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Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●問題解決はとっても簡単だと思いますよ、軍事費倍増を止めればよいのです。その分の税金を子供たちのため、教育のため、市民のために使えばよいだけ

2024年07月17日 00時00分52秒 | Weblog

[↑ 雑誌「TIME」(2023.5.22・29)… (TBS NEWS DIG)《「日本を軍事大国に変えようとしている」との見出しは政府の申し入れのあと、変更》(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/481736?display=1)]


(2024年06月22日[土])
大学改革」の名の下で、最高学府の教育・研究問題、運営費交付金を削りまくり、文系教育をつぶし、国の支配を強める。その行き着く先が《2020年の菅義偉政権による日本学術会議会員任命拒否問題》。(長周新聞)《独立法人化以降、20年にわたり大学改革なるものが進められてきた結果、大学は「崩壊」「後退」「劣化」といった問題が表面化してきた。国立大学をして「もう限界といわしめる状況のなかで、潤沢な資金をちらつかせて研究者を軍事研究に囲い込む体制づくりも着々と進んでいる》、《基礎研究を軽視して、手っ取り早く稼げる商用技術がもてはやされるなど、学問研究の価値基準をビジネス的な数字に置き換える軽薄な改革がもたらした低レベル化というほかない》。
 西田直晃記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/東大が値上げしたら次は広島大か 「最大の利害関係者は学生のはずなのに秘密裏に…」国会内で学生ら怒りの声】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/333647?rct=tokuhou)によると、《東京大が検討中の授業料値上げを巡り、反対する学生団体などが14日、国会内で集会を開いた。「家計と大学という、物価高に苦しむ当事者同士で負担を押しつけ合うことは悲劇」として、国に相応の予算措置を求めた。同様に値上げの可能性が浮上している広島大の学生も登壇し「教育格差が深刻化する」と懸念した。(西田直晃)》。

 《「国立大学の研究資金が1人当り年間平均40数万円」…》…理系であれば、光熱費で一発で吹き飛ぶほどの雀の涙。
 問題解決はとっても簡単だと思いますよ、軍事費倍増を止めればよいのです。その分の税金を子供たちのため、教育のため、市民のために使えばよいだけです。大学での軍事研究など論外だ。戦争や兵器でカネ儲けするような落ちぶれた、醜悪な国になってはいけない。消費税制も止める。適正に課税する。ドアホノミクスの失敗を認め、すがっちやキシダメ首相の政を全て見直す。「利権」「裏金」「脱税」党やお維の泥棒・犯罪者・反社たちを追放する。真っ当な政治や経済を取り戻す。その第一歩が東京都知事選…。
 【国の未来のため大学予算増額を 国大協「もう限界」と訴え 研究者育たず学術は崩壊 【声明全文】】(https://www.chosyu-journal.jp/kyoikubunka/30851)。《国立大学協会(永田恭介会長)が7日、「我が国の輝ける未来のために」と題する緊急の声明を公表した。国立大学の活動を支える運営費交付金の削減が続くなかで、物価高騰や円安などが経営基盤を悪化させており、いまや限界を迎えていると訴える内容だ【下別掲】。今月中に閣議決定が予定される政府の「骨太の方針」や、文科省の来年度政府予算案の概算要求(8月)に運営費交付金の増額を盛り込むよう訴えると同時に、国立大学の窮状を国民に知らせ、世論を喚起することを意図している独立法人化以降、20年にわたり大学改革なるものが進められてきた結果、大学は「崩壊」「後退」「劣化」といった問題が表面化してきた。国立大学をして「もう限界といわしめる状況のなかで、潤沢な資金をちらつかせて研究者を軍事研究に囲い込む体制づくりも着々と進んでいる》。

 《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減 (NNNドキュメント)、《研究者使い捨てを容認する社会…研究を担う人を軽く扱い、コストと見ている》(こちら特報部)。この国は病んでいると思う…かたや、軍事費倍増し、軍事研究せよと…。少子化の折、徴兵制でも布いて…食料と農業を守らないニッポン『乳牛をしぼればしぼるほど赤字になる。まったく希望が持てない』…《兵糧攻め》に対して、兵器でも喰うのかね

   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
        「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??
   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
        「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」

   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・ 
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き… 
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
   『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、 
          「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…
   『●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、
      法的には問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相
   『●《安倍の出身派閥・清話会の指定席》な文科相の系譜の酷さ…
        《受験利権のコントロールが目的だったのではないか》?
    《★だが文科相は第2次安倍内閣以降、下村博文馳浩松野博一
     林芳正柴山昌彦萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の
     指定席となっている。表向きは道徳教育の積極導入などだったが、
     実態は受験利権のコントロールが目的だったのではないか
     と疑われても仕方があるまい》

   『●【NNNドキュメント カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる
     天文台】…《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減
    「2005年から運営費交付金を年1%削減し続ける文科省。人件費が
     どんどんと削られ、研究者が減らされていく。文系どころか、理系に
     対しても未来に投資しない国。一方、巨額の軍事研究費で研究者の
     良心を釣る。おカネ儲けのことしか考えていない独裁者・アベ様ら。
     この国ニッポンの科学の未来はトンデモなく暗い…。」

   『●毎日新聞【「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」 自民・
     下村博文氏、学術会議巡り】…人殺しの研究なんてまっぴら御免だね
     「日本学術会議事件の原点は、なぜ6人「だけ」を任命拒否したの
     ですか?、です。質問は非常にシンプル。さっさと答えてください
     よ、元文科相殿。「全く問題と考えていない選択できるのは当然
     ならば、なぜ6人「だけ」を任命拒否したのかを教えてください。
     いま議論すべきは、そこだけ。違法・違憲オジサンを、いつまで
     放置しておくのですか。任命権や諸外国云々を持ち出す前に、
     政調会長には、いま、違法が放置されている認識は無いの?」

   『●現在の日本学術会議法を遵守せず、その違法状態を放置しておいて改悪
      って、バカなのか? 憲法を遵守せず、違憲に壊憲する愚劣さと同じ
   『●《研究者使い捨てを容認する社会は許されない》…《あの理化学研究所で
       97人雇い止め》という理不尽、かたや軍事費倍増し、軍事研究せよ…

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https://www.chosyu-journal.jp/kyoikubunka/30851

国の未来のため大学予算増額を 国大協「もう限界」と訴え 研究者育たず学術は崩壊 【声明全文】
2024年6月18日

     (京都大学)

 国立大学協会(永田恭介会長)が7日、「我が国の輝ける未来のために」と題する緊急の声明を公表した。国立大学の活動を支える運営費交付金の削減が続くなかで、物価高騰や円安などが経営基盤を悪化させており、いまや限界を迎えていると訴える内容だ【下別掲】。今月中に閣議決定が予定される政府の「骨太の方針」や、文科省の来年度政府予算案の概算要求(8月)に運営費交付金の増額を盛り込むよう訴えると同時に、国立大学の窮状を国民に知らせ、世論を喚起することを意図している独立法人化以降、20年にわたり大学改革なるものが進められてきた結果、大学は「崩壊」「後退」「劣化」といった問題が表面化してきた。国立大学をして「もう限界といわしめる状況のなかで、潤沢な資金をちらつかせて研究者を軍事研究に囲い込む体制づくりも着々と進んでいる。

 2023年度、春に唯一の国立総合芸術大学である東京芸術大学が、ウクライナ危機などに端を発した光熱費の高騰でどうにもならないということでピアノ5台を売却して年間12万円ほどの調律費を節約したほか、「電気代を稼ぐコンサート」という身も蓋もない名称のコンサートを開催。同年10月には金沢大学がキャンパス内の老朽化したトイレを改修するためにクラウドファンディングで異例の寄付集め(目標額300万円)をおこなうなど、国立大学がいかに金銭的に窮しているかを世間に知らしめるできごとが立て続けに起こった。

 国立大学協会が発した声明では、教職員の人件費や研究費に充てる運営費交付金が減額されたままのなかで、近年の光熱費・物価の高騰などで実質的に予算が目減りし続け、各大学が危機的な財務状況に陥っていることを明らかにし、そのなかで質の高い教育研究活動を維持・向上していくために外部資金やみずから収入を増やす努力も進めているものの、もう限界であると訴えている。

 国立大学は2004年度に小泉政府のもとで独立法人化され、2015年度まで国から支給される運営費交付金は1%ずつの削減が続いた。2020年度からは横ばいだが、独法化時点の2004年度に全体で1兆2415億円だったものが、24年度には1兆784億円と13%減っており、その額は中堅・地方大学20大学分に相当する【グラフ①】。

 一方、法人化時には想定されていなかった、高年齢者の再雇用人件費や消費税率の引き上げ、固定資産税や情報システム費用といった義務的経費は増加し、社会保険料も法人化時点より4%以上増加するなど、経費は上昇の一途を辿っている【グラフ②】。それに加えて、近年の物価高騰や円安などが基盤経費を圧迫し、実質的に予算が目減りし続けているという。

 政府は運営費交付金を削減する一方で「選択と集中」「競争と評価」を掲げて、目先の成果が期待される分野など財界や国の求める研究で業績を上げた大学に重点的に研究費を配分するようになり、そうではない基礎研究などは切り捨てられてきた。しかも「選択され集中される案件の多くは期限付きプロジェクトであり、その増加によって若手研究者の不安定な雇用が拡大し、ポスドク問題を生み出した

 この状況は今も続いている改正労働契約法の施行から10年を迎えた昨春、10年働くと無期雇用を申請する権利が得られるはずだった研究者や研究支援員が大量に雇い止めされたことは記憶に新しいが、国立大学協会が示した資料によれば、40歳未満の若手では、2023年で任期付き雇用が59・3%と6割に迫っているグラフ③】。

 修士課程、博士課程に進学する学生は減少を続けており、人口100万人当りで見ると修士号の取得者はもっとも多いアメリカの8分の1博士号はドイツの半分に満たないグラフ⑥】。それは、日本の研究力の低下となって如実にあらわれている。武蔵野学院大学の島村英紀特任教授は「研究面ではホームランが打てなくなった研究者は、安直な内野越えのヒットばかり狙うようになり、短期的な研究成果にこだわらざるをえなくなった」(本紙2023年1月8日付)と指摘している。

 国立大学協会は、修士課程の約60%、博士課程の約70%を国立大学の学生が占め、また国立大学の全学生の約65%が3大都市圏以外の学生であり【グラフ④ 】、高等教育や地域における人材育成の拠点となっていることを強調しており、国民に対し、人材の育成・輩出という役割をこれまで以上に果たしていく決意とともに、危機的な財務状況の改善に対する理解と共感、協働を呼びかけている


米国式大学運営の導入 軍学共同へいざなう

 小泉政府から始まった大学改革は、新自由主義を基調とするアメリカ式の大学運営を日本に持ち込もうとするものだった。それは企業や個人の投資や寄付によって大学が自己資金を集め、その運用益で大学の運営費を調達するというもので、資金運用のプロが雇われ、経営陣にも企業からの出向者が増えた

 また、大学の授業料が基本的に無料であるヨーロッパの大学とは対照的に、アメリカの大学は授業料を引き上げ、支払い能力のある学生学生ローンの借り入れを含むを呼び込んできた。同じく日本の国立大学の学費も、運営費削減にともなって1975年には3万6000円だったものが2000年には34万円に、現在では54万円にまで上昇しており、物価高騰を受けて東京大学など一部国立大学ではさらなる値上げも検討されている。

 こうして大学を兵糧攻めしながら、ここ10年で本格化してきたのが、研究者の軍事研究への囲い込みだ。2014年に安倍政府は学校教育法を変えて「大学の重要事項を審議する機関であった教授会を「学長からの諮問事項を審議し意見を述べる機関に格下げし、人事や予算決定の権限を持っていた教授会から権限を剥奪して、大学の自治を弱体化させた。

 さらに2015年には国立大学に対して「役に立たない人文社会学系や教員養成系の学部や大学院について、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むよう努めることとすると通知基礎研究や人文系など、目先の利益につながらない分野を切り捨てる一方で、防衛装備庁による「安全保障技術推進制度をスタートさせた当初3億円だった予算は104億円まで増額している。経済安保法制の立法化が企まれるもとで、学術研究機関にも多額の研究費と引き換えにして政府による統制の手が伸びている。

 岸田政府になって以降、研究者の頬を札束で叩くような形で、その動きは一層進んでいる。2022年5月、「軍事技術開発への研究者の動員という言葉を露骨に使い、「経済安全保障推進法」が成立した。その重要な柱として「特定重要技術開発支援」があり、このために5000億円の基金を用意することになっている。20年間に削減された国立大学の運営費交付金1600億円がいかにわずかな金額であるかを示している。ここでは海洋領域、宇宙・航空領域、領域横断・サイバー空間領域、バイオ領域の4つの領域を設定し、20の先端技術にかかわるプロジェクトを官民協議会を組織して進めようとしており、そこに研究者を誘い込む算段だ。

 同じ時期に成立させた「国際卓越研究大学法」(通称・稼げる大学法)では、財政投融資をおもな原資にした10兆円規模の大学ファンドを設立し、その運用益から3000億円を上限に配分するという「鼻先にんじん的なメニューを打ち出した。初めての公募となった2023年春には10校が応募したものの各大学内で反発が高まり、認定されたのは東北大学1校。東大など複数の大学が、今年度に予定される次の公募に再チャレンジする意向を示している。

 「国際卓越研究大学」に認定されれば、大学ファンドからの助成を受けるかわりに、学外者でつくる経営意思決定機関学長を解任できる権限など、人事権を持つの新設や、3%の事業成長が求められるなど、非常に強い統制を政府から受けるようになる。そして、ファンドからの助成額の決定のうえで、「外部資金の獲得実績」などの条件があり、認定大学が「外部資金獲得」の名の下に、安全保障技術研究推進制度など軍事研究に参加せざるを得なくなることも指摘されている。

 いずれ政府は、アメリカのように既存の大学や研究所から切り離された、もっぱら軍事研究をおこなう研究所を設置することも検討していると指摘されており、原発事故を契機にして住民の離散が進んだ福島では「福島イノベーション・コースト構想きな臭い案件として注視されている。これに関連するイベントでは「研究開発費が7億円出る」「ロボット1台当たり100万円、最大15台1500万円まで出る」などと宣伝されていた。

 「国立大学の研究資金が1人当り年間平均40数万円」ともいわれるなかで、桁違いの資金をちらつかせて研究者を軍事研究に誘い込む動きを見れば、運営費交付金1600億円を復活させることなどたやすいことは明らかといえる。

 2023年11月には、国立大学法人法が改正され、一定規模の国立大学に政令で「運営方針会議という新たな合議体文科大臣の承認を得た委員で構成の設置を義務付け、運営方針通りに大学運営がされているかどうかを学長に3カ月ごとに報告させ、運営方針に従っていないと見なされる場合は、学長に改善措置を指示する権限や、実質的な解任権限まで持たせることになった。役員会など学内構成員は大学運営や大学内部の資源配分について発言する権限は奪われることになり、大学自治の主体であるはずの学内組織を形骸化させる措置となっている。

 文部科学省の報告書によると、日本の研究者数の合計は中国、アメリカに次いで世界第3位だが、世界で最も多く引用された論文の上位10%に入る日本の研究論文のシェアは6%から2%にまで低下。発表論文数も世界で5番目に多いが、引用数で上位10%に入る研究論文の数は13位に転落するなど、国際的な地位低下に対する懸念が高まっている。基礎研究を軽視して、手っ取り早く稼げる商用技術がもてはやされるなど、学問研究の価値基準をビジネス的な数字に置き換える軽薄な改革がもたらした低レベル化というほかない。

 日本社会の発展と繁栄のために、各分野の人材を育成することは大学の使命である。政府が目先三寸の政治目標のためそれを歪め、土壌を破壊することは国の将来を切り拓く可能性の芽を摘むことであり、必要なことは公共の福祉に資する学術研究の土台と独立性を国として保証することである。


○     ○


【国立大学協会声明】我が国の輝ける未来のために

1、国立大学の覚悟

 天然資源に乏しい我が国にとって、最も重要なのは人材であり、社会と産業を動かす科学技術の進歩です。大学は、高い能力と見識を備え、未来を創造する人材の育成と、高度で先端的な研究の推進に重要な役割を果たしてきました。その中でも国立大学は、創設以来、世界最高水準の教育研究の実施や重要な学問分野の継承・発展、すべての都道府県に設置され全国的な高等教育の機会均等の確保、グローバル人材の育成といった役割を担ってきました。これからも国立大学は、我が国の研究力の源であって、我が国全体の、そして各地域の文化、社会、経済を支える拠点であり、産業、教育、医療、福祉などに十全の責務を負っていく覚悟です。


2、国立大学を取り巻く財務状況の悪化

 国家予算が厳しさを増すにつれ、国立大学の活動を支える基盤経費運営費交付金は減額されたままです。加えて、社会保険などの経費の上昇、近年の物価高騰、円安などにより基盤経費を圧迫し、実質的に予算が目減りし続けています。また、働き方改革の実現のため、大学教職員、学校教員や医師を確保する必要も出てきました。その中にあっても質の高い教育研究活動を維持・向上していくために、寄付金などの外部資金や自ら収入を増やす努力も進めています。そうして、我が国の課題、また地球規模の課題の解決に、教育と研究を通じて全力で取り組んできました。
 しかし、もう限界です


3、輝ける未来への協働

 我が国の教育研究の根幹をなす86の国立大学は、輝ける未来に向けて、以下のことに取り組みます。
 ①博士人材などの高度人材の養成をさらに進め、輝ける未来創造を牽引します。
 ②社会人や女性、外国人など多様な人材を受入れ、多様性の時代を牽引します。
 ③全国の大学進学率の向上に努め、国全体の知のレベルを上げて、地域社会とグローバル社会を牽引します。


4、国民の皆様へのお願い

 このように、国立大学はこれまで以上に大きな役割を果たして、我が国全体のさらなる発展を支え、豊かな社会を実現していこうとしています。国立大学の担うこのミッションは、国や地域、産業界や自治体を含む社会全体、そして国民の皆様一人ひとりに、積極的に参加いただき、ともに協力していくことにより、実現していくことができます。
 国立大学の危機的な財務状況を改善し、我が国の輝ける未来を創り出すために、皆様の理解と共感、そして力強い協働をお願いする次第です。

