪主張するほど保釈されない「人質司法」問題

   『●人質司法…《保釈請求…東京地裁も却下。否認を貫く相嶋さんに妻が「うそを
     ついて自白して、拘置所から出よう」と頼んだが、首を縦に振らなかった》
   『●大川原化工機でっち上げ事件《勾留後に亡くなった1人》…《無罪主張
       するほど保釈されない「人質司法」》の問題点が最悪の形で顕在化
    (福島みずほさん)《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に
     進行性癌と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下
     されて2月に亡くなった。この却下判断は妥当であるか。
     誰が考えても不相当だ。…保釈請求却下にかかわった
     裁判官は23人ともいう。なぜ進行性癌と診断されて
     8回の保釈却下なのか。》

   『●《恣意的な捜査がえん罪を引き起こした》大川原化工機でっち上げ事件…
     《取調官は「知ったこっちゃないですよ。組織の方針に従うだけですよ」》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の国家賠償訴訟・東京高裁控訴審…《原告側
      は事件そのものを「捏造」》《社長らは「真相を明らかにする」》と
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《完全なる虚偽報告…都側は「捜査員が
     同僚に雑談として見せるだけのつもりで書いた」と反論》(東京新聞)
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に
     満ちてましたよ」…島田順司さん…警視庁公安部の取り調べに対する憤り…》
   『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
      …マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?
    「最近でも、公安警察は大川原化工機でっち上げ事件を起こした
     ではないか、検察はその片棒を担いだではないか ―――
     (元木昌彦さん)《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
     間違っているとは思っていない
     謝罪する気持ちなどない
     と答えた》 ――――。この「女性検事」は塚部貴子検事で、
     村木厚子さん冤罪・証拠捏造事件郵便不正事件)の際には、
     《この主任検事の証拠改ざんを「告発」した》真っ当な検事だった
     のです…でも、いまや、大川原化工機でっち上げ事件では
     コノ有様。現畝本直美検事総長を彷彿とさせる」

   『●大川原化工機事件、《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌と
     診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
     捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…
   『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
     捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…
   『●大川原化工機でっち上げ事件、アンケート回答を隠蔽廃棄…《強い要望…事実
      関係の確認が進んでいたこと》が廃棄せねばならない理由となるだろうか?
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《警視庁人事1課が2023年、匿名で公益
     通報をした警視庁の警察官に対し、身分を明かすよう執拗に迫っていた》
   『●大川原化工機でっち上げ事件、例のアンケートの廃棄問題…折角の「未来志向
     型の検証」アンケートへの《回答は廃棄》、その理由は隠蔽以外見当たらない
   『●NHK《警視庁公安部内の会議内容が録音された音声記録…独自の法令解釈で事件化
     を押し進める幹部らと、そこに戸惑い抗う部下たちの生々しい肉声が記録》
   『●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を
     不起訴》…弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」
   『●完全なるでっち上げな大川原化工機冤罪事件で東京高裁も国と東京都に賠償を
     命じた…この源流はまたしてもアベ様、《公安部長が経産省に圧力をかけた》
   『●《捜査当局が無辜の市民を犯罪者に仕立てようとした》完全なるでっち上げ、
     大川原化工機冤罪事件…「人質司法」による無辜の市民の死、消えた「推定無罪」
   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●完全なるでっち上げだった大川原化工機冤罪事件…《警視庁公安部と東京地検…
      原告に謝罪して捜査の過程を検証》…第三者の目が無くして徹底検証は不可能
   『●大川原化工機冤罪事件…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカス》…

     《最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官》
   『●福井冤罪事件、増田美希子福井県警察本部長…大川原化工機冤罪事件、《警察庁
       外事課のナンバー2である理事官の立場…監督責任を免れない》はずなのに

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●福井冤罪事件、増田美希子福井県警察本部長…大川原化工機冤罪事件、《警察庁外事課のナンバー2である理事官の立場…監督責任を免れない》はずなのに

2025年08月20日 00時00分14秒 | Weblog

[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟『警察・検察捜査再び「違法」/東京高裁 国・都に賠償命令/輸出規制の解釈「不相当」』『違法捜査謝罪、検証を」/原告「再発防止策 急いで」/捜査は事実に従うのが絶対/長年の体質 自浄作用望めず』/『公安独自解釈で始まった不正輸出事件―――捜査員「捏造だ」/聴取291回 作った「国家的事件」の図/保釈認めず病で死去 裁判所の責任は/[視点] 警察・検察 原因検証し公表と対策を』(朝日新聞、2025年5月29日[木])]


(2025年08月06日[水])    [Hatena Blog『日々読学』]
安倍政権また忖度に“ご褒美” 森友不起訴の特捜部長が栄転》したアノ山本真千子氏ではないですか。(NHK)《「検察の役割は適正な捜査・公判活動を行い、事案の真相を解明するなど法秩序を維持することだ検察の職責を果たすべく全力を尽くし、皆様が安心して生活できる、安全な地域社会の構築に貢献したい」と抱負を述べました》とさ…福岡高等検察庁の検事長に山本真千子氏が着任して、大変に呆れかえった。
 一方、福井県警察本部長 (女性初) に就任していた増田美希子氏…完全なるでっち上げ事件・大川原化工機事件の関係者で《警察庁外事課のナンバー2である理事官の立場…監督責任を免れない…警察庁外事課のナンバー2として警視庁公安部による逮捕立件を容認した》(高田剛弁護士)はずなのにね。

   『●公文書改竄では財務省関係者38人全員を不起訴処分にしといて、「法秩序を
     守りたい」ねぇ? 《安倍政権また忖度に“ご褒美”》人事だった山本真千子氏

時事通信【福井県警、前川さんに謝罪なく 「重く受け止め」繰り返す】(https://www.jiji.com/jc/article?k=2025080101021&g=soc)《前川彰司さん(60)の再審無罪が確定したことを受け、福井県警の増田美希子本部長は1日記者会見し、「重く受け止めている」と繰り返した。謝罪の言葉はなかった》

   『●「前川さんの身になってほしい!」: 「福井事件」という明々白な冤罪
   『●愚挙: 検察の異議が認められて福井事件の再審開始が取り消しに
    「《この事件でも物証がなく、関係者の証言のみで前川さんは
     罪に問われている。しかも、前川さんは逮捕から一貫して犯行を
     否認をしている》。検察(名古屋高検)も酷いけど、裁判所が
     一体何を考えているのか、理解に苦しむ。この裁判所(名古屋高裁)
     の愚挙、批判的な記事があまり出ないのはなぜ??」

   『●「「3.11」から2年③ 東北復興と壁」/
       『週刊金曜日』(2013年3月15日、935号)について
    「粟野仁雄さん【福井女子中学生殺害事件で前川彰司さんの
     再審請求棄却 立証責任回避の違法な決定】」

   『●「「アイドル」を守れ!」
     『週刊金曜日』(2014年6月6日、994号)についてのつぶやき
    「中嶋啓明さん【「一刻も早く再審開始決定を」
     福井女子中学生殺人】、《逮捕から28年が過ぎた……前川彰司さん
     ……指紋や目撃者など、前川さんと犯行を結び付ける直接証拠が
     一切ない》。青木理さん「前川さんの身になってほしい!」」

   『●福井事件 (1986年) は明らかな冤罪…7年間の服役を終えた前川彰司さん
      の第2次再審請求で、名古屋高裁金沢支部 (山田耕司裁判長) が再審決定
   『●福井事件、発生から38年も経って漸く再審を決定…《検察が手持ち証拠の
      開示に応じることが、冤罪を晴らす上で、どれほど重要かを示す好例だ》
   『●袴田事件や福井事件等の教訓《検察が手持ち証拠の開示に応じることが、冤罪
      を晴らす上で、どれほど重要か》…再審法改正し、同時に死刑制度の再考を
   『●明らかな冤罪・福井事件(1986年)の再審で「抗議の沈黙」…前川彰司さん
     「そもそも起訴すべき案件ではなかった。検察は判断を最初から誤っていた」
   『●福井事件、再審無罪…《2度目の再審請求で新たに出てきた287点の証拠が
     目撃証言を崩した形で、検察の証拠開示に左右される再審のあり方が問われる》
   『●《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》…前川彰司さん「警察や
      検察は明らかなうその証拠で殺人という罪を自分に着せた。国家権力が…」
   『●福井冤罪事件、《検察官失格の検事》…【大谷昭宏のフラッシュアップ/
      検察官失格の検事に独自ルールを 前川彰司さんのやり直し裁判に思う】
   『●福井冤罪事件、名古屋高検は上訴権を放棄し、前川彰司さんの無罪確定…吉村悟
      弁護士「警察、検察は謝罪しなければいけない…再発防止策を公にしないと」

 増田美希子氏をWikipediaで見てみると…《東京都出身[1][2]。東京大学教養学部を卒業後、2000年 (平成12年)、警察庁に入庁[1][2]。入庁後、兵庫県警察本部警備部外事課長、警察庁警備局警備企画課理事官、在カナダ日本国大使館一等書記官、警察庁長官官房企画官兼警察庁警備局外事情報部外事課理事官などを歴任[2]警視庁公安部外事第一課長在任時には、大川原化工機事件噴霧乾燥器に関する追加の温度実験をするなど補充捜査に関わった[7]。警視庁公安部参事官在任時には、スパイが身近にいるとして企業に警鐘を鳴らした[8]。2023年3月27日、警察庁警備局警備運用部警備第三課長兼警備運用部付兼長官官房付に就任し[9][10]、同年9月15日、警察庁警備局警備運用部警備第二課長に就任[11][12]。2025年4月25日、福井県警察本部長 (女性初) に就任[2][3][5][6]。原発警備や拉致問題を最重要課題の一つとして取り組んでいきたいと抱負を述べた[4][13]》。

   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●完全なるでっち上げだった大川原化工機冤罪事件…《警視庁公安部と東京地検…
      原告に謝罪して捜査の過程を検証》…第三者の目が無くして徹底検証は不可能
   『●大川原化工機冤罪事件…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカス》…
     《最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官》

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2025080101021&g=soc

福井県警、前川さんに謝罪なく 「重く受け止め」繰り返す
時事通信 2025年08月01日18時52分配信

     (前川彰司さんの無罪が確定したことを受け、記者会見冒頭に
      一礼する福井県警の増田美希子本部長=1日午後、福井市)

 前川彰司さん(60)の再審無罪が確定したことを受け、福井県警の増田美希子本部長は1日記者会見し、「重く受け止めている」と繰り返した。謝罪の言葉はなかった


前川さん無罪確定 検察上告見送り「厳粛に受け止め」―福井中3殺害、逮捕から38年


 判決が不当と指摘した捜査手法については、「真摯(しんし)に反省している」と述べた。前川さんに直接謝罪するかを問われると、「今後警察の捜査について訴訟を提起されるとの報道にも接している。諸般の情勢を踏まえ考える」と慎重姿勢を崩さなかった。

 目撃証言の根拠となったテレビの歌番組の放送日について、一審段階で検察が誤りを把握しながら明らかにしなかったことの見解を問われると、「検察の公判手続きのことでコメントは控える」と回答。「県警では正しい放送日について捜査報告書を(検察に)送致している」と述べるにとどめた。

 事件の遺族に対しては「未解決となったことは申し訳ない」と謝罪当時の捜査が適正だったかどうかについては「重ねて検証することは考えていない」と強調した。

最終更新:2025年08月01日19時31分
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 高田剛弁護士のつぶやき:

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https://x.com/WadakuraO/status/1952880975400292420

高田 剛 Tsuyoshi Takada | 和田倉門法律事務所
@WadakuraO

増田美希子氏(現:福井県警察本部長)と大川原化工機事件の関わりについて一部憶測が広がっているため、正確な事実を記載しておく。

本事件はガサ直前の2018年10月1日に「警察庁外事課長指定事件」に指定された。

それ以前から警察庁への報告はなされていたが、ガサ後の捜査は警察庁外事課と警視庁公安部が一体となって捜査に取り組む体制となった。

増田氏は、2019年1月〜2020年8月、警察庁外事課のナンバー2である理事官の立場にあった。

この間、警視庁公安部は、大川原化工機の役職員に対して延べ291回の任意取調べを行い、立件に不利な供述を得ていたが、これを黙殺するなどし、2020年3月11日に逮捕立件に及んだ。

増田氏が、警視庁公安部の違法な捜査にどこまで関与していたかは不明だ。

しかし少なくとも、捜査の状況について報告を受け、これを了承していた(警察庁外事課長の決裁がないと警視長は立件できない)という意味で、監督責任を免れない

その後増田氏は、2020年8月に警視庁公安部外事第一課長に異動する。

この時点では事件はすでに起訴されていたため、捜査は検察官(加藤和宏検事)が主導していた。増田氏は、加藤検事の指示を受け温度実験を指揮していた。

しかし繰り返しになるが、これは逮捕立件後の話だ。

以上のとおり、増田氏の冤罪への関与は、警察庁外事課のナンバー2として警視庁公安部による逮捕立件を容認したという点にあり、その関与度合いは不明ということだ。

今週公表される予定の検証結果では、この点について明らかにされることを期待したい。

https://x.com/WadakuraO/status/1952880975400292420/photo/1https://x.com/WadakuraO/status/1952880975400292420/photo/1
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 高田剛弁護士の図面から、名前を拾ってみると:

●新美恭生氏 … Wikipedia《2018年2月8日、経産省は突然、ガサ入れ(強制的な家宅捜査)を容認する姿勢に転じた。同省の課長補佐は「公安部の新美恭生部長が動いたと聞いている」と説明した[26]

近藤知尚氏 … [《佐藤氏を叱責して検証結果を破棄させた部長:近藤知尚氏 近藤氏は警視庁公安部長として大川原化工機事件のガサ・逮捕立件を実行した後、2020年8月に警察庁警備局外事情報部長に就任 冤罪検証の揉み消しは厳しく追及されるべきだ》(高田剛弁護士)](https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/423866f2f6a7418236883049df1dd382)

●迫田裕治氏 … Wikipedia《2017年2月 - 警察庁警備局公安課長[12] 2018年4月 - 警察庁警備局外事情報部外事課長[12] 2019年8月 - 長崎県警察本部長[6][12] 2020年8月 - 警視庁公安部長[7] 2021年9月 - 警察庁警備局外事情報部長[8][12] 2022年8月 - 警察庁警備局警備運用部長[9][12] 2023年6月 - 警察庁警備局長[2][12] 2025年1月 - 警視総監[3][12]

中島寛氏 … [《中島寛公安部長は19日にあった会見でアンケートの存在や破棄された事実を認めた上で、アンケート結果については「課の組織運営や業務管理に活用した」と述べた。アンケートについては、9月の東京都議会でも取り上げられていた。五十嵐えり都議(当時、現・衆院議員)が実施の有無などについて質問し、緒方禎己警視総監が「訴訟が係属中なので、お答えは差し控える」と答弁していた》(アサヒコム、2024年12月25日)](https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cd9c0cc1b61320176328f024f562c5d9)

●高橋靖夫氏 … デイリー新潮《安積警部補が自身の判断で四ノ宮氏が言ってもいないことを「創作」し、立件に都合のよい調書やメモを仕立てたとは思われるが、報告先は第一課長の高濱裕章警視、さらには後任の高橋靖夫警視である。彼らの階級は安積警部補よりずっと上である》

●名倉圭一氏 … CALL4《被疑者弁解録取状況報告書 令和2年3月25日 警視庁公安部外事第一課長 司法警察員警視 名倉圭一殿 警視庁公安部外事第一課 司法警察員警部補 安積伸介 被疑会社大川原化工機株式会社ほか3名に対する外国為替及び外国貿易法違反 (無許可輸出) 被疑事件につき、令和2年3月11日、被疑者島田順司の弁解を録取した状況は、下記のとおりであるから報告する。...》。この件は、次のことに関連している…(東京新聞)【大川原事件、元公安部3人不起訴 うその捜査報告書作成容疑】《「大川原化工機」の社長ら幹部が外為法違反罪などの起訴を取り消された事件で、東京地検は8日、虚偽の文書を作成したなどとして告発され、虚偽有印公文書作成・同行使容疑などで書類送検された警視庁公安部元捜査員の男性3人を嫌疑不十分で不起訴にした。同庁などによると、3人は当時警部と警部補、巡査部長で、警部は既に退職した。巡査部長の書類送検容疑は2019年5月、同社の「噴霧乾燥装置」に関する温度実験で、うその捜査報告書を作成した疑い。退職した警部と警部補は20年3月、同社元取締役島田順司さんの言い分を聞き取る弁解録取書を裁断した上、過失で破棄したとする虚偽の報告書を同庁に出すなどした疑い。》

●増田美希子氏 … Wikipedia

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●福井冤罪事件、名古屋高検は上訴権を放棄し、前川彰司さんの無罪確定…吉村悟弁護士「警察、検察は謝罪しなければいけない…再発防止策を公にしないと」

2025年08月06日 00時00分06秒 | Weblog

[↑ ※『捜査側 謝罪明言せず/福井事件 再審無罪確定』『証拠開示の議論に影響も 再審制度見直し』『前川さん「当然のことをしてほしい」』『前川さん 再審無罪確定/福井事件 検察「真摯に反省」』(朝日新聞、2025年08月02日[土])]




(2025年08月02日[土])
福井冤罪事件、警察が証言を誘導・捏造し、検察がそれを知りつつ、前川彰司さんに罪を押しつけ続けた、何十年にも渡って。《検察官失格の検事》。一方、裁判官の問題については、大川原化工機冤罪事件に関す鴨志田祐美弁護士のつぶやきを…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカスされることが多いけど、最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官だろう。過日の謝罪で謝罪すべき相手の名前を間違った警視副総監も、心から反省などしていないことが見え見えで酷いと思うけど、そんなことよりも、人命軽視も甚だしい裁判官たちの方がもっともっと許しがたい裁判所は検証しないと言っているので、第三者機関による徹底検証をすべきだ。これは司法の独立なんかで守られるべき問題ではない》。
 そして、大谷昭宏さんの提言…《重大な証拠隠しがあった検察官は、それ以降、公判立ち会い検事として認めない公判途中で証拠隠しが発覚した場合、いったん裁判を打ち切り、起訴、疎明資料の提出からやり直させる-。当然ではないか。検察官失格の検事に、ぬけぬけだまされっ放しの裁判官に裁かれる市民は、たまったもんじゃないからである》。

