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●アベ様派のデタラメの系譜…村上誠一郎議員《安倍氏の政権運営が「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批判》

2024年01月03日 00時00分38秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]


(20231209[])
カルト協会とズブズブヅボヅボな「利権」「裏金」党、まともな議員が一人も居ない…。アベ様を「国賊」と呼んだ、自民党で唯一マトモな村上誠一郎議員が自民党総裁にでもなれば、見直しますがね。それにしても、村上誠一郎議員《安倍氏の政権運営が「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した国賊」と批判》…これが如何に正しかったかが、いま、証明されている。如何に正論であったか。

   『●漸く内部から火の手が…村上誠一郎議員《安倍氏の政権運営が「財政、
      金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批判》

   『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件
     こそが《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(1)
   『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件
     こそが《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(2)
   『●自民党《国賊》(発言)処分問題…数多のアベ様案件や《悪夢》な暴政、
     ズブズブ壺壺ヅボヅボな統一協会との関係と「政」への介入こそ《国賊》
    《60余年前の石橋湛山のことばは、今の悲惨な自民党の政治状況を
     的確に表現し、批判しています。まあ、自民党は、あるいは日本の
     政治は変わらなかったんだなあという落胆でもありますが。しかも、
     湛山は、言論機関と国民の役割にも触れていました》

   『●自民党議員の皆さん、《留飲を下げ》られましたか? 《「国賊」は
     だめだがそれ以外の発言は幾人もの議員が同調、または同様の発言》
   『●「統一協会との関係を断つ」? 村上誠一郎議員《肝心なことはまだ
     何も解明されていない。解明されない限り…関係を絶つことは難しい》
   『●ズブズブ壺壺ヅボヅボな政権与党・自民党のどうしようもない腐敗具合
        …村上誠一郎議員を〝罰して〟《留飲を下げ》たかと思ったら…
    《安倍派の前会長である細田博之・衆院議長も結局、放置されたままだ
     細田氏は2019年に韓鶴子総裁が出席したイベントに参加した際、
     「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの場は大変意義深い」
     「安倍総理に早速報告したいと考えております」などと発言していた
     ほか、ジャーナリストの鈴木エイト氏は2016年参院選の票の差配
     ついても「細田氏がある候補者に統一教会票を回すと打診したが、
     その候補が断わったために、別の議員に票が差配された
     と言われている」と指摘するなど…、新たな疑惑も浮上しているが、
     新聞・テレビなどの動きは鈍い。下村博文・元文科相の名称変更への
     関与疑惑もそのままになっている》

   『●アノ「苦渋の判断」とやらは一体何だったの? 「苦渋の判断」で参列
     しておきながら、《国賊》の国葬モドキを《強く批判》する芳野連合会長
   『●自民党・村上誠一郎衆院議員「特にわからないのは、(岸信介、安倍晋太郎、
      安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのか」

 政治資金規正法の〝穴〟を通すこともなく堂々と《裏金》化。そして、官房機密費と云う《ヤミ金》の「暴露」。「犯罪」とか、「違法」とか思っていないのね?
 曽田晋太郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/怪しいカネを自ら「暴露」してしまう政治家たちの悲しい性 なぜ「思わず漏らしてしまう」のか】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/294447?rct=tokuhou)。《自民党にまつわる政治とカネの「暴露」が政治家から相次いでいる。五輪招致で内閣官房報償費機密費)を使ったという極秘情報もあれば、派閥パーティー券を巡るキックバック販売ノルマの証言も。あわてて火消しに走ったりしているが、言葉の主はいずれも閣僚経験者だ。どうしてこんなに口が軽いのか?曽田晋太郎)》、《◆「桜田氏本人のキャラクターか」》《◆塩谷氏「キックバックあった」一転否定》、《◆「五輪アルバム」も即座に撤回》。

   『●馳浩知事(当時のカネ色の五つの輪・招致推進本部長)…アベ様から
     「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」》と…
   『●アベ様「官房機密費もあるから」…馳浩石川県知事殿、どの辺に「誤解を
        生じかねない」「事実誤認がある」のでしょうね? 撤回でお終い?
   『●税金で立派な賄賂…【こちら特報部/得意満面の「手柄話」のはずが…
     馳浩・石川県知事の「機密費」発言 撤回後は説明を拒み続ける見苦しさ】
   『●1冊20万円「想い出アルバム」…ヤミ金現ナマ金庫から、アベ様の指示の
     下、すがっちがポンッと官房機密費を出した模様、当然、領収書は無し…
   『●《派閥というより党としての脱税指南があったのではないかと疑いたく
     なる。それでいて議員の給料を上げる法律は通す厚顔ぶり》(政界地獄耳)
   『●パー券キックバック疑惑…カルト協会とヅボヅボな「利権」党の政治資金
     収支報告書への支出記載無しのキックバック、議員の受領記載無しの裏金
   『●キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも収支報告書
      不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が《脱税指南》?

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/294447?rct=tokuhou

こちら特報部
怪しいカネを自ら「暴露」してしまう政治家たちの悲しい性 なぜ「思わず漏らしてしまう」のか
2023年12月7日 12時00分


 自民党にまつわる政治とカネの「暴露」が政治家から相次いでいる。五輪招致で内閣官房報償費機密費)を使ったという極秘情報もあれば、派閥パーティー券を巡るキックバック販売ノルマの証言も。あわてて火消しに走ったりしているが、言葉の主はいずれも閣僚経験者だ。どうしてこんなに口が軽いのか?曽田晋太郎

     (衆院本会議に臨む自民党の桜田義孝元五輪相=5日)


◆「桜田氏本人のキャラクターか」

 「私の場合は300枚だった。売るのが厳しかった」。自民の桜田義孝元五輪相は5日、所属する二階派に退会届を提出したと国会内で記者団に明らかに。理由は、同派から課されるパーティー券の販売ノルマだと説明した。

 ある自民中堅議員は首をかしげる。「派閥の運営経費を捻出するため、皆で協力するのは当たり前。退会理由として販売ノルマを挙げるのは違和感を感じるし、そういう発言をしてしまうのは本人のキャラクターもあるだろう。何か別の理由があるのかもしれないし、大臣も務めたのでもう派閥の後ろ盾はいらないということなのか。まあ、皆あまり興味はないが」と党内の雰囲気を代弁した。

     (安倍派座長の塩谷立・元文科相)


◆塩谷氏「キックバックあった」一転否定

 パーティー券を巡っては、安倍派の座長を務める塩谷立元文部科学相も重大発言。11月30日、派閥パーティー券の販売ノルマを超えた売り上げ分を議員側に還流させるキックバック慣習があるのか記者団に問われ、「あったと思う」と認めた。

 同日夕、「事実確認をしているわけではないので、撤回したい」と一転して疑惑を否定。しかし、報道各社は、安倍派でキックバックを裏金化する運用が続き、2022年までの5年間で1億円超とみられると報じている。

     (馳浩・石川県知事)


◆「五輪アルバム」も即座に撤回

 元文科相の馳浩・石川県知事の「五輪アルバム発言」も記憶に新しい。11月17日、東京都内の会合で講演した際、自民の東京五輪招致推進本部長だった自身が安倍晋三首相(当時)から金はいくらでも出す官房機密費もあるからと告げられたと述べた。さらに機密費用いて国際オリンピック委員会(IOC)委員に選手時代などの写真をまとめたアルバムを作り、渡したと発言したが、即座に撤回した。

 前出の中堅議員は、塩谷氏の発言について「まじめな人なので、記者団に詰められて『なかった』とも言えなかったのでは」と推測。馳氏に関しては「もう国会議員ではないので、安倍政権下で自分がそれなりのことをやったと誉れに感じた緩みが出たのだろう」と推し量る。


◆「胆力なし、当事者意識なし」

 それにしても、なぜこんなに続くのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「政治家としての胆力の足りなさが影響しているのでは。発言をすぐに撤回するのは動揺の表れで、リーダーとしての資質を疑う」と指摘。「今の政界には野党や外国、業界団体、役所との折衝などで自分で情報を集めて発言し、政治決着するような修羅場を経験した人が少ない。今後も当事者意識がなく、不用意な発言をする政治家が続くのでは」とみる。

 「次はどんな発言が出てくるか、楽しみに待っている」と皮肉るのは落語家の立川談四楼さんだ。「国民が物価高などで苦しい時期に、政治家は利権を手放さない。まじめに見ていると腹が立ってしょうがないので…」。安倍派の裏金疑惑を巡る東京地検特捜部の捜査の進展を予想し、「年末年始にかけて久々にドラマチックな展開が見られるのでは」と話している。


【関連記事】首相も、官房長官も、幹事長も説明しない自民の政治資金問題 安倍派のパーティー券収入の不自然な少なさ
【関連記事】パーティー券で「裏金」つくる自民党のやり方…5派閥の過少記載問題 関係者たちが語った実情とは
【関連記事】自民5派閥の過少申告も告発した…上脇博之教授が「政治とカネ」で孤軍奮闘 「チェック役」どう増やす?
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●キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも収支報告書不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が《脱税指南》?