令和6年6月7日

                   一般社団法人 国立大学協会理事会

(参考)
一般社団法人 国立大学協会理事会メンバー永田恭介(筑波大学長)、寳金清博(北海道大学長)、藤澤正人(神戸大学長)、益一哉(東京工業大学長)、佐々木泰子(お茶の水女子大学長)、西川祐司(旭川医科大学長)、冨永悌二(東北大学長)、松岡尚敏(宮城教育大学長)、田中雄二郎(東京医科歯科大学長)、林佳世子(東京外国語大学長)、梅原出(横浜国立大学長)、牛木辰男(新潟大学長)、和田隆志(金沢大学長)、上田孝典(福井大学長)、松尾清一(東海国立大学機構長)、湊長博(京都大学長)、西尾章治郎(大阪大学長)、中島廣光(鳥取大学長)、河村保彦(徳島大学長)、仁科弘重(愛媛大学長)、石橋達朗(九州大学長)、兒玉浩明(佐賀大学長)、小川久雄(熊本大学長)、田野俊一(電気通信大学長)、藤井輝夫(東京大学長)、中野聡(一橋大学長)、岡本幾子(大阪教育大学長)、塩﨑一裕(奈良先端科学技術大学院大学長)、越智光夫(広島大学長)、浅井祥仁(高エネルギー加速器研究機構長)、位田隆一(専務理事・前滋賀大学長)、村田善則(常務理事・事務局長)
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●「甘い利」を得た人、ダーク再び…「つかみ金」政策活動費を、幹事長在任《35日間…8回に分け、計3億8000万円の政活費を受け取っていた》

2024年04月12日 00時00分19秒 | Weblog

[↑ ※「サルまで怒る 自民の腐敗」(週刊金曜日 1454号、2023年12月22日・2024年01月05月合併号)]


(2024年03月26日[火])
お維もお得意な、政治活動に使っているか不明な「つかみ金政策活動費。裏金・脱税、アノ官房機密費と云う《ヤミ金》、そして、つかみ金。やりたい放題ではないか。なぜ自公お維コミに投票できるのか、理解不能。選挙に行かないことで、自公を間接的に支持してしまうことも、理解不能。

   『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党議員が倫理を語る…
      泥棒に倫理を語らせる愚かさ、しかも、証拠も示さず、ウソつき放題

 「つかみ金政策活動費問題はお維の専売特許かと思っていたら、「甘い利」を得た人も酷いねぇ。
 《ダーティーイメージがつきまとう甘利前幹事長》…《大臣室で現金授受をしていた甘利明》(狙撃兵)、《2016年に発覚した、経済再生担当相だった甘利明氏の“1200万円賄賂疑惑”をめぐる一件だ》(リテラ)、《ワンズ社の主要な取引先には、自民党や岸田文雄首相、甘利明元幹事長、福田康夫元首相らが歴代、代表取締役を務めていた会社がある》(dot.)、《その事件の捜査で、安倍晋三や菅義偉二階俊博甘利明といった当時の政権幹部から現金計6700万円が、河井元法相のもとに渡っていたことを疑わせるメモを検察当局が押収》(リテラ)、《甘利明・自民党衆議院議員がテレビ東京を提訴した名誉棄損訴訟が恫喝訴訟SLAPPであると批判》(CML)、《「口利き金銭授受問題」の説明責任から逃げつづけている自民党の甘利明幹事長》(リテラ)。

   『●「お零れ」=「甘い利」を大臣本人が直接受け取る!
       さすが、秘書任せにせずに「責任感の強い人」!!
   『●「ホンモノの疑惑にメス」は入るか?…
     何でも許す倫理観無き「責任政党」と手控える批判精神無きマスコミ
   『●「美学」という名の「醜態」:
     ドアホノミクスという難破船・泥船から下船する収賄大臣
   『●「美学」と「醜態」:「企業・団体献金(の禁止)うんぬんに 
            一直線に問題」を結び付けずにどうするのか?
   『●「甘い利」を得た「収賄=犯罪」の「構図は、単純だ」
   『●「甘利問題の核心は、政治家が口利きの
     見返りとして企業から献金を受け取ることが許されていること」
   『●もはや終わった事件? マスコミも与野党議員もお優しいこって
                    …小沢一郎氏「事件」と大違いだ
   『●なぜマスコミや与党・癒党、民進党はバカ騒ぎしないのか?  
                  口利きの御返し・甘い利はOK?
   『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
     本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」
   『●吸「血税」氏引責と「不適切だが違法でない」… 
     東京地検が認めなくとも「あっせん利得」は「違法」では?
   『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
        なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…

 日刊ゲンダイの記事【自民・甘利前幹事長に「裏金1億円」ネコババ疑惑…落選危機だった自身の選挙に“流用”か】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/336220)。《ダーティーイメージがつきまとう甘利前幹事長に、また新たな疑惑だ。時は2021年の衆院選のさなか。使途公開の義務がない党の政策活動費(政活費)1億円を、落選の危機にあった自身の選挙流用”していた可能性がある。日刊ゲンダイの調べで、その痕跡が浮かび上がってきた》。

 再度の引用。東京新聞の記事【<ぎろんの森>政策活動費は「つかみ金」か】、《東京新聞が特に注目するのは、国会で「政策活動費」の問題がようやく追及され始めたことです。政党が政治家個人に支出する政策活動費は使途公開義務がない上、受け取った政治家がすべて政治活動に使えば、納税も不要とされます》。

   『●大阪市長がお維議員30人と焼き鳥屋で《反省会》…「ルールに従え
     ないなら、組織を出るべきだと思う」by 松井一郎元大阪「ト」知事
    《松井市長は、いつもの共産党攻撃を交えながら維新が文通費の
     領収書公開を求めていることをドヤ顔で強調したのだが、記者が
     政策活動費の問題について「どの店でなんぼのものを飲み食いしたか
     というのを、これから維新は公開するということでいいか」
     と尋ねると、松井市長は「どの店かというのは相手の店にも
     迷惑かかりますからね。何を食べて、いくらかかったかっていうのを
     領収書で出したいと思う」と言うと、こんなふうにつづけた…》
    《■「30人宴会」を開き直ったうえ政策活動費の領収書での
     店名隠蔽まで正当化した松井一郎

   『●ん? 『めざまし8』の《アナウンサーが謝罪》? ? 元祖・初代大阪「ト」
     知事自身は謝罪無し? ? ? 《”うそ”を駆使して「相手を丸め込」む》…
    《■パーティ1回で1000万の利益も…政治資金パーティでボロ儲け
     する維新幹部たち 政策活動費も闇のまま》(リテラ)

   『●<政治まんが>佐藤正明氏《確定申告会場…「不明です」「はい国税が
     お決めになることです」「書籍代です」「はい真摯に対応します」…》

    《2019年の参院選広島選挙区では、安倍晋三率いる自民党本部が
     推す現職法務大臣(当時)の妻(河井案里)の応援に入り、
     地元議員ら約100人に総額3000万円もの現ナマを配る買収事件が
     起きたが、この買収資金の出所も明らかになっていない
     裏金作りやりたい放題の時期であり、足がつかないカネが活躍
     したことは想像に難くない。2022年の政治資金収支報告書からは、
     事実上の裏金である政策活動費参院選前に集中的に自民党幹部へ
     渡っていたことも明らかになっているが、この参院選でも
     河井法相には党幹部から6700万円が渡っていたことを
     裏付ける物証も出ていた。真っ黒なのだ》(長周新聞)

 この長周新聞の記事の続きは…《今回明らかになったパーティー券収入など氷山の一角にすぎず、政党から政党幹部らに支出される政策活動費に至ってはそれどころではない。この政策活動費は、例年幹事長などの党幹部に山分けされる仕組みになっていて、党の収支報告書には支出先の議員名や金額は記載されるが、議員側には使途の公開義務がない。自民党はこれに年間一四億円を支出しており、税金から配分される政党交付金が実質の原資となっている。自民党はそれを否定しているが、お金に色はついていないのだから否定のしようがない。
 これまでに二階元幹事長の口座に振り込まれた政策活動費は50億6000万円にものぼり、うち47億7000万円を5年間の幹事長在任中に受けとっている。使途不明額は50億円で、単純計算で1年10億円、1時間当り10万円近い額となるそこから先は何にいくら使ったのか、誰に渡ったのかもわからない。また書籍代だとでもいうのだろうか?
  「使途公開義務」といっても、維新のように自分で自分の政治団体にセルフ領収証を切って「透明化!」と豪語する連中もいる。「議会改革」の急先鋒のように振る舞っているが、政策活動費を幹事長らが毎年数百万円受けとって領収証もないという実態は同じだった。力の源泉である企業献金の廃止も口先でいうだけでやらないだろう。最初から最後まで大山鳴動してネズミ1匹も出てこないというオチが目に見えている》。


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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/336220

自民・甘利前幹事長に「裏金1億円」ネコババ疑惑…落選危機だった自身の選挙に“流用”か
公開日:2024/02/15 14:00 更新日:2024/02/15 14:00

     (また、新たな疑惑が発覚(自民党の甘利明前幹事長)
      /(C)日刊ゲンダイ)

 「私は未来を見通せる。その私がいなくなれば大変なことになる。未来は変わっちゃう」──あの街頭演説の陰で「裏金をネコババしていたのか。ダーティーイメージがつきまとう甘利前幹事長に、また新たな疑惑だ。

 時は2021年の衆院選のさなか。使途公開の義務がない党の政策活動費政活費1億円を、落選の危機にあった自身の選挙流用”していた可能性がある。日刊ゲンダイの調べで、その痕跡が浮かび上がってきた。

  ◇  ◇  ◇

 「政治とカネ」をテーマに14日に開かれた衆院予算委員会の集中審議で、野党は事実上の「裏金」である自民の政活費を追及。立憲民主の井坂信彦議員がターゲットに据えたのは、岸田政権下で幹事長を務めた甘利氏だ。在任期間は21年10月1日から11月4日までの35日間。このわずかな期間に甘利氏は8回に分け、計3億8000万円の政活費を受け取っていた。在任時には衆院選があり、支出は衆院解散の前後に集中。井坂氏は「自身の選挙に使ったのではないか」と問いただした。


■当時は落選危機で錯乱状態

 なぜなら甘利氏は当時、衆院選の陣頭指揮を執る立場ながら、最終盤で全国遊説を見送り。立憲の新人候補の猛追を受け、落選の危機が強まり、自身の選挙区に張りついた。街頭では「私の手の中には日本の未来が入っている」「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害しているのと同じことなのであります」と絶叫。ほぼ錯乱状態だった。結局、選挙区で敗れた甘利氏は比例復活したものの、幹事長として歴代2番目のスピード退任の辛酸をなめた。それだけに井坂氏の訴えには説得力がある。


■金額も支出の時期の怪しさも突出

     (「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害して
      いるのと同じことでなのであります!」と絶叫
      (2021年衆院選最終盤、地元での街頭演説で)
      /(C)日刊ゲンダイ)

 日刊ゲンダイも当時の政活費の支出状況を確認すると、興味深い事実が判明した。衆院の解散から公示日の間は党幹部11人に計3億6500万円が支出されたが、公示日が過ぎてからはただ一人、甘利氏のみ。公示翌日の10月20日と選挙終盤の同25日に5000万円ずつ、計1億円を受け取っていた。自民党関係者は「党幹部が公認候補の陣営に現金を配る陣中見舞いの原資は政活費。選挙応援に入った際、必ず金一封を手渡すのが慣例です」と語る。選挙終盤に地元に引きこもっていた甘利氏には、この自民の因習を守ることは不可能だったろう。

 また、直近の国政選挙における政活費の支出状況も調べたが、19年参院選は二階幹事長(当時)が公示直後に2回、計6500万円を、22年参院選は茂木幹事長が公示翌日に5000万円をそれぞれ受領。甘利氏のケースは金額も支出時期の怪しさも抜きん出ている落選危機を脱するため、党の裏金をネコババした疑いは深まるばかりだ。

 「衆院選の経費を記す甘利氏の『選挙運動費用収支報告書』の出入記録に、この記載がなければ、選挙買収など公選法違反に該当するような使い道を疑わざるを得ません。否定するなら、政活費の使途を全面公開すればいいのです」(神戸学院大教授・上脇博之氏)

 ネコババ疑惑について甘利事務所に質問状を送付したが、期限までに回答を得られなかった。

 さらに中国新聞は14日、甘利氏が党選対委員長を務めていた19年の参院選で、8060万円の政活費を原資に全国の公認候補へ陣中見舞いとして裏金を配り回っていた疑いを報道。個人が年間に政治家や政治団体などに寄付できる上限額3000万円)を定めた政治資金規正法に抵触する恐れがあり、違法性が認められれば公民権停止の憂き目が待っている。

 未来を見通せる甘利氏の目には、将来の自分のどんな姿が映っているのか
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●《研究者使い捨てを容認する社会は許されない》…《あの理化学研究所で97人雇い止め》という理不尽、かたや軍事費倍増し、軍事研究せよ…

2023年06月14日 00時00分40秒 | Weblog

[↑ 雑誌「TIME」(2023.5.22・29)… (TBS NEWS DIG)《「日本を軍事大国に変えようとしている」との見出しは政府の申し入れのあと、変更》(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/481736?display=1)]


(20230528[])
《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減 (NNNドキュメント)、《研究者使い捨てを容認する社会…研究を担う人を軽く扱い、コストと見ている》(こちら特報部)。
 この国は病んでいると思う…かたや、軍事費倍増し、軍事研究せよと…。少子化の折、徴兵制でも布いて…食料と農業を守らないニッポン『乳牛をしぼればしぼるほど赤字になる。まったく希望が持てない』…《兵糧攻め》に対して、兵器でも喰うのかね

   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
        「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??
   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
        「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」

   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・ 
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き… 
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
   『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、 
          「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…
   『●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、
      法的には問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相
   『●《安倍の出身派閥・清話会の指定席》な文科相の系譜の酷さ…
        《受験利権のコントロールが目的だったのではないか》?
    《★だが文科相は第2次安倍内閣以降、下村博文馳浩松野博一
     林芳正柴山昌彦萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の
     指定席となっている。表向きは道徳教育の積極導入などだったが、
     実態は受験利権のコントロールが目的だったのではないか
     と疑われても仕方があるまい》

   『●【NNNドキュメント カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる
     天文台】…《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減
    「2005年から運営費交付金を年1%削減し続ける文科省。人件費が
     どんどんと削られ、研究者が減らされていく。文系どころか、理系に
     対しても未来に投資しない国。一方、巨額の軍事研究費で研究者の
     良心を釣る。おカネ儲けのことしか考えていない独裁者・アベ様ら。
     この国ニッポンの科学の未来はトンデモなく暗い…。」

   『●毎日新聞【「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」 自民・
     下村博文氏、学術会議巡り】…人殺しの研究なんてまっぴら御免だね
     「日本学術会議事件の原点は、なぜ6人「だけ」を任命拒否したの
     ですか?、です。質問は非常にシンプル。さっさと答えてください
     よ、元文科相殿。「全く問題と考えていない選択できるのは当然
     ならば、なぜ6人「だけ」を任命拒否したのかを教えてください。
     いま議論すべきは、そこだけ。違法・違憲オジサンを、いつまで
     放置しておくのですか。任命権や諸外国云々を持ち出す前に、
     政調会長には、いま、違法が放置されている認識は無いの?」

   『●現在の日本学術会議法を遵守せず、その違法状態を放置しておいて改悪
      って、バカなのか? 憲法を遵守せず、違憲に壊憲する愚劣さと同じ

 木原育子中沢佳子両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/あの理化学研究所で97人雇い止め 10年ルール適用前に 降格、給与減、チーム解散も「こんな理不尽なことが」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/252517?rct=tokuhou)によると、《◆「研究者使い捨てを容認する社会は許されない」》《◆「研究を担う人を軽く扱い、コストと見ている」》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/252517?rct=tokuhou

こちら特報部
あの理化学研究所で97人雇い止め 10年ルール適用前に 降格、給与減、チーム解散も「こんな理不尽なことが」
2023年5月26日 12時00分

     (雇い止めを巡り、理化学研究所本部前でストライキを行う
      職員ら=3月、埼玉県和光市で(共同))

 懸念は現実化した。契約期間が10年を超える有期雇用の研究者や非常勤講師が、無期雇用転換の権利を得る「10年ルール」。その適用が4月から始まる前の3月末に、予想された通り、研究者らの雇い止めが多数発生している。雇用の継続を求め、提訴した研究者らは少なくない。大学側の方針の一貫性のなさに、振り回される事例も。労働者のためのルールのはずが、一体誰を守っているのか。(木原育子中沢佳子


◆「研究者使い捨てを容認する社会は許されない」

 10年ルールの影響で97人が契約を切られた—。日本を代表する研究機関「理化学研究所」(埼玉県和光市)の労働組合が18日、3月末に雇い止めになった有期雇用の研究者らについて、調査結果を発表した。

 労組によると、10年ルールの対象になる研究者らは203人いた。うち半数近い97人が雇い止めになった。106人は「理事長特例」などで雇用継続となったが、地位が降格された研究者もいた。

 このほか、研究チームのリーダーの雇い止めでチームが解散するなどしたため、87人が離職し、先の97人と合わせると184人の雇用が消えた

 労組の金井保之委員長は「研究者を使い捨てにしても容認される社会は許されない」と憤る。


◆発端は労働契約法の改正だった

 問題の発端は、2013年4月に施行された改正労働契約法だ。有期雇用の期間が5年を超えた労働者は、無期雇用への転換を求められるルールができた。長期間のプロジェクトも多い研究者は、特例で期間は10年超とされた。このルールの適用開始が施行10年後の今年4月のため、直前の大量雇い止めが懸念されていた。

 それを暗示するかのように、理研は16年、起算日を13年にして「10年を超える契約はしない」と職業規則を変更した。労組の求めで、昨年9月末にこの上限を撤回したものの、雇い止めは止まらなかった。


◆「研究が失敗しているならともかく…」

 「こんな理不尽なことがまかり通るなんて…」。そう憤慨するのは60代の男性研究者だ。

     (理研の任期付き研究者が受け取った契約書。
      「2023年4月1日以降の雇用契約は締結しない」
      と書かれている(共同))

 昨年3月中旬、「23年4月1日以降の雇用契約は締結しない」との趣旨が書かれた契約書がメールで届いた。当時、がんの早期発見に関する研究のチームリーダーだったが、有期雇用の契約が通算10年を超えることを理由に雇い止めを告げられた。

 「研究が失敗しているならともかく、うまくいっていたのに…」。文部科学省に中長期計画が承認され、24年度までの科学研究費補助金も得たばかり。基礎研究を終えて企業らと実用化に向けた応用研究を始めようとした矢先だった。

 「合理的な理由がなく、雇い止めは不当だ」と昨夏、理研を相手取り提訴。すると、「理事長特例」で2年間だけ研究の継続が認められた。

 ただ、男性はチームリーダーではなくなり、一介の研究員と「事実上の降格」。給与も減り、チームメンバーもバラバラになった。「野球チームが解散し、監督1人残った状態。こんなことをしていて、日本の研究がよくなるはずがない」と憤る。

 今年2月には、30代と40代の有期雇用の技師が同様に理研を提訴した。2人は提訴後の3月末に雇い止めになった。2人は同じ研究に携わり、チームリーダーからは「やめろ」と言われ続けていた。