 恥ずかしくて、上告も出来なかったくせに、反省も無ければ、検証する気も無し。《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》しておきながら…。福井中3殺害事件が起きたのは1986年。無罪が確定するまでに39年も経ってしまった。一審無罪で終わっていた、無罪を確定すべきであったし、それにしても、2013年3月の再審開始取り消しがあまりに酷かった ――― 《福井市で一九八六年に起きた女子中学生殺害事件の再審請求異議審で、名古屋高裁(志田洋裁判長)は六日、「確定判決の事実認定に合理的な疑いを差し挟む余地はない」として検察側の異議を全面的に認め、前川彰司・元被告(47)の再審開始を認めた高裁金沢支部の決定(二〇一一年)を取り消した。前川さんの弁護団は五日以内に、最高裁に特別抗告する》(東京新聞)、また、社説でも《福井の女子中学生殺害事件で、名古屋高裁が元被告の再審開始を取り消した。検察の「異議」を全面的に認めた結果だ。せっかく出た再審の扉を閉ざす「異議審」の手続きに異議を申し立てたい》。

 アサヒコムの記事【前川さん、再審無罪確定 検察「真摯に反省」 福井事件】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16273284.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《福井市で1986年に女子中学生を殺害したとして、殺人罪で服役した前川彰司さん(60)を無罪とした名古屋高裁金沢支部のやり直し裁判(再審)の判決について、名古屋高検は1日、上告しないことを決め、上訴権を放棄したと発表した。前川さんの無罪が確定した。▼37面=謝罪明言せず 高検の浜克彦次席検事は会見…》。
 もう一つのアサヒコムの記事【捜査側、謝罪明言せず 福井事件、再審無罪確定】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16273220.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《福井市で1986年に女子中学生を殺害したとして有罪判決を言い渡されてから30年。服役を終えた前川彰司さん(60)の再審無罪が確定した。警察と検察は謝罪を明言せず、前川さんや関係者らから失望の声が上がった。▼1面参照 「判決では捜査の一部が不正不当ないし、その合理的な疑いがあるとし供述の信用性が否…」》。

 東京新聞の記事【前川彰司さんの再審無罪確定 事件39年、検察が上告断念】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/425570)によると、《上告には憲法違反や判例違反などの理由が必要で、理由を見いだせないと判断したとみられる》。
 もう一つの東京新聞の記事【待ち望んだ無罪確定に安堵の表情 前川さん「冤罪犠牲者の希望に」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/425665)によると、《「多くの冤罪犠牲者の希望になれた」。1日の再審無罪確定を受けて福井市内で記者会見した前川彰司さん(60)は、安堵した様子だった。同席した吉村悟弁護団長は「遅きに失したが、ようやくこの日を迎えられた」と晴れやかな表情を見せた。前川さんは穏やかな口調で質問に応じた。無罪確定を疑わなかったと言い、「落ち着いてこの日を迎えられた」。再審判決が警察や検察を厳しく指弾したことを踏まえ「今後同じような失態を起こさないよう、当局には重く受け止めてほしい」とも語った》。

 前川彰司さんに謝罪する気は無し、捜査の問題点を検証する気も無し…《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》しておきながら、呆れるしかない。
 島袋太輔記者による、毎日新聞の記事【福井・中3殺害、無罪確定も捜査当局の検証なく 「謝罪が常識」】(https://mainichi.jp/articles/20250801/k00/00m/040/266000c)によると、《上告を断念した捜査当局側は「真摯(しんし)に反省する」と繰り返すのみで、前川さんへの謝罪や事件の検証の実施には踏み込まなかった。前川さんは「当然のことをしてほしい。(謝罪・検証をしないというのなら)それが県警の当然の判断なんでしょう」と皮肉り、弁護団長の吉村悟弁護士は「失望した警察、検察は謝罪しなければいけない。それに、再発防止策を公にしないと、この事件の意味はない」と憤った》。

   『●「前川さんの身になってほしい!」: 「福井事件」という明々白な冤罪
   『●愚挙: 検察の異議が認められて福井事件の再審開始が取り消しに
    「《この事件でも物証がなく、関係者の証言のみで前川さんは
     罪に問われている。しかも、前川さんは逮捕から一貫して犯行を
     否認をしている》。検察(名古屋高検)も酷いけど、裁判所が
     一体何を考えているのか、理解に苦しむ。この裁判所(名古屋高裁)
     の愚挙、批判的な記事があまり出ないのはなぜ??」

   『●「「3.11」から2年③ 東北復興と壁」/
       『週刊金曜日』(2013年3月15日、935号)について
    「粟野仁雄さん【福井女子中学生殺害事件で前川彰司さんの
     再審請求棄却 立証責任回避の違法な決定】」

   『●「「アイドル」を守れ!」
     『週刊金曜日』(2014年6月6日、994号)についてのつぶやき
    「中嶋啓明さん【「一刻も早く再審開始決定を」
     福井女子中学生殺人】、《逮捕から28年が過ぎた……前川彰司さん
     ……指紋や目撃者など、前川さんと犯行を結び付ける直接証拠が
     一切ない》。青木理さん「前川さんの身になってほしい!」」

   『●福井事件 (1986年) は明らかな冤罪…7年間の服役を終えた前川彰司さん
      の第2次再審請求で、名古屋高裁金沢支部 (山田耕司裁判長) が再審決定
   『●福井事件、発生から38年も経って漸く再審を決定…《検察が手持ち証拠の
      開示に応じることが、冤罪を晴らす上で、どれほど重要かを示す好例だ》
   『●袴田事件や福井事件等の教訓《検察が手持ち証拠の開示に応じることが、冤罪
      を晴らす上で、どれほど重要か》…再審法改正し、同時に死刑制度の再考を
   『●明らかな冤罪・福井事件(1986年)の再審で「抗議の沈黙」…前川彰司さん
     「そもそも起訴すべき案件ではなかった。検察は判断を最初から誤っていた」
   『●福井事件、再審無罪…《2度目の再審請求で新たに出てきた287点の証拠が
     目撃証言を崩した形で、検察の証拠開示に左右される再審のあり方が問われる》
   『●《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》…前川彰司さん「警察や
      検察は明らかなうその証拠で殺人という罪を自分に着せた。国家権力が…」
   『●福井冤罪事件、《検察官失格の検事》…【大谷昭宏のフラッシュアップ/
      検察官失格の検事に独自ルールを 前川彰司さんのやり直し裁判に思う】

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/425570

前川彰司さんの再審無罪確定 事件39年、検察が上告断念
2025年8月1日 14時12分 (共同通信)

     (前川彰司さん)

 1986年の福井中3殺害事件で殺人罪に問われ、服役した前川彰司さん(60)の再審無罪が1日、確定した。無罪とした7月18日の名古屋高裁金沢支部の再審判決について、検察側が上告する権利を放棄した。前川さんは一貫して無実を主張事件から39年を経て、冤罪が晴れた

 上告には憲法違反や判例違反などの理由が必要で、理由を見いだせないと判断したとみられる。

 再審判決は、警察が前川さんの知人らの供述誘導した疑いを指摘。さらに検察が知人証言に一部誤りがあること一審途中に把握しながら明らかにしなかったと認定した。有罪立証の柱だった「事件後、前川さんの服に血が付いているのを見た」といった知人らの証言は信用できないとし、無罪と結論づけた

 前川さんは事件翌年の87年に逮捕され、一貫して無実を主張してきた。一審無罪だったが、二審で懲役7年の逆転有罪判決が言い渡され、その後確定。第2次再審請求で、高裁金沢支部は昨年10月、再審開始を認め、検察は異議を申し立てず裁判やり直しが決まった。
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https://mainichi.jp/articles/20250801/k00/00m/040/266000c

福井・中3殺害、無罪確定も捜査当局の検証なく 「謝罪が常識」
2025/8/1 20:26(最終更新 8/1 20:26)

     (検察側の上告断念の発表を受け、記者会見に臨んだ前川彰司さん
      =福井市で2025年8月1日午後5時6分、島袋太輔撮影)

 福井女子中学生殺害事件は発生から39年を経て、前川彰司さんがぬれぎぬを着せられていたことが1日、確定した。ただ、捜査当局から謝罪の言葉はなく、前川さんは「ごめんなさいと謝るのが社会の常識だ」と訴えた。

 弁護団に一報が入ってきたのは正午ごろ。名古屋高裁金沢支部から「検察側から上訴権を放棄する書類が届いた」と電話があったという。「良かった。無罪を勝ち取ることができた」。無罪確定後に福井市内で開かれた記者会見で、前川さんは率直な思いを口にした。

 1審で無罪とされるも、2審で逆転有罪とされた。1度目の再審開始決定後に取り消され、2度目の再審請求が通って、ようやく無実の罪が証明された。

 前川さんは「冤罪(えんざい)というものに、司法(の手続き)は時間がかかるのだなと1986年に事件が起きて、なんで犯人が捕まらないのかと長い道のりを振り返った。

 上告を断念した捜査当局側は「真摯(しんし)に反省する」と繰り返すのみで、前川さんへの謝罪や事件の検証の実施には踏み込まなかった。前川さんは「当然のことをしてほしい。(謝罪・検証をしないというのなら)それが県警の当然の判断なんでしょう」と皮肉り、弁護団長の吉村悟弁護士は「失望した警察、検察は謝罪しなければいけない。それに、再発防止策を公にしないと、この事件の意味はない」と憤った。

 弁護側はまず、国に前川さんの身体拘束に対する刑事補償を求める方針で、捜査の違法性を問う国賠訴訟の提訴も視野に入れる。【島袋太輔】
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●福井冤罪事件、《検察官失格の検事》…【大谷昭宏のフラッシュアップ/検察官失格の検事に独自ルールを 前川彰司さんのやり直し裁判に思う】

2025年08月05日 00時00分49秒 | Weblog

[※ 『福井中3殺害 再審無罪/「目撃証言 信用できない」捜査機関の誘導の疑い指摘/再審制度 冤罪被害者のため』『38年 求めた無罪/前川さん「つらかった」言葉詰まらせ/出し渋る検察 弁護に「壁」/「証拠開示ルール化 影響も」/袴田巌さん姉・秀子さん「これからの人生がある」/女子生徒遺族コメントせず 真相究明難しく』『「不公正」捜査側を非難/裁判長指摘「不利益な事実隠す意図」/もろかった6人の「証言」/「決め手」の証拠 開示まで20年 再審見直し議論に影響も』(朝日新聞、2025年7月19日[土])]


(2025年07月30日[水])
福井冤罪事件、警察が証言を誘導・捏造し、検察がそれを知りつつ、前川彰司さんに罪を押しつけ続けた、何十年にも渡って。
 《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》…前川彰司さん「警察や検察は明らかなうその証拠で殺人という罪を自分に着せた。国家権力が…」。

 再度の引用。毎日新聞の記事【「うそをぬけぬけと主張」裁判長が検察を非難 中3殺害で再審無罪】(https://mainichi.jp/articles/20250718/k00/00m/040/159000c)によると、《増田啓祐裁判長は判決の冒頭で「1審の無罪判決に誤りはない」と結論を示し、前川さんを犯人だとした最初の関係者の証言について「うそだった」と認定。「捜査に行き詰まった捜査機関がうその供述に基づき、(他の関係者に)供述を誘導する不当な働きかけをした。有罪の根拠となる事実は認定できない」と述べた》。

 《検察官失格の検事》。一方、裁判官の問題については、大川原化工機冤罪事件に関す鴨志田祐美弁護士のつぶやきを…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカスされることが多いけど、最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官だろう。過日の謝罪で謝罪すべき相手の名前を間違った警視副総監も、心から反省などしていないことが見え見えで酷いと思うけど、そんなことよりも、人命軽視も甚だしい裁判官たちの方がもっともっと許しがたい裁判所は検証しないと言っているので、第三者機関による徹底検証をすべきだ。これは司法の独立なんかで守られるべき問題ではない》。大谷昭宏さんの提言…《重大な証拠隠しがあった検察官は、それ以降、公判立ち会い検事として認めない公判途中で証拠隠しが発覚した場合、いったん裁判を打ち切り、起訴、疎明資料の提出からやり直させる-。当然ではないか。検察官失格の検事に、ぬけぬけだまされっ放しの裁判官に裁かれる市民は、たまったもんじゃないからである》。
 日刊スポーツのコラム【大谷昭宏のフラッシュアップ/検察官失格の検事に独自ルールを 前川彰司さんのやり直し裁判に思う】(https://www.nikkansports.com/general/column/flashup/news/202507280000092.html)によると、《判決公判だけではない。昨年の再審決定で、山田耕司裁判長は前川さんのアリバイを隠していた検察に事実に反することをぬけぬけと主張し続けていると断罪。裁判官が検察をここまで罵倒するのは、長年だまされてきたことへの怒りがさく裂したとしか言いようがない》。

   『●「前川さんの身になってほしい!」: 「福井事件」という明々白な冤罪
   『●愚挙: 検察の異議が認められて福井事件の再審開始が取り消しに
    「《この事件でも物証がなく、関係者の証言のみで前川さんは
     罪に問われている。しかも、前川さんは逮捕から一貫して犯行を
     否認をしている》。検察(名古屋高検)も酷いけど、裁判所が
     一体何を考えているのか、理解に苦しむ。この裁判所(名古屋高裁)
     の愚挙、批判的な記事があまり出ないのはなぜ??」

   『●「「3.11」から2年③ 東北復興と壁」/
       『週刊金曜日』(2013年3月15日、935号)について
    「粟野仁雄さん【福井女子中学生殺害事件で前川彰司さんの
     再審請求棄却 立証責任回避の違法な決定】」

   『●「「アイドル」を守れ!」
     『週刊金曜日』(2014年6月6日、994号)についてのつぶやき
    「中嶋啓明さん【「一刻も早く再審開始決定を」
     福井女子中学生殺人】、《逮捕から28年が過ぎた……前川彰司さん
     ……指紋や目撃者など、前川さんと犯行を結び付ける直接証拠が
     一切ない》。青木理さん「前川さんの身になってほしい!」」

   『●福井事件 (1986年) は明らかな冤罪…7年間の服役を終えた前川彰司さん
      の第2次再審請求で、名古屋高裁金沢支部 (山田耕司裁判長) が再審決定
   『●福井事件、発生から38年も経って漸く再審を決定…《検察が手持ち証拠の
      開示に応じることが、冤罪を晴らす上で、どれほど重要かを示す好例だ》
   『●袴田事件や福井事件等の教訓《検察が手持ち証拠の開示に応じることが、冤罪
      を晴らす上で、どれほど重要か》…再審法改正し、同時に死刑制度の再考を
   『●明らかな冤罪・福井事件(1986年)の再審で「抗議の沈黙」…前川彰司さん
     「そもそも起訴すべき案件ではなかった。検察は判断を最初から誤っていた」
   『●福井事件、再審無罪…《2度目の再審請求で新たに出てきた287点の証拠が
     目撃証言を崩した形で、検察の証拠開示に左右される再審のあり方が問われる》
   『●《権力の暴走》、検察が《うそをぬけぬけと主張》…前川彰司さん「警察や
      検察は明らかなうその証拠で殺人という罪を自分に着せた。国家権力が…」

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https://www.nikkansports.com/general/column/flashup/news/202507280000092.html

コラム
大谷昭宏のフラッシュアップ
2025年7月28日8時0分
検察官失格の検事に独自ルールを 前川彰司さんのやり直し裁判に思う

 死刑囚から無罪が確定した袴田巌さんの姉、ひで子さんから贈られた青い帽子を高く掲げる前川彰司さん(60)。私もかつて現地を取材した福井中3殺害事件で7年間服役した前川さんのやり直し裁判は、名古屋高裁金沢支部が無罪を言い渡し、検察が上告を断念すれば8月1日、前川さんの無罪が38年ぶりに確定する。

 増田啓祐裁判長は判決のあと、「1審の無罪判決が確定した可能性のある事件でした。長期間ご苦労をかけて申し訳なく思います」と深々と頭を下げたという。

 私は、その姿勢を評価する一方で、ことここに至って、なぜ裁判官は猛烈な怒りを検察にぶつけないのかいら立ちが募る

 判決で増田裁判長は、控訴審で前川さんを犯人に仕立て上げるための検察側証人に警官が現金を渡したことについて到底看過できない批判

 さらに事件当日、前川さんにアリバイがあったとする捜査報告書を、検察も把握しながら隠していたことについては「公益を代表する検察官として、あるまじき不誠実で罪深い不正検察官失格の烙印(らくいん)を押している。

 判決公判だけではない。昨年の再審決定で、山田耕司裁判長は前川さんのアリバイを隠していた検察に事実に反することをぬけぬけと主張し続けていると断罪。裁判官が検察をここまで罵倒するのは、長年だまされてきたことへの怒りがさく裂したとしか言いようがない。

 ここまで来たら、議員立法による再審法制定や法務・検察主導の法制審議会の審議を待たずに、裁判所は裁判官対検察官の独自のルールを作るべきではないか。

 重大な証拠隠しがあった検察官は、それ以降、公判立ち会い検事として認めない公判途中で証拠隠しが発覚した場合、いったん裁判を打ち切り、起訴、疎明資料の提出からやり直させる-

 当然ではないか。検察官失格の検事に、ぬけぬけだまされっ放しの裁判官に裁かれる市民は、たまったもんじゃないからである


大谷昭宏(おおたに・あきひろ)ジャーナリスト。TBS系「ひるおび」東海テレビ「ニュースONE」などに出演中。
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●大川原化工機冤罪事件…《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカス》…《最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官》

2025年07月23日 00時00分24秒 | Weblog

[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟『警察・検察捜査再び「違法」/東京高裁 国・都に賠償命令/輸出規制の解釈「不相当」』『違法捜査謝罪、検証を」/原告「再発防止策 急いで」/捜査は事実に従うのが絶対/長年の体質 自浄作用望めず』/『公安独自解釈で始まった不正輸出事件―――捜査員「捏造だ」/聴取291回 作った「国家的事件」の図/保釈認めず病で死去 裁判所の責任は/[視点] 警察・検察 原因検証し公表と対策を』(朝日新聞、2025年5月29日[木])]