2023年12月10日 00時00分46秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]


(2023年12月06日[水])
キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも政治資金収支報告書に不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が議員らに《脱税指南》? 『報道特集』(2023年12月09日[土])によると、自民党のアベ様派国会議員が20年近くキックバックを受け、収支報告書に記載しないよう指示を受けたことを証言。やはり、党が《脱税指南》していた訳だ
 《カネ集めパーティ》で利益率9割越えなんてざらなのでしょうから、合法かどうかは知らないけれど、ノルマ達成者に《キックバック》していたことが驚きだけれども、それ以上に、(政治資金規正法の〝穴〟を通すことなく)それを堂々と《裏金》化していたことにさらなる驚きを感じる。いくらなんでも、違法でしょ。一体、どんな政党なの、どんな政治屋集団?




   『●どういう神経? ウルトラ差別主義者な財務相・副首相が大量密集
     《カネ集めパーティ》の強欲。《夜の街》は御控えになっているのか?
   『●《派閥というより党としての脱税指南があったのではないかと疑いたく
     なる。それでいて議員の給料を上げる法律は通す厚顔ぶり》(政界地獄耳)
   『●パー券キックバック疑惑…カルト協会とヅボヅボな「利権」党の政治資金
     収支報告書への支出記載無しのキックバック、議員の受領記載無しの裏金

 醜悪の中の極悪な醜悪さを晒すアベ様派。特に、アベ様派の過去及び現・事務総長の酷さときたら…《不記載が疑われる時期の安倍派事務総長は元文科相・下村博文、官房長官・松野博一、経産相・西村康稔、国対委員長・高木毅と派閥の幹部かいわゆる派閥の5人衆で、閣僚2人でもある》(政界地獄耳)。独裁者・アベ様と共に《メディアコントロール》を布いたすがっち最低の官房長官と呼んできたが、現・松野博一官房長官も質疑や答弁も相当に酷い。
 日刊ゲンダイの記事【恐るべき金銭感覚 多くの自民党議員は派閥裏金をどこが悪いと思っている】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/332949)。《自民党5派閥が政治資金パーティー券の販売収入を億単位で裏金化していた疑惑に対する世論の怒りは相当だ。JNNの世論調査(2、3日実施)では、政治資金収支報告書へのパー券収入の一部不記載について「非常に問題がある」との回答が59%に上り、「ある程度問題がある」の30%と合わせて9割…》。

 #選挙に行かないとこうなる #自民党に投票するからこうなる ← 諸悪の根源ほコレ。(中山知子氏)《自民党内では「次の支持率発表が怖い」との声も出ている》そうだが、そもそも、いまでも20%程の内閣支持率がある方がおかしい。(西谷文和さん)《「政治と金」について私たちが無関心でいてはますます政治家や大企業の利権を膨らませてしまうだけです。上脇先生にますますがんばっていただき、私たちも、もっともっと世論を高めていきたいと思います》。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/パー券で派閥のつながりパーに? 5大派閥の連立のような自民党の形崩れかねない】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202312060000019.html)によると、《松野は官房長官会見でこの問題に関して「お答えを控えると答弁拒否を繰り返す。立憲民主党・小沢一郎は「国民に説明するつもりがないつまり仕事をしないなら、もう官房長官としての出仕(公の勤めにつくこと)を控えてもらいたい」と厳しい反応を示した。西村 も「個々の政治団体の話なので、政府の立場としてのお答えは差し控えたい」と日頃の対応とは違い、おろおろしているのが分かる。高木に至っては「会計に関わっていないため何とも言いようがないと当事者でないことを強調するが、すでにその段階は過ぎている。これほど、派閥の幹部が動揺するのも極めて近くまで特捜部が近づいてきているということなのか、事態の全貌が把握できないのか、最大派閥の威厳はそこにはない》。

 キシダメ「利権」「裏金」党総裁、それで鎮火したつもり? そりゃ、「珍か」、「沈下」。まさか党総裁が《脱税指南》を知らなかったとでも? ノルマについては、アノ桜田義孝元五輪相が「300枚」(おそらく600万円!)だ、と記者に答えている。
 東京新聞の記事【首相、派閥パーティー自粛要請へ 政治資金問題受け】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/294310?rct=politics)によると、《岸田文雄首相は、自民党派閥パーティーの政治資金問題を受け、各派閥にパーティー開催の当面自粛を要請する方向で調整に入った。6日午後に党幹部らと協議し、こうした方針を指示する見通しだ。関係者が6日、明らかにした。最大派閥・安倍派がパーティー券のノルマを超えた販売利益を議員側にキックバックし、裏金になっていたとみられ、東京地検特捜部が政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査している。内閣支持率は20%台まで下落しており、「政治とカネ」問題は民意のさらなる離反を招く可能性がある。協議には、麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長、参院幹部が出席する予定で、首相は認識を共有したい考えだ。派閥パーティーを巡っては、2018~21年分の政治資金収支報告書で安倍麻生茂木岸田二階の5派閥に計約4千万円の過少記載があったなどとして規正法違反容疑で刑事告発されている。二階派でも各議員が販売ノルマを超えて集めたパーティー券の収入が、派閥側の政治資金収支報告書に記載されていなかったとみられている》。

 それでも選挙に行かないのですか? それでも自公お維コミに投票し続けるのですか? 選挙に行かなければ、間接的に「利権」「裏金」党の自・公を支持したに等しい。#選挙に行かないとこうなる #自民党に投票するからこうなる

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202312060000019.html

コラム
政界地獄耳
2023年12月6日8時0分
パー券で派閥のつながりパーに? 5大派閥の連立のような自民党の形崩れかねない

★各紙の報道を総合すると自民党の派閥のパーティーを巡る疑惑で安倍派清和政策研究会)はパーティー券販売ノルマの超過分を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いで、東京地検特捜部では派閥の事務総長への事情聴取が検討されている模様だ。政治資金規正法は収支報告書は会計責任者に提出義務があるが、派閥の会計を取り仕切るのは事務総長で事情を知っているとみられる。不記載が疑われる時期の安倍派事務総長は元文科相・下村博文、官房長官・松野博一、経産相・西村康稔、国対委員長・高木毅と派閥の幹部かいわゆる派閥の5人衆で、閣僚2人でもある。

松野は官房長官会見でこの問題に関して「お答えを控えると答弁拒否を繰り返す。立憲民主党・小沢一郎は「国民に説明するつもりがないつまり仕事をしないなら、もう官房長官としての出仕(公の勤めにつくこと)を控えてもらいたい」と厳しい反応を示した。西村 も「個々の政治団体の話なので、政府の立場としてのお答えは差し控えたい」と日頃の対応とは違い、おろおろしているのが分かる。高木に至っては「会計に関わっていないため何とも言いようがないと当事者でないことを強調するが、すでにその段階は過ぎている。これほど、派閥の幹部が動揺するのも極めて近くまで特捜部が近づいてきているということなのか、事態の全貌が把握できないのか、最大派閥の威厳はそこにはない。

★同様に二階派志帥会)でも裏金化の動きがあるという報道があると共に、同派の元五輪相・桜田義孝が、同派から課される派閥の政治資金パーティー券の販売ノルマに不満があるとして先月末に派閥に退会届を出していたことも分かった。政治とカネの話は派閥のつながりをも壊しかねない。その意味では5大派閥の連立政権のような自民党のかたちが崩れかねない事態ともいえる。事はかなり深刻だと受け止めた方がいい。(K)※敬称略
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●反戦川柳人・鶴彬さん…《兵士として未曾有の「隊長への質問」で処罰されるが屈せず…命をかけて反戦の川柳を詠み続け、ついには…》

2023年07月30日 00時00分16秒 | Weblog

[↑ 三上智恵監督/最新作『沖縄、再び戦場 (いくさば) へ(仮)』製作応援のお願い (https://okinawakiroku.com/images/hero_pc_l.png)]