 前出の金井委員長は「パワハラ問題まで雇い止めで覆い隠されてしまい、まずい状況だ」と語る。

 一方、理研広報室は「こちら特報部」の取材に、「訴訟については引き続き真摯(しんし)に対応していく」とした上で、「外部に転出された方についても、必要に応じて、共同研究契約や研究課題の委嘱を行っている」などとコメントした。


◆「10年ルール」対象は1万2000人超 見通しあるのは半数足らず

 10年ルールの対象者は全体で何人いるのか。文部科学省は昨年9月、全国の大学や国立研究開発法人を調査した。回答のあった681機関で計1万2137人。このうち、無期転換が見込まれるのは44.7%、無期転換の契約を結ぶ予定のある人は3.9%で、先々の見通しがあるのは半分に届かない。

 これに先立つ昨年5月、文科省は国立大学など機関別に、今年3月末で雇い止めになる恐れがある数を参院内閣委員会に提出した。大学別で最多は東京大の346人だった。

 ただ、4番目に多い126人だった大阪大では、この人数にカウントされずに、3月末で雇い止めになった非常勤講師たちがいる。


◆大阪大では非常勤講師も雇い止め

     (無期契約への転換を求める非常勤講師らに
      提訴された大阪大(共同))

 「阪大は非常勤講師を個人事業主扱いし、業務委託の契約を結んでいた。労働契約ではないとして、数字に入れなかった。実態より少なく見せかけたいからでは」と、3月末まで阪大外国語学部の非常勤講師を務め、雇い止めにあった新屋敷健さん(62)。同学部だけでも雇い止め対象の非常勤講師は70〜80人いたといい、先の126人と合わせれば、少なくとも200人前後に増えるという。

 新屋敷さんら非常勤講師だった4人は無期転換すべきだとして阪大を提訴した。原告の1人、浦木貴和さん(57)は「1年ごとに契約更新をし、10年働いた段階で無期への転換を申し出たが、拒まれた。10年ルールと関係なく、大学の内規だという言い分だった。理屈が通らない」と憤る。

 原告の1人で、元非常勤講師の50代男性は「非常勤講師は横のつながりが希薄で立場が弱い」と、強く権利を主張しづらい土壌を嘆く。

 雇い止めが出ると後任を新たに公募することになり、手間やコストも無駄にかさむ。「研究者、学生、教育の質に大きなマイナス。大学も目先のコストカット程度のメリットしかない」

 非常勤講師との関係が委託契約で「労働契約」でないなら10年ルールにとらわれる必要はないはずだが、新屋敷さんは「非常勤講師は10年ルールの対象外だが、有期雇用の他の職員とそろえたというのが大学側の理屈だ」と語る。

 ただ、阪大は22年度から、非常勤講師についても労働契約に変えている。阪大人事課の担当者は「教育の質を保証するためと、非常勤講師の労働法制上の適切な保護のため」と説明するが、どこかすっきりしない。提訴には「雇い止めとは考えていないが、係争中なのでコメントできない」と語る。


◆「研究を担う人を軽く扱い、コストと見ている」

 指導する立場の文科省の様子はどうか。同省は4月以降の状況を調査しているが、大学や研究機関ごとの結果は公表しないという。担当者は「雇用管理は各法人に適切にやっていただくよう、呼びかけている。今後の対応は、調査結果を踏まえて検討する」と答えるにとどめ、大学や研究機関任せの構えだ。

 研究者のキャリア問題に詳しい「科学・政策と社会研究室」の榎木英介代表理事は「研究や教育を担う人を軽く扱い、『コスト』と見ている」と理研や阪大の姿勢を批判。文科省の手ぬるさも指摘する。「大学の統制を進める半面、踏み込みたくないことは『大学の自治』を言い訳にする。ダブルスタンダードだ

 基盤的資金となる運営費交付金や経常費補助金は削られ、研究者自ら獲得する「競争的資金」が増している。榎木さんは、それが雇い止めの根にあるとし、「政府として研究費の配分やあり方を見直すべきだ」と訴える。

 榎木さんは警鐘を鳴らす。「人を大切にしない業界に人材は集まらない博士課程に進む人は減り、海外での活動を視野に入れる研究者もいる。高度人材が不足していけば、さまざまな分野や業界に影響が出るだろう


◆デスクメモ

 阪大の元非常勤講師らは在勤時、半年〜1年の休みを大学側から打診されたという。6カ月以上の空白があれば、制度上、通算の契約期間がリセットされる。10年ルールを避けるためか。何とも小手先の対応だ。半年休めば数十万円以上の収入を失う。真に労働者側に立った話ではない。(北)

【関連記事】海外では円安直撃、国内では雇い止め 研究者の足を引っ張る過酷な環境 「科学技術立国」危うい現実
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●増税してまで軍事費倍増 ――― 金子勝さん《まさに、議会政治、財政民主主義が崩壊した戦時体制に酷似した状況だ。…日本の敗戦は近い》

2023年01月06日 00時00分44秒 | Weblog

/2022年12月20日[火]
未だ内閣支持率が3割を超えていることの方が驚きだ。防衛力強化のための増税を「支持」も3割って、正気なのだろうか?
 沖縄タイムスの記事【防衛増税 不支持64% 首相説明「不十分」87% 共同通信世論調査 内閣支持率低迷33%】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1075699)によると、《共同通信社は17、18両日、全国電話世論調査を実施した。岸田文雄首相が表明した防衛力強化のための増税について「支持しない」との回答が64・9%だった。「支持する」は30・0%。防衛費増額に伴う増税を巡る首相の説明に関し「不十分だ」との回答は87・1%に達し、「十分だ」の7・2%を大きく上回った》。

 キシダメ首相曰く、増税は、ニッポン市民=《われわれの責任》だそうだ。
 琉球新報のコラム【<金口木舌>無駄遣いはないか】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1633526.html)によると、《▼政府は2023年度からの5年間で防衛費を総額43兆円に増やす方針だ。通常、予算は積み上げて編成される。防衛費は現状、金額ありき何が必要か精査されていない ▼防衛力強化で、安全保障環境は改善するのか、また増税されるのでは、そもそも無駄遣いは―。疑問は尽きない。増税を「今を生きるわれわれの責任」と指摘した首相。今こそ自身の説明責任を全うしてほしい》。

 増税して軍事費倍増。昨年からずっと言っているが、そもそも、なぜ軍事費を倍増するのか? デタラメ過ぎやしないか? 宏池会と聞いて、ホシュ本流とかハト派なんて思い浮かべる人なんていない。アベ様派議員の顔色、番犬様の本国の顔色をうかがうばかりでニッポン国首相の座に居座りたいだけ。アベ様・カースーオジサン・キシダメ氏と、この三代の最低の首相がニッポンを破壊しつくしている。
 日刊ゲンダイの記事【平和憲法はこれで死滅 専守防衛をかなぐり捨てた宏池会の面汚し】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/316083)によると、《「2022年12月16日」の日付は、戦後日本が守り続けた「平和憲法が死滅した日」として、歴史に刻まれるに違いない。岸田政権が16日夕方の臨時閣議で、外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を改定し、閣議決定した。安保戦略には「反撃能力」と名を変えた…》。

   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?:
      「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…

 甘~い利を得た件、アレから7年程が経っていませんかね? 説明はまだですか? 《賢明な日本国民》はまだ理解できていません。甘~い利を得た件への追及に《反対する国民は賢明ではない》とでも?
 日刊ゲンダイの記事【自民・甘利明氏また放言大炎上!防衛増税「賢明な日本国民なら必ず理解」に透ける邪な思惑】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/316081)によると、《「賢明な日本国民は必ず理解していただけると思います」──。防衛費増額の財源をめぐり、自民党の甘利明前幹事長の放言が大ヒンシュクを買っている。「防衛増税に反対する国民は賢明ではない」とでも言いたいのか。それにしても、この男は何度炎上すれば気が済むのか。》

 軍事費倍増が既成事実化のデタラメ。勝手に財源の議論に移るなょ。敵基地攻撃など憲法の精神に反することの説明をしなさいょ。
 琉球新報の【<社説>安保関連文書の改定 国民合意得られていない】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1631622.html)によると、《政府の「国家安全保障戦略」など安保関連3文書の改定について自民、公明両党は敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を記載する内容で合意した。16日にも閣議決定する。憲法が定めた専守防衛の理念を逸脱するものだ。敵基地攻撃能力の運用について日米で調整を進める方針も盛り込む方向だ。日本の戦後の安保政策を大転換させるにもかかわらず、国会での議論を経ずして決定することは認められない国是の変質に国民の合意は得られていないこれを閣議決定で押し通すことは民主主義の理念からも受け入れることはできない》。

 大マスコミやテレビはなぜ声高に批判しないのか?
 誰の声に耳を傾けたか、〝検討使〟のはずが、国葬モドキや軍事費倍増だけは異常に素早く決断。後者については、番犬様への気遣いか。《米側の言い値で兵器などを買わざるを得ない対外有償軍事援助FMS)」は現代の不平等条約》なのに、ホシュを自称する皆さんは平気なのね。増税してまで軍事費倍増…《米国の覇権を維持…。まず弾よけ、いずれは鉄砲玉の運命》(斎藤貴男さん)なニッポン、哀れ過ぎはしまいか? ホシュを自称する皆さん、それでいいの? ニッポンに「主権」は本当に在るのかね?
 (古賀茂明さん)《だが実際には、毎勤統計が出るたびに、実質賃金が増えないという不都合な真実が安倍政権に突きつけられた》。その一方で、軍事費倍増が既成事実化…自民党内部から、あるいは、閣内から「増税反対」の声は上がっても、「軍事費倍増」などとんでもない!、敵基地攻撃は違憲だ!、といった声は決して上がらない。壊憲が党是とはいえ、違憲に壊憲するヅボヅボ党。そして、そんなヅボヅボ党の下駄の雪・「子育ての党」「平和の党」を詐称する宗教政党…「平和」「福祉」の看板を下げ、敵基地攻撃を推進し、軍事費倍増にもろ手を挙げている。ゆ党お維やコミは言うまでもないが、野党第一党も「立憲」の看板を下ろそうとしている…。

   『●予備費…《財政民主主義は、国会での議論や議決のない税金の使い方を
     防ごうと憲法からタガをはめているものだ。国葬への支出はこれに反する》

 日刊ゲンダイのコラム、【金子勝の「天下の逆襲」/野放図な「防衛費増」に漂う戦争末期の雰囲気 岸田政権はアベスガ政権の“負の遺産”を継承】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315853)によると、《戦争末期に似た嫌な雰囲気が漂っている。不支持率5割を超える岸田政権が防衛費を段階的に増やし、2027年度に現状の2倍に増額。27年度以降は財源の不足分のうち、1兆円を増税で確保するという》。

   『●「君はドアホノミクスを信奉するのか」、キシダメ君? 軍事費倍増=
       《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●斎藤貴男さん《政府と自民党は何がなんでも消費税率を引き上げたい…
     増税を甘受しなければ財政を破綻させるゾと国民を恐喝する目的で…》
   『●《消費税などの値上げを防衛費に転嫁する》気満々…軍事費倍増の
     ために《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●城山三郎さん《平和の有難さは失ってみないとわからない》、
     菅原文太さん《政治の役割は二つあります…絶対に戦争をしないこと!》
   『●そんなに殺し合いをしたいものかね? 《一体何のために防衛費の
     増額が必要なのか。…冷静にその意味を問い直さなければならない…》
   『●なんの外交努力もしない、軍事費倍増についてなんの説明もしないし、
     できないキシダメ政権…自公お維を直接的・間接的に支持した重いツケ
   『●《大収奪が必至》な軍事費倍増…《大メディアが脅威を煽り「戦争増税
        必至」の流れ》《北朝鮮にも似た「先軍政治」と言うべきか。》
   『●《攻撃的兵器…他国領域も攻撃できると声高に宣言するような国を「平和
     国家」とはとても呼べない。戦後日本の平和を築いてきた先人への背信》
   『●増税して、軍事費倍増? 「平和主義」「財政民主主義」はどこに?
     自民党の〝下駄の雪〟が《雪崩を打つように崩壊》する「子育ての党」
   『●《専守防衛…「国土防衛に徹し、相手の本土に被害を与えるような脅威に
      ならないと伝え、相手に日本を攻撃する口実を与えない防衛戦略だ」》
   『●軍事費倍増、43兆円…バカげている ――― 中村哲さん「治安を良く
      するのは武力ではない」、《武器で平和つくれない》を思い出そう
   ●琉球新報《納税者のあずかり知らない防衛力強化を前提に、金額や財源を
     論じることは…許されない…生産力向上に寄与しない防衛費の負担増…》
   『●増税して軍事費倍増…《安全保障というより、米国の覇権を維持…。
     まず弾よけ、いずれは鉄砲玉の運命》(斎藤貴男さん)なニッポン
   『●キシダメ (当時) 外相、辺野古破壊を《クリントン国務長官 (当時) に
     事実上約束》、そして、今、軍事費倍増と《1兆円強を増税で賄う方針》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315853

金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。


金子勝の「天下の逆襲」
野放図な「防衛費増」に漂う戦争末期の雰囲気 岸田政権はアベスガ政権の“負の遺産”を継承
公開日:2022/12/14 06:00 更新日:2022/12/14 06:00 今だけ無料

     (不支持率5割以上の岸田政権が「防衛費大増」を
      打ち出し国民に1兆円の増税を課すのか(代表撮影))

 戦争末期に似た嫌な雰囲気が漂っている。不支持率5割を超える岸田政権が防衛費を段階的に増やし、2027年度に現状の2倍に増額。27年度以降は財源の不足分のうち、1兆円を増税で確保するという。

 産業が衰退し、年間の貿易赤字は20兆円超。出生数は80万人を割って、日本は国自体が縮まっているのに、ミサイルを大量に買い込もうとは狂気の沙汰である。現行憲法の防衛効果に関する議論もなく、財源もない。そんな中で、敵基地攻撃能力の保有を含む軍備増強を勝手に決めている。こんなことを続けていれば、この国は破綻に向かっていくだろう。

 実際にもう財政はパンク状態で元に戻れない状況だ。先の大戦で日本は「臨時軍事費特別会計」を使って大量の兵器を調達。敗戦後、気が付いたらハイパーインフレで経済は壊滅したのだった。日本は今まさに同じ歴史を繰り返しつつあるように見える。

 岸田政権は27年度までの5年間で約43兆円もの防衛費を増額させるという。この発想は、国債に依存して予算編成を行ってきた、この間の野放図な財政運営の結果からきている。政府によれば、43兆円の財源は①歳出改革②決算剰余金の活用③防衛力強化資金(仮称)──だという。

 今後、①の歳出改革では、介護保険の自己負担増、後期高齢者の医療費負担増といった、社会保障の削減、国民の命を削っていくような政策が実行されるだろう。国民の不満そらしに、国会のチェックを免れる予備費と基金を多用するに違いない。そこから②の決算剰余金が発生する。これは予算措置されたが年度内に使われず繰り越しもされなかったカネのこと。21年度は約1.4兆円だったが、決算剰余金の前段階である純粋な「予算の使い残し」は28.7兆円にも上る。20年度は34.5兆円で、合算すれば60兆円を超える。決算剰余金を活用するという発想は、この巨額な予算の使い残しを、議会のチェックを通さずに防衛費に流用すると言っているも同然だ。

 政府はこれまでも巨額の使途不明金をつくってきた。「コロナ予備費」は国会に報告した12兆円のうち、9割以上が使途不明だった。今年度第2次補正予算では約8.9兆円が基金で、約4.7兆円が予備費として計上され、使途が不透明な状態になっている。

 まさに、議会政治財政民主主義が崩壊した戦時体制に酷似した状況だ。これは、アベスガ政権の“負の遺産”であり、岸田政権はそれを継承しようとしているのだ。日本の敗戦は近い
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●「これっぽっちの予算案で困っている人たちを救えるか」「国会の茶番に抗議する」――― 高木毅氏、アベ様、甘~い利を得た方が懲罰動議?

2022年03月26日 00時00分35秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]


(2022年2月27日[日])
日刊ゲンダイの記事【れいわ山本太郎代表らの懲罰動議は正しいのか 安倍前首相、甘利氏も懲罰委員の滑稽さ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301751)。

 《自民党の高木毅国対委員長が懲罰動議の提出を検討する考えを示した。…山本議員らについて「議場の秩序を乱す」と言っていた高木国対委員長は、過去の「パンティ泥棒事件」を週刊誌などでたびたび取り上げられている。「秩序を乱すとはよくぞ言えたものではないか。》

   『●れいわ新選組議員に対して《自民党の高木毅国対委員長…「議場の秩序を
       乱すことだ」と述べ、懲罰動議の提出を検討》…何かの悪い冗談か?

 自民党執行部も「パンツ大臣」とまで言われた方を国対委員長に据えるとはねぇ、恥ずかしくないのかね? さらにはアベ様、《よくもまあ、人さまの前にノコノコ出てこられたものだ》の甘~い利を得た人らが懲罰委員会委員? 正気か? まぁ、自民党執行部自体が恥知らずなのでしょうからこそ、為せる業なのでしょうがね。《ネット上…<議員としての品位に欠ける行為>》をやっているのは自公お維コミ議員らでしょうに。(日刊ゲンダイ)《議場の秩序を乱しただけでなく、議員の品位のカケラすら感じられない委員が懲罰動議を議論するなんて、へそで茶を沸かすような話だろう》、御尤も。

 数多のアベ様案件を引き起こし、《桜を見る会を巡る問題では国会で事実とは異なる嘘答弁118回、森友問題では139回虚言癖もあからさまになった》、息吐く様にウソをつくアベ様などが国会議員で居たりすることが全く理解不能だ。さんざん国会をコケにしておいて

   『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
     お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》
    《【大嘘つきの後始末 コラム狙撃兵】…もうなんでもかんでも
     改ざんで、安倍政権八年とは嘘やはったりだらけだったことを
     これでもかと突きつけている。桜を見る会を巡る問題では国会で
     事実とは異なる嘘答弁118回、森友問題では139回虚言癖も
     あからさまになったが、首相の座を追われた(みずから放り投げた)
     大嘘つきの末路は、果たして狼少年と同じ道をたどるのであろうか。
     引き続き国会議員として居続けてはいるものの、これだけ次から次へ
     と嘘や改ざんが発覚し始めて、いったい誰が相手にするというの
     だろうか? 常軌を逸していることについて是正する力が
     働かなければまともではない

 さらには、《自民党の高木毅国対委員長は記者団に「議場の秩序を乱すことだ」と述べ、懲罰動議の提出を検討する考え》…にいたっては、悪い冗談としか思えない。そもそも、高木毅議員がなぜに自民党国対委員長? 自民党執行部は、恥ずかしくないのかね? 《パンツ大臣》(日刊ゲンダイ)こと高木毅議員ですよ!?