(20250629[])
完全なるでっち上げ事件、大川原化工機冤罪事件、国と東京都が上告を断念した後の経過も酷い。《社員から「あり得ない」と怒りの声が上がった》(毎日新聞)。
 《第三者の目が不可欠》、折角の未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》してちょろまかすような司法行政機関。そういった動きは全く見えない。そして次に責任をとるべき司法・裁判所、一体どうなっているのか? 《人質司法は捜査機関の問題としてフォーカスされることが多いけど、最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官だろう》(鴨志田祐美弁護士)。

   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●完全なるでっち上げだった大川原化工機冤罪事件…《警視庁公安部と東京地検…
      原告に謝罪して捜査の過程を検証》…第三者の目が無くして徹底検証は不可能


 鴨志田祐美弁護士のつぶやき:

――――――――――――――――――――――――――――
https://x.com/kamo629782/status/1936577895142666703

鴨志田祐美@冤罪と再審を語る「鴨志田ちゃんねる」公開中!
@kamo629782

人質司法は捜査機関の問題としてフォーカスされることが多いけど、最も批判されるべきは安易に勾留請求を認め、保釈請求を却下する裁判官だろう

過日の謝罪で謝罪すべき相手の名前を間違った警視副総監も、心から反省などしていないことが見え見えで酷いと思うけど、そんなことよりも、人命軽視も甚だしい裁判官たちの方がもっともっと許しがたい

裁判所は検証しないと言っているので、第三者機関による徹底検証をすべきだ

これは司法の独立なんかで守られるべき問題ではない。


図面: https://pbs.twimg.com/media/GuAbQaGaUAAXr_T?format=png&name=900x900

午前9:12  2025年6月22日
――――――――――――――――――――――――――――

 ホントに《捜査の過程を検証》できんの? そして、知らん顔の裁判所。
 毎日新聞の記事【外為起訴取り消し/トップが来ない謝罪なんて 大川原元顧問遺族は同席拒否】(https://mainichi.jp/articles/20250621/ddm/041/040/095000c)によると、《そこには、最も謝罪を求めていた遺族の姿はなかった。化学機械メーカー「大川原化工機」を巡る冤罪(えんざい)事件で、20日にあった警視庁と東京地検による謝罪。違法捜査の過程で亡くなった元顧問の相嶋静夫さん(享年72)の遺族は、謝罪の場に同席することを拒んだ警視庁も東京地検もトップが来ず、捜査の検証も途上だからだ。「何が真実だったのかを明らかにしてほしい」。遺族はそう強く願っている。この日、大川原本社の会議室には報道陣約70人や社員30人ほどが詰めかけ、謝罪の瞬間に立ち会った。午後1時前、警視庁の鎌田徹郎副総監は「亡くなられた相嶋様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と30秒ほど頭を下げた》。
 遠藤浩二・岩本桜両記者による、同紙の記事【追跡 公安捜査/冤罪事件 謝罪の場で名前呼び間違い 社員「あり得ない」と怒り】(https://mainichi.jp/articles/20250620/k00/00m/040/414000c)によると、《「大川原(社長)様、山本様、亡くなられた相嶋様およびそのご家族様、まことに申し訳ありませんでした」。この日、鎌田副総監はそう言って頭を下げたが、逮捕された元取締役の島田順司さんを誤って「山本様」と呼んだ。続いて謝罪した東京地検の森公安部長も、社名を「大川原化工機工業」と誤った》。

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https://mainichi.jp/articles/20250620/k00/00m/040/414000c

追跡 公安捜査
冤罪事件 謝罪の場で名前呼び間違い 社員「あり得ない」と怒り
2025/6/20 20:51(最終更新 6/21 12:05)

     (大川原化工機を訪れ、大川原正明社長らに謝罪する東京地検の
      森博英公安部長(手前)と警視庁の鎌田徹郎副総監=横浜市
      都筑区で2025年6月20日午後1時2分、平川義之撮影)

 警視庁公安部による冤罪(えんざい)事件「大川原化工機事件」で、大川原の本社(横浜市)を訪れて謝罪した警視庁の鎌田徹郎副総監は20日、謝罪相手の名前を間違えた。続いて謝罪した東京地検の森博英公安部長も大川原化工機の社名を間違って呼び、社員から「あり得ない」と怒りの声が上がった。

 「大川原(社長)様、山本様、亡くなられた相嶋様およびそのご家族様、まことに申し訳ありませんでした」。この日、鎌田副総監はそう言って頭を下げたが、逮捕された元取締役の島田順司さんを誤って「山本様」と呼んだ。続いて謝罪した東京地検の森公安部長も、社名を「大川原化工機工業」と誤った

 警視庁は当初、中島寛公安部長が謝罪に行く予定だったが、体調不良で欠席し、鎌田副総監は代役だった。警察庁は20日、鎌田副総監を公安部長事務取扱とする人事も発表し、中島部長は近く交代する見通し。

 謝罪後に記者団の取材に応じた鎌田副総監は、記者にミスを指摘されて「大変申し訳なかった」、森公安部長も「言い間違えた。申し訳ない」と釈明した。【遠藤浩二、岩本桜】
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   『●《警察と検察が事件を捏造して、無辜の人たちを犯罪者に仕立て上げる。
     …大川原化工機の例は、この国がすでに“新しい戦前化”している…》
   『●大川原化工機捏造事件国賠…《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
     間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」と答えた》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の国賠…《13年前の「正義の検事」が“冤罪”
       事件で謝罪拒む》、実は郵便不正事件当時も《問題検事》だった模様
   『●大川原化工機でっち上げ事件国賠訴訟…当然の勝訴判決ではあるが、《勾留
      後に亡くなった1人》の命は戻らないし、あまりに《大きな不利益》…
   『●大川原化工機捏造事件国賠、謝罪や責任を問うこともなく《国と東京都
     が控訴》…大川原正明社長「あきれた」「やっぱりか」「まだやるのか」
   『●大川原化工機でっち上げ事件:青木理さん《見込み捜査と強い政治性を特徴
     とする警備公安警察のゆがみが如実にあらわれた例として、大きな批判…》
   『●大川原化工機捏造事件国賠、国と都が控訴…《今回の事件は、日本の警
     察、検察、裁判所がいかなるものかを浮き彫りにしている》(長周新聞)
   『●冤罪で死刑執行、飯塚事件…『正義の行方』木寺一孝監督《が描いたのは、
     死刑執行後だからこそ、より鮮明に浮かび上がる「人が人を裁く重み」》
    《◆デスクメモ …恣意的な捜査がえん罪を引き起こした最近の
     大川原化工機事件を頭に浮かべつつ、そう強く思う》。

   『●東京地裁・男沢聡子裁判長殿、一体どういうことですか? 大川原化工機冤
     罪事件「起訴取り消しによる名誉回復すら見届けられず亡くなった」のに…
   『●ニッポンの《刑事司法はおそろしいほどに後進的…代用監獄…人質司法》
      …《法曹三者が「冤罪を学び、冤罪から学ぶ」こと》が重要だが…
    《◆無罪主張するほど保釈されない「人質司法」問題

   『●人質司法…《保釈請求…東京地裁も却下。否認を貫く相嶋さんに妻が「うそを
     ついて自白して、拘置所から出よう」と頼んだが、首を縦に振らなかった》
   『●大川原化工機でっち上げ事件《勾留後に亡くなった1人》…《無罪主張
       するほど保釈されない「人質司法」》の問題点が最悪の形で顕在化
    (福島みずほさん)《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に
     進行性癌と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下
     されて2月に亡くなった。この却下判断は妥当であるか。
     誰が考えても不相当だ。…保釈請求却下にかかわった
     裁判官は23人ともいう。なぜ進行性癌と診断されて
     8回の保釈却下なのか。》

   『●《恣意的な捜査がえん罪を引き起こした》大川原化工機でっち上げ事件…
     《取調官は「知ったこっちゃないですよ。組織の方針に従うだけですよ」》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の国家賠償訴訟・東京高裁控訴審…《原告側
      は事件そのものを「捏造」》《社長らは「真相を明らかにする」》と
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《完全なる虚偽報告…都側は「捜査員が
     同僚に雑談として見せるだけのつもりで書いた」と反論》(東京新聞)
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に
     満ちてましたよ」…島田順司さん…警視庁公安部の取り調べに対する憤り…》
   『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
      …マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?
    「最近でも、公安警察は大川原化工機でっち上げ事件を起こした
     ではないか、検察はその片棒を担いだではないか ―――
     (元木昌彦さん)《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
     間違っているとは思っていない
     謝罪する気持ちなどない
     と答えた》 ――――。この「女性検事」は塚部貴子検事で、
     村木厚子さん冤罪・証拠捏造事件郵便不正事件)の際には、
     《この主任検事の証拠改ざんを「告発」した》真っ当な検事だった
     のです…でも、いまや、大川原化工機でっち上げ事件では
     コノ有様。現畝本直美検事総長を彷彿とさせる」

   『●大川原化工機事件、《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌と
     診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
     捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…
   『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
     捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…
   『●大川原化工機でっち上げ事件、アンケート回答を隠蔽廃棄…《強い要望…事実
      関係の確認が進んでいたこと》が廃棄せねばならない理由となるだろうか?
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《警視庁人事1課が2023年、匿名で公益
     通報をした警視庁の警察官に対し、身分を明かすよう執拗に迫っていた》
   『●大川原化工機でっち上げ事件、例のアンケートの廃棄問題…折角の「未来志向
     型の検証」アンケートへの《回答は廃棄》、その理由は隠蔽以外見当たらない
   『●NHK《警視庁公安部内の会議内容が録音された音声記録…独自の法令解釈で事件化
     を押し進める幹部らと、そこに戸惑い抗う部下たちの生々しい肉声が記録》
   『●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を
     不起訴》…弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」
   『●完全なるでっち上げな大川原化工機冤罪事件で東京高裁も国と東京都に賠償を
     命じた…この源流はまたしてもアベ様、《公安部長が経産省に圧力をかけた》
   『●《捜査当局が無辜の市民を犯罪者に仕立てようとした》完全なるでっち上げ、
     大川原化工機冤罪事件…「人質司法」による無辜の市民の死、消えた「推定無罪」
   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●完全なるでっち上げだった大川原化工機冤罪事件…《警視庁公安部と東京地検…
      原告に謝罪して捜査の過程を検証》…第三者の目が無くして徹底検証は不可能

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●西日本新聞《再審法…の改正に関し、超党派の国会議員連盟が目指す今国会での改正が極めて困難になった…成立どころか提出すら見通せない状況…》

2025年07月06日 00時00分44秒 | Weblog

[↑ ※『再審 法制審に見直し諮問へ/証拠開示・開始判断 課題を議論/袴田さん姉早急に改正を」/ルール不在 裁判官の姿勢次第』(朝日新聞、2025年02月08日)]


(2025年06月15日[日])
再審法改正、見送りの模様。溜息しかないなぁ…袴田冤罪事件福井冤罪事件等の教訓は何処に? 少数与党の国会、期待したブログ主がバカでした。選択的夫婦別姓も、まったく進まず。「利権」「裏金」「脱税」党の問題はどうなったの? 農業破壊、畜産破壊は? 少子化は? 軍事費倍増?

   『●《判決後、大西直樹裁判長は、捜査の問題点と刑事司法の改善の必要性
     を説き、「西山さんの15年を無駄にしてはならない」と話している》
    《殺害容疑をかけられて12年間服役した元看護助手・西山美香さんは
     今年3月、再審無罪が確定した。…西山さんの弁護団長を務めた
     井戸謙一弁護士は…「冤罪で絶望している人に道を開いた裁判だ
     と思います」…判決後、大西直樹裁判長は、捜査の問題点と刑事司法の
     改善の必要性を説き、「西山さんの15年を無駄にしてはならない
     と話している》。
    《無実でも有罪判決が確定すると、それを晴らす道は極めて狭い
     再審関係の条文は古いままで、手続きも事実上、裁判官のさじ加減次第
     である。無辜(むこ)を救う究極の人権救済の法整備は急ぐべきだ

   『●日野町事件《遺族による「死後再審」の請求を認めた大津地裁の決定を
     支持…決め手は、元の公判で検察が開示していなかった実況見分の際の…》
    《「疑わしきは被告の利益にという原則を再審請求の審理にも適用
     した妥当な判断だ。元受刑者は他界しており、名誉回復への道は
     遠かった審理の長期化を改め、情報開示の制度化など、えん罪を
     防ぐための仕組みづくりを急ぐべきだ

   『●控訴断念、畝本直美検事総長談話…(袴田事件弁護団事務局長・小川秀世さん)
      《無罪判決が確定すれば、だれも巖さんを犯人として扱ってはならない》
   『●「袴田さんを犯人視することない」と、静岡地検の検事正が直接謝罪しつつ、
      《検事総長談話について「袴田さんを犯人視しているわけではない」》?
   『●《袴田さん無罪 最高検の検証、不十分だ》…醜悪な畝本直美検事総長談話
     《改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能…》
   『●袴田巌さんの姉ひで子さん《戦中を生き抜き、弟の無罪を信じて幾多の苦難にも
      へこたれ》なかった姿、そして、「再審法の改正には、皆さんにお力を…」
   『●京都新聞《袴田巌さん…。判決から3カ月の検証結果はおざなり…第三者の視点
      を加えた本気の検証に取り組まねば、地に落ちた国民の信頼は取り戻せまい》
   『●《検事総長がいまでも犯人と考えていると公言したに等しい》…畝本直美
     検事総長にお聞きしたい、《捜査機関の者》以外で誰が証拠の捏造をできるの?
   『●袴田巌さんの《弁護団 再審無罪判決での検事総長談話めぐり国提訴へ》!
     受けて立つのか、検事総長? 前代未聞の事態! さて、裁判所はどう判断?
   『●袴田事件や福井事件等の教訓《検察が手持ち証拠の開示に応じることが、
     冤罪を晴らす上で、どれほど重要か》…再審法改正し、同時に死刑制度の再考を
   『[再・復刻] ●《罪を認めなければ身体拘束が長引く「人質司法」について考える
        シンポジウム》…袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判
                   《人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」》
   『●畝本検事総長も、鈴木法相も反省無しの中…【袴田ひで子さんは「何を言っても
     国に届かない」と… それでも再審制度見直しの会合で訴えた、ありったけ】
   『●《捜査の問題点と刑事司法の改善》は行われたか? 未だ《(湖東記念病院

     冤罪事件) 西山美香さんの15年を無駄にして》しまったままなのではないか?

 小川勝也記者による、西日本新聞の記事【再審法改正、今国会の成立困難に 自民の議論停滞…公明や維新にも慎重論/西日本新聞】(https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3938f16a2d90b109289d534e9868872918d867)によると、《再審法刑事訴訟法の再審規定)の改正に関し、超党派の国会議員連盟が目指す今国会での改正が極めて困難になった。議連がまとめた改正案について各党の党内手続きを進める予定だったが、慎重だった自民党に加え、公明党や日本維新の会も意見をまとめていない。議連は11日、各党実務者で協議し、今国会での法案提出を改めて確認。会期末まで国会日程に余裕はなく、成立どころか提出すら見通せない状況にある》。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3938f16a2d90b109289d534e9868872918d867

再審法改正、今国会の成立困難に 自民の議論停滞…公明や維新にも慎重論
6/12(木) 12:05配信
西日本新聞

 再審法刑事訴訟法の再審規定)の改正に関し、超党派の国会議員連盟が目指す今国会での改正が極めて困難になった。議連がまとめた改正案について各党の党内手続きを進める予定だったが、慎重だった自民党に加え、公明党や日本維新の会も意見をまとめていない。議連は11日、各党実務者で協議し、今国会での法案提出を改めて確認。会期末まで国会日程に余裕はなく、成立どころか提出すら見通せない状況にある。

 与野党の388人が名を連ねる議連は5月下旬、再審請求審での証拠開示の義務化検察による不服申し立ての禁止などを含む改正案を了承。6月6日までに各党の党内手続きを終え、速やかに衆院に提出する予定だった。議連幹部によると、立憲民主党や国民民主党など野党5党が合意を取り付けた

 法制審議会(法相の諮問機関)の部会は4月から改正に向け議論を開始。自民内には「重要な法改正なので、専門家や法務省に任せるべきだ」(幹部)と議連の動きに慎重論が根強く、党内の議論が停滞今後の日程も決まっていない。議連事務局長の井出庸生衆院議員(自民)は「個人だと理解してくれるが組織になると理解してもらえない」と語った。党司法制度調査会は今月2日に法制審の議論に期待するとした提言を同省に提出した。

 公明や維新の中にも「政府主導の改正が望ましい」「法制審に早急な議論を働きかければいい」などの声がある。実務者協議はこの日、多くの党の賛同を得て可能な限り速やかに提出すると一致したが、足並みがそろうかは不明。議連内では野党のみで提出する案も浮上するが、「各党が一致結束しないと提出すべきでない」との意見もあり、流動的だ。

 衆院に提出できても国会の審議日程を確保できそうにない。法務委員会で扱うことになり、延長がなければ審議可能な定例日は数日のみ。現在、選択的夫婦別姓制度の導入に向けた民法改正案や旧姓の通称使用を法定化する法案を審議中で、会期末までかかる可能性もある。自民幹部は「再審法が入る隙間はない成立は到底無理だ」と話す。

 議連の活動を支援し、法制審の部会で委員を務める元裁判官の村山浩昭弁護士は「法制審は議論を始めたばかりで改正する中身がどのようになるか分からない冤罪で苦しむ人を早く救うため、議連の動きを止めてはいけない」と強調する。(小川勝也)
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●(東京新聞)【九電が次世代原発建設を検討 増設凍結の川内敷地念頭か】…九州電力は報道を否定…何故に否定? そもそも、核発電を止めて下さい!