(2023年07月17日[月])
【佐高信 『反戦川柳人 鶴彬の獄死』【著者に訊く!】 2020628】
 (https://www.youtube.com/watch?v=btPpLVm4K2g
デモクラシータイムス》《兵士として未曾有の「隊長への質問」で処罰されるが屈せず、そののちも、命をかけて反戦の川柳を詠み続け、ついには監獄で赤痢に罹患し29歳の若さで獄死した鶴彬。さまざまな文献を引きながら、魂に叫びの真髄に迫る渾身の著。更には『佐高信評伝選5』(旬報社)の司馬遼太郎藤沢周平での辛辣な司馬批判。もう1冊『日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサーたち』(平凡社新書)も紹介。著者・佐高信の八面六臂の活躍ぶりに驚く。》

 「大陸へ」ではなく「大陸」だそうだ。「万歳とあげて行った手を大陸においてきた」。
 鶴彬さんの「生きた世」…《鶴彬(つるあきら)獄死の末(さき)ある戦(いくさ)》。キシダメ独裁政権、自公お維コミが目指すそんな「世」でいいの? トランプ氏により《安倍政権が「戦争のできる国」への大転換を行い》、バイデン氏により《岸田政権は「軍事国家」へ大転換》(琉球新報)。人の親や祖父母として子や孫を、そんなに「人殺し」に行かせたいものかね? 全く理解不能だ。

   『●『石原莞爾/その虚飾』読了 (2/2)
     「「手と足をもいだ丸太にしてかへし
       万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
       /…鶴彬は、こうした刺し貫くような反戦川柳をつくって逮捕され、
         赤痢にかかって、手錠をかけられたまま、二十九歳で病死した」」

   『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」
    「東京新聞…記事【鶴彬(つるあきら)の愛好家らが運動 
     反骨の川柳作家 都内に句碑を】」

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
    「「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)とでも
     脳内では? 与党自民党の桜田義孝前五輪相や元癒党お維の
     丸山穂高衆院議員…よくもまぁ、こんな議員に投票できるよな。
     《そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、
     有権者の責任である》…「1/4と2/4」の皆さん、このままでいい
     のですか? 《子育て支援を公約》《子育ての党》といったフザケタ
     与党自公や「子を人殺しに行かせたくて仕方ない」癒党お維を支える
     「1/4」の皆さん、選挙に行きもしないことで間接的に与党や癒党を
     支えている「2/4」の眠り猫な皆さん…」

   『●「戦争や軍国主義を批判、風刺、反体制的な句を作った
         俳人四十四人が治安維持法違反容疑で検挙され…」
   『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…《そんな時代にしては
          ならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら
   『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、人殺しに
             行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?
   『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
         人の親として「そんな世」を目指しているの?
   『●東京新聞の社説《苛烈な言論統制の末にあったのは…。》、川柳作家
       《鶴彬(つるあきら)/獄死の末(さき)に/ある戦(いくさ)》
   『●《攻撃的兵器…他国領域も攻撃できると声高に宣言するような国を「平和
     国家」とはとても呼べない。戦後日本の平和を築いてきた先人への背信》

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●《No1 募っているが募集しているという認識ではなかった … No39 私が言っている方がおかしいと思う方、手を挙げてください》

2020年12月31日 00時00分57秒 | Weblog

[※ 青木理さん「刑事責任と政治責任」 #秘書が勝手にやるわけないやん ↑(サンデーモーニング 2020年12月6日)]


(2020年12月13日[日])
HARBOR BUSINESS Onlineの記事【世界よこれが日本の国会議員だ。2020年国会名言迷言珍言大賞ノミネート発言に戦慄/平河エリ@読む国会】(https://hbol.jp/234073?cx_clicks_art_mdl=3_title)。

 《No1 募っているが募集しているという認識ではなかった … No39 私が言っている方がおかしいと思う方、手を挙げてください》。

 #国会流行語大賞2020について、宮本徹さんのつぶやきで知りました。エントリー番号No.1とNo.39の最初と最後の迷言珍言は、7年8カ月に渡って息吐く様にウソをつき続けてきたアベ様、そして、今年も素晴らしい活躍をされた国会議員のお一人である宮本さんに関連したもの。
 「No1 募っているが募集しているという認識ではなかった」が凄すぎるアベ様の名言ですね。《「募集という字は募ると書くんですよ」となぜか中学校卒業レベルの漢字の説明を始めてしまう宮本徹衆院議員の発言も味わい深いです》、同感。

   『●アベ様へ、宮本徹議員より《募るというのは募集するって
     いうのと同じ。募集の募は募るっていう字なんですよ》、トホホ…
   『●「募る」と「募集」…《〈不時着水したが墜落ではない〉といった
          ところか。国会の質疑は大喜利のお題提供の場ではない》
   『●適菜収さん《「募ると募集するは同じ」とツッコまれていたが、
          バカは国会から追放した方がいい》…まったく同感!!
   『●アベ様らが《霞が関官僚》を支配して堕落させ、《国会の質疑、
     ひいては、国権の最高機関たる国会の存在価値それ自体を貶め》た
   『●小田嶋隆さん《行政の担当者としてのあたりまえの習慣を、
     安倍晋三氏とその追随者たちは…この8年の間に完膚なきまでに破壊》

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https://hbol.jp/234073?cx_clicks_art_mdl=3_title

世界よこれが日本の国会議員だ。2020年国会名言迷言珍言大賞ノミネート発言に戦慄
2020.12.11
平河エリ@読む国会

     (国会議事堂 K@zuTa / PIXTA(ピクスタ))


第1回、国会流行語大賞2020!

 一年中国会を見ている変態国会クラスタの皆様から多数のご推薦をいただきまして、候補作を揃えて投票中です(投票受付は明日12月12日土曜日締め切り)。

 すでに多数の投票を頂いていますが、今年の国会の一年を振り返る意味でもそれぞれの候補をご紹介し、それについての記事のリンクと、私なりの一言をつけておきました。

 今年一年、政治だけではないですが、いろいろなことが有りました。次々起こることも重要ですが、忘れないことも大事です。「あんなことがあったな」と思い出しながら、良ければぜひ投票に参加してみてください。

 特定の政治家や政党を批判する意図はないんですが、「結果的に」安倍総理の発言のインパクトが多すぎた一年でした(むしろ多すぎて減らしました)。

 あれが入ってないこれが入っていない、というご意見があればすみません(コメントにでも書いておいてください)


ノミネートされた発言はこの発言!

#国会流行語大賞2020
候補一覧

No1 募っているが募集しているという認識ではなかった
No2 意味のない質問だよ
No3 それを信じてもらえないということになれば、予算委員会が成立しない
No4 根拠がないことを仰るというのは、嘘をついているというのと同じこと
No5 真っ赤なうそだったではないか
No6 私が責任を取ればいいというものではありません
No7 福島委員は妄想をたくましくしておられて
No8 民主党は批判の対象にしかしなかったが、少し良いことがあった
No9 ずっとしているんですが全然息苦しくはございません
No10 全集中の呼吸で答弁
No11 総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断
No12 そして絆
No13 みんな絶句して黙る
No14 6月にはなんとなく収まるのかなと思わないでもない
No15 つまんないこと聞くね
No16 日本語、分かっていただけましたか
No17 帰れ帰れ
No18 首に掛ける扇風機で風を出し、換気を良くするようにしている
No19 うちは残念ながら動かすだけのキャパがない
No20 相当ほら吹いてきました
No21 市民が避難していない中で、最初に逃げたわけです
No22 反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えないという指摘を反省
No23 急に亡くなられ……辞められちゃったんで
No24 言える限界を言っている
No25 長すぎて理解できません
No26 後ろの方全部教えてあげてください
No27 不規則発言は気にしないでください
No28 女性はいくらでもうそをつける
No29 密、密、密よ
No30 祖父が山本で、父が鈴木で、孫が田中みたいなことになる
No31 しっぽを振るポチなのか
No32 鯛は頭から腐る
No33 いわゆる安倍方式
No34 ヤジで止めようとするのは当たり前
No35 委員長の御静粛にのせいで、私は閣僚の答弁が聞こえません
No36 新型コロナではないので、ご安心いただければ
No37 大変勇気づけられる答弁だ
No38 国会会議録というのは、国会と国民に示された条文解釈そのものです
No39 私が言っている方がおかしいと思う方、手を挙げてください

※投票の対象となる発言
・2020年12月1日時点で「現職」の国会議員、または大臣である人間が「発言」したもの
・ツイート、記事執筆等、文章のものは含まない
・本人が発言を認めた、複数のソースが発言を認めたなど、発言の確認が取れたものに限る

 それでは早速各発言の解説を進めていきましょう!