   『●原発再稼働という恥ずべき選択 ~「新基準は世界一」
      「世界最高レベル」ではなく、「世界一の無責任」~
   『●「お零れ」=「甘い利」を大臣本人が直接受け取る!  
       さすが、秘書任せにせずに「責任感の強い人」!!
    《■「潮目が変わってきた」 この甘利スキャンダルは安倍政権の
     終わりの始まりだ。まず、閣僚のドミノ辞任が再び現実のものとなる。
     甘利が辞めれば、下着ドロの過去を報じられた“パンツ大臣”
     高木毅復興相やカレンダー問題で公選法違反の疑いが持たれている
     島尻安伊子沖縄担当相への追及も再び強まり、ただではすまなくなる》

   『●JOC臨界事故で何が起きたでしょうか?…《人が制御できない
          なんて恐ろしい。政府は…本当のことを言っていない》
    「《“パンツ大臣”高木毅復興相》、大丈夫?」

   『●《稲田朋美…世耕弘成…安倍側近が…関電受注企業から献金…
        証人喚問を含め、国会の場で徹底的に調査するほかない》
    「関西電力に関する報道は多数ありますが、マスコミ報道になにか
     広がりを欠くように思います。アベ様お気に入りの稲田朋美議員、
     パンツ大臣こと高木毅議員、で、ようやく三人目、アベ様取り巻きの
     世耕弘成元経産相。ようやく三人か? たった三人? 癒着党・
     お維の政治家は係わっていないのかね? 関電の問題は、もっと
     以前からわかっていたのではないでしょうかねぇ。なぜ、もっと
     早く報じられなかったのか、とっても不思議。」
    《しかも、自民党の稲田朋美幹事長代行や前経産相の世耕弘成参院
     幹事長といった安倍側近が、元助役と関係が深い関電受注企業から
     献金を受けていた証人喚問を含め、国会の場で徹底的に
     調査するほかない

   『●《権力欲に駆られた政治家》アベ様やカースーオジサンによる《含羞》
      なき、《廉恥》欠く、破廉恥な政権が8年8カ月も続いてしまった…
    《党人事は幹事長・甘利明、国対委員長・高木毅、組織本部長・
     小渕優子と過去の政治とカネの問題を抱えるワケあり議員を登用
     ことに甘利は当選12回で初めての幹事長となれば歴代総裁は
     なぜ甘利を使ってこなかったか。少し考えればわかることだ。》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301751

れいわ山本太郎代表らの懲罰動議は正しいのか 安倍前首相、甘利氏も懲罰委員の滑稽さ
公開日:2022/02/25 06:00 更新日:2022/02/25 06:00

     (不適切な言動議員は…(左から高木毅、安倍晋三、
      甘利明の3議員)/(C)日刊ゲンダイ)

これっぽっちの予算案で困っている人たちを救えるか」「国会の茶番に抗議する」――。

 2022年度予算案を採決した22日の衆院本会議で、壇上から抗議の声を張り上げた「れいわ新選組」の山本太郎代表ら3人に対し、自民党の高木毅国対委員長が懲罰動議の提出を検討する考えを示した。

 ネット上では<議員としての品位に欠ける行為><反対の声を上げるなら、もっと早くやれ>などと、山本議員らの行動を批判する声が出ているが、れいわが“実力行使”に出たのも無理はないだろう。というのも、岸田首相が出席した18日の衆院予算委の集中審議で、立憲民主党が質疑時間の一部をれいわの大石晃子議員の質疑に充てることを理事会で提案したところ、与党側の反対で実現できなかったからだ。

 山本議員らについて「議場の秩序を乱す」と言っていた高木国対委員長は、過去の「パンティ泥棒事件」を週刊誌などでたびたび取り上げられている。「秩序を乱すとはよくぞ言えたものではないか。

 さらに言えば、衆院懲罰委員会の委員の中には、「桜の会前夜祭をめぐる国会答弁で「118回」も嘘をついた自民党の安倍晋三元首相や、UR(都市再生機構)の「口利き疑惑をめぐり、大臣室で怪しいカネを受け取っていた同党の甘利明前幹事長が名を連ねている。

 議場の秩序を乱しただけでなく、議員の品位のカケラすら感じられない委員が懲罰動議を議論するなんて、へそで茶を沸かすような話だろう。

 懲罰動議を提出するべき議員は、れいわ以外に山ほどいる。
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●さて、「あとの祭り」な投票行動してしまいませんでしたか? 「消費税の使い道は社会保障に限定」という自民党の選挙の顔のデマ吐き

2021年11月01日 00時00分50秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]


(20211024[])
リテラの記事【甘利明が『日曜討論』で大ボラ連発!「スマホは日本の発明」も酷かったが、最も悪質だった嘘は「消費税の使途は社会保障に限定」】(https://lite-ra.com/2021/10/post-6051.html)。
週刊朝日のコラム【安倍晋三元首相が驚く国民の選択 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/wa/2021101500099.html)。

 《何を言っているのかわからない岸田文雄首相を差し置き、際立ってツッコミが殺到しているのが、「口利き金銭授受問題」の説明責任から逃げつづけている自民党の甘利明幹事長だ。…それは、共闘野党が公約に打ち出している消費税減税について司会者から「どう考えるか」と問われたときのこと。甘利幹事長は、こんなことを言い出したのだ。「あのー、消費税の使い道はですね、社会保障って限定されているんですね」》。
 《自民党は毎回逆風下で選挙を戦ったが、それでも選挙で連勝していた安倍氏に言わせれば、「文句があるなら国民に言え」ということになる。このコラムにも何回か書いたが、安倍氏には独特の哲学があると私は見ている。一言で言えば、「国民は馬鹿であるという哲学だ。「ものすごく怒っていても時間が経てば忘れる」「他にテーマを与えれば気がそれる」「嘘でも繰り返し断定口調で叫べば信じてしまう」。選挙のたびに勝利した安倍氏がこう考えたのはある意味正しかった。さらに、この哲学は、とんでもない政治倫理の堕落をもたらした》。

 有権者はバカにされていたのです、《とんでもない政治倫理の堕落をもたらした》、数多のアベ様案件を引き起こしたアノ方に。アノ方やアノ方なるモノ達、自公お維に投票してしまいましたか? それとも、今回も眠り猫…。あ~、「あとの祭り」。
 (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》…最大のチャンスでしたのに。

 「この28年間の変化は法人税が6兆円…所得税が6兆円減り、消費税が13兆円増えたことだけなのだ」、しかも血税・消費税で病床のダウンサイジング。甘~い利を得たあの方が、平気で「消費税は全て社会保障に充てられる」と平気でデマを口にし、アベ様のNHKはそれを主権者に垂れ流す…。そんなデマに騙されて…あ~、「あとの祭り」。
 《安倍元首相に瓜二つ厚顔無恥の嘘つき男が牛耳る政権を選択するのか否か》? もちろん、私は《》です。《「安倍さん、国民はそんなにバカではありません」という結果を選挙で示すことができるかどうか。私たち国民一人一人の真価が問われている》…はずでした。

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https://lite-ra.com/2021/10/post-6051.html

甘利明が『日曜討論』で大ボラ連発!「スマホは日本の発明」も酷かったが、最も悪質だった嘘は「消費税の使途は社会保障に限定」
2021.10.18 10:14

     (『日曜討論』での甘利幹事長)

 明日、公示される衆院選を控えて、党首討論など各党代表による論戦がスタートしているが、何を言っているのかわからない岸田文雄首相を差し置き、際立ってツッコミが殺到しているのが、「口利き金銭授受問題」の説明責任から逃げつづけている自民党の甘利明幹事長だ。

 甘利幹事長といえば、衆議院が解散された翌日の15日に〈選挙用の写真、こんな仕上がりになりました〉とTwitterに投稿。貼り付けられたそれはピンストライプのスーツ姿で顎に人差し指を添えたポージングのモノクロ写真という、いかにも「イケおじ」狙いのナルシシズム全開のもので、「ちゃんと羊羹の袋持ってきた?」って今にも言いそうな顔〉〈余白には「説明責任ってなにそれ?」がぴったりだ〉〈公式が雑コラ大喜利の素材提供していくスタイル〉というツッコミが起こった。

 だが、こうした声も甘利幹事長にはどこ吹く風。9党幹部が集まった昨日17日放送の『日曜討論』(NHK)に出演した際には、iPhoneと思しきスマートフォンを掲げて「ここにある世界を席巻しているスマホも、3Dプリンターも、量子コンピュータも全部、日本の発明です」などと発言。一体、何を根拠にして「日本の発明」としているのかは定かではないが、自民党政権下で技術力が低下し世界に遅れをとってきたというのに、過去の栄光にすがった「日本スゴイ!」を振りかざした

 無論、これにもツッコミが殺到。ネット上では〈そうだっけ?〉〈現実を見ようぜ〉〈技術で勝ってる?違う世界から来てるんか…?〉〈甘利のスマホ日本起源説、夏野剛あたりに「iモードはスマホの元祖みたいなもんですよ」とか吹聴された説を推します〉〈無知を自信満々にさらけ出すジジイほど痛々しいものはないわ〉などと呆れの声が広がった。

 しかし、甘利幹事長の厚かましく恥知らずな発言は、これだけではなかった。

 『日曜討論』で甘利幹事長は、冒頭から立憲民主党と日本共産党の閣外協力について攻撃しつづけ、司会者から総選挙の争点を質問された際にも「政府の意思決定のなかに限定的とはいえ共産党の意思が入ってくる。これは日本の政治史上これまでなかったこと」などと発言。コロナでも経済政策でもなく、共産党攻撃を繰り広げた。

 政策論争の場だというのに、腐っても政権を握る自民党の代表が、松井一郎ばりにネチネチと「共産党ガー」とがなり立てる……まったく見苦しいにも程があるが、これには立憲の福山哲郎幹事長が「政策論議ができない」「重要なのは国民生活」と批判。その上で、経済政策はもちろんのこと、森友加計学園問題日本学術会議の任命拒否問題などを挙げて「岸田文雄新総理が安倍・菅政権とまったく同じ対応をしていることは、自民党が変わらないということ。そこを変えていきたい」と語った。

 ところが、この「首相が変わっても自民党は変わらない」という批判に対し、甘利幹事長は「自民党のどこが変わらないのか」と反論したのだ。


■甘利幹事長「自民党のどこが変わらないのか」に立川雲水が「大臣室で賄賂貰った人間が居座ったままの現状」とツッコミ

 何を言い出すかと思えば、まさかの逆ギレ。しかも「お前が言うか」という話だろう。

 甘利幹事長はつづけて「岸田さんは内閣を岸田カラーで染めた」「元総理経験者に遠慮することなく総理自身が指揮権を発揮できるようにした」と抗弁していたが、さんざん指摘されているように新内閣は「岸田カラー」ではなく「甘利カラーで染めたと言うべき顔ぶれ。さらに、自民党の選挙公約からは総裁選で訴えていた岸田氏の主張がことごとく外され安倍晋三や麻生太郎といった元総理経験者の意向に沿った主張がズラリと並んでいる。なのに「総理自身が指揮権を発揮できるようにした」とは、まったく笑わせる

 いや、そもそも安倍政権下で起こった「政治とカネ」の代表格が、甘利幹事長の「口利き金銭授受」問題だ。甘利氏は不起訴に終わったことを盾にしているが、それも「安倍政権の守護神」と呼ばれてきた黒川弘務・元東京高検検事長が捜査を潰したというのは有名な話。つまり、甘利氏の存在自体が「安倍政権の政治腐敗・官邸独裁」の象徴なのだ。その甘利氏が、政権与党を取り仕切る幹事長に就き、いまや「影の総理」として実権を握っている、その事実こそが「自民党が何ひとつ変わっていないことの最たる証拠ではないか。

 この甘利幹事長による「自民党のどこが変わらないのか」発言には、落語家の立川雲水が〈「どこが変わらないのか?」と訊かれりゃ「大臣室で賄賂貰った人間がずっと変わらずに偉そうに居座ったままの現状」って即答できますやん〉とツッコミを入れていたが、まさに御名答と言うほかないだろう。

 自身の問題について国民に説明責任も果たさないまま権力中枢に登り詰め、恥も外聞もなく調子に乗りつづける甘利幹事長──。しかも、甘利幹事長はこの『日曜討論』で、安倍元首相かと見紛うようなとんでもない嘘を平然と吐いた

 それは、共闘野党が公約に打ち出している消費税減税について司会者から「どう考えるか」と問われたときのこと。甘利幹事長は、こんなことを言い出したのだ。

あのー、消費税の使い道はですね、社会保障って限定されているんですね」。


■共産党の志位和夫が消費税を使った病床削減を指摘!「消費税は社会保障のため、と2度と言わないでほしい」

 消費税の使途は社会保障に限定されている……!? よくもまあこんなあからさまな嘘を言えたものだと呆れるしかない。消費税を増税する際、安倍政権は「消費税率の引上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われます」と大々的に喧伝してきたが、増税した分の多くは財政赤字の穴埋めに使われているのが実態だからだ。

 その上、本サイトでは繰り返し指摘してきたように、安倍政権は医療費を削減するために公立・公的病院の統廃合を進めて病床数を20万床減らすという「地域医療構想」なる制度を推進させ、菅政権ではコロナによって病床不足が叫ばれている最中に、病床を削減した病院に補助金を付け、しかもその補助金の財源を全額消費税で賄うための法改正まで強行。これにより、今年度は消費税を195億円も使い、なんと1万床も削減するというのだ。

 しかも、この方針を岸田・甘利体制の現政権も堅持。立憲民主党は選挙公約でも「地域医療構想」の抜本的な見直しを打ち出し、参院代表質問では共産党の小池晃書紀局長が「消費税収を使った病床削減の仕組み、とりわけ急性期病床を削減・縮小する計画をただちに撤回すべき」と岸田首相に迫ったが、岸田首相は「地域の実情を踏まえて地方自治体と連携して検討を進める」と答弁。病床削減の政策を撤回しなかったのだ。

 つまり、「消費税の使い道は社会保障に限定されている」という甘利幹事長の発言は大嘘であるばかりか、消費税を使って国民の命と健康を守る社会保障を削っているのが現実で、甘利幹事長はそれを推進している張本人なのだ。

 本日おこなわれた日本記者クラブ主催の党首討論では、共闘野党が打ち出している消費税の減税に対して、岸田首相も「消費税は社会保障を支える重要な財源」だとし、さらには「消費税を引き下げるということになると、引き下げにともなう買い控え(が起こる)」などとトンデモ発言をおこなう始末。これを受けて共産党の志位和夫委員長は「消費税は社会保障のためと言いながら、社会保障を削るために使っているじゃないか」「『消費税は社会保障のため』と2度と言わないでほしい」と反論していたが、まさにそのとおりだろう。

 本サイトでは既報でも言及したが、岸田首相は安倍元首相や菅前首相のようには横暴になりきれず、要領を得ない話をダラダラすることで必死になって安倍・菅政権の継承をごまかそうとしている。だが、甘利幹事長は安倍元首相と同じで、説明責任から逃げている身でありながら図に乗り、さらにはこのように平気で嘘を喧伝している。

 安倍元首相に瓜二つ厚顔無恥の嘘つき男が牛耳る政権を選択するのか否か。これも総選挙の大きな争点なのである。

(編集部)
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https://dot.asahi.com/wa/2021101500099.html

安倍晋三元首相が驚く国民の選択 古賀茂明
政官財の罪と罰
古賀茂明
2021/10/19 07:00

     (古賀茂明)
     (安倍晋三元首相(C)朝日新聞社)

 衆議院が解散され、31日に総選挙の投票日を迎える。2012年の第二次安倍晋三政権誕生から8年9カ月の間、3回の参議院選挙と2回の衆議院総選挙があった。この間、消費税引き上げ、集団的自衛権行使容認の安保法制などの不人気政策があり、森友学園、加計学園、桜を見る会などの問題に代表される安倍氏による国政の私物化、さらには、小渕優子氏や甘利明氏など閣僚の不祥事も相次いだ。自民党は毎回逆風下で選挙を戦ったが、それでも選挙で連勝していた安倍氏に言わせれば、「文句があるなら国民に言え」ということになる。

 このコラムにも何回か書いたが、安倍氏には独特の哲学があると私は見ている。一言で言えば、「国民は馬鹿であるという哲学だ。ものすごく怒っていても時間が経てば忘れる」「他にテーマを与えれば気がそれる」「嘘でも繰り返し断定口調で叫べば信じてしまう。選挙のたびに勝利した安倍氏がこう考えたのはある意味正しかった。

 さらに、この哲学は、とんでもない政治倫理の堕落をもたらした。安倍政権では、「李下に冠を正さず」、すなわち、人の道から外れているのではと疑われることだけでも許されないというあるべき倫理観は完全に消え失せたどうせ国民は馬鹿ですぐに忘れてしまうのであれば、怖いのは司法当局だけということになる。倫理規範は「捕まらなければ良い」となり、ことが起きると、何も説明せず、「検察に捕まらなかった」から問題ないと胸を張るようになった

 これはさらにエスカレートし、「逮捕させなければ良い」というレベルまで堕落した。法律に反して、安倍氏の守護神、黒川弘務東京高等検察庁検事長(当時)の定年を延長したのはその象徴だ。

 そうなると官僚たちは、「李下に冠を正さず」から「違法にならないギリギリのところでうまくやれ」、さらには、「違法なことでも捕まらないようにやれ」と迫られることになる。結果、政府のいたるところで文書隠蔽、廃棄、改ざんが行われた

 森友事件に関連して公文書改ざんを強要され、後に自殺に追い込まれた近畿財務局職員・赤木俊夫さんはその犠牲になったのだ。私は、ご遺族の夫人・雅子さんとよく話をするが、実は、雅子さんが一番心配しているのは、国民が森友問題を忘れてしまい、真相が何も明らかにされないまま、「過去のもの」として葬り去られてしまうことだ

 だが、今回はこれまでとは違う。10月6日に雅子さんが岸田文雄総理に出した手紙が反響を呼び、ヤフーニュースによる選挙の最大の関心事のアンケートで、森友再調査が何と断トツの1位。驚くべきことだ。選挙中も関心を集め続けるだろう。これは、安倍政治への嫌悪感がまだ国民の頭の中に深く刻まれている証である。今、岸田内閣が安倍政治を変えられないというイメージは急速に広まり、内閣の支持率は低迷している。雅子さんの手紙はそこにさらなる痛烈なダメージを与えた

 野党側が万全な共闘体制を作れたら自民大敗という可能性も十分出て来た。雅子さんの手紙は、国民の「記憶」を呼び覚ましたのだ

 「安倍さん、国民はそんなにバカではありません」という結果を選挙で示すことができるかどうか。私たち国民一人一人の真価が問われている。

※週刊朝日  2021年10月29日号


古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。近著は『官邸の暴走』(角川新書)など
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●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会

2021年10月28日 00時00分10秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、当然、#わたしも投票します#政権交代で命を守る新しい政権を



 (2021年10月24日[日])

   『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
      #投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo


長周新聞のコラム【狙撃兵/政治不信を前提にした選挙戦略って…】(https://www.chosyu-journal.jp/column/21963)。

 《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だそのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる。従って、政治への幻滅や不信がかつてなく高まっているもとで、全有権者のうちの5割のなかで「自民党か、野党の寄せ集めか」の争いだけがたけなわとなり、残りの5割は眼中に入っていないか引き続き置き去りにされ、しらけているという状況が放置されたのでは、選挙結果は知れているとも思うのである》。


 デモクラシータイムスの映像記事【なんで賃金が下がるんだ!総選挙の争点①(金子勝×竹信三恵子×山田厚史)20211014】(https://www.youtube.com/watch?v=XTid1PMVzzM)。《デモクラシータイムス》。《総選挙の争点①日本はこの20年、賃金が下がり続け、ついに韓国にも抜かれました。「賃金右肩下がり」は、世界で唯一といってもよい珍現象。アベノミクスの大失敗は、結果が示しています。それでも「アベノミクスの上に新しい資本主義を展開する」という岸田政権。その支離滅裂》。


 《「新しい資本主義」というマヤカシ》《愚者の天国だ》《学習しましょうとしか言いようがない》《早く、急がないと、騙されちゃう》《死にますという状態》《振込詐欺で電話がかかっているときに、皆で、止めいないといけないという状況》…。


 #投票倍増委員会 会員。当然 #わたしも投票します。まだ自公お維トファを直接的・間接的に支持するのですか? ニッポンの未来をこれ以上ぶっ壊さないで! 4野党による #政権交代で命を守る新しい政権を!、実現しましょう。
 《自由と民主主義を守る》ために、#政権交代で命を守る新しい政権を
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/共産党アレルギー戦術の効果は…】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202110190000086.html)によると、《当の共産党は「公党の、しかもその代表が他党にものを言うときには、少なくとも綱領ぐらい読んでから批判すべきだ」と否定し、反撃している。 ★立憲の議員が言う。「今時そんなことを言われて動揺する有権者はいない。この戦術は野党共闘の分断が目的だろう。…」と分析する。野党第1党は立憲だが、共産党アレルギーを利用しての戦術だが、自民党はそんな時代が来ることを脅かすのは、選挙が近づくと「ミサイルが飛んでくるぞ」の脅かし方に似ている。政治とカネや公文書改ざんがまかり通ることを反省した方が、正々堂々として効果的ではないだろうか。》

 市民をバカにしてるでしょ? 「1/4」の自公お維支持者、「2/4」の選挙に行かず間接的な自公お維支持者の皆さん、考えた方がいいのでは? 主権者としてバカにされていることを、分かってほしい。 #政権交代で命を守る新しい政権を! 《未来の顔》ではなく、自公は、アベ様やカースーオジサンによる9年の政の下で何をやり、何をやらなかったが問われる必要がある。数多のアベ様案件の責任が問われるべき。お維は大阪で何をやったのか? 《刷新》したというデマに騙されないでほしい。さらにこの先4年間、自公お維によるこんなデタラメな政治が続くことを想像してみて下さい。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/自民党の重点政策「これでは高市政権の公約だ」と関係者】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202110150000050.html)によると、《総裁選挙で意欲を示した政策が直後の衆院選挙で反映されないのだから、いかに総裁選挙の討論が言いっぱなし、やりっぱなしの放言大会だったことがわかる。その一方、宏池会や岸田なら絶対言わないような「国の使命は、国家の主権と名誉を守り抜くこと」と勇ましい文言が採用され、首相の主張する「新しい資本主義」の中にも政調会長・高市早苗が提唱する「大胆な危機管理投資・成長投資」が書かれていて、これでは岸田の趣旨と違う政策になってしまっている。…「…自民党の場合、総裁選で2位以下でも母屋を乗っ取れるということか」と野党から突っ込みどころ満載の公約に困惑顔だ》。
 西日本新聞のコラム【【岸田政権考】姜尚中さん】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/817528/)によると、《◆鍵は歪んだ停滞の刷新  岸田文雄内閣はどんな政権となるのか。船出したばかりではあるが、所信表明演説などを見る限り、前と後ろに二つの顔を持つローマ神話の双面神ヤーヌスのイメージと重なって見える。ヤーヌスは過去と未来の間に立つとされる。国民には、新政権が過去の顔(安倍晋三・菅義偉両政権と続いた「忖度(そんたく)政治」)をしていることが見え見えなのに、未来の顔だけを見せようとしているかのようだ。未来は過去の検証と総括なしには見えてこない。にもかかわらず、未来の「新しさ」を強調したいのは、岸田政権が「忖度政治」をリセットした「新しさ」を印象づけたいからだろう。だが、そうすればするほど、具体的な内実は漠然とし、皮肉にも過去と未来の連続が際立って見えてしまうのである》。

 「この28年間の変化は法人税が6兆円…所得税が6兆円減り、消費税が13兆円増えたことだけなのだ」、しかも血税・消費税で病床のダウンサイジング。甘~い利を得たあの方が、平気で「消費税は全て社会保障に充てられる」と平気でデマを口にし、アベ様のNHKはそれを主権者に垂れ流す…。
 【ラサール石井 東憤西笑/UR汚職疑惑でも自民党の選挙の顔! NHKはトンデモ発言をファクトチェックすべきだった】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/296328)によると、《いきなりの野党共闘潰しの共産党批判。事実とは異なるフェイク発言に対する共産党小池氏の冷静な反論にも執拗に「これは体制を選ぶ選挙だ」と印象操作を繰り返した。その時の表情、態度(とくに他人の発言を聞いているときの)はまさに日刊ゲンダイでも「上から目線」と報じられた。ま、一言で言えば「嫌なヤツ」感が満載だった。そしてその後の発言で「消費税は全て社会保障に充てられる」…しかし聞いた人はそのまま事実と思ってしまう。放送後のNHKは内容のファクトチェックをするコーナーなどをどこかで放送するべきだったのではないだろうか。これなら嘘も言ったもん勝ちではないか。そもそもUR汚職疑惑(疑惑というか金を受け取ったんだから汚職だと思うのだが)の説明もなく、いきなり選挙の顔である幹事長の職に就いたのには驚いた。…さあ、この方が自民党の選挙の顔です。皆さん、投票に行きましょう》。

 (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。

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https://www.chosyu-journal.jp/column/21963

政治不信を前提にした選挙戦略って…
狙撃兵 2021年10月14日

 東京8区を巡る野党共闘の揉め事は、小選挙区制度ならではのものにも見えるし、中選挙区制度のもとではまず起こらなかった混乱だろうと思う。恐らく幾つもの選挙区で政党間の「一本化調整」なるものが大詰めを迎え、引き下がらざるをえない候補者がいるのだ。本来であれば、政権選択選挙である以上、それぞれの政党が自由に候補者を擁立し、主権者によってふるいにかけられるのが当たり前なのだが、悲しいかな自公に対して野党は単独では勝利がおぼつかない状況がいわゆる「野党共闘」なるものに収斂(しゅうれん)し、その弱さ故に揉めているといった光景である。ゴタゴタした内幕はそれとして、山本太郎の撤退判断は街宣での説明を聞く限り筋が通ったものであったし、公示を直前にして、これ以上引き延ばせないタイミングでの判断だったと思う。

 中選挙区制度のように一つの選挙区で複数の議席を争うのであれば、二番手、三番手と同じ政党や政党も異なるそれぞれの候補者が当選を果たし、ある種の多様性が国会に反映されていた。一方で現行のように一つの選挙区で一つの議席を争うとなると、組織票を有する自公が有利となり、それに対して弱小野党は束になってたたかわない限り議席獲得など至難の業という現実がある。自公がそれほど強いわけでもないのに、5割の有権者が選挙から距離を置き、残りの5割のなかでの争いになると、野党側は極めて厳しいたたかいをよぎなくされるのである。

 そうして自民党の側はますます低投票率依存を強め、おかげで安泰をむさぼっているが、同時に野党の側もそっぽを向いた5割の有権者の心をつかみとる努力や能力が乏しく、故に「野党共闘」に一縷(る)の望みを託し、政治不信を前提とした選挙戦略をとっているのである。なぜ、どの政党も残りの5割という最大勢力に手を伸ばそうとしないのか? できないのか? である。

 歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる。従って、政治への幻滅や不信がかつてなく高まっているもとで、全有権者のうちの5割のなかで「自民党か、野党の寄せ集めか」の争いだけがたけなわとなり、残りの5割は眼中に入っていないか引き続き置き去りにされ、しらけているという状況が放置されたのでは、選挙結果は知れているとも思うのである。

 「野党共闘」は確かに小選挙区制度のもとで一つの手段の話ではあるが、それこそが最後の望みといわんばかりの向きには志の低さを感じずにいられない。あるいは毎度結果が思うようにならないからといって「選挙に行かない有権者が悪い」と悪態をつき始める政党関係者を見るにつけ、支持されないみずからを分析することも必要ではないか? と思ってしまうのである。いかなる政党も支持基盤を広げたければ政治不信と正面から対峙しなければならないし、それ以外に局面打開の道などないのが現実なのだ。 武蔵坊五郎
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●アノ党の総裁選マツリの最中、COVID19第5波の衰退…《場当たりの結果オーライ》でいいの? 「GoTo」なんちゃら等再開すれば…

2021年10月04日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


(2021年10月02日[土])
アノ党の総裁選マツリが終わりました。ウンザリ…。カースーオジサンによる大参事アベ様政権に続き、結局、単なる第四次アベ様政権が誕生することになるだけ。
 それにしても、国会も開かず、何やってんの? 臨時国会をきちんと開いて、ソンなの勤務時間外にやっとくれ。マスコミも、いい加減にしてほしい。同等に野党共闘について報じてくれよ。所信表明と(言いっぱなしの)代表質問のみで、予算委員会も開かず解散するつもりだそうだ。憲法53条は一体どうなっているのか、デタラメにも程がある。マスコミは、総裁選マツリ程度に、アノ党や政権の国会軽視をなぜに大騒ぎしないのか?

   『●自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多の
     アベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある
   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》
   『●《国会を開かなければ、それもできない。これを政治空白と言わず
     して、何と言う。…国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》…
   『●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の
     昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》
   『●武田砂鉄さん《忘却に加担するのか、しっかり掘り返して問うのか、
        メディアが問われている。またいつもの感じでやっているの…》
   『●「そんなバイアスがかかった話じゃない」…《バイアス》? 《山口
     敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》警察庁長官に言われてもねぇ?
   『●桐生悠々に《ちなんだ社説の掲載に至ったのも、どんな政権であろうと、
        新聞は権力監視の役割を放棄してはならないという決意を》読者に
   『●《「…これからの政権に前の政権の評価を聞いて読者の関心がある
     のかねえ?」と笑い交じりに述べた》…泥棒達に縄を綯わせてはいけない
   『●立岩陽一郎さん【ファクトチェック・ニッポン!/最高権力者への
     「お追従」政権の延命に手を貸す記者の存在と責任放棄】➙産経公報紙

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/自民党総裁選 放言大会&代理戦争の結末はいかに】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109290000102.html)によると、《★今日29日に大騒ぎした自民党総裁選挙が決着する。各陣営やベテラン議員たちは候補者が党改革を唱えている横で、さまざまな空手形や知恵を弄(ろう)する。カネが飛び交っている話もちらつく。そういった工作に明け暮れる党からの脱却を唱えながら、その工作によって総裁の座に就くという何ともシュールな茶番が展開されるのだろうか。そういえば4候補の政策討論会という名の勝手な放言大会は党の政策とかけ離れ、場合によっては内閣の方針とも違うことを言い放ち過ぎたのではないか。閣内、党内政策不一致は民主党政権で同様な事態になれば、メディアは大騒ぎになったと思うと、いかに総裁選の討論が党の政策を軸に議論されているものではないか、自民党ならそれも許されるというダブルスタンダードを見せつけられた》。

 《国会を開かなければ、それもできない。これを政治空白と言わずして、何と言う。…国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》。
 東京新聞のコラム【ぎろんの森/自民の身勝手にもの申す】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132965?rct=discussion)によると、《野党側は憲法五三条に基づく正規の手続きで、新型コロナウイルス対応のための臨時国会召集を七月から求めていたにもかかわらず、菅政権は要求を無視し続けた揚げ句、自民党総裁選で後任が決まるから、臨時国会を開いて首相を指名するというのです。…四候補が争う自民党総裁選…には、論説室もそれなりの関心はありますが、総裁選一色のテレビや他紙の報道には違和感も覚えます。自民党は現在、衆院第一党ですから総裁が首相に就くのは常道としても、直後に衆院選を控える政治状況では「首相候補」を選ぶ身内の手続きにすぎません。衆院選を任期満了後にまで先送りして行うほどのことでしょうか。「総裁選に時間をかけすぎだ」との読者の意見に同感です》。

 そして…あぁ、悍ましきジミントゥ…自由でも民主でもない悍ましい党。野党4野党による #政権交代で命を守る新しい政権を!
 リテラの記事【新総裁・岸田文雄は安倍前首相の完全な操り人形に! 今井尚哉北村滋岩田明子を監視役に送り込み「高市早苗の国家観」を強制】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6034.html)によると、《自民党総裁選がおこなわれ、決選投票で河野太郎氏を引き離し、岸田文雄氏が新総裁に選ばれた。だが、これは「岸田自民党、岸田政権の誕生」ではなく、「安倍自民党、安倍傀儡政権の誕生」と呼ぶべきものだ。今回の総裁選で安倍晋三・前首相は、同じ極右思想を持つ高市早苗氏を支持。2ショットポスターを作成させたり、高市氏以外を支持する若手議員に直接電話をかけまくる「アベノフォン」に勤しむほど入れ込んでいた》。

   『●「お零れ」=「甘い利」を大臣本人が直接受け取る!  
       さすが、秘書任せにせずに「責任感の強い人」!!
   『●「ホンモノの疑惑にメス」は入るか?…
     何でも許す倫理観無き「責任政党」と手控える批判精神無きマスコミ
   『●「美学」という名の「醜態」: 
     ドアホノミクスという難破船・泥船から下船する収賄大臣
   『●「美学」と「醜態」:「企業・団体献金(の禁止)うんぬんに 
            一直線に問題」を結び付けずにどうするのか?
   『●「甘い利」を得た「収賄=犯罪」の「構図は、単純だ」
   『●「甘利問題の核心は、政治家が口利きの
     見返りとして企業から献金を受け取ることが許されていること」
   『●もはや終わった事件? マスコミも与野党議員もお優しいこって
                    …小沢一郎氏「事件」と大違いだ
   『●なぜマスコミや与党・癒党、民進党はバカ騒ぎしないのか?  
                  口利きの御返し・甘い利はOK?
   『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
     本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」
   『●吸「血税」氏引責と「不適切だが違法でない」… 
     東京地検が認めなくとも「あっせん利得」は「違法」では?
   『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
        なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…

 アベ様第四次政権に向けて党内の足固め…それにしても、甘~い利を得た人がねぇ? アノ党の要だそうですよ。《よくもまあ、人さまの前にノコノコ出てこられたものだ》! まぁ、アノ党内には一人もマトモな人は居ませんものね。
 リテラの記事【「甘利明が幹事長」に批判殺到! 1200万円賄賂事件で説明責任果たさずトンズラ、安倍官邸と黒川検事長による捜査潰しの問題も再燃】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6035.html)によると、《第一声で「『生まれ変わった自民党』をしっかりと国民に示さなければならない」と宣言したが、一体これのどこが「生まれ変わった」というのか。本日、岸田氏が幹事長に甘利明・税調会長を、政調会長に高市早苗氏を起用する意向を固めたというからだ。「生まれ変わった」どころか、その顔ぶれは安倍晋三・前首相の側近と腹心。ようするにこれ、「安倍体制の強化」が打ち出されただけではないか。なかでも度肝を抜かれたのが、「甘利幹事長」という人事だ》。
 東京新聞の記事【「寝耳に水」甘利氏、現金授受問題で潔白を主張 「質問出尽くすまで答えた」国会での説明に後ろ向き】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/134253)/《自民党の甘利明幹事長は1日午後、党新四役の就任会見で、2016年に経済再生担当相を辞任するきっかけとなった現金授受問題に関し「私は事件に関して(当時は)事情を全く知らされていない。寝耳に水」と語り、自身の潔白をあらためて強調した。野党側が国会での説明を要求していることへの対応を記者から問われたのに対し、説明責任は尽くしたとの認識を示して「(国会招致は)国会がお決めになることだ」と述べた》 ➙ アベ様ライクな答弁炸裂。
 《甘利さんは辞任会見で、『(疑惑について)調査を進め、しかるべきタイミングで公表する機会を持たせていただく』と言っていた》。いまが、《しかるべきタイミング》ですよね。参考人招致なり、証人喚問なり、説明責任を果たされてはいかがですか? いまこそ、《公表する機会を持たせていただく》約束を果たしましょう。

 さて、COVID19の第5波の衰退、ウイルスの自壊という《場当たりの結果オーライ》という責任逃れ…。検査もせずに「GoTo」なんちゃら等を再開すれば、あっという間に第6波…。
 日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/コロナ対策の根本的間違いに反省ゼロ…切迫感ない自民党総裁選】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295283)によると、《この国の新型コロナウイルス対策は一度たりともマトモに機能しないまま破綻に向かい始めている。ウイルスは拡大と自壊を反復しながら感染の波をつくり出す。だから、人流抑制策が効果を発揮していないのに、新規感染者数が急減しているのだ。それは、インフルエンザの流行と収束に似ている》。
 東京新聞の【<社説>緊急宣言を解除 「第6波」に備えねば】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/133677?rct=editorial)によると、《新型コロナウイルス感染症を巡り、十九都道府県に発令中の緊急事態宣言と八県のまん延防止等重点措置が三十日で解除される。新規感染者の減少が続くが、これからインフルエンザなど感染症が広がりやすい冬を迎える。警戒を緩めず、「第六波」到来も想定した備えを急がねばならない。これまでも宣言などの解除後には感染再拡大を繰り返してきた。今回も店舗の営業時間や行動などの規制を一気に緩和すれば、再び拡大しかねない。地域の感染状況に応じて対応すべきだ。知事は慎重に判断してほしい。七月以降の「第五波」では急激な感染拡大に医療態勢が追いつかない医療の逼迫を経験した。感染力が強いデルタ株が感染者を急増させ、病床不足による自宅療養者は全国で一時十三万人を超えた。入院できず、自宅で容体が急変したり、若い世代でも亡くなる事例があった。次の感染拡大に備え、医療態勢の強化を急がねばならない》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295283/2

金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

金子勝の「天下の逆襲」
コロナ対策の根本的間違いに反省ゼロ…切迫感ない自民党総裁選
公開日:2021/09/29 06:00 更新日:2021/09/29 06:00
今だけ無料

     (一人としてコロナ対策の間違いを反省していない(C)JMPA)