2025年06月27日 00時00分08秒 | Weblog

[↑ ※「地震列島の原発安全性に警告」(週刊金曜日 1457号、2024年01月26日号)]


// (20250521[])
九州電力、報道を否定だそうです。何故に否定? そもそも、核発電を止めて下さい。再稼働なんてしないで下さい。リプレースなども、もってのほか。3.11の「教訓」や能登地震の「警告」を無視するな。さっさと、全て廃炉の作業を始めて下さい。
 (読売新聞)《6月に社長に就く西山勝取締役は...「原子力は環境問題や料金面でも大事な電源だ」》って、二重に間違っています。《環境問題》からは在ってはならない電源だし、《料金面》では明らかに高い。安全で、安い電源に代えてくれ、とずっと言ってきたのに。

   『●次世代小型原発「小型モジュール炉SMR」開発頓挫…《日本政府もSMRに
         肩入れ…そもそもの実現性や経済性に疑問》、やってる場合か?
   『●志賀原発が止まっていてよかった、珠洲原発の建設計画が凍結されて
     いてよかった……能登半島地震の「警告」は核発電所の運転など以ての外
   『●東電原発人災の「教訓」も能登半島地震の「警告」も無視する愚かさ…避難
      計画一つとっても無茶苦茶な上、アノ東電にアノ柏崎刈羽原発を再稼働?
   『●命のリスクをカネと天秤にかける愚かさ…核発電所の《リスクを隠し、
     再稼働せんがための世論誘導だとしたら、非常に悪質だ》(こちら特報部)
   『●東電核発電人災から14年: 核発電全開なんてやっている場合なのかね?
     環境省はニッポンの環境を守る行政機関、それが汚染土をニッポン中に拡散?
   『●「教訓」も「警告」も無視して暴走…《原発活用は政府と同じ方向》な
     玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中)が《原発復権》を大きく後押し
    「「教訓」も「警告」も無視して暴走する原子力依存症、核発電
     「麻薬」中毒者ども。特に許せないのが、コミ、および、
     玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中、
     2025年03月03日まで)だ」

 報道を、ほぼ全否定…。
 九電のリリース【九電グループ経営ビジョン2035に関する報道について】(https://www.kyuden.co.jp/news/report/250519.html)によると、《このため、川内原子力発電所の敷地内を念頭に次世代革新炉の開発・設置を検討している旨の報道は誤りであり、各社に記事の訂正を求めております》。


 どのような報道かというと...。
 読売新聞の記事【九州電力が原発新設を検討、次世代革新炉の開発・設置目指す…川内原発の敷地が有力か】(https://news.yahoo.co.jp/articles/4554ca336423c41653c4ed1a51438b22e492ab7d)によると、《九州電力は19日、新たな原子力発電所の建設を検討すると発表した。従来より安全性や発電効率を高めた次世代革新炉の開発と設置を目指す。建設地は示していないが、鹿児島県の川内原発の敷地内が有力とみられる。この日発表した2035年度までの「経営ビジョン」に、二酸化炭素(CO)削減に向けた取り組みの一環として盛り込んだ。九電は現在、佐賀県の玄海3、4号機と川内1、2号機の4基を稼働させている。一方、玄海1、2号機は廃炉としたほか、川内では3号機の建設計画が東日本大震災後に凍結され、行方が注目されている。6月に社長に就く西山勝取締役は、福岡市で開いた記者会見で「原子力は環境問題や料金面でも大事な電源だ。まだ全く具体的ではないが、原発建設を検討していくのはエネルギー事業者として必要だ」と説明した。政府は2月に閣議決定した新たなエネルギー基本計画で原発の活用を明記し、廃炉を決めた電力会社が、別の原発敷地内に建設することを「建て替えとして容認した。政府の従前の基本計画では、原発について「可能な限り低減するとしていた》。
 アサヒコムの記事【九電、原発新設を検討 政府、川内での増設想定か】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16217257.html)によると、《九州電力は19日、新たな原発の建設を検討すると発表した。半導体工場やデータセンターの新設で電力需要が増えるとし、運転中に二酸化炭素(CO2)を出さない「脱炭素電源」としての原発の活用を進める必要があると判断。敷地に余裕がある川内原発(鹿児島県)での増設を念頭に置いているとみられる。この日発表し…》。
 東京新聞の記事【九電が次世代原発建設を検討 増設凍結の川内敷地念頭か】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/405877)によると、《九州電力は19日、新たな原子力発電所の建設を検討すると発表した。既存の原発より安全性を高めた次世代革新炉の開発と設置を社内で検証する方針を2035年度までのグループ経営ビジョンに盛り込んだ。東京電力福島第1原発事故後に増設計画が凍結された川内原発(鹿児島県)3号機の敷地が念頭にあるとみられるが、九電は「場所は具体的に検討してない」と説明している。政府は2月に閣議決定したエネルギー基本計画で、廃炉を決めた電力会社が別の保有原発の敷地で、廃炉分の原発を新たに造ることを認めた。九電の場合、廃炉作業を進める玄海原発1、2号機(佐賀県)の「建て替え」として、川内原発の敷地内に原発を建設することが可能となる。6月に社長に就任する予定の西山勝取締役常務執行役員は福岡市で記者会見し「全く具体的に検討はしていないが、原子力は大事なものだ。検討していくのはエネルギー事業者として必須だろう」と計画に盛り込んだ趣旨を説明。ただ建設には多額の投資と長い時間が必要だと指摘し「さまざまな前提条件がそろわなくてはいけない」と述べた》。

   『●カマトト「九電原発再開賛成やらせメール事件」
   『●ババをつかまされた!?
   『●玄海原発プルサーマル賛成派質問者8人中7人が仕込みだった!
   『●九州電力指定の第三者委員会の報告を否定して、自社の立場を危うく?
   『●なめられたものだし、だらしのないマスコミ報道陣
   『●原発推進やらせ・仕込み: 誤誘導した事実をひっくり返す訳でもなし
   『●九電「原発やらせメ-ル事件」後日譚
   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は
       「政治家側から支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…九州電力玄海原発
          「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は「政治家側から
                 支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●【2012年3月11日 原発の町・佐賀県玄海町で開かれた「会」】、
       「明るい未来への道筋 原発興国論!」…核発電「麻薬」中毒
   『●核発電は「金のなる巨大木」…《自民党の最近のルールは
        「返せば問題ない」と、なかったことにできるというもの》
    「《還流》だけでなく、自民党やお維のセンセ方への「濁流」も、
     各党で調べた方がよくはないのかな? 他の電力会社も、特に
     九州電力は「クリーン」なのでしょうかね? ウルトラ差別主義者
     副首相と浅からぬ関係ですけど。

   『●《稲田朋美…世耕弘成…安倍側近が…関電受注企業から献金…
        証人喚問を含め、国会の場で徹底的に調査するほかない》
   『●「桜を見る会」税金接待というアベ様模倣犯・世耕弘成経産相
          関西電力〝濁流〟問題でも《関電受注企業から献金》
   『●関西電力美浜原発3号機再稼働に同意した戸嶋秀樹美浜町長や
     竹仲良広町議会議長らは、《大阪地裁訴訟の原告》達の声を聞いたのか?
   『●《原発再稼働や増設を唱える連中の頭の中を掻っ捌いて、中身を見て
      みたい》(鈴木耕さん)――― なぜ今直ぐ「原状回復」しないの?
   『●《余ると分かっている電力を、なぜ原発で作り続けるのか?》
             核発電「麻薬」中毒なアベ様に忖度する九電
    「リテラの鈴木耕さんのコラム【言葉の海へ/第48回:九電の
     太陽光発電遮断から見えたこと】」
    《電力が余っちゃうから、太陽光発電の接続を遮断する。それが
     10月13、14日に、九州電力がとった手段だった。ああ、
     なるほどね。もう、電力が余っちゃう時代になったんだ、それも
     再生可能エネルギーの増加で…と、ぼくはとても感心をしたのだ》》

   『●《大手電力会社の送配電会社がエリア内の再生可能エネルギーで発電した
        電気の買取を一時的にストップする「出力制御」が全国的に増加》
   『●何もかもがいい加減…命を賭して何をやっているのか? 南海トラフ地震の
     リスクの第一に議論すべきは核発電所であり、再稼働・新規建設など以ての外

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https://www.kyuden.co.jp/news/report/250519.html

九電グループ経営ビジョン2035に関する報道について
2025年5月19日 九州電力株式会社

 2025年5月19日(月曜日)、読売新聞オンライン、共同通信配信記事、朝日新聞電子版、時事通信配信記事において、当社が川内原子力発電所の敷地内を念頭に次世代革新炉の開発・設置を検討している旨の報道がありました。

 当社は、次世代革新炉について、将来の需給状況や電源構成の見通しも踏まえつつ、様々な選択肢を検討することが必要であると考えており、革新軽水炉をはじめ、SMR高温ガス炉等の情報収集をおこなっているところですが、現時点で具体的地点を念頭に置いたものはありません。

 なお、川内3号機を含む原子力発電所の新増設やリプレースについては、エネルギー基本計画や、2050年カーボンニュートラルを踏まえた国のエネルギー政策、原子力事業環境整備の動向、電力システム改革による競争進展の状況、将来の電力需給の状況等、様々な要素を勘案し検討していくこととしており、現時点で決まったものは何もありません。

 このため、川内原子力発電所の敷地内を念頭に次世代革新炉の開発・設置を検討している旨の報道は誤りであり、各社に記事の訂正を求めております。
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●完全なるでっち上げだった大川原化工機冤罪事件…《警視庁公安部と東京地検…原告に謝罪して捜査の過程を検証》…第三者の目が無くして徹底検証は不可能

2025年06月22日 00時00分59秒 | Weblog

[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟『警察・検察捜査再び「違法」/東京高裁 国・都に賠償命令/輸出規制の解釈「不相当」』『違法捜査謝罪、検証を」/原告「再発防止策 急いで」/捜査は事実に従うのが絶対/長年の体質 自浄作用望めず』/『公安独自解釈で始まった不正輸出事件―――捜査員「捏造だ」/聴取291回 作った「国家的事件」の図/保釈認めず病で死去 裁判所の責任は/[視点] 警察・検察 原因検証し公表と対策を』(朝日新聞、2025年5月29日[木])]





(2025年06月16日[月])
第三者の目が不可欠》、折角の未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》してちょろまかすような司法行政機関。そして次に責任をとるのは司法・裁判所の番だ。

   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》

 国と東京都は上告を断念。当然だろう。東京高裁でも、警視庁公安部東京地検は完敗したのだから。早い段階で、「大川原化工機」への捜査関係者と思われる匿名の方からの善意の通報が無ければ、もっと泥沼になっていた、綱渡りだった。それがあったから黙秘を貫けた (升味佐江子さん)。国および都の検証については、《第三者の目による徹底した検証が不可欠だ》。それは、裁判所の責任の検証についても同様。(東京新聞社説)《捜査当局が無辜(むこ)の市民を犯罪者に仕立てようとした》…完全なるでっち上げ事件、大川原化工機冤罪事件人質司法による無辜の市民の死、最早、取り返しがつかない。死者は蘇らない。《身柄拘束を認め続けた裁判所も当事者としての責任を免れない》。
 アサヒコムの【(社説)違法捜査検証 第三者の目が不可欠だ】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16235774.html)/《二度と同じ過ちを繰り返さないため、第三者の目による徹底した検証が不可欠だ。「大川原化工機の冤罪(えんざい)事件をめぐる国家賠償訴訟で、都と国が上告を断念し、警視庁公安部と東京地検の違法捜査を認定した東京高裁判決が確定した。両者は原告に謝罪して捜査の過程を検証する、と表明した》。

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https://www.asahi.com/articles/DA3S16235774.html

(社説)違法捜査検証 第三者の目が不可欠だ
2025年6月16日 5時00分

     (上告断念を受け、記者会見で声を詰まらせながら話す、
      大川原化工機元顧問・相嶋静夫さんの長男=2025年6月11日
      午後5時45分、東京都千代田区、友永翔大撮影)

 二度と同じ過ちを繰り返さないため、第三者の目による徹底した検証が不可欠だ

 「大川原化工機の冤罪(えんざい)事件をめぐる国家賠償訴訟で、都と国が上告を断念し、警視庁公安部と東京地検の違法捜査を認定した東京高裁判決が確定した。両者は原告に謝罪して捜査の過程を検証する、と表明した。

 既に一審判決で公安捜査の証拠の信用性は崩れ、違法性は明らかだった検証は遅すぎるくらいだ。二審で警視庁側は捜査を「捏造(ねつぞう)とした警察官の証言を「壮大な虚構」と決めつけ、逮捕された3人の名誉回復をいたずらに遅らせたその責任も重い

 警視庁の検証チームのトップは副総監というが、内部だけの調査で公正に検証ができるのか疑問だ。なぜ途中で引き返せなかったのか。見立てに沿って立件に走る公安捜査の根本的な問題や、事実と異なる調書が作成された経緯を洗い出すには外の目も入れるのが筋ではないか。

 たとえば冤罪事件に詳しい弁護士や過去の冤罪被害者らも入れ、警視庁はそれに協力する形をとるのはどうか。大川原側に調査過程を伝え、意見を聴くことも必要だ

 公安警察は過激派の監視などを担当し、逮捕に至る捜査経験を積みにくい面があるともいわれる。警視庁は公安の捜査員を刑事部などに派遣する取り組みを始めた。大事なのは幹部を含め組織全体の意識改革につなげることだ。

 客観的な検証が必要なのは検察も同じだ。警察の筋書きをうのみにせず、疑問があれば再捜査を求め、起訴すべきかどうかを精査するのは検察の基本的な役割だブレーキ役を果たせなかった原因を組織として解明してほしい。

 社長らは1年近く身柄拘束され、1人は被告のまま病死した罪を否認すると保釈されにくい人質司法」の問題が背景にあり、身柄拘束を認め続けた裁判所も当事者としての責任を免れない。保釈制度見直しは待ったなしだ。

 朝日新聞の報道にも問題があった。警察発表をもとにした第一報の記事で、会社側の見解を掲載しなかったなど、反省すべき点が複数ある。

 事件報道は捜査当局の発表にある程度基づかざるを得ない面もあるが、推定無罪の原則に立ち、当事者の声を可能な限り聴いて真相に迫り、捜査への疑問点が浮かべば即応する姿勢が大切だ。事実関係の把握が難しい初期段階でも、公平な視点に立てているか不断に見直し、より正確な客観報道に努めたい。重い教訓として、社内で報道のあり方について議論を続けたい。
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   『●《警察と検察が事件を捏造して、無辜の人たちを犯罪者に仕立て上げる。
     …大川原化工機の例は、この国がすでに“新しい戦前化”している…》
   『●大川原化工機捏造事件国賠…《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
     間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」と答えた》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の国賠…《13年前の「正義の検事」が“冤罪”
       事件で謝罪拒む》、実は郵便不正事件当時も《問題検事》だった模様
   『●大川原化工機でっち上げ事件国賠訴訟…当然の勝訴判決ではあるが、《勾留
      後に亡くなった1人》の命は戻らないし、あまりに《大きな不利益》…
   『●大川原化工機捏造事件国賠、謝罪や責任を問うこともなく《国と東京都
     が控訴》…大川原正明社長「あきれた」「やっぱりか」「まだやるのか」
   『●大川原化工機でっち上げ事件:青木理さん《見込み捜査と強い政治性を特徴
     とする警備公安警察のゆがみが如実にあらわれた例として、大きな批判…》
   『●大川原化工機捏造事件国賠、国と都が控訴…《今回の事件は、日本の警
     察、検察、裁判所がいかなるものかを浮き彫りにしている》(長周新聞)
   『●冤罪で死刑執行、飯塚事件…『正義の行方』木寺一孝監督《が描いたのは、
     死刑執行後だからこそ、より鮮明に浮かび上がる「人が人を裁く重み」》
    《◆デスクメモ …恣意的な捜査がえん罪を引き起こした最近の
     大川原化工機事件を頭に浮かべつつ、そう強く思う》。

   『●東京地裁・男沢聡子裁判長殿、一体どういうことですか? 大川原化工機冤
     罪事件「起訴取り消しによる名誉回復すら見届けられず亡くなった」のに…
   『●ニッポンの《刑事司法はおそろしいほどに後進的…代用監獄…人質司法》
      …《法曹三者が「冤罪を学び、冤罪から学ぶ」こと》が重要だが…
    《◆無罪主張するほど保釈されない「人質司法」問題

   『●人質司法…《保釈請求…東京地裁も却下。否認を貫く相嶋さんに妻が「うそを
     ついて自白して、拘置所から出よう」と頼んだが、首を縦に振らなかった》
   『●大川原化工機でっち上げ事件《勾留後に亡くなった1人》…《無罪主張
       するほど保釈されない「人質司法」》の問題点が最悪の形で顕在化
    (福島みずほさん)《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に
     進行性癌と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下
     されて2月に亡くなった。この却下判断は妥当であるか。
     誰が考えても不相当だ。…保釈請求却下にかかわった
     裁判官は23人ともいう。なぜ進行性癌と診断されて
     8回の保釈却下なのか。》

   『●《恣意的な捜査がえん罪を引き起こした》大川原化工機でっち上げ事件…
     《取調官は「知ったこっちゃないですよ。組織の方針に従うだけですよ」》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の国家賠償訴訟・東京高裁控訴審…《原告側
      は事件そのものを「捏造」》《社長らは「真相を明らかにする」》と
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《完全なる虚偽報告…都側は「捜査員が
     同僚に雑談として見せるだけのつもりで書いた」と反論》(東京新聞)
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に
     満ちてましたよ」…島田順司さん…警視庁公安部の取り調べに対する憤り…》
   『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
      …マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?
    「最近でも、公安警察は大川原化工機でっち上げ事件を起こした
     ではないか、検察はその片棒を担いだではないか ―――
     (元木昌彦さん)《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
     間違っているとは思っていない
     謝罪する気持ちなどない
     と答えた》 ――――。この「女性検事」は塚部貴子検事で、
     村木厚子さん冤罪・証拠捏造事件郵便不正事件)の際には、
     《この主任検事の証拠改ざんを「告発」した》真っ当な検事だった
     のです…でも、いまや、大川原化工機でっち上げ事件では
     コノ有様。現畝本直美検事総長を彷彿とさせる」