■安倍前総理の嘘が明らかになった今、より熟成された味わいに

◆No1 募っているが募集しているという認識ではなかった

幅広く募っているという認識でした。募集しているという認識ではなかった」(安倍晋三総理大臣)(参照:桜で首相「募集でなく“募っている”認識」|日テレNEWS24)

 説明不要、大賞の大本命。Twitterでも大変に盛り上がりました。

募集という字は募ると書くんですよ」となぜか中学校卒業レベルの漢字の説明を始めてしまう宮本徹衆院議員の発言も味わい深いです。


◆No2 意味のない質問だよ

「意味のない質問だよ」(安倍晋三前総理大臣)(参照:安倍首相「意味のない質問だよ」発言に至った経緯は… 辻元清美氏の質問詳報: J-CAST ニュース)

 辻元清美衆院議員が、桜を見る会について質問した後のヤジ。

 安倍総理が「鯛は頭から腐る」の格言を知らなかったのか、自席から「意味のない質問だよ」とヤジり、その後も「罵詈雑言を浴びせられた」とヒートアップ。

 教養って大事ですね。


◆No3 それを信じてもらえないということになれば、予算委員会が成立しない

「私が話しているのは真実。それを信じてもらえないということになれば、予算委員会が成立しない」(安倍晋三前総理大臣)(参照:首相の言い分 ANA側回答で総破綻/「桜」前夜祭 虚偽答弁濃厚に)

 桜を見る会に野党側にANAホテルの回答を書面で示すように言われ、この回答。

 総理大臣を信じなければ予算委員会は成立しないそうです。結局、嘘だったわけですが


◆No4 根拠がないことを仰るというのは、嘘をついているというのと同じこと

「根拠がないことを仰るというのは、嘘をついているというのと同じことですよ」(安倍晋三前総理大臣)(参照:謝罪求め異例の応酬 立憲・黒岩氏「うそつき不名誉」 首相「流言の流布だ」 詳報 – 毎日新聞)

 黒岩宇洋議員の質問に答えて。黒岩さんが「久兵衛の寿司が出たという話もある」と発言したことを受けてこの反応。

 誰が嘘つきなのか明らかになった今となっては、実に味わい深いご発言です。


◆No5 真っ赤なうそだったではないか

「すしの話の時も決めつけをしたが、真っ赤なうそだったではないか」(安倍晋三前総理大臣) (参照:「人間としてどうか」と面罵 安倍首相、野党議員に―衆院予算委:時事ドットコム)

 名言が多く、同じ黒岩宇洋議員からの質疑への応答から、2つもランクインしてしまいました。

人間としてどうなのか」という発言もあって入れるか迷ったのですが、3つも入ると流石に多すぎるかと思い泣く泣くカットしました。


■いつだって「哲学的な問い」を投げかける安倍前総理発言

◆No6 私が責任を取ればいいというものではありません

「例えば最悪の事態になった時、私が責任を取ればいいというものではありません」(安倍晋三前総理大臣)(参照:安倍首相「責任を取ればいいというものではない」発言に批判集まる | ハフポスト)

 会見で「失敗したらどう責任を取るのか」というイタリア人記者の問に答えたものです。

 行政府の長とは何なのか、という哲学的な問いを投げかけてくる名言。

 7年半政権が続いた理由がよくわかります。


◆No7 福島委員は妄想をたくましくしておられて

「福島委員は妄想をたくましくしておられて、独自の議論をされているようですが」(安倍晋三前総理大臣)(参照:2020年3月23日、予算委員会で森友問題、検事長定年延長問題、検察官定年延長改正法案について総理、法務大臣に質問 | 社民党 福島みずほ 参議院議員(比例区))

 福島みずほ議員の森友問題の改ざん事件でなぜ起訴されなかったのか、黒川さんが動いていたのではないか、という質問に対してなんと2回も「妄想をたくましく」と返答。

 福島さんは一回目はスルーしましたが、さすがの福島さんでも二回目は「妄想とは失礼ですよ」と気色ばみました。一回目で怒ってもいいですよ。


◆No8 民主党は批判の対象にしかしなかったが、少し良いことがあった

「もっぱら私は民主党は批判の対象にしかしなかったが、少し良いことがあった。例えば武器輸出三原則の緩和だ」(安倍晋三前総理大臣)(参照:「悪夢」のはずが「少し良いことあった」 安倍前首相、旧民主党政権を評価 – 毎日新聞)

 長島昭久衆院議員のパーティーでの発言。あの安倍総理が民主党を褒めるということでタイムラインが沸き立った名言です。

 考えてみれば、元民主党の人、自民党に結構いますもんね。総理、これを期に認識を改められては?


◆No9 ずっとしているんですが全然息苦しくはございません

「私はずっとしているんですが全然息苦しくはございません。意図的にそうやっておとしめるような発言はやめていただきたいと本当に思います」(安倍晋三前総理大臣)(参照:安倍首相が不快感「アベノマスク」装着の議員質問に – 社会 : 日刊スポーツ)

 大串博志議員が、最初アベノマスクをつけて答弁していたけど「息苦しい」ということで付け替えるとこのような反応。

 総理、いつの間にかつけなくなってしまいましたが、やっぱり息苦しかったんじゃないですか?


◆No10 全集中の呼吸で答弁

全集中の呼吸で答弁させていただく」(菅義偉総理大臣)(参照:首相「『全集中の呼吸』で答弁」に乱れも – 産経ニュース)

 安倍総理があまりに多すぎたのでようやく現職の菅総理です。

 事務方に求められたのか、気合を込めて言ったのに一瞬議場が静まり返ったのが印象的なこの一言。

 議会の若者の少なさを強く印象づけました。


■むしろ日本の与党政治家の「民度」こそ問われるレベル

◆No11 総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断

総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断した」(菅義偉総理大臣)(参照:「総合的、俯瞰的」って? 学術会議6人任命拒否で政府連発:中日新聞Web)

 学術会議問題を象徴するような一言。 色んな理由があるらしいが人事のことは言えないし加藤陽子さん以外は知らなかったそうです。こまけぇことはいいんだよ!


◆No12 そして絆

 
自助、共助、公助、そして絆(菅義偉総理大臣)(参照:自民党総裁選 所見演説会(全文2)菅氏「自助・共助・公助、そして絆」(THE PAGE) – Yahoo!ニュース

  突 然 の 絆……。


◆No13 みんな絶句して黙る

「『おたくとうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』って言ってやると、みんな絶句して黙る」(麻生太郎財務大臣)(参照:麻生氏の「民度違う」発言 度重なる失言「またか、で済ませてはダメ」:東京新聞 TOKYO Web)

 なぜコロナの死者が少ないか、という質問に答えて。

 たしかにこんな事言われたら、私も黙ります。(話したくない)


◆No14 6月にはなんとなく収まるのかなと思わないでもない

「スペインかぜも、7月になったら、だいたい止まっている。だから、この種の話は6月にはなんとなく収まるのかなと思わないでもない」(麻生太郎財務大臣)(参照:「スペインかぜも7月に止まっている 6月にはなんとなく収まるのかなと」麻生財務相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン)

 財務金融委員会で。思わないでもない、なのでセーフ!