 この国の新型コロナウイルス対策は一度たりともマトモに機能しないまま破綻に向かい始めている。ウイルスは拡大と自壊を反復しながら感染の波をつくり出す。だから、人流抑制策が効果を発揮していないのに、新規感染者数が急減しているのだ。それは、インフルエンザの流行と収束に似ている。下降期にロックダウンを検討するとはピンボケだ。

     *番外編を動画でご覧いただけます。

 自民党総裁選が最終盤に入ったが、候補者は誰一人としてこれまでのコロナ対策の根本的間違いを反省せず、全く意味がない。この間、400人以上が犠牲になっている。あきれるほどに国民の命を軽視している。河野ワクチン担当相は後手の当事者なのに、開き直って自己正当化。菅首相は4月中旬、接種対象となる国民全員分のワクチンを9月までに供給するメドが立ったと言っていたが、全然行き渡っていない。東京都板橋区、新宿区、中野区などでは新規予約の受け付けができなくなっている。河野は米モデルナ製ワクチンの供給遅れをゴールデンウイーク中に把握していたのに2カ月も隠していたが、その後も後手後手だ。

 ワクチンパスポートの導入で社会経済活動を正常化へ向かわせる議論が活発化しているが、時期尚早だし、「GoToキャンペーン」や東京五輪の二の舞いになりかねない。各地でブレークスルー感染が確認されているからだ。

 群馬県伊勢崎市内の医療機関で25人が感染するクラスターが発生したが、そのうち24人は2回接種済み。福井県越前市内の介護施設でのクラスターでは、33人全員が接種完了済みだった。いま必要なのは抗体検査やゲノム解析だ。ワクチンで先行する米英などはアルファ株のデータに基づいて行動制限を緩和したが、ブレークスルー感染が問題になり、3回目接種が始まった。デルタ株によるブレークスルー感染は4割に達するという。

 翻って日本では2回目接種が遅れ、河野は医療従事者対象の3回目接種について12月開始とか言っている。総裁選には切迫感がない。敗戦と同じ状態になっている。実に深刻な事態だ
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●《今必要なのは…野党…少しでも与党に議席で肉薄し伯仲環境をつくることで、与党に緊張感を与えて…与党の暴走を食い止めることだ》

2020年12月11日 00時00分39秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/野党共闘は必要だが政権交代を先走るな】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202011190000051.html)。

 まず、日本学術会議6人「だけ」任命拒否事件。事件の本質をずらしまくるスカスカ政権。
 軍民両用研究と軍事研究をどこで線引きすんの? 軍民両用研究の名の下に〝人殺し〟目指した研究なんて御免だね。それよりも、6人「だけ」を任命拒否した理由をさっさと説明して下さい。
 【軍民両用研究、学術会議に検討要請 井上担当相 組織見直し論絡め揺さぶり】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/69273?rct=politics)によると、《学術会議は科学者が太平洋戦争に協力した反省を踏まえて1949年に創立された経緯から、軍事目的の研究と一貫して距離を置いてきた。軍事研究に反対する声明を50年と67年に発表し、防衛省が軍事転用可能な研究への助成制度を拡充した後の2017年3月にはこの2つを「継承する」との声明を出した。首相官邸による学術会議の会員人事への介入は17年の声明の前後に事実上始まったことが判明している》。

   『●「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」…
     国民に「説明できないこと」をやる「国民のために働く」違法オジサン

   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
        「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??
   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
        「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」

   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・ 
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き… 
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
   『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、 
          「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…
   『●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、
      法的には問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相
   『●《安倍の出身派閥・清話会の指定席》な文科相の系譜の酷さ…
        《受験利権のコントロールが目的だったのではないか》?
    《★だが文科相は第2次安倍内閣以降、下村博文馳浩松野博一
     林芳正柴山昌彦萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・
     清話会の指定席となっている。表向きは道徳教育の積極導入
     などだったが、実態は受験利権のコントロールが目的だった
     のではないかと疑われても仕方があるまい》

   『●【NNNドキュメント カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる
     天文台】…《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減
    「2005年から運営費交付金を年1%削減し続ける文科省。人件費が
     どんどんと削られ、研究者が減らされていく。文系どころか、理系に
     対しても未来に投資しない国。一方、巨額の軍事研究費で研究者の
     良心を釣る。おカネ儲けのことしか考えていない独裁者・アベ様ら。
     この国ニッポンの科学の未来はトンデモなく暗い…。」

   『●毎日新聞【「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」 自民・
     下村博文氏、学術会議巡り】…人殺しの研究なんてまっぴら御免だね

 《今必要なのは一強独裁政権を許したことの野党の反省と、少しでも与党に議席で肉薄し伯仲環境をつくることで、与党に緊張感を与えて森友加計事件や日本学術会議任命拒否騒動など与党の暴走を食い止めることだ。野党の声に耳を傾けざるを得なくなり国民も野党に信頼を寄せる。次の総選挙と再来年の参院選挙ではそこに注力して政権奪取のチャンスを待つためにも緊張国会を議会に生むことを野党統一のテーマにすべきだ》。そこまでニッポンに余力が、時間が残っているかどうか…。
 さて、早く、自公お維直接支持者「1/4」・間接支持者〝眠り猫〟「2/4」vs野党支持者「1/4」の構図、微妙なバランスを何とかしなくてはね。

   『●リテラ《「脱炭素化社会の実現」という看板に隠れ、危険な政策を
      推し進める──。…菅首相は目新しい政策を並べ立てることで…》

    「ニッポンはあらゆる産業分野で、一体いつまで周回遅れを続ける
     つもりか。過去も現在もデタラメ。まともに未来のヴィジョンも描けない。
     無《責任政党》政権を止める以外に道無しだというのに、
     「1/4」の自公お維の直接支持者や選挙に行きもしない「2/4」の
     間接支持者ときたら…絶望的だ。」

   『●《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」
     「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」》…キングメーカー気取り
    「ドラマ以上に醜悪な政権・与党なのに、1/4の自公お維支持者は
     能天気、2/4は選挙にも行かず眠っている」

 野党の皆さん、《コロナ禍でとるべき対策というなら ◎富裕層課税 ◎中間層(所得税)減税 ◎低所得層給付》。どういう社会を作るのか? どんなビジョンを描くのか? 《問題は税の使い道。なぜ、それが政策として打ち出されないのか、負担はするがサービスがいきわたり「不安ゼロ」の社会を作るのが目標であるべきではないか》?

   『●【金子勝の「天下の逆襲」/野党は「消費減税で戦う」ではなく
      ニューディール議論を】…最悪な税制なんかを導入したが故に…
    《野党の動きも問題だ。徹底したコロナ対策こそが最大の経済対策になる
     全員検査で陽性者を隔離し、治療薬と治療方法を確立すれば経済は
     持ち直す。野党はそこを第一目標にすべきだ》

   『●金子勝さん《抜本的なコロナ対策こそ、最大の経済対策なのだ》…
     検査検査検査・追跡・保護と社会的検査による無症状感染者の炙り出し
    「《コロナ禍でとるべき対策というなら ◎富裕層課税 
     ◎中間層(所得税)減税
 ◎低所得層給付
》。どういう社会を作るのか?
     どんなビジョンを描くのか? 《問題は税の使い道。なぜ、それが政策
     として打ち出されないのか、負担はするがサービスがいきわたり
     「不安ゼロ」の社会を作るのが目標であるべきではないか》。
     デモクラシータイムスの映像資料【再び!【金子勝×井手英策
     言いたい放題】野党共闘と消費減税 20200927】」

   『●金子勝さん《無症状者のPCR検査をしない方針を変えず、東京五輪
       開催と「GoToキャンペーン」に突き進む。感染再燃は当然の結果》


 検査検査検査…・追跡・保護する気無し。ひたすらGoToで感染を拡大し続けている無為無策無能な政権。おまけに、金(カネ)色の五つの輪を開催したい!? 正気なのか? 狂気だな―――「人類が新型ウイルスに打ち勝った証し」「コロナ克服五輪」として開催…

   『●「原子力災害伝承館」《批判…口封じ》…《安倍政権では「被災地
      切り捨て」政策がつづけられてきたが、それを菅政権も「継承」》
    《東京五輪の招致の際は「復興五輪」と連呼しながら、いつのまにか
     その掛け声は人類が新型ウイルスに打ち勝った証し
     コロナ克服五輪へとすり替わったように、菅首相も「現場主義に
     徹して復興をさらに前に進める必要がある」と口にしながら、
     予算大幅削減の方針からも被災地軽視の態度は明らかだ

   『●バッハ会長とニッポン人だけで金(カネ)色の五つの輪を「人類が新型
         ウイルスに打ち勝った証し」「コロナ克服五輪」として開催?

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202011190000051.html

コラム
政界地獄耳
2020年11月19日8時16分
野党共闘は必要だが政権交代を先走るな

★野党は政権の不手際や不始末について厳しく追及することを役割の1つとしている。政府の不祥事や不作為に野党各党が役割分担したり、質問がかぶらないように協力して効率的に与党を攻めていく方針も一丸となってまとめるのも野党共闘の仕事になる。政府与党の仕事をチェックすることは野党が政権を担う時に同じ失敗を繰り返さない、より効率的に効果的にスピードを持って執行できるいわば政権奪取時の練習になる。

最近の公務員は与党の手下、いや自民党の手下に成り下がっていて、野党には資料を見せない、教えない、隠すが常態化していて、それで自民党のご機嫌を取っていると思っている。首相・菅義偉がサポートする官僚や官僚の作るペーパーがないと全く機能しないのと同じで、役割は認めるが野党にも同等の扱いをすべきだ。だからこそ野党は一丸となって政権に対峙(たいじ)する必要がある

★解散総選挙が近いとなると野党も臨戦態勢になるが、ここで気を付けなければならないことは国民に向けて「政権交代」を訴えることだ。国民は安倍内閣や菅内閣に問題ありだとは感じているだろうが、枝野政権に期待しているわけではない。野党共闘を進める共産党は今年3月「野党連合政権にのぞむ日本共産党の基本的立場」を発表して以来、緩急なく政権交代を叫ぶが先走りすぎだ。今必要なのは一強独裁政権を許したことの野党の反省と、少しでも与党に議席で肉薄し伯仲環境をつくることで、与党に緊張感を与えて森友加計事件や日本学術会議任命拒否騒動など与党の暴走を食い止めることだ。野党の声に耳を傾けざるを得なくなり国民も野党に信頼を寄せる。次の総選挙と再来年の参院選挙ではそこに注力して政権奪取のチャンスを待つためにも緊張国会を議会に生むことを野党統一のテーマにすべきだ。(K)※敬称略
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●毎日新聞【「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」 自民・下村博文氏、学術会議巡り】…人殺しの研究なんてまっぴら御免だね

2020年11月29日 00時00分52秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]



毎日新聞の記事【「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」 自民・下村博文氏、学術会議巡り】(https://mainichi.jp/articles/20201110/k00/00m/010/023000c)の抜粋。

 《新会員候補の任命拒否問題をきっかけに、自民党は日本学術会議のあり方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置し、年間約10億円の国費を支出する妥当性や組織形態の検証を進めている。年内をめどに政府に出す提言はどのようになるのか。そもそも、なぜ学術会議を問題視するのか。党内の議論を主導している下村博文政調会長に、理由と今後の見通しを聞いた。【科学環境部 阿部周一】》

   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
        「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??
   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
        「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」

   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・ 
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き… 
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
   『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、 
          「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…
   『●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、
      法的には問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相
   『●《安倍の出身派閥・清話会の指定席》な文科相の系譜の酷さ…
        《受験利権のコントロールが目的だったのではないか》?
    《★だが文科相は第2次安倍内閣以降、下村博文馳浩松野博一
     林芳正柴山昌彦萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の
     指定席となっている。表向きは道徳教育の積極導入などだったが、
     実態は受験利権のコントロールが目的だったのではないか
     と疑われても仕方があるまい》

   『●【NNNドキュメント カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる
     天文台】…《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減
    「2005年から運営費交付金を年1%削減し続ける文科省。人件費が
     どんどんと削られ、研究者が減らされていく。文系どころか、理系に
     対しても未来に投資しない国。一方、巨額の軍事研究費で研究者の
     良心を釣る。おカネ儲けのことしか考えていない独裁者・アベ様ら。
     この国ニッポンの科学の未来はトンデモなく暗い…。」

 すっげぇなぁ、自民党政調会長…人殺しの研究なんてまっぴら御免だね、平和憲法を一体何だと思っているのだろうか? 日本学術会議の創設の背景を知らないの? 大学に金儲けできる研究を強い、運営費交付金をさんざん削りまくり、都合のいい時だけ「行政機関」に入れられる悲哀。「政府におんぶに抱っこ」って…税金を湯水のように浪費し、政権を私物化してきた人たちに言われたくはない。「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」なんて、元文科相が口にすべきことでしょうか。恐ろしい党です。日本学術会議が軍事研究を拒否したこと、「軍事研究には協力しない」と明言したことは、やはり正解でした。

   『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く
      「「欧米列強に倣え、進め」と武器輸出推進の道に歩みを進めている」
   『●「国策の名の下に研究者が軍事研究に
     加担させられた歴史を繰り返そうとしている…亡国の施策だ」
   『●取巻きに堕さず《官邸と距離を置》くような官僚を左遷するアベ様や
       スガ様…《人事でも異常なことが続いています》(前川喜平さん)
   『●《キンモクセイで世間の鼻をごまかし、学問の自由、言論の自由を
         脅かしかねない「腐臭」に気付かせぬようにしている》(筆洗)
    「週刊朝日の記事【「杉田官房副長官、和泉補佐官に政権批判した
     学者を外せと言われた」学術会議問題を前川喜平氏語る】…。
     西日本新聞のコラム【春秋/「学匪(がくひ)」とは、学問や知識で
     民心を惑わし…】…。日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/
     東大総長選考にも疑惑…菅は裸の王様か】」

   『●西日本新聞【例えるなら、こんな話か。授業が始まるのに数人の子が…】
          …取り巻きが《デマを流してまでも、必死で政権擁護》の醜悪
    《菅義偉首相による日本学術会議の任命拒否問題をめぐり、
     「日本学術会議のここが問題だ!」とがなり立てられてきたものが
     ことごとく「デマ」だったことがあきらかになっている》

   『●《56大学が弔旗や半旗を掲揚…彼らの反応はアカデミズムの
     「白旗」に他ならない。この国の暗澹たる未来を予感…絶望的な惨状だ》
   『●政策スカスカオジサン《第1…日本学術会議の任命拒否問題》《第2…
      温室効果ガス排出量…実質ゼロ》《第3…新型コロナウイルス対策》
   『●「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」…
     国民に「説明できないこと」をやる「国民のために働く」違法オジサン
   『●違法・違憲オジサン…《「裸の王様」…取り巻きの同調意見ばかり
     聞き入れ、学者の正論に耳をふさげば、宰相はそう呼ばれてしまいます》
   『●《…「複数の政府関係者」に明らかにさせる乱暴さ。政府の方針に
     対して異なる意見を表明することを「反政府先導」と表記しちゃう乱暴さ》
   『●《自民党右派の議員秘書にトランプの評価を問うと「戦争をしなかった
       大統領」と胸を張った。米国は分断という内戦を戦っていたのだ》

 それよりも、話を本筋に戻しましょうよ。日本学術会議事件の原点は、なぜ6人「だけ」を任命拒否したのですか?、です。質問は非常にシンプル。さっさと答えてくださいよ、元文科相殿。「全く問題と考えていない選択できるのは当然」ならば、なぜ6人「だけ」を任命拒否したのかを教えてください。いま議論すべきは、そこだけ。違法・違憲オジサンを、いつまで放置しておくのですか。任命権や諸外国云々を持ち出す前に、政調会長には、いま、違法が放置されている認識は無いの?

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https://mainichi.jp/articles/20201110/k00/00m/010/023000c

「軍事研究せぬなら、行政機関から外れるべき」 自民・下村博文氏、学術会議巡り
毎日新聞 2020年11月10日 11時30分(最終更新 11月10日 11時30分)

     (日本学術会議の任命拒否問題についてインタビューに答える
      下村博文・自民党政調会長=東京都千代田区で
      2020年11月6日、宮本明登撮影)

 新会員候補の任命拒否問題をきっかけに、自民党は日本学術会議のあり方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置し、年間約10億円の国費を支出する妥当性や組織形態の検証を進めている。年内をめどに政府に出す提言はどのようになるのか。そもそも、なぜ学術会議を問題視するのか。党内の議論を主導している下村博文政調会長に、理由と今後の見通しを聞いた。【科学環境部 阿部周一】


任命拒否理由 首相は丁寧に説明を

 ――学術会議のあり方に問題があると指摘されているが、どのような点が問題だと?