   『●大川原化工機事件、《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌と
     診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》
   『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
     捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…
   『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
     捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…
   『●大川原化工機でっち上げ事件、アンケート回答を隠蔽廃棄…《強い要望…事実
      関係の確認が進んでいたこと》が廃棄せねばならない理由となるだろうか?
   『●大川原化工機でっち上げ事件…《警視庁人事1課が2023年、匿名で公益
     通報をした警視庁の警察官に対し、身分を明かすよう執拗に迫っていた》
   『●大川原化工機でっち上げ事件、例のアンケートの廃棄問題…折角の「未来志向
     型の検証」アンケートへの《回答は廃棄》、その理由は隠蔽以外見当たらない
   『●NHK《警視庁公安部内の会議内容が録音された音声記録…独自の法令解釈で事件化
     を押し進める幹部らと、そこに戸惑い抗う部下たちの生々しい肉声が記録》
   『●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を
     不起訴》…弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」
   『●完全なるでっち上げな大川原化工機冤罪事件で東京高裁も国と東京都に賠償を
     命じた…この源流はまたしてもアベ様、《公安部長が経産省に圧力をかけた》
   『●《捜査当局が無辜の市民を犯罪者に仕立てようとした》完全なるでっち上げ、
     大川原化工機冤罪事件…「人質司法」による無辜の市民の死、消えた「推定無罪」
   『●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の
      未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…
   『●次は裁判所も《検証》を…《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌
     と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》

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●畝本検事総長も、鈴木法相も反省無しの中…【袴田ひで子さんは「何を言っても国に届かない」と… それでも再審制度見直しの会合で訴えた、ありったけ】

2025年06月17日 00時00分19秒 | Weblog

[↑ ※『再審 法制審に見直し諮問へ/証拠開示・開始判断 課題を議論/袴田さん姉早急に改正を」/ルール不在 裁判官の姿勢次第』(朝日新聞、2025年02月08日)]


(2025年05月31日[土])
(NHK)《この判決に対し、最高検察庁の畝本直美検事総長は談話を発表し「判決は多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容と思われる」とした一方で、袴田さんの法的地位が長期間にわたり不安定な状況に置かれてきたなどとして、控訴しないと表明しました》。(東京新聞)【畝本直美検事総長が談話】《そして、袴田さんが相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも配意し、迅速な訴訟遂行に努めるとともに、客観性の高い証拠を中心に据え、主張立証を尽くしてまいりました》。

 「…不安定な状況に置くこととなった」…これって、畝本直美検事総長同様、鈴木馨祐法相も、捜査機関による証拠捏造に対して、何の反省も無いのでは? 検証作業をやってんの??
 時事通信の記事【鈴木法相、袴田さん姉に直接謝罪 「心からおわびした」】(https://www.jiji.com/jc/article?k=2025053000587&g=soc)によると、《鈴木馨祐法相は30日の記者会見で、1966年に静岡県で起きた一家4人殺害事件で再審無罪となった袴田巌さん(89)の姉ひで子さん(92)と29日に東京都内で面会し、直接謝罪したことを明らかにした。「法相としておわびを心からさせていただいた」と説明した。法相は「死刑判決の確定から43年以上、(袴田さんを)極めて長い間にわたって不安定な状況に置くこととなった。ご家族のひで子さんも大変なご苦労があったと考えている」と語った》。

   『[再・復刻] ●《罪を認めなければ身体拘束が長引く「人質司法」について
       考えるシンポジウム》…袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判
                           「痛めつけ白状させた」》

 それでも、袴田ひで子さんは再審法改正に向けて訴え続けている。《人質司法を批判 「痛めつけ白状させた》。《「法務省の皆さま、弟巌が47年7カ月頑張ってきたということを、人間として考えていただけますでしょうか再審法改正を早急にお願いします」》(東京新聞)。
 三宅千智記者による、東京新聞の記事【袴田ひで子さんは「何を言っても国に届かない」と… それでも再審制度見直しの会合で訴えた、ありったけ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/408405)/《刑事裁判の再審制度見直しを検討する法制審議会(法相の諮問機関)部会が30日、法務省であった。1966年の静岡県一家4人強盗殺人事件で昨秋に再審無罪が確定した袴田巌さん(89)の姉ひで子さん(92)ら冤罪(えんざい)被害者が参考人として出席し、意見を述べた》。

   『●控訴断念、畝本直美検事総長談話…(袴田事件弁護団事務局長・小川秀世さん)
      《無罪判決が確定すれば、だれも巖さんを犯人として扱ってはならない》
   『●「袴田さんを犯人視することない」と、静岡地検の検事正が直接謝罪しつつ、
      《検事総長談話について「袴田さんを犯人視しているわけではない」》?
   『●《袴田さん無罪 最高検の検証、不十分だ》…醜悪な畝本直美検事総長談話
     《改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能…》
   『●袴田巌さんの姉ひで子さん《戦中を生き抜き、弟の無罪を信じて幾多の苦難にも
      へこたれ》なかった姿、そして、「再審法の改正には、皆さんにお力を…」
   『●京都新聞《袴田巌さん…。判決から3カ月の検証結果はおざなり…第三者の視点
      を加えた本気の検証に取り組まねば、地に落ちた国民の信頼は取り戻せまい》
   『●《検事総長がいまでも犯人と考えていると公言したに等しい》…畝本直美
     検事総長にお聞きしたい、《捜査機関の者》以外で誰が証拠の捏造をできるの?
   『●袴田巌さんの《弁護団 再審無罪判決での検事総長談話めぐり国提訴へ》!
     受けて立つのか、検事総長? 前代未聞の事態! さて、裁判所はどう判断?
   『●袴田事件や福井事件等の教訓《検察が手持ち証拠の開示に応じることが、
     冤罪を晴らす上で、どれほど重要か》…再審法改正し、同時に死刑制度の再考を
   『[再・復刻] ●《罪を認めなければ身体拘束が長引く「人質司法」について
       考えるシンポジウム》…袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判
                          「痛めつけ白状させた」》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/408405

袴田ひで子さんは「何を言っても国に届かない」と… それでも再審制度見直しの会合で訴えた、ありったけ
2025年5月30日 21時00分

 刑事裁判の再審制度見直しを検討する法制審議会(法相の諮問機関)部会が30日、法務省であった。1966年の静岡県一家4人強盗殺人事件で昨秋に再審無罪が確定した袴田巌さん(89)の姉ひで子さん(92)ら冤罪(えんざい)被害者が参考人として出席し、意見を述べた。

◆法務省、検察、裁判官側からの質問は…

 会合は非公開。法務省によると、委員から参考人側に「証拠開示はどのような規定が望ましいか」との質問があり、袴田さんの弁護団の間光洋弁護士が「再審請求との関連を厳格に求めるのではなく、広く開示を認めるべきだ」と訴えた。

     (法制審の部会終了後、会見する袴田ひで子さん=東京都千代田区で)

 会合でひで子さんら参考人に質問をしたのは学者や弁護士の委員だけで、法務省幹部や検察官、裁判官らは質問しなかったという。6月20日の次回会合でも関係者の聞き取りをし、その後に論点を整理する。

 再審制度の見直しを巡っては、超党派の国会議員連盟が28日の総会で法改正案を了承し、6月6日までに各党内の手続きを済ませて法案提出を目指す。(三宅千智


   ◇   ◇


◆「長い苦労がせめて法改正に役に立つのであれば」

 「法務省の皆さま、弟巌が47年7カ月頑張ってきたということを、人間として考えていただけますでしょうか再審法改正を早急にお願いします」。30日の法制審部...
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●大川原化工機冤罪事件…上告断念により逮捕・起訴の違法性が確定: 検証? 折角の未来志向型検証アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…

2025年06月15日 00時00分02秒 | Weblog

[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟『警察・検察捜査再び「違法」/東京高裁 国・都に賠償命令/輸出規制の解釈「不相当」』『違法捜査謝罪、検証を」/原告「再発防止策 急いで」/捜査は事実に従うのが絶対/長年の体質 自浄作用望めず』/『公安独自解釈で始まった不正輸出事件―――捜査員「捏造だ」/聴取291回 作った「国家的事件」の図/保釈認めず病で死去 裁判所の責任は/[視点] 警察・検察 原因検証し公表と対策を』(朝日新聞、2025年5月29日[木])]


(20250612[])
国と東京都は上告を断念。当然だろう。東京高裁でも、警視庁公安部東京地検は完敗したのだから。早い段階で、「大川原化工機」への捜査関係者と思われる匿名の方からの善意の通報が無ければ、もっと泥沼になっていた、綱渡りだった。それがあったから黙秘を貫けた (升味佐江子さん。後述のデモクラシータイムス、1:34:19辺り)。
 なにもかも噴飯やるかたない、(保釈を認めなかった)裁判所にも大きな責任。(東京新聞社説)《捜査当局が無辜(むこ)の市民を犯罪者に仕立てようとした》…完全なるでっち上げ事件、大川原化工機冤罪事件人質司法による無辜の市民の死、最早、取り返しがつかない。死者は蘇らない。いくら賠償額が高くなっても、取り返しがつかないし、会社の被った損害は計り知れない。噴霧乾燥機で世界的シェアを持ち、高い技術力のある企業を、あり得ない〝妄想〟で潰そうとした。あり得ない〝妄想〟で、事件を、また、在りもしない犯罪を、でっち上げた。そして、「推定無罪」原則なんて、どこに消え去ってしまったのか?

   『●《捜査当局が無辜の市民を犯罪者に仕立てようとした》完全なるでっち上げ、
     大川原化工機冤罪事件…「人質司法」による無辜の市民の死、消えた「推定無罪」
   『●木納敏和裁判長は《計13兆円超の支払いを命じた一審東京地裁判決を取り
     消し》…《「大川原化工機」…相嶋静夫さん…死亡》でも遺族側の控訴を棄却




[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟『警察・検察捜査再び「違法」/東京高裁 国・都に賠償命令/輸出規制の解釈「不相当」』『違法捜査謝罪、検証を」/原告「再発防止策 急いで」/捜査は事実に従うのが絶対/長年の体質 自浄作用望めず』/『公安独自解釈で始まった不正輸出事件―――捜査員「捏造だ」/聴取291回 作った「国家的事件」の図/保釈認めず病で死去 裁判所の責任は/[視点] 警察・検察 原因検証し公表と対策を』(朝日新聞、2025年5月29日[木])]




[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟 上告断念 『大川原化工機訴訟 都・国、上告断念/「違法捜査」判決確定へ/警察・検察 謝罪、検証へ』『冤罪「やっと謝罪」でも/消えない怒り「時間戻してほしい」/公安「捜査指揮に問題あった」/検証こそ最大の償い ジャーナリスト江川紹子さん/外部も交えて「暴走」解明を』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


 東京新聞の記事【冤罪事件の訴訟、上告断念で調整 「大川原化工機」巡り、都と国】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/410191)によると、《機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)の社長らが外為法違反罪で逮捕・起訴された冤罪事件を巡る訴訟で、警視庁と東京地検による一連の捜査を「違法」と認め、東京都と国に計約1億6600万円の賠償を命じた東京高裁判決に対し、都と国が上告しない方向で調整していることが7日、関係者への取材で分かった。上告に必要な憲法違反などの理由を見いだすのが難しいと判断しているとみられる。期限は11日。会社側代理人の高田剛弁護士は「断念するのは当然と考える。国や都にとって、最高裁で争うのは得策でないのは明らかだ」とコメント。9日には上告断念を求め、オンラインで集めた署名を警視庁などに提出するという。警視庁公安部東京地検は、同社が生物化学兵器に転用可能な「噴霧乾燥装置」を不正に輸出したと判断し立件。だが、地検は初公判直前になり、罪に当たるかどうか疑義が生じたとして起訴を取り消した。5月28日の高裁判決は、一審東京地裁判決に続き、公安部と地検が装置の検証を怠ったとして逮捕・起訴の違法性を認定した》。

 完全なるでっち上げ事件、大川原化工機冤罪事件…国と東京都の上告断念により《逮捕・起訴の違法性》が確定。警視庁公安部東京地検による検証? 大丈夫?? 折角の「未来志向型の検証」アンケートへの《回答を廃棄》した〝前科〟ありなのですが…。《中島寛公安部長は19日にあった会見でアンケートの存在や破棄された事実を認めた上で、アンケート結果については「課の組織運営や業務管理に活用した」と述べた。アンケートについては、9月の東京都議会でも取り上げられていた。五十嵐えり都議(当時、現・衆院議員)が実施の有無などについて質問し、緒方禎己警視総監が「訴訟が係属中なので、お答えは差し控える」と答弁していた》(アサヒコム、2024年12月25日)。
 第三者による検証が必要なのでは。関係者への謝罪は当然として、裁判で証言したが故に虐げられたのではないかと思われる捜査関係者* の名誉の回復も必要。でも、憤死させられた相嶋静夫さんの命は戻ってこない。(*: デモクラシータイムス[https://www.youtube.com/watch?v=cCfvOopL284、1:29:40辺り]、A〜Cの3人の警部補。A警部補「まあ、捏造ですね 捜査員の個人的な欲でそうなった (一審証言)」、B警部補「捜査幹部がマイナス証言を全て取り上げない姿勢があった (一審証言)」、C警部補「(立件しなければならない理由は) 日本の安全を考える上でもなかった (二審判決)」。)
 NHKの記事【大川原化工機 えん罪事件 都と国上告せず 謝罪 検証へ】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014831791000.html)によると、《横浜市の「大川原化工機」をめぐるえん罪事件で、警視庁公安部と検察の捜査の違法性を認め、賠償を命じた東京高等裁判所の判決について、都と国は11日、上告しないことを明らかにし、当事者などに謝罪するコメントを出しました。それぞれ当時の捜査について検証することにしていて今後、適切な捜査の徹底につなげられるかが焦点となります》。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014831791000.html

大川原化工機 えん罪事件 都と国上告せず 謝罪 検証へ
2025年6月11日 17時25分

横浜市の「大川原化工機」をめぐるえん罪事件で、警視庁公安部と検察の捜査の違法性を認め、賠償を命じた東京高等裁判所の判決について、都と国は11日、上告しないことを明らかにし、当事者などに謝罪するコメントを出しました。

それぞれ当時の捜査について検証することにしていて今後、適切な捜査の徹底につなげられるかが焦点となります。


目次
 ・捜査の何が違法とされたのか
 ・警視庁公安部の歴史と組織


軍事転用が可能な機械を不正に輸出した疑いで逮捕、起訴され、後に無実が判明した横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の社長などが都と国を訴えた裁判で、2審の東京高等裁判所は5月、1審に続いて警視庁公安部と東京地検の捜査の違法性を認めるとともに「輸出規制の要件についての警視庁公安部の解釈は国際的な合意と異なり、合理性を欠いていた」などと指摘し、都と国にあわせて1億6600万円あまりの賠償を命じました。

判決について、都側の警視庁と国側の東京地検は内容を精査した結果、11日、それぞれ最高裁判所に上告しないことを明らかにし、会社や関係者に謝罪するコメントを発表しました。

このなかで、警視庁は「捜査によって原告をはじめとする当事者に多大なご心労、ご負担をおかけしたことについて、深くおわびを申し上げたい」としたうえで、一連の捜査の問題点を洗い出し、再発防止策をとりまとめるため、副総監をトップとする「検証チーム」を立ち上げたことを明らかにしました。

捜査上の問題点や再発防止策を検証した上で、できるだけ早い時期に結果を公表する方針を示しました。

関係者の処分については検証の結果を踏まえて判断するとしています。

また、東京地検は「大川原化工機およびその関係者の皆様に多大なご負担をおかけしたことについて、おわび申し上げたい」としたうえで、今後、最高検察庁による検証が行われることを明らかにしました。

警視庁と東京地検は当事者への直接の謝罪についても速やかに行いたいとしています。

これで、捜査の違法性を認定した判決が確定することになり、今後の検証で当時の捜査の問題点を明らかにし、再発防止や適切な捜査の徹底につなげられるかが焦点となります。


大川原化工機の社長など会見「怒りは消えない」

判決が確定することを受けて大川原化工機の社長などは11日、都内で会見を開きました。

逮捕され勾留中にがんが見つかり、起訴が取り消される前に72歳で亡くなった相嶋静夫さんの長男は「本来、4年前に起訴が取り消されたときに捜査機関が謝るべきで、被害者側がここまで頑張らなければ検証できないことにむなしい気持ちがある父は社会から犯罪者として扱われ、過失があったかもしれないと思いながら人生を終えた時間がかかっても怒りは消えないし、できることなら時計を戻してもらいたい」と、涙ぐみながら話していました。

そして「やっとマイナスからゼロになり、スタートラインに立った」と話し、捜査機関の検証を求めました。

元取締役の島田順司さんは「上告断念の話を聞いて、心の中の雲がやっと晴れた。法廷で『間違いがあったとは思わない。謝罪もしない』と話していた検察官は、何らかの謝罪をしていただきたい」と話していました。

大川原正明社長は「やっと一段落ついたという思いがある。捜査機関は自分や社員、その家族に謝罪してほしい人質司法の問題について改革を訴えていきたい」と話していました。

高田剛弁護士は警察や検察に求めることとして誠意ある謝罪と第三者主導の検証委員会による原因究明などを挙げるとともに、経済産業省に対して輸出規制に関する省令の改正、裁判所と検察に対して「人質司法」といわれる保釈の実務の見直しを要望しました。


警視庁公安部長「捜査指揮や適正捜査が不徹底」

警視庁では11日午後3時から警務部や公安部の幹部が出席し、上告しないことに関する説明を行いました。

当事者への直接の謝罪については中島寛 公安部長が「先方の希望、ご都合があるので、丁寧に確認しながら進めていきたい」と述べた上で検証結果を待たず、できるだけ早い時期に実施したいとする考えを示しました。

警視庁は副総監をトップに検証チームを立ち上げて捜査上の問題点を検証し、再発防止策をとりまとめた上で、できるだけ早い時期に結果を公表する方針も明らかにしました。

検証には監察部門も参加し、公安委員会の助言を受けることで公平性を担保するとしました。

中島公安部長は「現段階での反省点」について記者から問われると、「少なくとも捜査指揮や緻密かつ適正な捜査が不徹底だったことは間違いない」と述べて、今後の検証の過程で課題を洗い出していく考えを示しました。


小池知事「事件の検証と関係者への謝罪を」

東京都の小池知事は、「警視庁において今回の事件を検証して再発防止を図るとともに、関係者への謝罪をしっかり行ってほしい」と述べました。


東京地検「速やかに謝罪したい」

東京地検の新河隆志 次席検事は11日午後4時半から取材に応じ、上告しなかった理由を説明するとともに、当事者に直接謝罪したい考えを示しました。

まず、上告しなかった理由については「控訴審でも勾留請求と起訴が違法と判断されたことについて真摯(しんし)に受け止めなければならないと考えている。協議した結果、判決内容を覆すことは困難と判断した」などと説明しました。