◆No15 つまんないこと聞くね

「つまんないこと聞くね」(麻生太郎財務大臣)(参照:麻生財務相、休校費用の質問に「つまんないこと聞くね」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル)

 会見にて「一斉休校の費用はどこが負担するのか」と聞いた記者に対して。

 どう考えても割と重要なことを聞いた記者をさらっとDisるあたり、上から目線が骨の髄まで染み付いてます


■どいつもこいつも現政権の閣僚は……

◆No16 日本語、分かっていただけましたか

「お分かりいただけましたか。日本語、分かっていただけましたか」(茂木敏充外務大臣)(参照:「日本語分かっていただけましたか」茂木外務大臣の振る舞いをどう見るか(望月優大) – 個人 – Yahoo!ニュース)

 会見にて、ジャパンタイムズの取材に答えて。

 日本語でむちゃくちゃ詳細に聞かれている(しかもものすごく流暢)のにはぐらかすの、「人間が小さく見える大賞」なら堂々グランプリですね。


◆No17 帰れ帰れ

「帰れ帰れ」(茂木敏充外務大臣)

 予算委員会で人事院の松尾局長に。普段、行政組織で部下にどういうふうに接しているのかわかる貴重なオフショットです。


◆No18 首に掛ける扇風機で風を出し、換気を良くするようにしている

「会食時、首に掛ける扇風機で風を出し、換気を良くするようにしている」(西村康稔経済再生担当大臣)(参照:「会食時は換気のいい状態を作る工夫をしている」西村大臣、娘からもらった首掛け扇風機を使い感染防止対策を呼びかけ(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース )

 会見にて、換気の工夫を聞かれ。娘さんが買ってきた扇風機らしいのでちょっと気が引けますが、大臣、顔の周りの空気をかき回しても逆効果では……。


◆No19 うちは残念ながら動かすだけのキャパがない

「野党にどんどん女性を出して頂いて、効果があれば循環していくのだろう。うちは残念ながら動かすだけのキャパがない」(野田聖子自民党幹事長代行)(参照:「女性は野党に出して頂いて」 男女平等、遅れる政界:朝日新聞デジタル)

 女性議員を増やす方策についての発言。

 野田議員は「自民党に初の女性代議士を」をスローガンに、たった一人の自民党女性議員として当選された時期もあっただけに、党内への忸怩たる思いのある発言でしょう。


◆No20 相当ほら吹いてきました

「相当ほら吹いてきましたから。後の始末をよろしくお願いします」(北村誠吾前地方創生担当相)(参照:蓮舫氏、引き継ぎ式で「相当ほら吹いてきましたから」の“北村発言”に「え?」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース)

 昨年は「適材適所」という言葉の意味を疑いたくなるほどお粗末なご答弁をされていましたが、退任式でも「ほらふいてきた」と一言。

 最後まで「適材適所」な大臣でした。


■反省している色が見えないという指摘を反省!?

◆No21 市民が避難していない中で、最初に逃げたわけです

「東日本大震災の時、検察官は、福島県いわき市から国民が、市民が避難していない中で、最初に逃げたわけです」(森雅子前法務大臣)(参照:「震災で検察官が最初に逃げた」森法相答弁撤回 「事実」から「個人的見解」に変更 – 毎日新聞)

 今年前半、検察官定年延長問題で大炎上した大臣といえば森雅子さんですが、自身の発言も火だるまに。

 「最初に逃げた」発言で検察官出身の山尾志桜里衆院議員を激怒させ、しかも休憩中にマスコミの取材を受けるという前代未聞の珍事を起こし、紛糾しました。


◆No22 反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えないという指摘を反省

「反省しているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省をしている」(小泉進次郎環境大臣)(参照:小泉氏「反省伝わらぬことを反省」 複雑釈明も謝罪拒否:朝日新聞デジタル)

 去年は小泉進次郎構文が話題になりましたが、今年もこの名言が。

 結局、何を反省してるんですか……?


◆No23 急に亡くなられ……辞められちゃったんで

「急に亡くなられ……辞められちゃったんで」(桜田義孝元オリンピック担当大臣)(参照:『ひるおび!』に桜田義孝議員が出演「急に(安倍晋三首相が)亡くなられ」発言に反響|ニフティニュース

 ワイドショーで総裁選について聞かれてつい一言。

 見たことがないほどあたふたされていて、言い間違いとは怖いものだと思いました。


◆No24 言える限界を言っている

「答えていると思うよ。言える限界を言っている」(金田勝年衆議院予算委員長)

 野党側の質問に「人事のことなので答えられない」と拒否する総理に対して、委員長が一言。

 委員長は政府の役職じゃないはずなんですが、どうやら言える限界は把握しているようです。


◆No25 長すぎて理解できません

「長すぎて理解できません、短くお願いします」(棚橋泰文前衆議院予算委員長)(参照:衆・予算委員長に野党が激怒【テレ東NEWS】|テレビ東京ビジネスオンデマンド【BOD】)

 今年、予算委員会で1番注目されたのは、ひょっとすると総理だけではなく棚橋委員長も、かもしれません。

 桜を見る会の名簿について、公選法上の定義を聞く川内さんの質問に「何の質問ですか」「長すぎてわかりません」と返答。

 棚橋さん、ひょっとして疲れて寝てたのでしょうか?体調が心配です。


■仕事をちゃんとしない閣僚と与党議員たち

◆No26 後ろの方全部教えてあげてください

「大臣、わからなければ、後ろの方全部教えてあげてください」(松島みどり法務委員長)

 後藤祐一議員の質問中に口ごもる森雅子法務大臣に一言。

 さすが元法務大臣、という仕切りですが「わからなければ教えてあげて」はなかなか正直ですね。


◆No27 不規則発言は気にしないでください

「不規則発言は気にしないでください。どうぞ、どうぞ答弁して」(金子原二郎前参院予算委員長)

 衆議院の予算委員会が紛糾している時、参院は金子委員長の仕切りで比較的穏やかに進んでいました。

「気にしないでください」はなかなか風格のある、悠然とした仕切りです。


◆No28 女性はいくらでもうそをつける

女性はいくらでもうそをつける」(杉田水脈衆院議員)(参照:「女性はいくらでもウソつける」…自民・杉田衆院議員、性暴力相談事業を批判 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン)

 自民党の会議で杉田水脈議員の発言。最初は「言っていない」と主張されていましたが後に「どうやら言っていたようだ」と修正されました。

 クレタ人のパラドックス(嘘つきが嘘をついたと言ったらどうなるか?)が2020年に見れるとは思わなかったですね。


◆No29 密、密、密よ

「密、密、密よ」(河井案里参院議員)(参照:河井夫妻が離党へ 議員辞職はしない意向|日テレNEWS24)

 河井案里さんが記者に囲まれて一言。定期的に動画を見たくなるリズムの良さです。


◆No30 祖父が山本で、父が鈴木で、孫が田中みたいなことになる

「祖父が山本で、父が鈴木で、孫が田中みたいなことになる。混乱を生じさせないことが大事だ」(城内実衆院議員)(参照:自民有志が「夫婦別姓」勉強会 抜本改革に慎重、推進派批判も(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

 選択的夫婦別姓の議論が与党内で加速する中、城内実議員の一言。

 世の女性(男性も)は「いや、よくあることじゃん」と心のなかでつぶやきました。


■安倍総理にしっぽを振るポチなのか

◆No31 しっぽを振るポチなのか

「安倍総理にしっぽを振るポチなのか」(枝野幸男立憲民主党代表) (参照:議事進行を批判「総理にしっぽを振るポチか 恥を知れ」立民 枝野代表 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン)

 棚橋委員長の仕切りに一言。委員長から反論されたら、以前民主党政権を「両生類まで戻った」と批判していたことを引き合いに「カエルならいいのか」と再反論。

 こういうイヤミ・皮肉を言わせたら一級品ですが、最近は慎重な発言が多く寂しい限りです。


◆No32 鯛は頭から腐る

鯛は頭から腐る。上層部が腐敗していると残りもすぐに腐っていく。頭を替えるしかない」(辻元清美衆院議員)(参照:「意味のない質問だよ」 首相ヤジ「開き直り発言」詳報 – 毎日新聞)

 安倍総理の矛盾を暴いた後に締めの一言。

 その後にあの「意味のない質問だよ」が飛び出します。


◆No33 いわゆる安倍方式

参加者一人一人と契約をし、ホテルの領収書を渡す、いわゆる安倍方式でやっていたんでしょうか」(辻元清美衆院議員)(参照:本日2月3日、安倍総理に予算委員会で質問しました ……7年間すべて5000円、安倍晋三後援会の「桜を見る会・前夜祭」。そして資金報告書未記載の疑いが! | 活動ブログ | 辻元清美WEB)

 今年はとにかく野党側の議員の影が薄かった。その中でも「安倍方式」という新語を生み出した辻元さんは流石です。

 この後いろんな野党議員が安倍方式という言葉を使いました。


◆No34 ヤジで止めようとするのは当たり前

「おかしな予算を通されようとしたら、ヤジで止めようとするのは当たり前じゃないですか」(本多平直衆院議員)(参照:「ヤジで審議を止めるのは当然」立憲・本多議員の発言が物議 松井大阪市長は「厄介な勘違い議員」と批判 (2020年2月20日) – エキサイトニュース)