 まず任命問題については、菅義偉首相と政府がなぜ6人を任命しなかったのか丁寧に説明していただきたいと思う。このことについては全く問題と考えていない。なぜかといえば、日本学術会議の会員は特別職の公務員で、行政組織の長である総理が任命権を持っている。会議が推薦した人の中から任命するが、推薦者全員を任命しなくてはいけないのなら、任命権はないのと同じだ。任命権があるということは、その中から選択できるのは当然だ。菅首相は「前例踏襲はしない」と明言している。本来の任命権のあり方を重視して行使しているので、それ自体は全く問題ない

 学術会議のあり方については、これまでの歴史的経緯の中でいろんな変遷があった。今改めて任命権の問題が出てきて、時代の変遷の中で議論すべき時に来ているのではないかと考え、党の中にPT(プロジェクトチーム)を立ち上げて(元文部科学相の)塩谷立さんを座長に議論することになった。12月までをめどに政府に提言したい。政府でも同じように学術会議の見直しをしており、今後、時には政府と話し合いながら、学術会議のあるべき姿について提言すると思う。


全員任命なら欧米型の非政府組織に

 私自身の個人的な考えという前提で申し上げたいが、調べてみると、欧米(の科学アカデミー)は政府組織になっていない。もし「推薦者は全員任命する」という前提を学術会議の皆さんが主張されるのであれば、任命権は外した方がいい。つまり、行政組織でない方が、より自由になる。誰をメンバーにするか、87万人の学者の皆さんが独自に判断するということであれば、欧米型の組織に変えた方がいい。ただし、「行政組織でなくなるから一切税金を投入すべきでない」とまでは考えていない。現在、学術会議の事務職員に内閣府から50人近く出している。そのままにするかは今後の議論だが、欧米のアカデミーも国がいろんな形で補助金等を出しており、日本も出すべきだと思う。ただ、政府におんぶに抱っこということではなくて、独自にいろんな研究を受託するとか、ファンド等で資金を集めるといった努力もした方がよいのではないか。


 ――自主財源を持つべきだと。

 はい。あと、学術会議は過去3回、最近では2017年に「軍事研究には協力しない」と明言している(※実際の「軍事的安全保障研究に関する声明」は、軍事目的と見なされる可能性がある研究について、その適切性を技術・倫理面から審査する機関の設置を大学などの各研究機関に求める内容)。第二次世界大戦の反省に立って、軍事研究を一切しないとしてスタートした学術会議の歴史的経緯からすると…………
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●麻生太郎財務相兼副首相の狙いはどうやら《首相臨時代理》? アベ様や麻生氏が<辞めていただくことが、日本の為、復興の為になる>

2020年08月25日 00時00分28秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]



週刊朝日のコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/147日間休まずに働いたら体調が…普通の人ならそうだけど】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277596)。

 《麻生さんは前出の発言の後、「休む必要があるということは申し上げた。ちゃんと自分で健康管理するのも、仕事の一つだ」とつづけた。普通の人ならそうなんだけどさ、安倍首相の場合、それをやったらほぼ休み。てか、休んだら国会に出てこいよ。だいたい、慶應病院の前の報道陣の数がすごかったじゃん。あれははじめから報道各社に知らされていたからだよ》。

 相変わらずの《メディアコントロール》ぶり。

   『●のんびり休んでいる場合か…《首相・安倍晋三は逃げ回り、今度は
     内閣記者会まで巻き込んで国民に情報を伝えない期間を増やそうという》

 甘~い利を得た方・甘利明税制調査会長曰く「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」。絶句しますね。誰も彼も無《責任政党》なのに。

   『●「「愛人」だと報じられた女性がいるバーで
        1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相
   『●「今年も…麻生財相は“愛人のクラブ”に
       745万6150円もの巨額支出」…飯塚の支持者の皆様、正気?
   『●麻生氏の「愛人」だと報じられた女性がいるバーでの「会合」
              …「必要な政治活動をしているから」なのか?
   『●麻生太郎氏が《政治活動》していた時…ほぼタダで国有地
        売却されていた森友問題、財務省は公文書を改ざん
   『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
     《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》
   『●《2018年…森友学園にかんする決裁文書の改ざん》…素淮会という
      カラクリを通して税金で愛人の店で豪遊《締めて650万8000円》
   『●政治資金パーティーによる《荒稼ぎ》…晋和会や素淮会などの
     〝ポケット〟に入り、税金とごちゃ混ぜにして、「会合費」などとして支出
   『●どういう神経? ウルトラ差別主義者な財務相・副首相が大量密集
     《カネ集めパーティ》の強欲。《夜の街》は御控えになっているのか?
   『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
      いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ
   『●無為無策無能だった「147日」がもたらした人災…アベ様、《地位に
     恋々としがみ》つかず、刑務所の中でごゆっくりとお過ごしください
    「日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍首相の「検診」場合によっては
     政権岐路】…によると、《今まで隠密裏にしてきた体調不安を隠さなく
     なったということ。政府・与党は平静を装うが今後、副総理兼財務相・
     麻生太郎の首相臨時代理が発表されるか否かが焦点》!あ ~っ、
     ウルトラ差別主義者の狙いはソコ《首相臨時代理》なのね? 
     あ~、まったくイヤになるょ。」

   『●適菜収さん【それでもバカとは戦え】…《われわれ日本人が目指す
     べきなのは「核兵器のない世界」の前に「安倍のいない世界」である》


 ウルトラ差別主義者・財務相兼副首相の狙いはどうやら《首相臨時代理》かな? アベ様はじめ、麻生氏その他、み~んなに<辞めていただくことが、日本の為、復興の為になる>。
 再度書きます。アベ様はさっさと、刑務所に行ってくれ。でも、新首相は、無《責任政党》以外から誕生させてほしいです。ウルトラ差別主義者な財務相兼副首相、最低の官房長官石破茂氏、甘い利を得た方参院幹事長厚労相経済再生担当相などのアベ様の取り巻き連中などなど…なんてゼッ~タイに御免です。もちろん、万が一にも癒着党・お維なんて論外。

   『●《政府の無策・不作為を正す場こそ国会であり、この状況で国会が
     閉じている》違憲な異常事態、なのに無《責任政党》は壊憲したいとは…

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277596

室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
147日間休まずに働いたら体調が…普通の人ならそうだけど
2020/08/21 06:00

     (麻生太郎財務相(C)日刊ゲンダイ)

「147日間休まずに働いたら、普通だったら体調としては、おかしくなるんじゃないの」(麻生太郎財務相)

 これは17日の麻生さんの、安倍首相に対する言葉。その日、安倍さんが慶應病院で7時間に及ぶ日帰り検診を受けたもんで。

 前日の16日には甘利明税制調査会長がフジテレビの番組に出て、安倍首相について、

「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」

 といっていた。

 んで、結局、安倍首相は16日と17日(午前から病院)と18日に夏休みを取ることになったのだが、ちょっと待ってくれ、この2人がいってることが正しいのだろうか

 安倍首相はコロナ対策で疲れてる? あの方たしか、6月17日に国会が閉会して、翌18日に開いて以降、きちんとした記者会見開いてないよね。閉会中審査に顔も出してないよね。国民の8割くらいが望んでいるのに、臨時国会も開いていない。首相動静を見ればわかるが、多くの日、お茶を飲むような時間しか官邸に詰めていない。

 麻生さんは前出の発言の後、

「休む必要があるということは申し上げた。ちゃんと自分で健康管理するのも、仕事の一つだ」

 とつづけた。普通の人ならそうなんだけどさ、安倍首相の場合、それをやったらほぼ休み。てか、休んだら国会に出てこいよ。だいたい、慶應病院の前の報道陣の数がすごかったじゃん。あれははじめから報道各社に知らされていたからだよ。

 今回、安倍応援団はメディアを使って、彼らの批判をすると「体調が悪い人の批判をするなんて不謹慎」となる空気を作った。でも、考えてみ? 普通の人と総理大臣は違う。この国の総理大臣の健康や体調は、この国の安全保障にもかかわる。あの人ら、この国と自分らと天秤にかけ、自分を取ったってだけでしょう?
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●《人材の宝庫》…《安倍政権史上、過去最高の“お友だち=極右”内閣…背筋が凍るような極右議員が勢揃い》(リテラ)

2019年09月15日 00時00分22秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



永松英一郎記者による、西日本新聞のコラム【デスク日記/「西日本新聞の記者にしては、品がいい顔をしていると思った」】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/541897.amp/?__twitter_impression=true)。
リテラの記事【安倍が文科相に抜擢した萩生田光一こそ問題だらけのタマネギ男だ! 加計問題で圧力、教育勅語礼賛、テレビ局に圧力文書…】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4960.html)。

 《放言を繰り返しても、財務省で前代未聞の不祥事が続いても、政権ナンバー2であり続ける麻生氏。今春の福岡県知事選では擁立候補が惨敗し不人気ぶりが示されたが、今月11日の内閣改造でも再任される方向という。顔触れの品格こそが、問われそうである》。
 《安倍政権史上、過去最高の“お友だち=極右”内閣が誕生しようとしている。…内閣改造と自民党役員人事に先駆け、すでにメディアが入閣情報を報道しているが、その面子は背筋が凍るような極右議員が勢揃い。しかし、そんななかでも飛び抜けて多くの人びとの度肝を抜いたのが、萩生田光一氏の初入閣、しかもよりにもよって文科大臣で登用されるというニュースだ》。

 まずは、品格》・下品・下劣なウルトラ差別主義者によるいつもながらの放言に呆れる。アタマの中の回路は大丈夫なのか? 《不人気ぶり》が本当であるならば、衆院選で叩き落さなければ、選挙区の恥。

   『●(政界地獄耳)《麻生に一貫して流れているスピリッツは
       弱者をさげすみ、バカにする体質》…選んだ人々の責任

 《さげすむ、ばかにする…》ニッポン国の醜悪な副総理。

 さて、千葉県を中心とした台風災害のさなかの酷過ぎる、無残な改造組閣人事・自民党役員人事。
 週刊朝日の組閣予想記事【小泉進次郎三原じゅん子の命運は? 内閣改造で安倍4選の野望】(https://dot.asahi.com/wa/2019090900083.html)によると、

 《第1次安倍内閣(2006年9月)「美しい国づくり内閣」
  第2次安倍内閣(12年12月)「危機突破内閣」
  第3次安倍改造内閣(17年8月)「仕事人内閣
  第4次安倍改造内閣(18年10月)「全員野球内閣」》

 続・大惨事アベ様内閣を越える悲惨さ。

   『●「中身が何もない」のは所信表明演説だけではない
      …アベ様自身に議員、いや、人として「中身が何もない」

 いつも辛辣なリテラ、《安倍政権史上、過去最高の“お友だち=極右”内閣が誕生背筋が凍るような極右議員が勢揃い》と予測。三原じゅん子《八紘一宇》議員の除けば、予想通り、いや、予想以上かもしれない。最も強烈なのが、《そんななかでも飛び抜けて多くの人びとの度肝を抜いたのが、萩生田光一氏の初入閣、しかもよりにもよって文科大臣で登用されるというニュース》。教育行政を大きく歪めた加計問題の主役の一人が、よりによって、文科相とはね! 一体どんな発想なの? しかも、《彼の議員会館の…には、教育勅語の大きな掛軸が掛けてあった》…正気とは思えない新文科相。《萩生田氏は安倍首相が血道を上げる戦前回帰と“偏向”教科書批判に同調し、一体となって教科書制度の改悪を進めてきた歴史修正主義者なのだ》…歴史修正主義者がニッポン国のリーダーというのも相当にすごいが、文科相ですぜ…。《教科書改悪の尖兵》。

   『●アベ様のオトモダチへの依怙贔屓…呆れるほどの
      「屁理屈」も辞さずの「異例の「滅公奉私」」(東京新聞)
    「日刊ゲンダイの記事【入学者定員割れ 加計学園系「千葉科学大」に漂う
     経営不安】…によると、《加計学園の系列校として2004年に
     開学した「千葉科学大学」…安倍首相に近い萩生田光一幹事長代行は
     09年の衆院選の落選後、千葉科学大で名誉客員教授を務めていた。
     また、現在学長を務める木曽功氏は元内閣参与。文科省事務次官だった
     前川喜平氏に「獣医学部の新設よろしくと働きかけたと報じられた
     人物だ》。「ぼくたちの友情は潔白などとよくもまあ言えたものだ」。
     ズブズブでダークなオトモダチとの友情を取り巻き連中が必死に隠蔽」

 挙げればきりがないのだけれど、《“ゲス議員”のひとり》。
 リテラの記事【安倍首相が内閣改造で菅原一秀を経産相にするトンデモ 愛人に「女は25歳以下」「子供を産んだら女じゃない」のモラハラ男】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4962.html)によると、《嫌韓扇動がまんまと当たり支持率アップで完全に図に乗ったのか、それとも、小泉進次郎の入閣に紛れて順番待ちの不良議員を国民に押し付けようという腹なのか。マスコミが先行報道している大臣に指名されるメンツが、どいつもこいつもヒドすぎるのだ。…なかでも唖然としたのが、菅原一秀が経産相に内定したという報道だ。菅原は、自民党のネットステマ部隊自民党ネットサポーターズクラブJ-NSC 以下ネトサポ)を率いていた極右思想の持ち主として知られるが、2016年には、「週刊文春」で元愛人からモラハラ被害を告発された》。

   『●質問主意書ゼロ件なのに、あんなに質問したがっていた
         自民党議員の皆さん達、実際に質問したことは?
    《「子どもを産んだら女じゃない」の菅原一秀・自民議員が安倍擁護質問を展開


 で、甘~い利を得た人も復権? アベ様の「政」で〝唯一うまく行っている〟メディアコントロールが効きすぎでしょう?
 日刊ゲンダイン記事【“日本のタマネギ男”甘利明氏の復権にメディアは完黙なのか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261597)によると、《内閣改造・自民党役員人事で、安倍首相が甘利明選対委員長を党の要職で処遇するという。「税制調査会長」への起用案が挙がっているが、甘利氏は疑惑から逃げまくる「日本のタマネギ男」。そんな人物に平気で要職を担わせ、着々と復権させるとは、いい度胸だ》。

   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?:
      「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…

 以下は、〝つぶやき〟から:

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[https://twitter.com/brahmslover/status/1171313253944741888]

前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)
@brahmslover

萩生田新文科大臣には、加計学園問題への関与をしっかり質すべきだ。特に、2017年6月20日に文科省がその存在を認めた2016年10月21日の日付入り文書「10/21萩生田副長官ご発言概要」の記載内容については、本人から納得のいく説明を求めるべきだ。
午後3:43 · 2019年9月10日

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[https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1171678904173514753]

望月衣塑子
@ISOKO_MOCHIZUKI

#加計 疑惑でかつて文科省が公表した文書には #萩生田 新文科大臣 が「 #官邸 は絶対やると言っている」「 #総理 は『平成30年4月開学』とおしり切っていた」と首相の意向とされる文言が記され、本人否定も疑惑は晴れてない。この萩生田氏が教育行政のトップに。ありえない

  文科相に萩生田氏、農水相江藤氏で調整 衛藤氏も入閣か:朝日新聞デジタル
   安倍晋三首相(自民党総裁)は11日に行う内閣改造と党役員人事で、
   萩生田光一・党幹事長代行と衛藤晟一・首相補佐官を初入閣させる方向で
   調整に入った。萩生田氏は文部科学相での起用を検討している。農林水産相…
   asahi.com
午後3:56 · 2019年9月11日
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   『●《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物にする
          ゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸すアベ様ら

 トドメはこれかな。あぁ滅茶苦茶…〈ジャパンライフのビジネスモデルは、1億総活躍社会を先取りしています〉。
 リテラの記事【安倍内閣はタマネギだらけ! マルチ広告塔、ハレンチ疑惑、パワハラ、カジノ脱法献金…チョ・グクに騒ぐマスコミはなぜ追及しない】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4967.html)によると、《「人材の宝庫」って……(苦笑)。この新内閣の実態は、どう見てもお友だちの不良品一掃内閣」「極右不正政治家集結内閣だろう。…厚労相に返り咲いた加藤勝信氏…は、マルチ商法としてたびたび社会問題化し、昨年経営破綻したジャパンライフの“広告塔”を務めてきた人物。ジャパンライフは史上最大の消費者被害を出した安愚楽牧場に次ぐ被害規模として現在、捜査が進められているが、そんななかで“広告塔”としての責任を問うことなく大臣に再任するなど、まったくもってありえない》。

 最後に、鈴木耕さんの〝つぶやき〟。台風による甚大な被害、そっちのけ。鈴木耕さんに同感。韓国の法相で騒いでいる場合か? 内閣改造や自民党人事でバカ騒ぎしている場合なの?

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[https://twitter.com/kou_1970/status/1171613071149694976]

鈴木耕
@kou_1970

千葉県の停電が長引いている。この強烈な暑さの中で、かなりの病人が出るのは間違いない。そんなときに「内閣改造」で大騒ぎしている安倍首相って、住民のことなどまるで考えちゃいないのだ。まずこちらを片付けてから「改造」にとりかかるのが、フツーの政治家だろうが、やはり安倍はフツーじゃない
午前11:34 · 2019年9月11日
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https://www.nishinippon.co.jp/item/n/541897.amp/?__twitter_impression=true

デスク日記
「西日本新聞の記者にしては、品がいい顔をしていると思った」
2019/9/10 6:00

 「西日本新聞の記者にしては、品がいい顔をしていると思った」。麻生太郎副総理兼財務相が先月の記者会見でこう言い放つ一幕があった。どういうわけか、質問した経済紙記者を本紙記者と勘違い。本紙の報道姿勢への不満めいた発言を繰り返した末に勘違いだと指摘され、とっさにそう切り返した。

 麻生氏にとって本紙記者は下品なイメージなのだろう。誰の顔を思い浮かべたのか定かではない。ちなみに経済紙記者の隣には私が座っていた。本紙に好ましからぬ感情を持っているのは知っていたが、公の場での唐突な“悪口”にあきれるしかなかった

 放言を繰り返しても、財務省で前代未聞の不祥事が続いても、政権ナンバー2であり続ける麻生氏。今春の福岡県知事選では擁立候補が惨敗し不人気ぶりが示されたが、今月11日の内閣改造でも再任される方向という。顔触れの品格こそが、問われそうである。(永松英一郎)
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https://lite-ra.com/2019/09/post-4960.html

安倍が文科相に抜擢した萩生田光一こそ問題だらけのタマネギ男だ! 加計問題で圧力、教育勅語礼賛、テレビ局に圧力文書…
2019.09.10 08:09

     (オフィシャルwebsiteには安倍首相とのツーショット写真も!)