その上で、「会社側に上告しないことを伝えた際、直接、謝罪したいという意向を伝えている。可能な限り速やかにしかるべき立場の者が謝罪をさせていただきたい」と述べ、今後、対面で謝罪する意向を明らかにしました。

また、勾留中にがんが見つかり、亡くなった元顧問の相嶋静夫さんについては「心よりお悔やみ申し上げます」と述べたうえで、「訴訟のなかで、ご心痛、ご苦労をお掛けしたことについて被告になられた方のみならず、従業員含め、その親族の方にも謝罪したい」と話しました。

最高検が行う検証については「問題点、反省点について分析が行われ、それを踏まえて再発防止策が検討されるものと承知しており、検証対象の地検として協力したい。公表時期については未定だが、すみやかに行われるものと考えている」と述べました。

起訴した検察官の判断が合理的な根拠を欠いていたと判決で指摘されたことについては「違法と認定されたことは真摯に受け止めなければならないがその過程は今後検証されるものであり、合理性があったかどうかについては現時点では差し控えたい」と述べました。


最高検「検証行い結果を公表予定」

最高検察庁は「最高検としても、大川原化工機とその関係者の皆様に多大なご負担をおかけしたことについて、おわび申し上げたい。今後、最高検において検証を行い、その結果を公表する予定だ」などとするコメントを発表しました。


最高検 次長検事を責任者とする態勢で検証

最高検察庁は東京地検の当時の捜査について最高検ナンバー2の次長検事を責任者とする態勢で検証し、結果を公表する方針を明らかにしました。

最高検の山元裕史次長検事は、11日午後6時半から取材に応じ、東京地検の捜査の違法性を認めた判決が確定することについて、「判決で勾留請求と起訴が違法と判断されたことを検察全体として真摯に受け止めている」と述べました。

また、次長検事を責任者とし、最高検公安部の検事などからなる態勢を11日から立ち上げて検証を進めることを明らかにし、今後、関係者から話を聴くなどして捜査の経過や検察官の判断などについて調べるということです。

検証結果はまとまり次第、公表するとしています。


警察庁 全国の警察に通達「緻密かつ適正に捜査を」

警察庁は今回の判決を重く受け止める必要があるとしたうえで、全国の警察に対し、「公安部門においても、法令と証拠に基づいて緻密かつ適正に捜査が行われなければならない」とする通達を出し、▼職員に改めて適切な捜査活動の必要性を認識させるとともに、▼幹部が十分な捜査指揮を行うよう指示しました。


林官房長官「検証結果踏まえて必要な対応を」

林官房長官は午後の記者会見で「関係当局において対応を検討した結果、上訴しないこととし、原告をはじめとする当事者に対するおわびを表明するとともに、問題点の検証を行う旨のコメントを発表した。まずは関係当局において所要の検証が行われるものと承知しており、その結果を踏まえて必要な対応が行われることが重要だ」と述べました。


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専門家「勇気を持って引き返すことを評価する仕組みを」

警視庁と東京地方検察庁が上告せず、捜査を検証する姿勢を示したことについて、元刑事裁判官で法政大学法科大学院の水野智幸教授は、「どこで間違い、どこで引き返すことができたのか、早期に明らかにすべきだ」と指摘しました。

水野教授は警視庁公安部の捜査について「そもそも事件がなかったということが大きい。輸出規制に関するルールがはっきりしていなかったところ、立件する側に都合のいいように解釈したところがある。機械の温度が上がりにくい場所があったという指摘を聞き入れずに突き進んだことも、非常に疑問だ」と指摘しました。

検察についても、「警察が行きすぎたときにチェックして止めることも、検察の大事な仕事だ。警察から相談を受けた段階で、自分たちで調べていれば早期に無理だと判断できた」として、反省すべき点があるとしました。また検証のあり方については、「プライバシーの問題などが関わらない部分で、外部の第三者も入った上で検証することが大事だ」と述べました。

そして捜査機関のあり方について「有罪方向に動くことが仕事で、それが評価される組織だが、今回、途中でおかしいと気付いた人もいたと思う。今回の事件を教訓に、勇気を持って引き返すことを評価する仕組みをつくってほしい」と話していました。

また、逮捕した3人の長期間の勾留を裁判所が認め、そのうちの1人ががんで亡くなったことを挙げ、「裁判所もこうした事件の身柄拘束のあり方について、拘束しない方向で刑事裁判を進めるやり方ができないのか、真剣に考えなくてはいけない」と話していました。
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捜査の何が違法とされたのか

東京高等裁判所の判決では、警察と検察のどのような捜査を違法と判断したのでしょうか。


警視庁公安部の逮捕「根拠欠けていた」

高裁は、警視庁公安部が大川原化工機の機械を輸出規制の対象と判断して社長など3人を逮捕したことについて、「通常要求される追加の捜査を行わず逮捕した判断は、合理的な根拠が欠けていた。犯罪の疑いがあるかどうかの判断に基本的な問題があった」と厳しく指摘し、違法な捜査だと認定しました。

そもそも、機械が輸出規制に当たるかどうかの要件について高裁は、「警視庁公安部の解釈は国際的な合意と異なり、合理性を欠いていた。経済産業省の担当部署から問題点を指摘されたのに再考することなく、逮捕に踏み切った」としました。

また、メーカー側が、「機械に温度が上がらない場所がある」として規制対象にならないと主張していたのに、その主張を確かめる実験をしなかったことを、違法とした理由にしました。


警察の取り調べ「欺くような方法で調書に署名させた」

逮捕された3人のうちの1人、元取締役の島田順司さんに対する警視庁公安部の取り調べについても、違法な捜査と認定しました。

逮捕前の取り調べでは公安部の警察官が輸出規制の要件の解釈について、島田さんに誤解させたまま取り調べを続けたと指摘しました。

その上で「重要な弁解を封じて調書に記載せず、犯罪事実を認めるかのような供述に誘導したと違法性を認定しました。

また、逮捕後の取り調べでも公安部の警察官が島田さんの指摘に沿って調書を修正したよう装いながら、実際には別の調書を見せて署名させたと認定しました。

これについて、「欺くような方法で捜査機関の見立てに沿った調書に署名させたもので、島田さんの自由な意思決定を阻害した」と厳しく指摘しました。
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検察の起訴追加捜査の不備を指摘

東京地方検察庁が社長ら3人を起訴したことについても違法だと判断しました。

大川原化工機の幹部などが、「機械に温度が上がりにくい部分があり、規制の対象ではない」と説明していることについて、検察も報告を受けていたとし、メーカー側の主張について実験などで確認すべきだったと指摘しました。

そのうえで、「通常要求される捜査をしていれば、規制対象に当たらないことの証拠を得ることができた。検察の判断は合理的な根拠を欠いていた」としました。

また、輸出規制の要件についても、「警視庁公安部の解釈を維持することには疑念が残る状況だった。起訴するかどうか、慎重に判断するのが適切だった」と指摘しました。
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警視庁内部の受け止めは

起訴取り消し後の民事裁判で、国や都は「違法な捜査はなかった」という主張を続けてきました

しかしその一方で、警視庁の内部では当初から公安部が進めた情報や証拠収集のあり方について批判的な見方が存在し、公安部の中からも筋書きと異なる方向性の証拠に対する評価が不十分で捜査の軌道修正ができなかったことなどを落ち度ととらえ、教訓にしなければならないという意見が聞かれました。

5月28日の東京高裁の判決について警察幹部の受け止めを取材すると「端的に断罪され、非常に厳しい内容だ」という声があった一方、「判決を受け入れ検証を進めるべきだ」という意見が多くを占めていました。

こうした中、警視庁は提出した証拠に対する裁判所の評価や、今後の捜査への影響などを慎重に検討し、上告するだけの理由は見当たらないとして検察側とも意見をすりあわせた上、上告しないことを決めたとみられます。
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警視庁公安部の歴史と組織

警視庁公安部は全国で唯一、都道府県の警察本部に独立の部署として設置された国内最大の公安警察の組織です。

1957年、前身の「警備2部」から『公安部』に改称されました。

昭和の時代には過激派の学生ら数千人が暴動を起こして21歳の警察官が殺害された1971年の「渋谷暴動事件」や武装した過激派のメンバーが長野県の山荘に人質をとって立てこもり警察と10日間にわたる銃撃戦となって多数の死傷者を出した1972年の「あさま山荘事件」、平成以降では、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」や1995年、当時の警察庁の國松孝次長官が銃撃され重傷を負った「長官狙撃事件」などの捜査にもあたりました。

警視庁公安部には、中核派や革マル派などの過激派や右翼、特定の組織に属さず過激化したいわゆる「ローン・オフェンダー」の情報収集や捜査などを受け持つ『国内公安』と国際テロ組織、機密情報先端技術を狙った他国によるスパイ活動、北朝鮮による拉致事件の捜査などを行う『外事』の2つの柱があります。

大川原化工機の捜査を行ったのは、外事1課のうち不正輸出の事件を扱う「5係」でしたが、経済安全保障の対策を進める観点から今年度、体制が強化されています。

警視庁公安部の捜査員の数は公表されていませんが、重要インフラを狙ったサイバー攻撃などに対処する人員も含め1000人を超えるとされています。


独自の捜査手法 組織の壁も

刑事部などの捜査が犯罪をした人の検挙や組織の摘発を目指すものであるのに対し、公安部の捜査は組織の動向を把握することによる事件やテロの未然防止、国益の確保などに主眼が置かれているといいます。

活動のほとんどが水面下で行われ、捜査対象の組織や関係先に「エス」などと呼ばれる協力者を獲得して動向を把握するなど公安捜査員には情報収集のエキスパートとしての力量が求められる一方、刑事部などと比べて事件捜査を通じて経験を積める機会が少ないとも言われます。

他セクションとの人事的な交わりも少なく、過去には同じ事件の捜査にあたる刑事部との壁や確執が指摘されたこともありました。
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警視庁 反省踏まえた取り組みも

えん罪事件で浮き彫りになった課題を踏まえ、警視庁には捜査の適正化に向けた取り組みが求められています。

今回の事件では捜査対象となった製品が「輸出規制の対象にならないのではないか」という意見が、複数の捜査員から上がっていたにもかかわらず、軌道修正が行われないまま捜査が継続されました。

警視庁の幹部の1人は捜査指揮や、上司と部下の信頼関係、コミュニケーションに大きな問題があったとし、「紙での報告のやりとりだけでなく上司が現場から直接きたんのない意見を集め、部下は率直に意見を述べられる組織へとこの事件を機に変わっていくことが重要だ」と話しています。

また、公安部では逮捕や起訴に至る事件の数が限られているため捜査経験を積みにくいことも課題となっています。

今回の事件をきっかけに公安部の情報や証拠収集のあり方が問われる中で、警視庁は今年度から公安部の捜査員を刑事部など他セクションの業務に従事させ、捜査の経験を積ませる新たな取り組みを始めています。

他セクションで「場数」を踏ませることで捜査力向上につなげる狙いで、今年度は警部補と巡査部長の6人が刑事部の捜査1課や生活安全部の生活経済課などに派遣されています。
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コメント
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●上脇博之さん、斎藤元彦兵庫県知事・井ノ本知明元総務部長・片山安孝元副知事に対する地方公務員法(守秘義務)違反容疑での告発状を神戸地検に提出

2025年06月14日 00時00分04秒 | Weblog

[↑ ※ 2025年05月31日[土]の【急展開 兵庫・情報漏えい問題 第三者委『斎藤知事の指示の可能性高い』】についての「報道特集」のつぶやき (https://x.com/tbs_houtoku/status/1928800779172753424)]


/ (20250610[])
漏えい行為は「知事と片山安孝元副知事の指示で行われた可能性が高い」…上脇博之さんの当然の告発だ。何もしていないブログ主が言うのもなんですが、上脇さんに頼りっぱなしで良いのだろうか…。
 《告発状は「身内への甘い処分をもって、不当な動機・目的の秘密漏洩行為を、刑事司法が見逃すことは許されない」としている》(アサヒコム)。

   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…
   『●自身が設置した第三者委員会の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が
     高い」をお維系斎藤元彦兵庫県知事は否定し、「給与カット」でお茶濁し…
   『●兵庫県知事の疑惑告発した元県幹部の私的情報漏洩…井ノ本知明元総務部長
     《分厚い資料を抱えて…告発文書問題について「追及したら恥をかく」と説明》
   『●丸尾牧さんが「どうかしている人」を名誉棄損で神戸地裁に提訴、一方、
     奥谷謙一百条委委員長が同様に告訴していた件は、兵庫県警が神戸地検に書類送検

 根本快記者による、アサヒコムの記事【斎藤知事らを守秘義務違反容疑で刑事告発 「自己保身のために漏洩」】(https://www.asahi.com/articles/AST6B0CDJT6BPIHB014M.html?iref=comtop_7_05)によると、《兵庫県の内部告発文書問題をめぐり、告発した元西播磨県民局長(故人)の私的情報を漏洩(ろうえい)したり、漏洩を指示したりしたのは地方公務員法(守秘義務)違反の疑いがあるとして、神戸学院大の上脇博之(ひろし)教授が10日、斎藤元彦知事ら3人に対する告発状を神戸地検に提出した。他に告発されたのは、元副知事の片山安孝氏と前総務部長の井ノ本知明氏。》

 上脇博之さん、斎藤元彦兵庫県知事・井ノ本知明氏・片山安孝氏に対する地方公務員法(守秘義務)違反容疑での告発状を神戸地検に提出。
 木山友里亜記者による、毎日新聞の記事【大学教授が兵庫・斎藤知事らを刑事告発 私的情報漏えい問題で】(https://mainichi.jp/articles/20250610/k00/00m/040/043000c)によると、《兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑を文書で告発した元県幹部(故人)の私的情報の漏えいに関わったとして、大学教授が10日、元県総務部長の井ノ本知明氏と斎藤氏、元副知事の片山安孝氏の計3人に対する地方公務員法違反容疑での告発状を神戸地検に提出した》。

 ところで、お維案件である「優勝パレード」問題はどうなっているのだろうか? (250613[金]: 書類送検された模様だ。いよいよ。)

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https://www.asahi.com/articles/AST6B0CDJT6BPIHB014M.html?iref=comtop_7_05

斎藤知事らを守秘義務違反容疑で刑事告発 「自己保身のために漏洩」
根本快 2025年6月10日 10時36分

     (議場に入る兵庫県の斎藤元彦知事=2025年6月9日、
      神戸市中央区、伊藤進之介撮影)

 兵庫県の内部告発文書問題をめぐり、告発した元西播磨県民局長(故人)の私的情報を漏洩(ろうえい)したり、漏洩を指示したりしたのは地方公務員法(守秘義務)違反の疑いがあるとして、神戸学院大の上脇博之(ひろし)教授が10日、斎藤元彦知事ら3人に対する告発状を神戸地検に提出した。

 他に告発されたのは、元副知事の片山安孝氏と前総務部長の井ノ本知明氏。


斎藤知事を「信任」、出直し選後の36→8%に減 全県議アンケート


 元県民局長の私的情報の漏洩について、県が設置した第三者調査委員会は先月、調査報告書を公表。前総務部長が県議3人に、私的情報が印刷された紙の一部を提示するなどして秘密を漏洩したと認定した。

 前総務部長は私的情報について、斎藤知事から議員に情報共有しといたらという旨の指示があったと第三者委に説明していた。

 第三者委は指示があったとされる場に同席していた県の元理事や、指示があったと報告を受けて「反対せずに根回しを指示した」とする片山氏の証言が、前総務部長の話とほぼ一致することから、「これらの供述の信用性を否定することはできない」と判断。漏洩行為が「知事や副知事の指示だった可能性が高い」とした。斎藤知事は指示を認めていない

 告発状は第三者委の報告書に基づき、井ノ本氏が県議3人に職務上知り得た秘密を漏らしたと指摘。斎藤知事と片山氏は、秘密を漏らすことを命じたり、そそのかしたりしたと主張している

 地方公務員法は、職務上知り得た秘密を漏らす、漏洩を命じる、故意に容認する、そそのかすといった行為を禁じている。罰則は1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金。

 告発状は「元県民局長の告発の信用性を否定し、告発文書・公益通報を誤り・虚偽であったとして、自己保身をはかろうとしていた」「行政を監視する議会の役割を自己保身のために弱体化しようとするもの」と指摘している。

 県は先月、守秘義務に違反したとして井ノ本氏を停職3カ月の懲戒処分としたが、「社会的制裁を受けている」などとして刑事告発の必要は無いとの認識を示している。

 告発状は「身内への甘い処分をもって、不当な動機・目的の秘密漏洩行為を、刑事司法が見逃すことは許されない」としている。


【第三者委の報告詳報】私的情報の漏洩「斎藤知事の指示の可能性高い」
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https://mainichi.jp/articles/20250610/k00/00m/040/043000c

大学教授が兵庫・斎藤知事らを刑事告発 私的情報漏えい問題で
2025/6/10 10:39(最終更新 6/10 10:39)

     (報道陣の質問に答える斎藤元彦・兵庫県知事=神戸市中央区の
      兵庫県庁で2025年5月27日午後4時38分、三村政司撮影)

 兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑を文書で告発した元県幹部(故人)の私的情報の漏えいに関わったとして、大学教授が10日、元県総務部長の井ノ本知明氏と斎藤氏、元副知事の片山安孝氏の計3人に対する地方公務員法違反容疑での告発状を神戸地検に提出した。地検は受理するか慎重に判断するとみられる。

 告発した神戸学院大の上脇博之教授が10日、神戸市内で記者会見して明らかにした。

     (神戸学院大の上脇博之教授=2019年11月19日、小国綾子撮影)

 告発状によると、私的情報は県が回収した元県西播磨県民局長の公用パソコンに保存されていた。井ノ本氏は2024年4月、県議3人に私的情報を口頭で説明するなどして秘密を漏らした疑いがあるとしている。