 ヤジも答弁も音量が大きいことで有名な本多議員。与党議員や委員長から名指しで批判されたりもしましたが、ヤジを批判されると逆にこの発言。

 良くも悪くも存在感のある委員でした。


◆No35 委員長の御静粛にのせいで、私は閣僚の答弁が聞こえません

「委員長の御静粛にのせいで、私は閣僚の答弁が聞こえません」(本多平直衆院議員)

 今年は不思議なタイミングで「静粛に」と止めることが多かった棚橋委員長

 拍手が起きてるときに「静粛に」と止めて「拍手は止めなくていいです」と苦笑いされたことも有りましたが、「静粛に」はどうやら静粛ではなかったようです。


■笑えない典型的おっさんジョーク

◆No36 新型コロナではないので、ご安心いただければ

「ちょっと風邪引いておりまして咳が止まんなくてですね、新型コロナではないので、ご安心いただければという風に思うのですけれども」(杉尾秀哉参院議員)(参照:咳が止まらないけどコロナじゃない 杉尾秀哉議員の発言に批判も – ライブドアニュース)

 笑いを取ろうとしたら笑えなかった、という典型的発言ですが、今年前半はこういうジョークが各所で繰り広げられたのだろうなと懐かしくなります。


◆No37 大変勇気づけられる答弁だ

「大変勇気づけられる答弁だ。安倍首相との質疑でこういう最後になるのはあまり経験がない」(小池晃共産党書紀局長)(参照:共産・小池氏が首相答弁に「感動した」 与野党が拍手:朝日新聞デジタル)

 女性がヒールを強制されることについて問われた安倍総理は「男性と女性が同じ仕事をしているにもかからず、女性に服装で苦痛を強いることはあってはならない」と名言。議場には与野党関係のない拍手が飛びました。

 そう、総理大臣や閣僚が答弁すれば、社会は変えられるんです。それを多くの閣僚に忘れないでほしいですね。


◆No38 国会会議録というのは、国会と国民に示された条文解釈そのものです

「国会会議録というのは、国会と国民に示された条文解釈そのものです」(田村智子共産党政策委員長)(参照:日本学術会議の任命拒否「あり得る」と法解釈する文書は「見当たりません」。内閣法制局が国会答弁-ハフポスト日本版- Yahoo!ニュース)

 学術会議問題に関して、政府がかつての答弁を無視して法解釈を新しく作り上げたことに、田村智子議員が一言。

 いろいろなことが有りましたが、国会答弁を無視して新しい見解を作る、というのはやはり、国会クラスタにとっては最もインパクトが大きい出来事だったのではないでしょうか。


◆No39 私が言っている方がおかしいと思う方、手を挙げてください

与党の委員の皆さんにも聞きたいと思います。私が言っている方がおかしいと思う方、手を挙げてください。一人もいないじゃないですか」(宮本徹衆院議員)(参照:記録ないのに一言一句前年と同じ? 驚き 桃の木 山椒の木ですよ! 「桜」質疑詳報 – 毎日新聞)

 「記録がない」といいつつも、野党議員の質問には「問題はない」と答え続ける官房長の質疑に業を煮やしてこの一言。誰の目にもどちらが正しいかは明らかでした


<文/平河エリ@読む国会>
平河エリ@読む国会
Twitter ID: @yomu_kokkai ひらかわえり●国会をわかりやすく解説するメディア「読む国会」を運営する政治ブロガー。
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コメント
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●東京新聞の社説《苛烈な言論統制の末にあったのは…。》、川柳作家《鶴彬(つるあきら)/獄死の末(さき)に/ある戦(いくさ)》

2020年12月22日 00時00分24秒 | Weblog

[※歴代自民党内閣は「国民のために働」いていなかった!? 縁故主義・政権の私物化もアベ様から《継承》 (日刊ゲンダイ 2020年10月14日)↑]


(2020年12月08日[火])
2020年12月8日の東京新聞の【社説/開戦の日に考える 鶴彬獄死の末にある戦】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/73025?rct=editorial)と、
コラム【筆洗/その朝の授業は鬼のあだなで畏怖された教授の英語だった。その…】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/73024?rct=hissen)。

 《鶴彬(つるあきら)という川柳作家をご存じでしょうか。日本が戦争へと突き進む中、貧困と反戦を詠み、治安維持法違反で逮捕、勾留中に病死しました。苛烈な言論統制の末にあったのは…。七十九年前のきょう破滅的な戦争が始まります。…「鶴彬獄死の末(さき)ある戦(いくさ)」》。
 《▼あの日、今から考えれば、勝てるはずもない日米の開戦に国民の大半が高揚した。記憶にとどめなければならぬ戦争の過ち。それは軍や政府によるものだが、感情に任せたわれわれの側の「万歳」をそこから除く理由もまた見当たらぬ。繰り返すまい》。

 鶴彬さんの「生きた世」…《鶴彬(つるあきら)獄死の末(さき)ある戦(いくさ)》。

   『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
         人の親として「そんな世」を目指しているの?

 「あの時代」に、死を賭しているとしか思えない激しい反戦川柳を読んでおられる鶴彬さん。治安維持法など、鶴彬さんの「生きた世」は相当に過酷だった。いま、自公お維を支持する皆さんは人の親として「そんな世」を目指しているのでしょうか? アベ様の政が終わったかと思えば、陰険陰湿強権な違法・違憲オジサンの政に。《メディアコントロール》や日本学術会議の6人「だけ」を任命拒否した問題など、これ以上閉塞の時代となることに、耐えられない。《学問や言論、表現に対する弾圧は、戦争への道につながる、というのが歴史の教訓です》。スカスカオジサンはシレ~ッと冷酷に壊憲を進めそうで、恐ろしくて仕方ない。

   『●《キンモクセイで世間の鼻をごまかし、学問の自由、言論の自由を
         脅かしかねない「腐臭」に気付かせぬようにしている》(筆洗)
   『●西日本新聞【例えるなら、こんな話か。授業が始まるのに数人の
     子が…】…取り巻きが《デマを流してまでも、必死で政権擁護》の醜悪
   『●違法・違憲オジサン…《「裸の王様」…取り巻きの同調意見ばかり
     聞き入れ、学者の正論に耳をふさげば、宰相はそう呼ばれてしまいます》

 自公お維の国会議員やその支持者の皆さんは《繰り返すまい》と思っているだろうか。戦争の記憶の継承を嫌っているのではないか。

   『●『石原莞爾/その虚飾』読了 (2/2)
     「「手と足をもいだ丸太にしてかへし
       万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
       /…鶴彬は、こうした刺し貫くような反戦川柳をつくって逮捕され、
         赤痢にかかって、手錠をかけられたまま、二十九歳で病死した」」

   『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」
    「東京新聞…記事【鶴彬(つるあきら)の愛好家らが運動 
     反骨の川柳作家 都内に句碑を】」

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
    「「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)とでも
     脳内では? 与党自民党の桜田義孝前五輪相や元癒党お維の
     丸山穂高衆院議員…よくもまぁ、こんな議員に投票できるよな。
     《そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、
     有権者の責任である》…「1/4と2/4」の皆さん、このままでいい
     のですか? 《子育て支援を公約》《子育ての党》といったフザケタ
     与党自公や「子を人殺しに行かせたくて仕方ない」癒党お維を支える
     「1/4」の皆さん、選挙に行きもしないことで間接的に与党や癒党を
     支えている「2/4」の眠り猫な皆さん…」

   『●「戦争や軍国主義を批判、風刺、反体制的な句を作った
         俳人四十四人が治安維持法違反容疑で検挙され…」
   『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…《そんな時代にしては
          ならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら
   『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、人殺しに
             行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?