 安倍政権史上、過去最高の“お友だち=極右”内閣が誕生しようとしている。明日の内閣改造と自民党役員人事に先駆け、すでにメディアが入閣情報を報道しているが、その面子は背筋が凍るような極右議員が勢揃い。しかし、そんななかでも飛び抜けて多くの人びとの度肝を抜いたのが、萩生田光一氏の初入閣、しかもよりにもよって文科大臣で登用されるというニュースだ。

 いわずもがな、萩生田氏といえば安倍首相の“側近中の側近”であり、そして、加計学園問題キーパーソンだ。

 あらためておさらいすると、萩生田氏は加計学園の獣医学部新設をめぐって大きな役割を演じてきた。たとえば、文科省が公開したメール文書では、「広域的に」「限り」の文言を加えるという事実上の京都産業大学外しを内閣府に指示していたと名指しされており、NHKがスクープした文部省の内部文書「10/21萩生田副長官ご発言概要」でも、萩生田氏が文科省に対し官邸は絶対やると言っている」「総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた」などと“総理案件であることを伝えていたことが明らかになっている。

 こうした関与を本人は厚顔にも完全否定したが、萩生田氏は加計学園が経営する千葉科学大学の客員教授を務め、報酬を得ていたこともある上、自らのブログに安倍首相、加計孝太郎理事長と3人仲良くバーベキューに興じる写真を掲載していたことも発覚。ところが驚いたことに、萩生田氏は安倍首相と加計氏の友人関係すら知らなかったと強弁するなど、誰にでもわかる嘘を平気な顔で吐いてきた

 にもかかわらず、安倍首相の側近として文科省に圧力をかけた疑惑の中心人物を、あろうことか安倍首相は文部大臣に抜擢したのである。これほど国民をコケにした人事があるだろうか

 だが、萩生田氏を文科大臣に登用したことには、さらに大きな問題がある。それを象徴するのが、前川喜平・元文科事務次官がきょう投稿したツイートだ。

〈やっぱり萩生田文部科学大臣か。ひどいことになるだろう。彼の議員会館の事務職には、教育勅語の大きな掛軸が掛けてあった。〉(原文ママ)

 教育勅語の掛け軸をかけていた──。このエピソードからもわかるとおり、萩生田氏は安倍首相が血道を上げる戦前回帰と“偏向”教科書批判に同調し、一体となって教科書制度の改悪を進めてきた歴史修正主義者なのだ。

 たとえば、2013年には、安倍首相の「(現行の教科書検定基準には)伝統、文化の尊重や愛国心、郷土愛について書き込んだ改正教育基本法の精神が生かされていない」と発言したことを受けて、萩生田氏は総裁特別補佐として自民党「教育再生実行本部」の「教科書検定の在り方特別部会」の主査に。同部会は教科書検定でアジア諸国への配慮を義務づけた近隣諸国条項」の見直しを打ち出し、「自虐史観に立つなど、多くの教科書に問題となる記述がある」と教科書批判を展開。

 そして、同部会では教科書会社の社長や編集責任者を呼び出し、〈南京事件や慰安婦問題、竹島などの領土問題、原発稼働の是非などに関する教科書の記述〉について聞き取りをおこない、議員らが「経緯の説明が足りない」「偏っている」などと意見(朝日新聞2013年6月4日付)。ようするに圧力行動に出たのだ。


■安倍首相の手先として教科書に圧力、ワイルドな憲法審査、テレビ局に圧力文書

 これには教科書会社の関係者からも「戦争への反省の視点を薄めようとしているのは明らか」などと危惧の声が上がっていたが、対する萩生田氏は「日本ってとんでもない国だという、そういう洗脳教育みたいなのは、もうやめてもらいたい」などと発言(琉球新報2013年8月4日付)。結局、安倍政権は〈学習指導要領の解説改定や検定基準の厳格化によって教科書の記述を変えさせる〉ことで「近隣諸国条項」を骨抜きにしたのだが、萩生田氏はこの教科書改革について「もう、近隣諸国条項の使命は終わった」と語っている(朝日新聞2014年3月2日付)。

 このように教科書改悪の尖兵として役割を果たしてきた萩生田氏が、安倍首相によって文科大臣に引き上げられた──。これによって、さらに教育現場において歴史修正主義が押し付けられ、蔓延することは間違いない。

 いや、問題はそれだけではない。萩生田氏は「日本会議国会議員懇談会」が設置した「新憲法制定促進委員会準備会」の事務局長を務め、この準備会が2007年に「新憲法大綱案」を公表したように、安倍首相と一丸となって憲法改正を推し進めようとしてきた人物だ。

 実際、今年に入ってからもフェイクデマ拡散ネトウヨ番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)に出演して「ワイルドな憲法審査を自民党は進めていかなければならない」などと述べ、さらに参院選後にはやはり極右ネット放送局「言論テレビ」の番組『櫻LIVE』に出演し、衆院議長だった大島理森氏をめぐって「いまのメンバーでなかなか動かないとすれば、有力な方を議長に置いて、憲法改正シフトを国会がおこなっていくことは極めて大事だ」と発言。

 野党との合意形成もなく「ワイルドな憲法審査」などと言い、改憲シフトのためには衆院議長の首も挿げ替えるべきと主張する「暴言を連発してきた萩生田氏を、このタイミングで文科大臣にする意味──。それは、改憲の必要性を学校でも叩き込もうというための布石ではないのか。

 しかも、萩生田氏といえば、報道機関に対し率先して“圧力”“恫喝”を繰り広げてきた人物でもある。たとえば、2014年末の解散総選挙直前、安倍首相が生出演した『NEWS23』(TBS)で流した街頭インタビューでアベノミクスについて否定的な意見が多かったことに対して、安倍首相は「厳しい意見を意図的に選んでいる」と陰謀論まがいの主張をまくしたててブチ切れ。放送から2日後には、在京キー局に向けて当時自民党筆副頭幹事長の萩生田氏は選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い〉なる恫喝文書を送りつけた。これが放送局の萎縮と忖度を加速させたことはあきらかだが、このように安倍首相に仕え、尻尾を振りつづけてきたのが萩生田氏なのだ。

 安倍首相の言うなりに動き、時に安倍首相の本音を代弁して観測気球を上げてきた萩生田氏の入閣。新たな“極右お友だち内閣”でも、この男の動きには要注意が必要だろう。

(編集部)
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●コノ「お維」話は際限が無いな…自民党のウルトラ差別主義者に呆れつつ、お維の《差別主義者》も酷いね

2019年05月30日 00時00分36秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/不快。大嫌い。しかし、こやつの話からわかったこともある】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254512)。

 《この差別主義者は、ほんとに人を不快にさせる。大嫌いだ。…「1秒でも時間稼ぐから、大切な君だけは生き残って欲しい」 刀をぶんぶん振り回す動作をしながら、長谷川氏はそう熱く語った。……はぁ? アホ?…こういうのが最高にカッコイイと感じる方もいらっしゃると。『自民党2019』、イラスト》。

   『●痴れ者(しれもの)=「常軌を逸した愚か者」な
      ウルトラ差別主義者は未だに副総理・財務相…誰が支持?
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。
     やっているのは犯罪。自分の信念や理に反して悔しかっただろう》

 コノお維話、際限が無いな…。自民党のウルトラ差別主義者に呆れつつ、お維の《差別主義者》(長谷川豊氏)も酷いね。今回のお維話の〝火元〟の方(丸山穂高氏)は、自民党が議員辞職勧告案に乗ることもなく、今も議員のまんま。「戦争」発言だけでなく、「女性」問題まで引き起こしており、結局、「適応障害」の診断書が国会に提出され、2か月の静養。ホトボリが冷めたころに、シレッと国会に戻ってくるつもりらしい。今も選挙対策の要職にシレ~ッと就いている、自民党の甘~い利を得た人のように…。お維が責任もって議員辞職させないが故に、こんなことに。
 癒党お維も酷いけれど、与党自公もあまりに酷いね。与党自公や癒党お維を支える「1/4」の皆さん、選挙に行きもせずな「2/4」の皆さん、そろそろ野党の方に来てくれませんかね。もう、十分ではないですか?

   『●《「背広を着た関東軍」ほどおそろしいものはない》(半田滋さん)
                       …アベ様や自民党《シビリアンの暴走》
   『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…
     《そんな時代にしてはならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら
   『●〈猛省と自重の決意の証…議員在職中において
      公私一切酒を口に致しません〉…飲酒で片づけられる暴言か?
   『●《松井一郎は丸山を除名にして事なきを得ようとしているが、
               党としての責任は逃れられないのではないか》
   『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、
        人殺しに行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?


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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254512

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
不快。大嫌い。しかし、こやつの話からわかったこともある
2019/05/24 06:00

     (長谷川豊(C)日刊ゲンダイ)

「人間以下と設定された人たちも性欲などはあります。当然、乱暴なども働きます」(長谷川豊・日本維新の会参議院選比例代表候補)

 これは2、3日前からネットに出回っている長谷川氏の講演の中での言葉。彼はその前に、こういっている。

「日本には江戸時代にあまりよくない歴史がありました。士農工商の下にえた。人間以下の存在がいると」

 なんか、言葉を失うな。お上が勝手に決めた身分制度はよくない歴史といっておきながら、そのことによって人間以下にされてしまった人たちに、性欲があるのがマズいかのような発言。しかもその後、彼らのことを『犯罪のプロ集団』とまでいっている。

 この差別主義者は、ほんとに人を不快にさせる。大嫌いだ。しかし、こやつの話からわかったこともある。

 長谷川氏はその後、侍の話を嬉しそうに話しだす。内容は、――人間以下の人たちが十何人かで(武家? どこを襲うかはいってなかったが)取り囲んで暴行をしようとしたとき、侍は大切な妻と子どもを守るために刀を抜く――ってやつだ。死ぬとわかってて抜くんだって。時間稼ぎのため、刀をぶんぶん振り回すんだって。

「1秒でも時間稼ぐから、大切な君だけは生き残って欲しい」

 刀をぶんぶん振り回す動作をしながら、長谷川氏はそう熱く語った。……はぁ? アホ?

 でも、あたしはこのことからわかったことがあったのだ。こういうのが最高にカッコイイと感じる方もいらっしゃると

 『自民党2019』、イラストを世界の天野喜孝氏が手がけた、金かけたプロジェクト。真ん中の超イケメンの侍をクリックすると、「第二十一代・第二十五代 自由民主党総裁 安倍晋三」という文字が出てくる。気が○□ったのかと思った

 長谷川氏、なにげに安倍さん応援しているもんな。魂が近いんですね!
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●《あっせん利得処罰法…口利きどころか、「詐欺」にまで“発展”する可能性》…片山「サ(ツ)ギ」議員殿

2018年11月02日 00時00分00秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/国税口利きで100万円疑惑 選民意識の強い片山氏からすれば】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240291)。

 《「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」(「片山さつき大臣 国税口利きで百万円」…)…(この私が、動いたんですからね!) 選民意識の強い彼女からすれば、その他大勢の人間は、バカで汚らしい愚民。もちろん、支援者だったX氏だって同じだ。だから、上から目線の言葉が出てくる。自分が悪いことをしてる感覚もない。なにせ、法は愚民を取り締まるものって感覚だから。以前、彼女が鬼の形相で生活保護者を叩いたのは、彼女からしたら生活保護受給者は蔑みの象徴であったから》。

   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?:
        「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…
   『●吸「血税」氏引責と「不適切だが違法でない」… 
       東京地検が認めなくとも「あっせん利得」は「違法」では?
   『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
         なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ
    《首都のが二代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した。
     政治資金に関連する法律の抜本的な改正を
     政治家が自ら進めるべきだ》
    「泥棒に縄をなわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけで、
     政治資金規正法や、甘い利が明らかな方さえ不起訴となるような
     あっせん利得処罰法が機能する法律に変わるとは思えません。
     《第三者に調査権限を》の「第三者」なるものにも、今回の吸「血税」氏の
     件で大いなる疑問。「不適切だが違法でない」をただ繰り返すだけの
     「第三者」って、都民の皆さんにとって、一体何の役に立つの?」

 日刊ゲンダイの記事【口利き疑惑の片山事務所 犯した罪は「詐欺」の可能性も】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240257)によると、《疑惑報道は「事実誤認」として、版元の提訴に踏み切ったが、追及姿勢を強める野党は「あっせん利得処罰法に当たるのでは」…しかし、事はその程度では済まない恐れがある。片山事務所が犯した罪は口利きどころか、「詐欺にまで“発展”する可能性》。
 あっせん利得どころか、詐欺? 片山「サ(ツ)ギ」議員!? 《鬼の形相で生活保護者を叩いた》…あれだけ厳しいことを言っておきながら、御自身のやっていることは一体何なんだ。でも、きっと、甘~い利を得た方と同じ、有耶無耶になって、「(ツ)」など無かったことになるのは必定。だって、アベ様政権、自民党ですから。

   『●「日本の英語教育は間違っている」
      『週刊金曜日』(11月8日、967号)についてのつぶやき
    「北原みのり氏【メディア仕分け人 自民党の超紅一点女片山さつきさん、
     あなたも「そうやって」生きてたんだね……。】、「東京五輪はまさに
     アベノミクスの第四の矢です!」 男を立て、男のケアも忘れず、
     弱者をつぶし…安倍政権の「女性活用は、こんな紅一点女性を増やす
     ことに狙いがあったりするのかしら」」

   『●政治家の浅ましさ、政治の貧困: 「あたかも
       完璧な貧困者でないと許さないかのような社会」は病んでいる
    《▼よってたかってのバッシングに、片山さつき参院議員も加担した。
     生徒の生活に「あれっと思う方もいらっしゃるでしょう」と同調し、
     「NHKに説明を求め、皆さんにフィードバックさせて頂きます!」
     ともコメントしている》

   『●選挙制度の不備に加えて、大企業を巻き込みながら
         《極右のタニマチ》が《組織的な選挙運動》を展開…
    《調べてみると、勝兵塾の「講師・特等生」リスト(11月20日現在)には
     56名の国会議員が入っており、そのほとんどが自民党だった…
     参院議員では生活保護バッシングのデマゴーグ・片山さつき
     …歴史修正やヘイトをぶちまける極右議員が目白押しである》

   『●《極右のタニマチ》達の悍ましさ…アノ「安晋会」副会長・
          アパホテル元谷外志雄代表とアベ様の深~い関係
    「《極右のタニマチ》達の悍ましさ…《日本の保守のオピニオンリーダーの
     お一人であり安倍首相のビッグサポーター》(by片山さつき氏)な、
     アノ「安晋会」副会長・アパホテル 元谷外志雄代表とアベ様の只ならぬ
     深~い関係…。ウンザリする。そして、内閣府がアベ様とこの悍ましき
     《極右のタニマチ》との関係に忖度。ヘイトな活動が《公益目的》って、
     唖然とします。アベ様独裁政権ならではの、悍ましき認定。酷すぎる」

   『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
         自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に
    《★党政調会長代理・片山さつきは12年12月のツイッターで
     「国民の権利は天から付与される、義務は果たさなくていい
     と思ってしまうような天賦人権論を取るのはやめよう、というのが
     私たちの基本的な考え方。国があなたに何をしてくれるかではなくて、
     国を維持するには自分に何ができるか」と記している。つまり、
     杉田批判が自民党内から出ないのは、
     こんな考え方が党内の基礎的考えだからだろう》

   『●憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されない、
                      血も涙も無い「国費…160億円削減」

 「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様 が国会議員、自民党総裁?」…アベ様をはじめとして、ロクな与党議員が居ない。

   『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
           口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」
   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という
      《総理のために嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●「安倍首相のようなクソ」と取巻き…「安倍内閣の問題点を
               簡単に挙げただけでも2時間45分になった」
   『●「自民党や公明党を応援している人たちは、
      なぜ彼らを応援しているの?…どんなに酷いか知っているの?」
   『●トリは災害対応そっちのけで博打合法化案を議論…
        《憲政史上最悪の…「国権の最高機関」という国会》
    《党の手柄や内閣の手柄を優先し打ち出したい石井の薄っぺらな対応
     対して山本の怒りは「本気を出して欲しい」。ばくち災害対策を同時に
     議論し、両方に応える石井の答弁は議会史に残る“滑稽な様子”
     
と記しておきたい》
    《通常国会が終わった。この国会は、野党が言うように
     憲政史上最悪のものだった。憲法41条の「国権の最高機関という
     国会の本質を、政府と与党が踏みにじった

   『●山本太郎さん×久米宏さん対談、「安倍政権とカジノ、
        杉田水脈を徹底批判し、原発タブーや創価学会…」

   『●ヨイショ本・礼讃本『安倍晋三の真実』が伝えない、
         「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」という事実
   『●「「もりかけ」疑惑が晴れてもいないのに安倍晋三は3選の勢い…
                      公文書改ざんやメモの発見は何だった」?

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240291

室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
国税口利きで100万円疑惑 選民意識の強い片山氏からすれば
2018/10/26 06:00

     (「決して高いものじゃないわよね」/(C)日刊ゲンダイ

 「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」(「片山さつき大臣 国税口利きで百万円」より/週刊文春10月25日号)

 10月25日号の「週刊文春」のスクープ。片山さつき地方創生担当相の100万円口利き疑惑。2015年6月、製造業を営むX氏が、青色申告の取り消しを免れようと片山事務所に相談したという。片山氏の私設秘書を紹介され、指定された口座に100万円振り込んだ。片山氏はX氏の前で国税関係者に電話もかけたという。

 X氏に片山氏はこう言った。

   「じゃあやっておきますよ任せてもらえれば、大した問題じゃないから

 そして、前出の発言だ。

 X氏は結局、青色申告を取り消されたようだし、片山氏はこの件に関して、文芸春秋に1100万円の損害賠償を求めて提訴した。

 でもさ、冒頭の発言て、彼女がいかにもいいそうな言葉だと思っちゃったよ。もしその後にも言葉が続くなら、これじゃない?

   (この私が、動いたんですからね!

 選民意識の強い彼女からすれば、その他大勢の人間は、バカで汚らしい愚民。もちろん、支援者だったX氏だって同じだ。だから、上から目線の言葉が出てくる。自分が悪いことをしてる感覚もない。なにせ、法は愚民を取り締まるものって感覚だから。

 以前、彼女が鬼の形相で生活保護者を叩いたのは、彼女からしたら生活保護受給者は蔑みの象徴であったから。不正受給率は0.5%にも満たないけれど、彼女にとってそんなことは関係ないの。だって、ほとんどの国民はバカで汚らしいんだから

 彼女が選挙で有権者に土下座した映像を見てみ? 完全にバカを相手にしてる態度だから(土下座を何回もさせ喜ぶほうも……なんだけど)。

 まぁ、バカで汚らしいと思われているあたしが、片山氏を同じように思うのも自由よね。ええ、あたし、あの方を蔑んでます
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●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、法的には問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相

2017年07月06日 00時00分02秒 | Weblog

[※ 日刊ゲンダイ(2017年3月4日)↑]



東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017070102000114.html)。

 《それなら父親に説教された子どもたちがこう言い始めたら、どうなるか。「お父さんの説教は重く受け止めます」 …▼不思議なのは、「法的には問題がない」と開き直る元文科相らが、道徳教育には熱心なことだ。宿題をサボって叱られた子どもが「指摘は重く受け止めますが、法的には問題がありません」と言いだしたら、この人たちはどんな顔をするだろう》。

   『●永六輔さん『職人』…「〈出世したか〉〈しないか〉では
            ありません。〈いやしいか〉〈いやしくないか〉」

 何度目だろうか? 《指摘は重く受け止めますが、法的には問題がありませんごっこを繰り返す下村博文元文部科学相
 〈いやしい〉反面教師として文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』に記載されるべき悪例がもう一つ増えました。

   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
        「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??
   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
        「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」

   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・ 
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き… 
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
   『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、 
          「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?: 
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017070102000114.html

【コラム】
筆洗
2017年7月1日

 「重く受け止めごっこ」が流行したら、どうなるだろうか。思想家の故・鶴見俊輔さんが十年ほど前、そんなことを話していた▼この国では不祥事の類いが起きると、大臣から官僚、経営者から教育者まで判で押したように「このことを重く受け止めます」。それなら父親に説教された子どもたちがこう言い始めたら、どうなるか。「お父さんの説教は重く受け止めます」▼今、流行が心配なのは、さらに強力な「法的に問題なしごっこ」だろう。何しろ、「法的には問題がない」というひと言がいかに便利か、この国の大臣たちが繰り返し教えてくれているのだ▼閣僚らが政治資金集めで白紙の領収書を大量にやりとりしていたことも、総務相は「的には問題はない」。学部の新設を申請していた学校法人側が取りまとめたパーティー券の購入代金を受け取っていた元文部科学相も「法的には問題はない」▼しかし、どう見ても道義的にはおかしい。そもそもザル法と言われて久しい政治資金規正法改正を怠けておいて、「法的には問題がない」と言うのは二重に道義に反している▼不思議なのは、「法的には問題がないと開き直る元文科相らが道徳教育には熱心なことだ。宿題をサボって叱られた子どもが「指摘は重く受け止めますが、法的には問題がありません」と言いだしたら、この人たちはどんな顔をするだろう。
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