 一方、私的情報についての報告を受けた斎藤氏は井ノ本氏に対し、県議会に知らせるように指示。片山氏も同調し、私的情報の漏えいをそれぞれそそのかしたとしている。

 告発状では、地方公務員法は知事や副知事ら特別職には原則適用しないとする規定があるが、そそのかしには適用されると主張している。

 私的情報の漏えいを巡っては、経緯を調べた県の第三者委員会は元総務部長が漏えいしたと認定したうえで、斎藤氏らの指示があった可能性が高いと結論付けた。県は元総務部長を停職3カ月の懲戒処分とし、社会的制裁を受けているとして告発を見送った。【木山友里亜】
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   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長
        と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●お維系兵庫県知事…《「議会の一つの見解として受け止める」と他人事のような
      態度で開き直りに終始。あろうことか死者を冒涜する発言まで飛び出した》
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《知事の資質を欠いているのではないか》《改めて
        問う》ても、馬さん鹿さんの「耳に念仏」、馬さん鹿さんの「耳東風」
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《私的情報を暴露するような発言もした。告発の
     内容とは関係のないことである。告発者の人格をおとしめることによって…》
   『●《もはや「無敵の人」》《厚顔》、百条委も第三者委の勧告も一切無視なお維系
      兵庫県知事、誰から何を言われても無駄状態…再選させてはいけなかったのに
   『●報道特集《一番の願いはもうこれ以上、死者とご遺族に鞭打つ行為はやめて
     頂きたいということです》→ 死者を鞭打ち続けるお維系斎藤元彦兵庫県知事ら
   『●お維系斎藤元彦知事には自責の念など生じない…「県民も…斎藤知事が県政を
      担うのは問題があることをはっきり認識したはず」であればよいのだが?
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事には辞職以外の道しか無いはずなのに…《違法性を
       認め、元県民局長の処分は撤回すべきだ》し、《知事の任に値》しない
   『●丸尾牧県議「県民も2つの報告書によって、斎藤知事が県政を担うのは問題が
     あることをはっきり認識したはず」…支持者が認識できていればよいのだが?
   『●兵庫県《百条委員会の元委員で、1月に死去した…前県議の妻が…といった
     誹謗中傷が拡散された。妻は「何の根拠もない話が広まり、恐怖だった」》と…
   『●自民党県議「二つの報告書の結論は、斎藤知事に県政の最高責任者としての資格
     がないことを示している。彼は県政を前に進めることはできない」はずなに…
   『●県幹部ら120人以上と共に《兵庫県の斎藤元彦知事が…パワハラ研修を受けた。
       第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが》、全く効果なし
   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…
   『●自身が設置した第三者委員会の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が
     高い」をお維系斎藤元彦兵庫県知事は否定し、「給与カット」でお茶濁し…
   『●兵庫県知事の疑惑告発した元県幹部の私的情報漏洩…井ノ本知明元総務部長
     《分厚い資料を抱えて…告発文書問題について「追及したら恥をかく」と説明》
   『●丸尾牧さんが「どうかしている人」を名誉棄損で神戸地裁に提訴、一方、
     奥谷謙一百条委委員長が同様に告訴していた件は、兵庫県警が神戸地検に書類送検


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●丸尾牧さんが「どうかしている人」を名誉棄損で神戸地裁に提訴、一方、奥谷謙一百条委委員長が同様に告訴していた件は、兵庫県警が神戸地検に書類送検

2025年06月13日 00時00分25秒 | Weblog

[↑ ※ 2025年05月31日[土]の【急展開 兵庫・情報漏えい問題 第三者委『斎藤知事の指示の可能性高い』】についての「報道特集」のつぶやき (https://x.com/tbs_houtoku/status/1928800779172753424)]


(2025年06月08日[日])
丸尾牧さんが「どうかしている人」を提訴。当然だ。「この裁判を通じて竹内さんの無念も晴らしたい虚偽の発信をして人をおとしめるようなことは許されない立花さんは、うそをばらまくことで社会や民主主義の基盤を壊している」(アサヒコム)。
 アサヒコムの記事【立花孝志氏を丸尾牧・兵庫県議が提訴 「虚偽の発言で名誉毀損」主張】(https://www.asahi.com/articles/AST651H7XT65PIHB006M.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《兵庫県の内部告発文書問題をめぐり、政治団体「NHK党」党首の立花孝志氏が行った街頭演説での発言によって名誉を傷つけられたとして、丸尾牧県議が5日、立花氏を相手に1100万円の損害賠償を求めて神戸地裁尼崎支部に提訴した》。

   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●丸尾牧県議「県民も2つの報告書によって、斎藤知事が県政を担うのは問題が
     あることをはっきり認識したはず」…支持者が認識できていればよいのだが?

 一方、奥谷謙一県議・百条委員会委員長が名誉毀損容疑で「どうかしている人」を告訴していた件、兵庫県警が神戸地検に書類送検。きちんと、裁判をやってください。きっちりと、有罪判決を。「どうかしている人」は《今夏の参院選では兵庫選挙区(改選数3)からの立候補を表明》しているそうだが、ホントに「どうかしちゃっている」。
 アサヒコムの記事【立花孝志氏を書類送検 兵庫知事選巡るSNS投稿で名誉毀損容疑など】(https://www.asahi.com/articles/AST641BMST64OXIE03DM.html?iref=pc_extlink)によると、《書類送検の容疑は、知事選が告示された昨年10月31日から11月1日の間、斎藤知事らを内部告発した元西播磨県民局長の死亡をめぐり、原因を奥谷県議が隠蔽(いんぺい)したなどとする内容をX(旧ツイッター)などに投稿し、奥谷県議の名誉を毀損したというもの。同3日には奥谷県議の自宅兼事務所前で街頭演説し「出てこい奥谷」「あまり脅しても、自死されても困るのでこれくらいにしておきます」などと述べて脅し、業務を妨害した疑いがある》

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https://www.asahi.com/articles/AST651H7XT65PIHB006M.html?iref=pc_ss_date_article

立花孝志氏を丸尾牧・兵庫県議が提訴 「虚偽の発言で名誉毀損」主張
根本快 2025年6月5日 14時31分(2025年6月5日 18時52分更新)

     (兵庫県知事選の期間中、車から手を振る立花孝志氏
      =2024年10月31日、神戸市中央区)

 兵庫県の内部告発文書問題をめぐり、政治団体「NHK党」党首の立花孝志氏が行った街頭演説での発言によって名誉を傷つけられたとして、丸尾牧県議が5日、立花氏を相手に1100万円の損害賠償を求めて神戸地裁尼崎支部に提訴した。

 訴状によると、昨年11月の県知事選に立候補した立花氏は選挙期間中の同2日、同県西宮市内の街頭演説で、元西播磨県民局長(故人)が作成した告発文書について「丸尾とかが書いたんですって、うそを。告発文書を丸尾牧も書いとるんです」と述べた、としている。

 さらに「丸尾県議が斎藤元彦知事のパワーハラスメントに関するデマを流している」という旨の発言を立花氏がした、とも主張している。

 これらの発言は虚偽であるうえ、街頭演説はインターネット上で拡散され社会的評価を著しく低下させられた、と丸尾県議は訴えている。


【随時更新】兵庫県政に関連する主な告訴・告発まとめ 捜査の要点は
立花孝志氏を書類送検 兵庫知事選巡るSNS投稿で名誉毀損容疑など



 立花氏は演説で、丸尾県議だけでなく、竹内英明前県議(故人)も告発文書の作成に関与したと述べている。提訴後の会見で丸尾県議は「この裁判を通じて竹内さんの無念も晴らしたい虚偽の発信をして人をおとしめるようなことは許されない立花さんは、うそをばらまくことで社会や民主主義の基盤を壊している」と話した。

 立花氏は5日、ユーチューブ動画を投稿。「訴状が届いていない」としつつ「訴えていただいてありがとうございます」とも述べた。
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https://www.asahi.com/articles/AST641BMST64OXIE03DM.html?iref=pc_extlink

立花孝志氏を書類送検 兵庫知事選巡るSNS投稿で名誉毀損容疑など
2025年6月4日 13時30分(2025年6月4日 17時00分更新)

 昨秋の兵庫県知事選をめぐり、SNSの投稿で名誉を傷つけられたなどとして、県議から刑事告訴された政治団体「NHKから国民を守る党(現・NHK党)」の立花孝志党首(57)について、県警は4日、名誉毀損(きそん)脅迫威力業務妨害の疑いで神戸地検に書類送検した。

 捜査関係者への取材でわかった。県警は起訴を求めるかどうかの「処分意見」を明らかにしていない。

 書類送検とは、告訴や告発を受理するなどして任意で捜査した結果を、証拠資料などとともに検察官に送る手続き。今後は神戸地検が捜査し、刑事責任が問えると判断すれば、起訴して裁判にかけるか、罰金を求めて略式起訴することになる。一方、不起訴処分と判断すれば、罪には問われない。


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記事のポイント

(1)「2馬力選挙」中の行為 捜査対象に
(2)県知事選と立花孝志氏の言動の経緯
(3)今後の捜査のポイントは?
(4)斎藤知事「状況を承知していない
―――――――――――――――――――――


 告訴した奥谷謙一県議(39)は、斎藤元彦知事らの内部告発問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員長だった。一方の立花氏は知事選に立候補し、自身の当選を目的とせず斎藤知事を応援する「2馬力選挙」を展開した。

 捜査関係者によると、書類送検の容疑は、知事選が告示された昨年10月31日から11月1日の間、斎藤知事らを内部告発した元西播磨県民局長の死亡をめぐり、原因を奥谷県議が隠蔽(いんぺい)したなどとする内容をX(旧ツイッター)などに投稿し、奥谷県議の名誉を毀損したというもの。

 同3日には奥谷県議の自宅兼事務所前で街頭演説し「出てこい奥谷」「あまり脅しても、自死されても困るのでこれくらいにしておきます」などと述べて脅し、業務を妨害した疑いがある。

     (兵庫県知事選の告示日に街頭演説した立花孝志氏
      =2024年10月31日午前、神戸市中央区)

 奥谷県議は名誉毀損容疑で告訴し、脅迫と威力業務妨害容疑で被害届を出していた。書類送検を受けて、4日に「引き続き推移を見守りたい」とのコメントを出した。

 立花氏は、これまでに県警から2度、任意聴取を受けたことを会見などで明らかにしていた。

 4日にはユーチューブ動画を投稿。奥谷県議に関する投稿について「真実、あるいは真実相当性がある」と主張。街頭演説も「長い時間でもなく、恐怖を感じるような演説内容ではなかった」として、「無罪を主張する」と述べた。

 今夏の参院選では兵庫選挙区(改選数3)からの立候補を表明している。


【随時更新】兵庫県政に関連する主な告訴・告発まとめ 捜査の要点は


「2馬力選挙」中の行為 捜査対象に

 昨秋の兵庫県知事選で、政治…………………。
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   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長
        と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●お維系兵庫県知事…《「議会の一つの見解として受け止める」と他人事のような
      態度で開き直りに終始。あろうことか死者を冒涜する発言まで飛び出した》
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《知事の資質を欠いているのではないか》《改めて
        問う》ても、馬さん鹿さんの「耳に念仏」、馬さん鹿さんの「耳東風」
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《私的情報を暴露するような発言もした。告発の
     内容とは関係のないことである。告発者の人格をおとしめることによって…》
   『●《もはや「無敵の人」》《厚顔》、百条委も第三者委の勧告も一切無視なお維系
      兵庫県知事、誰から何を言われても無駄状態…再選させてはいけなかったのに
   『●報道特集《一番の願いはもうこれ以上、死者とご遺族に鞭打つ行為はやめて
     頂きたいということです》→ 死者を鞭打ち続けるお維系斎藤元彦兵庫県知事ら
   『●お維系斎藤元彦知事には自責の念など生じない…「県民も…斎藤知事が県政を
      担うのは問題があることをはっきり認識したはず」であればよいのだが?
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事には辞職以外の道しか無いはずなのに…《違法性を
       認め、元県民局長の処分は撤回すべきだ》し、《知事の任に値》しない
   『●丸尾牧県議「県民も2つの報告書によって、斎藤知事が県政を担うのは問題が
     あることをはっきり認識したはず」…支持者が認識できていればよいのだが?
   『●兵庫県《百条委員会の元委員で、1月に死去した…前県議の妻が…といった
     誹謗中傷が拡散された。妻は「何の根拠もない話が広まり、恐怖だった」》と…
   『●自民党県議「二つの報告書の結論は、斎藤知事に県政の最高責任者としての資格
     がないことを示している。彼は県政を前に進めることはできない」はずなに…
   『●県幹部ら120人以上と共に《兵庫県の斎藤元彦知事が…パワハラ研修を受けた。
       第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが》、全く効果なし
   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…
   『●自身が設置した第三者委員会の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が
     高い」をお維系斎藤元彦兵庫県知事は否定し、「給与カット」でお茶濁し…

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●兵庫県知事の疑惑告発した元県幹部の私的情報漏洩…井ノ本知明元総務部長《分厚い資料を抱えて…告発文書問題について「追及したら恥をかく」と説明》

2025年06月10日 00時00分24秒 | Weblog

[↑ ※ 2025年05月31日[土]の【急展開 兵庫・情報漏えい問題 第三者委『斎藤知事の指示の可能性高い』】についての「報道特集」のつぶやき (https://x.com/tbs_houtoku/status/1928800779172753424)]


/ (20250603[])
死者を出しておきながら、元総務部長は「停職3月」って、正気か? しかも、「減給を検討」中のお維系の斎藤元彦兵庫県知事がそれを決めたんでしょ? 意味不明だ…。第三者委員会の結論は「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事の指示で行われた可能性が高い」のに。

   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…
   『●自身が設置した第三者委員会の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が
     高い」をお維系斎藤元彦兵庫県知事は否定し、「給与カット」でお茶濁し…

  在りもしないデマやご家族に対するものも含めての誹謗中傷によって元西播磨県民局長という死者まで出しておいて、お維系兵庫県斎藤元彦知事自身は「減給を検討」って、即刻、知事辞職でしょ! 「秘密」の私的情報を漏洩した前総務部長は「停職3」って、正気なの? 自分が設置した第三者委員会の結論をお維系兵庫県斎藤元彦知事は無視…どこまで傲慢、無神経なのか!?
 日刊スポーツの記事【兵庫県知事の疑惑告発文書「追及したら恥かく」元総務部長が県議に説明 告発男性の私的情報示し】(https://www.nikkansports.com/general/news/202506020001063.html)によると、《斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を告発した元県幹部の男性の私的情報が漏えいした問題で、井ノ本知明元総務部長から情報資料を示された迎山志保県議が2日までに取材に応じ、当時の状況を証言した。井ノ本氏は分厚い資料を抱えて会派控室に現れ、告発文書問題について追及したら恥をかくと説明したという》。

 《容疑者不詳の地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで県が提出した告発状…告発によって県が被害者になってしまった》…あぁぁ…。マッチポンプ、ドロナワ。
 同紙の記事【兵庫県知事の疑惑告発した元県幹部の私的情報漏えい、県警が捜査へ 告発状が受理される】(https://www.nikkansports.com/general/news/202506020001195.html#goog_rewarded)によると、《斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を告発した元県幹部の私的情報が漏えいし、交流サイト(SNS)上で拡散した問題で、容疑者不詳の地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで県が提出した告発状が2日、県警に受理された…山田健太教授(言論法)は「県や知事の情報漏えいの責任を明確にすべきところが、告発によって県が被害者になってしまった」と指摘。報道機関へのデータ提供も告発対象にしたことで「組織内で不祥事が起きても情報提供をためらう人が出てくるのではないか」と懸念を示した。斎藤氏は「県として捜査に協力していく」とのコメントを出した》。

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https://www.nikkansports.com/general/news/202506020001063.html

兵庫県知事の疑惑告発文書「追及したら恥かく」元総務部長が県議に説明 告発男性の私的情報示し
[2025年6月2日18時6分]

     (兵庫県の斎藤元彦知事(2025年3月撮影))

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を告発した元県幹部の男性の私的情報が漏えいした問題で、井ノ本知明元総務部長から情報資料を示された迎山志保県議が2日までに取材に応じ、当時の状況を証言した。井ノ本氏は分厚い資料を抱えて会派控室に現れ、告発文書問題について追及したら恥をかくと説明したという。

 県の第三者委員会は5月に公表した報告書で県議3人への漏えいを認定。動機について3人は「男性の人格に疑問を抱かせ、告発文書の信用性を弾劾する点にあった」と捉えているとし、第三者委は「知事らの指示で県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいした可能性が高い」と指摘した。

 立憲民主党県議らで構成する議会会派「ひょうご県民連合」で政調会長を務める迎山氏によると、井ノ本氏は昨年4月19日午後、事前連絡なく控室を訪問。両手に持ったファイルから私的情報の資料を示した他の県議や職員にも見せて回っていることをうかがわせる発言もあり、悪びれる様子もなかったという。

 迎山氏は情報について「内容が事実かどうかは分からなかった」と振り返り、井ノ本氏が見せに来た意図について「議会での追及をやめるのを期待していたのではないか」と推測。井ノ本氏も疑惑関係者として告発文書に名前が挙がっていたことから「(告発男性への)うらみつらみもあったのかもしれない」との見方も示した。井ノ本氏から示された情報は他にリークしていないという。

 第三者委報告書によると、井ノ本氏は同時期に別の県議2人にも面会し、私的情報を見せたことが分かっている。

 井ノ本氏は漏えい行為を部分的に認めた上で「知事や元副知事の指示に基づき、部長の職責として正当業務を行ったに過ぎない」と説明。斎藤氏は「指示はしていない」と関与を否定している。(共同)
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   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長
        と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●お維系兵庫県知事…《「議会の一つの見解として受け止める」と他人事のような
      態度で開き直りに終始。あろうことか死者を冒涜する発言まで飛び出した》
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《知事の資質を欠いているのではないか》《改めて
        問う》ても、馬さん鹿さんの「耳に念仏」、馬さん鹿さんの「耳東風」
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《私的情報を暴露するような発言もした。告発の
     内容とは関係のないことである。告発者の人格をおとしめることによって…》
   『●《もはや「無敵の人」》《厚顔》、百条委も第三者委の勧告も一切無視なお維系
      兵庫県知事、誰から何を言われても無駄状態…再選させてはいけなかったのに
   『●報道特集《一番の願いはもうこれ以上、死者とご遺族に鞭打つ行為はやめて
     頂きたいということです》→ 死者を鞭打ち続けるお維系斎藤元彦兵庫県知事ら
   『●お維系斎藤元彦知事には自責の念など生じない…「県民も…斎藤知事が県政を
      担うのは問題があることをはっきり認識したはず」であればよいのだが?
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事には辞職以外の道しか無いはずなのに…《違法性を
       認め、元県民局長の処分は撤回すべきだ》し、《知事の任に値》しない
   『●丸尾牧県議「県民も2つの報告書によって、斎藤知事が県政を担うのは問題が
     あることをはっきり認識したはず」…支持者が認識できていればよいのだが?
   『●兵庫県《百条委員会の元委員で、1月に死去した…前県議の妻が…といった
     誹謗中傷が拡散された。妻は「何の根拠もない話が広まり、恐怖だった」》と…
   『●自民党県議「二つの報告書の結論は、斎藤知事に県政の最高責任者としての資格
     がないことを示している。彼は県政を前に進めることはできない」はずなに…
   『●県幹部ら120人以上と共に《兵庫県の斎藤元彦知事が…パワハラ研修を受けた。
       第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが》、全く効果なし
   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…
   『●自身が設置した第三者委員会の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が
     高い」をお維系斎藤元彦兵庫県知事は否定し、「給与カット」でお茶濁し…

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●自身が設置した第三者委員会の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」をお維系斎藤元彦兵庫県知事は否定し、「給与カット」でお茶濁し…

2025年06月09日 00時00分41秒 | Weblog

[↑ ※ 2025年05月31日[土]の【急展開 兵庫・情報漏えい問題 第三者委『斎藤知事の指示の可能性高い』】についての「報道特集」のつぶやき (https://x.com/tbs_houtoku/status/1928800779172753424)]


/ (20250602[])
 在りもしないデマやご家族に対するものも含めての誹謗中傷によって元西播磨県民局長という死者まで出しておいて、お維系兵庫県斎藤元彦知事自身は「減給を検討」って、即刻、知事辞職でしょ! 「秘密」の私的情報を漏洩した前総務部長は「停職3」って、正気なの?
 自分が設置した第三者委員会の結論をお維系兵庫県斎藤元彦知事は無視…どこまで傲慢、無神経なのか!?