=====================================================
https://www.tokyo-np.co.jp/article/73025?rct=editorial

社説
開戦の日に考える 鶴彬獄死の末にある戦
2020年12月8日 06時42分

 鶴彬(つるあきら)という川柳作家をご存じでしょうか。日本が戦争へと突き進む中、貧困と反戦を詠み、治安維持法違反で逮捕、勾留中に病死しました。苛烈な言論統制の末にあったのは…。七十九年前のきょう破滅的な戦争が始まります。

 鶴彬(本名・喜多一二(かつじ))は一九〇九(明治四十二)年一月、石川県高松町(現在のかほく市)に生まれました。尋常小学校や高等小学校在校中から地元新聞の子ども欄に投稿した短歌や俳句が掲載されるなど、才能は早くから知られていたようです。


◆貧困、社会矛盾を川柳に

 喜多の作品が初めて新聞の川柳欄に載ったのは高等小学校を卒業した翌二四年の十五歳当時、進学の夢がかなわず、伯父が営む機屋で働いていたときでした。

 <静な夜口笛の消え去る淋しさ>(二四年「北国柳壇」)

 「蛇が来る」などと忌み嫌われた夜の口笛を吹いても、何の反応もない寂しさ。少年期の感傷的な心象風景が素直に表現された作風がこのころの特徴でしょう。

 翌年には柳壇誌に作品が掲載され、川柳作家として本格デビューを果たします。その後、多くの川柳誌に作品を寄せるようになりました。このころはまだ柳名「喜多一児(かつじ)」や本名での投稿です。

 十七歳の時、不景気で伯父の機屋が倒産。大阪に出て町工場で働き始めた喜多を待ち受けていたのは厳しい社会の現実でした。喜多の目は貧困や社会の矛盾に向けられるようになります

 <聖者入る深山にありき「所有権」>(二八年「氷原」)

 このころ都市部では労働運動、農村では小作争議が頻発、政府は厳しく取り締まります。持てる者と持たざる者、富める者と貧しい者との分断と対立です。修験者が入る聖なる山にも俗世の所有権が及ぶ矛盾。そこに目を向けない宗教勢力への批判でもありました。


◆反軍、反戦を旺盛に詠む

 十九歳のとき大阪から帰郷した喜多は、生産手段をもたない労働者や貧農、市民の地位向上を目指す無産運動に身を投じ、特別高等警察(特高)に治安維持法違反容疑で検束されます。その後、故郷を離れて上京、柳名を「鶴彬」に改めたのも、特高の監視から逃れるためでもありました。

 兵役年齢に達した二十一歳の三〇年、金沢の陸軍歩兵第七連隊に入営しますが、軍隊生活が合うわけはありません。連隊内に非合法出版物を持ち込んだ「赤化事件」で軍法会議にかけられ、大阪で刑期二年の収監生活を送ります。

 刑期を終え、除隊したのは三三年、二十四歳のときです。このときすでに日本は、破滅的な戦争への道を突き進んでいました。三一年には満州事変、三二年には海軍青年将校らが犬養毅首相を射殺した五・一五事件、三三年には日本は国際連盟を脱退します。

 この年、自由主義的刑法学説をとなえていた滝川幸辰(ゆきとき)京都帝大教授に対する思想弾圧「滝川事件」が起こり、学問や言論、表現の自由への弾圧も苛烈さを増します

 しかし、鶴がひるむことはありませんでした。軍隊や戦争を批判し、社会の矛盾を鋭く突く川柳を作り続けます

 <万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た
 <手と足をもいだ丸太にしてかへし
 <胎内の動きを知るころ骨(こつ)がつき

 召集令状一枚で男たちは戦場へ赴き、わが家に生還しても、ある者は手足を失い、妻の胎内に新しいわが子の生命の胎動を知るころに遺骨となって戻る男もいる。鶴が川柳に映しだした戦争の実態です。いずれも三七年十一月「川柳人」掲載の作品です。

 特高はこうした表現を危険思想とみなし、同年十二月、治安維持法違反容疑で鶴を摘発し、東京・中野区の野方署に勾留しました。

 思想犯に対する度重なる拷問と劣悪な環境。鶴は留置中に赤痢に罹(かか)り、東京・新宿にあった豊多摩病院で三八年九月に亡くなりました。二十九歳の若さでした。

 川柳に続き、新興俳句も弾圧され、表現の自由は死に絶えます


◆戦争へと続く言論弾圧

 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この社説の見出し「鶴彬/獄死の末(さき)に/ある戦(いくさ)」も五七五の川柳としてみました。

 学問や言論、表現に対する弾圧は、戦争への道につながる、というのが歴史の教訓です。

 安倍前政権以降、日本学術会議会員人事への政府の介入や、政府に批判的な報道や表現への圧力が続きます。今年は戦後七十五年ですが、戦後でなく、むしろ戦前ではないかと思わせる動きです。

 戦後制定された憲法の平和主義は、国内外に多大な犠牲を強いた戦争の反省に基づくものです。戦争の惨禍を二度と繰り返さない。その決意の重みを、いつにも増して感じる開戦の日です。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/73024?rct=hissen

筆洗
その朝の授業は鬼のあだなで畏怖された教授の英語だった。その…
2020年12月8日 06時40分

 その朝の授業は鬼のあだなで畏怖された教授の英語だった。その朝とは、一九四一(昭和十六)年十二月八日。日米開戦の日だという▼開戦の臨時ニュースが校内に伝えられた。教授は廊下に飛び出し、「万歳」と叫んだそうだ。当時の学生が書き残している▼作家、半藤一利さんの『十二月八日と八月十五日』にあったが、とりわけ珍しい話ではなかろう。<やみがたくたちあがりたる戦(たたかい)を利己妄慢(ぼうまん)の国国よ見よ>斎藤茂吉。長く続く米英との緊張。当時の国民はうっとうしさや閉塞(へいそく)感の中にあり、真珠湾攻撃はその暗雲を吹き飛ばすかのように受け止められた。「利己妄慢」の米英という大国に挑む痛快さもあったという。茂吉もそうだったのだろう▼十一年後の五二年に建立された、広島の原爆死没者慰霊碑。碑文は<安らかに眠って下さい/過ちは繰返しませぬから>である。その言葉を考案したのは十二月八日に「万歳」を叫んだあの教授だそうだ▼歴史の皮肉を書きたいわけではない。教授の名は当時広島大学教授の雑賀忠義さんとおっしゃる。この人も被爆している▼あの日、今から考えれば、勝てるはずもない日米の開戦に国民の大半が高揚した記憶にとどめなければならぬ戦争の過ち。それは軍や政府によるものだが、感情に任せたわれわれの側の「万歳」をそこから除く理由もまた見当たらぬ。繰り返すまい
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●《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」》…キングメーカー気取り

2020年11月02日 00時00分34秒 | Weblog

[※歴代自民党内閣は「国民のために働」いていなかった!? 縁故主義・政権の私物化もアベ様から《継承》 (日刊ゲンダイ 2020年10月14日)↑]



リテラの記事【二階幹事長はやはりリアル『半沢直樹』!? 文春が報じた“カジノ候補隣接地”問題だけではなく日本航空の高値土地購入にも関与か】(https://lite-ra.com/2020/10/post-5673.html)。

 《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」 今週、ドラマのような疑惑…ネットがざわついている。自民党の二階俊博幹事長と家族ぐるみで深い関係にある後援企業が、和歌山のカジノIR)誘致候補地に隣接する土地約3000坪を買っていた、と報じたのだ》。

   『●《半沢が箕部幹事長と対峙するシーンの長台詞は、まるで私利私欲に
     まみれた今の自民党政権に対する怒りの言葉のようだった》…現実は?
    「日刊ゲンダイの記事【半沢直樹には快哉を叫び政権支持7割
     ドラマと現実なぜ乖離】…。…【ワダアキ考 
     〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄/半沢直樹と日本社会】」

 (武田砂鉄さん)《半沢が箕部幹事長と対峙するシーンの長台詞は、まるで私利私欲にまみれた今の自民党政権に対する怒りの言葉のようだった。国民はそこに共感したはずだが、なぜか、現実の世界は視聴率とは正反対》…。ドラマ以上に醜悪な政権・与党なのに、1/4の自公お維支持者は能天気、2/4は選挙にも行かず眠っている。《このドラマを踏まえて、ではなぜ、現実社会にある政治腐敗も追及しないのか、…。…これら、宙ぶらりんになっている問題をそのままにしていいのか、…。現実問題としては考えない》…国会を開きもしない大惨事アベ様政権の支持率は7割を超えるそうだ。

   『●無《責任政党》内人事、大惨事アベ様政権・「官邸官僚」人事…
     見るに堪えないメンバーで数々の腐臭漂うアベ様案件に蓋をする気満々

 さて、本当にドラマ以上の醜悪さだ…リアル箕部幹事長。《二階幹事長といえば、菅義偉首相と同様にカジノ合法化の旗振り役として精力的に動いており、IR利権の中心にいると目されてきた政治家だ。IR汚職で逮捕された秋元司衆院議員も、二階派の所属だった》。

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https://lite-ra.com/2020/10/post-5673.html