   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…

 お維系《兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…》、今回の結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」もスルー…もう、どうなっているのでしょうか、このお維系兵庫県パワハラ知事は? 《法政大大学院の白鳥浩教授…「県庁で起きた不祥事については、知事は責任を負う立場にある。斎藤氏も今回は責任を免れないと理解しているはずだ。自分のせいではないと言い続けているが、組織として成り立たない」と批判した。…「斎藤氏は報告書を真摯に受け止め、自らが設置した第三者委の結論に、粛々と従うのが行政の長としてふさわしいあり方だ。そもそも、県は税金を使って第三者委を設置している。…」》(毎日新聞)。あぁ…。

 日刊スポーツの記事【著名キャスターが斎藤元彦知事の反応に怒り「進退を考えないなら、今後県政運営はできない」】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202506010000441.html)によると、《松原耕二氏は1日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑をめぐり、元県民局長のプライバシー情報漏洩(えい)について県が設置した第三者委員会が斎藤知事の指示の可能性が高いとする調査結果を公表した中で斎藤知事が自身の指示を否定したことに対し、「組織として成り立たない」などと厳しく批判した》。
 また、同紙のもう一つの記事【膳場貴子「給与カットだけ…正直驚いた」斎藤元彦兵庫県知事の第三者委指摘受けた反応にあきれる】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202506010000403.html)によると、《膳場貴子(50)は1日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑をめぐり、元県民局長のプライバシー情報漏洩(えい)について、県が設置した第三者委員会斎藤知事の指示の可能性が高いとする調査結果を公表した中で斎藤知事が自身の指示を否定したことについて、「非常に驚いた」と指摘した》。

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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202506010000441.html

著名キャスターが斎藤元彦知事の反応に怒り「進退を考えないなら、今後県政運営はできない」
[2025年6月1日12時48分]

     (兵庫県の斎藤元彦知事(2025年3月撮影))
     (松原耕二(2010年3月撮影))

 BS-TBS「報道1930」(月~金午後7時30分)のキャスターを務める松原耕二氏は1日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑をめぐり、元県民局長のプライバシー情報漏洩(えい)について県が設置した第三者委員会斎藤知事の指示の可能性が高いとする調査結果を公表した中で斎藤知事が自身の指示を否定したことに対し、「組織として成り立たない」などと厳しく批判した。

 第三者委は5月27日に公表した調査報告書で、斎藤知事の疑惑告発文書を作成した元県民局長の私的情報について、知事の側近とされた元総務部長県議3人に漏えいしたと認定。「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と結論づけた。これを受け、県は元総務部長を停職3カ月の懲戒処分とした。

 一方、斎藤知事は「私からは、漏えいに関するような指示は一切していないという認識」として、第三者委員会の自身に対する指摘内容を再三否定。自身の処分に関しては「給与カットも含めて検討していきたい」と述べ、「給与カット」などで対応する認識を示している。

 番組では、1週間のニュースを振り返る中で、第三者委の調査結果発表と斎藤知事の反応を伝えた。キャスターを務めるフリーアナウンサー膳場貴子から「第三者委員会の調査結果も否定して? そして、給与カットだけですませる(方針)という対応に、対応に正直言って、驚いたところがあるんですけれど…」と問われた松原氏は「自らが設置した第三者委員会の結論否定するとしたら、何のための第三者委員会なのか」と怒りをにじませた。

 「しかも調査結果を受けて、漏えいした職員、つまり部下には停職3カ月。これも軽いんですが、指示をしたと指摘された自分には、もっともっと軽い給与カットですまそうとするなら、これは組織としても成り立たないと思います」と、厳しくただした。

 「斎藤知事は、公益通報を受けて告発者捜しを行い(元県民局長を)処分している。これも違法で、しかも告発者の信用を落とすために情報漏えいを指示したとするならば、これも違法だと思う」と、これまでの流れにも言及。その上で「人の命まで失われている。これで進退のことを考えないとしたら、今後、県政運営はできないと私は思います」と述べ「刑事告発をすべきという声も出ていますが、県民を代表する議会も、これからどうすべきかが問われている」と述べ、今後の議会側の対応にも注文をつけた。
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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202506010000403.html

膳場貴子「給与カットだけ…正直驚いた」斎藤元彦兵庫県知事の第三者委指摘受けた反応にあきれる
[2025年6月1日11時47分]

     (膳場貴子アナ(2021年6月撮影))

 元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子(50)は1日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑をめぐり、元県民局長のプライバシー情報漏洩(えい)について、県が設置した第三者委員会が斎藤知事の指示の可能性が高いとする調査結果を公表した中で斎藤知事が自身の指示を否定したことについて、「非常に驚いた」と指摘した。

 第三者委員会は5月27日に公表した調査報告書で、斎藤氏の疑惑告発文書を作成した元県民局長の私的情報について、斎藤知事の側近とされた元総務部長が県議3人に漏えいしたと認定。「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と結論づけた。これを受け、県は元総務部長を停職3カ月の懲戒処分とした。

 一方、斎藤知事は「私からは、漏えいに関するような指示は一切していないという認識です」として、第三者委員会の指摘を、再三否定。自身に関する処分に関しては「給与カットも含めて検討していきたい」と述べ、「給与カット」などで対応する方針を示している。

 番組では、1週間のニュースを振り返る中で、27日の第三者委員会の調査結果発表と、斎藤知事の反応を伝えた。膳場は「第三者委員会の調査結果も否定して? そして、給与カットだけですませる(方針)という対応に、正直言って、驚いたところがあるんですけれど…」と述べ、斎藤知事の対応に強い疑問を投げかけた。
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   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長
        と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●お維系兵庫県知事…《「議会の一つの見解として受け止める」と他人事のような
      態度で開き直りに終始。あろうことか死者を冒涜する発言まで飛び出した》
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《知事の資質を欠いているのではないか》《改めて
        問う》ても、馬さん鹿さんの「耳に念仏」、馬さん鹿さんの「耳東風」
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《私的情報を暴露するような発言もした。告発の
     内容とは関係のないことである。告発者の人格をおとしめることによって…》
   『●《もはや「無敵の人」》《厚顔》、百条委も第三者委の勧告も一切無視なお維系
      兵庫県知事、誰から何を言われても無駄状態…再選させてはいけなかったのに
   『●報道特集《一番の願いはもうこれ以上、死者とご遺族に鞭打つ行為はやめて
     頂きたいということです》→ 死者を鞭打ち続けるお維系斎藤元彦兵庫県知事ら
   『●お維系斎藤元彦知事には自責の念など生じない…「県民も…斎藤知事が県政を
      担うのは問題があることをはっきり認識したはず」であればよいのだが?
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事には辞職以外の道しか無いはずなのに…《違法性を
       認め、元県民局長の処分は撤回すべきだ》し、《知事の任に値》しない
   『●丸尾牧県議「県民も2つの報告書によって、斎藤知事が県政を担うのは問題が
     あることをはっきり認識したはず」…支持者が認識できていればよいのだが?
   『●兵庫県《百条委員会の元委員で、1月に死去した…前県議の妻が…といった
     誹謗中傷が拡散された。妻は「何の根拠もない話が広まり、恐怖だった」》と…
   『●自民党県議「二つの報告書の結論は、斎藤知事に県政の最高責任者としての資格
     がないことを示している。彼は県政を前に進めることはできない」はずなに…
   『●県幹部ら120人以上と共に《兵庫県の斎藤元彦知事が…パワハラ研修を受けた。

       第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが》、全く効果なし
   『●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事
     の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…

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●県幹部ら120人以上と共に《兵庫県の斎藤元彦知事が…パワハラ研修を受けた。第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが》、全く効果なし

2025年06月08日 00時00分23秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(2025年05月18日[日])… ※2025年05月28日[水]のブログと話が前後しています ➙●結論「漏えい行為は知事らが指示した可能性が高い」「知事と片山安孝元副知事の指示で行われた可能性が高い」…元西播磨県民局長という死者まで出して…2025年05月29日 )。




警察や検察は一体何をやっているのだろうか? 数多のお維案件の一つ、お維系斎藤元彦兵庫県知事問題は何時になったら解決するのだろう? N党の「どうかしている人」をいつまで野放し? 丸尾牧県議を公選法違反容疑で書類送検する兵庫県警、どこかおかしくないか?
 明らかなお維案件。ホイッスル・ブロワー (元西播磨県民局長) を死に追いやったこと。大阪府とも絡んだ《優勝パレード問題》でも、兵庫県職員に犯罪を強要し、自死に追い込んだ。なのに、2024年11月、再選され、少なからずの県職員が絶望感を味わったのではないだろうか…。《県人事課は「転職市場の活性化が要因としか言えない。自己都合退職を止められないが、快適な職場作りを心がけたい」としている》(毎日新聞)そうだが、知事の記者会見を見ていれば、絶対に無理だと思います。
 稲生陽記者による、毎日新聞の記事【兵庫県職員の自己都合退職、100人超 文書問題で「風当たりきつく」?】(https://mainichi.jp/articles/20250516/k00/00m/010/372000c)によると、《兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑が文書で告発された問題の対応に追われる兵庫県庁で、知事部局の2024年度の自己都合退職者が前年度比4割増の103人に達したことが16日、明らかになった。県人事課は転職市場の活性化が要因だと説明するが、職員の間には業務の負荷が高まったことも影響しているとの見方も出ている》。

 明らかに研修の《効果》なし…「斎藤知事が県政を担うのは問題がある」(丸尾牧県議)。元西播磨県民局長の名誉は棄損されたままだし、《優勝パレード問題》はどうなったのか? 自死に追い込まれた竹内英明前兵庫県議の命は戻らない。丸尾牧県議らへの中傷は今も止まない。一体、知事や県庁は何をやっているのか?
 木原育子記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/斎藤元彦知事がパワハラ研修 県幹部ら120人以上と 第三者委の指摘で受講したというけれど、効果は?】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/404299?rct=tokuhou)によると、《兵庫県の斎藤元彦知事が12日、パワハラ研修を受けた第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが、業務上必要な範囲と強弁し続けた県のトップに対して、どれだけ効果があるのか研修の前に必要なことがあるのではないか。(木原育子)》。

   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)が
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長
        と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●県議会調査特別委員会奥谷委員長が最終報告書公開…お維案件である「優勝
     パレード」問題《斎藤知事最大のスキャンダル》、神戸地検と兵庫県警の出番
   『●お維系兵庫県知事…《「議会の一つの見解として受け止める」と他人事のような
      態度で開き直りに終始。あろうことか死者を冒涜する発言まで飛び出した》
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《知事の資質を欠いているのではないか》《改めて
        問う》ても、馬さん鹿さんの「耳に念仏」、馬さん鹿さんの「耳東風」
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事…《私的情報を暴露するような発言もした。告発の
     内容とは関係のないことである。告発者の人格をおとしめることによって…》
   『●《もはや「無敵の人」》《厚顔》、百条委も第三者委の勧告も一切無視なお維系
      兵庫県知事、誰から何を言われても無駄状態…再選させてはいけなかったのに
   『●報道特集《一番の願いはもうこれ以上、死者とご遺族に鞭打つ行為はやめて
     頂きたいということです》→ 死者を鞭打ち続けるお維系斎藤元彦兵庫県知事ら
   『●お維系斎藤元彦知事には自責の念など生じない…「県民も…斎藤知事が県政を
      担うのは問題があることをはっきり認識したはず」であればよいのだが?
   『●お維系斎藤元彦兵庫県知事には辞職以外の道しか無いはずなのに…《違法性を
       認め、元県民局長の処分は撤回すべきだ》し、《知事の任に値》しない
   『●丸尾牧県議「県民も2つの報告書によって、斎藤知事が県政を担うのは問題が
     あることをはっきり認識したはず」…支持者が認識できていればよいのだが?
   『●自民党県議「二つの報告書の結論は、斎藤知事に県政の最高責任者としての資格
     がないことを示している。彼は県政を前に進めることはできない」はずなに…

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https://mainichi.jp/articles/20250516/k00/00m/010/372000c

兵庫県職員の自己都合退職、100人超 文書問題で「風当たりきつく」?
2025/5/16 20:35(最終更新 5/16 20:36)

     (兵庫県庁=井上元宏撮影)

 兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑が文書で告発された問題の対応に追われる兵庫県庁で、知事部局の2024年度の自己都合退職者が前年度比4割増の103人に達したことが16日、明らかになった。県人事課は転職市場の活性化が要因だと説明するが、職員の間には業務の負荷が高まったことも影響しているとの見方も出ている。

 県によると、知事部局の職員数は約6000人。自己都合退職が100人を超えたのは、115人だった07年度以来17年ぶり。この時は給与削減などの大規模な行財政改革があった。その後は50~60人台で推移し、斎藤氏が知事に就任した21年度以降は70人台となり、23年度は74人だった。

 文書問題が明るみに出たのは24年3月。24年度に入ると、労働市場で需要が高いとされる技術職だけでなく、事務職の退職も相次ぎ、県内の他の自治体に移る職員もいたという。

 県によると、県庁の相談窓口への電話件数は24年度は1万1359件に達し、例年の約4倍だった。多くは文書問題に関する苦情で、県庁の各部署にも抗議の電話があった。

 県職員労組は24年7月に文書問題の発生以来、現場の業務遂行には大きな支障が生じていると県に訴えた。労組幹部は「文書問題で職員への風当たりがきつく、辞めた人もいるのではないか」と指摘する。

 現役職員の一人は「県庁職員という肩書への評価が大きく変わった。初対面の相手にも心配されるか、怒られるかのどちらかだ。動画サイトで名指しで攻撃される職員もいて、正直怖かった」と語る。

 県人事課は「転職市場の活性化が要因としか言えない。自己都合退職を止められないが、快適な職場作りを心がけたい」としている。

 なお、近隣では知事部局の自己都合退職者数に際立った変化はみられない。京都府は24年度は105人で、前年度より9人増えたが、例年は90~100人で変動している。大阪府は24年度の人数を未公表だが、例年は300人ほどで推移している。【稲生陽】
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/404299?rct=tokuhou

こちら特報部
斎藤元彦知事がパワハラ研修 県幹部ら120人以上と 第三者委の指摘で受講したというけれど、効果は?
2025年5月13日 06時00分

 兵庫県の斎藤元彦知事が12日、パワハラ研修を受けた第三者委員会からパワハラ認定されて実施したわけだが、業務上必要な範囲と強弁し続けた県のトップに対して、どれだけ効果があるのか研修の前に必要なことがあるのではないか。(木原育子


◆「風通しの良い職場づくりのため」

 研修の名は「風通しの良い職場づくりのための県幹部職員研修」。冷静な部下の指導方法などパワハラ研修にあたる「組織マネジメント」に加え「公益通報者保護制度」「個人情報保護制度」の3部構成。各部冒頭を公開し、ほぼ非公開のまま4時間ほど実施した。

     (兵庫県の斎藤元彦知事(資料写真))

 講師は自治体向け研修を手がけてきた中川総合法務オフィス(京都府長岡京市)の中川恒信代表、公益通報者制度などが専門の淑徳大学の日野勝吾教授。参加者は知事のほか、副知事や部次長級の幹部を含め、120人に上った

 今回の研修に幹部も含めた理由を県人事部の担当者に尋ねると、「もちろん、課長級、副課長級など階層別の研修はやっておりまして…、もちろん知事と行うのは県政にとっては恐らく初めてで…」と段々声が小さくなった。斎藤知事は会見で第三者委の指摘を受けて、とした。


◆「思考回路を変えない限り、根本的な解決には」

 組織のトップを対象にした研修。意味があるのか。

 コミュニケーション戦略研究家の岡本純子氏は、経営者らにプレゼン方法や叱り方、褒め方のコーチングをしてきた経験を踏まえ、「世界ではバルネラビリティー(脆弱(ぜいじゃく)性)を前提に考えるのが主流。トップももろさを見せてチームで解決するフラット型に変わった」と語り、折を見て研修することの意義を説く。

    (兵庫県庁(資料写真))

 その上で「どれだけ研修しても思考回路を変えない限り、根本的な解決にはならない。理屈では分かっていても体がついていかない方も多い」とも話す。


◆「公務員はパワハラが民間以上に起きやすい」

 自治体や議会でハラスメ………………。
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