二階幹事長はやはりリアル『半沢直樹』!? 文春が報じた“カジノ候補隣接地”問題だけではなく日本航空の高値土地購入にも関与か
2020.10.17 09:17

     (二階俊博自民党幹事長(自民党HPより))

「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」

 今週、ドラマのような疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)が報じ、ネットがざわついている。自民党の二階俊博幹事長と家族ぐるみで深い関係にある後援企業が、和歌山のカジノIR)誘致候補地に隣接する土地約3000坪を買っていた、と報じたのだ。

 「週刊文春」によると、問題の土地は2018年に和歌山県がIR誘致の候補地として指定した和歌山県和歌山市にある人工島「和歌山マリーナシティ」から車で3分の山林。もしIR誘致に成功すれば土地の価値は10倍以上にも跳ね上がると見られているが、この3000坪もの土地を所有しているのが和通という社会福祉事業などを展開する企業。そして、和通グループというのは二階幹事長を40年にも渡って支えてきた後援企業だというのだ。

 実際、その付き合いはかなり深く、2017年に亡くなった同社の代表取締役だった中田實宏氏は二階氏の選挙では「広報部長」を名乗っていたといい、氏の葬儀委員長を務めたのも二階幹事長だ。また、2016〜2018年には、二階氏に関連する政治団体に対して和通とそのグループ会社からは社長らの個人名義分も含めて計380万円もの献金が確認されている。さらに、二階幹事長の政策秘書を務めている長男の俊樹氏はこの和通グループの社会福祉法人の評議員を兼業しているというのである。

 周知のように、二階幹事長といえば、菅義偉首相と同様にカジノ合法化の旗振り役として精力的に動いており、IR利権の中心にいると目されてきた政治家だ。IR汚職で逮捕された秋元司衆院議員も、二階派の所属だった。

 その二階氏が後押ししていたのが、地元・和歌山への誘致で、実際、和歌山は横浜・大阪と並んで「二階案件」として有力候補地のひとつとされてきた。和通が土地を取得したのは2004年3月のことで、ちょうど和歌山がカジノ誘致に積極的に取り組みはじめた時期とも重なるが、前年の2003年は二階氏が古巣である自民党に復党したタイミングでもある。

 政権与党の老獪な幹事長と、価値が高騰することが見込まれる土地──。最終回で総合視聴率44.1%を記録した大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS)では、柄本明演じる箕部啓治幹事長による空港誘致と、その土地を所有していた親族企業を通じて転売利益が箕部幹事長に流れていたという不正が描かれたが、今回の「文春砲」は、まさに「リアル半沢直樹!?」(「週刊文春」記事タイトルより)と言わずにはいられないものだ。


■日本航空が相場の3倍、152億円で購入した和歌山の土地は、二階幹事長の後援会幹部の所有だった

 しかし、二階幹事長にはもうひとつ、「リアル半沢直樹」ぶりを物語る問題がある。『半沢直樹』で描かれた帝国航空のモデルは日本航空であり、2010年に経営破綻した際の再建がモチーフになっているが、じつは、この日本航空の土地取引をめぐっても、二階氏の関与が取り沙汰されたことがあるのだ。

 日本航空は1991年に寮・社宅用地として和歌山市の山林を想定の3倍にもあたる約152億円もの高値で購入したのだが、その土地所有者が二階氏の後援会幹部だった

 また、この土地取引で日航側と交渉していたのも二階氏と親しい元和歌山県議で、この元県議と日航の担当者は1991年2月ごろから数回、日航担当者らと和歌山市内の料亭などで会合をもっていた。そして、この会合に二階氏が同席したこともあったという。

 結局、しかも、日航は大手ゼネコンを経由し「仲介手数料」として約4億5000万円を支出し、その手数料はこの元県議の関係先に入金されていたのだという。

 この問題は、日航が経営破綻した2010年、朝日新聞がスクープしたものだが、もとになったのは、破綻要因を検証していたコンプライアンス調査委員会でこの不可解な取引が判明したことだった。日本航空は1991年、この土地を152億円で購入し、105億円を投じて寮や社宅を建設した。しかし、日本航空が破綻直前の2009年9月の鑑定では建物を含めても24億8千万円。つまり投資金額の10分の1程度しか価値がなかった

 これを受けて同委員会が「価格の適正を含めて不自然な点があると言わざるを得ない」と報告書で指摘していたのだが、その原因については社内に資料がないとして、踏み込まなかった。しかし、朝日新聞が、関係者の証言や契約書など入手して、二階幹事長の関係者の関与を報道したのである。

 今回のドラマ『半沢直樹』と池井戸潤による原作『銀翼のイカロス』で描かれた進政党は民主党政権がモデルとなっているとみられているが、箕部幹事長の不正取引については二階氏と日航のこの疑惑から着想を得たのではないかとみられている。つまり、部幹事長のモデルはもともと二階氏だった可能性もあるのだ。


■テレビ局が「文春」の報道を取り上げない理由 菅政権になって力が強大になった二階幹事長

 そして、ここにきて浮上した再びの「リアル半沢直樹」案件──。タイムリーさを考えても、いかにもワイドショーが好んで食いつきそうな話題であり、もしかすると「文春砲」としてこの話題を取り上げ、箕部幹事長と二階幹事長の共通点などをテーマにするかもしれない。そう思っていたのだが、しかし、蓋を開けてみれば、どのワイドショーもこの二階幹事長の話題をスルー一切取り上げていないのだ

 上述したように、過去にも「リアル半沢直樹」案件が報じられている上に、二階幹事長をめぐっては二階派所属の河井案里議員公判もおこなわれている最中。IR汚職で逮捕・起訴されていた二階派の秋元司衆院議員が3度目の逮捕をされたという問題もある。

 さらに二階幹事長には、菅首相とともに主導した「GoToトラベル」をめぐっても、「GoToトラベル」の運営を担う事務局を約1895億円で委託された「ツーリズム産業共同提案体」の参加団体から二階幹事長側に少なくとも約650万円の資金提供があった〉としんぶん赤旗も伝えている

 まさに二階幹事長は“疑惑の宝庫”だというのに、ワイドショーが今回の「文春砲」には飛びつかない──。これはまるで安倍政権時とは大きく違っている。というのも、2018年には当時の桜田義孝五輪相の無能っぷりや片山さつき地方創生相(当時)の口利き疑惑や公選法違反疑惑など、ワイドショーが二階派所属大臣の問題だけは熱心に取り上げ、二階幹事長を“問題のガン”であるかのように紹介していたからだ。

 それが、今回はスルーしているのはなぜなのか。無論、その背景にあるのは、菅官邸に対する忖度だろう。

 安倍政権時代、二階幹事長は幹事長ではあるものの安倍首相とはそこまで距離は近くなかった。そのため、ワイドショーが二階幹事長や二階派の不正やスキャンダルを報じても、官邸が露骨に圧力をかけることはあまりなかったといわれている。だが、いまは状況が変わり、二階幹事長は菅首相誕生の「キングメーカー」となり、菅政権において絶大な権力を握ることに成功した。当然、そのスキャンダルを取り上げれば菅官邸に睨まれることになる。そのことをテレビ局も重々承知しているはずだ。

 菅政権発足以降、大手メディアは「パンケーキ懇談会」にいそいそと出向き、さらには閉鎖的な空間で繰り広げられる「グループインタビュー」などという異常な取材形態を許し、徹底追及の場を封じ込めようとする菅政権のアシストに勤しんでいる。このような有様を見れば、二階幹事長のスキャンダルを追及することなど、いまはどだい無理だということなのだろう。

(編集部)
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●サディスティックな《この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す「悪魔のような政権」》

2019年06月22日 00時00分26秒 | Weblog


日刊スポーツの二つのコラム【政界地獄耳/その場しのぎ、内閣の隠蔽体質】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906140000144.html)と、
【政界地獄耳/子育てに優しい国造りできる】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906130000106.html)。

 《世の中でこの内閣だけが年金は100年安心で不安もないと考えているようで、政府と内閣でも考えが違うようだ。 ★もっと面白いのはその議論をしようと予算委員会開催を要求する野党に自民党国対委員長・森山裕は「この報告書はもうなくなっているなかったことにしようとしている…首相が「あの悪夢のような民主党政権」というのならば、この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す悪魔のような政権と断じざるを得ない》。
 《母親になりたくとも、国は子供を育てることにそれほど甘くない。税制、環境、教育と子育ての夢を阻むさまざまなハードルがある。子育ての間、就労できない時期の生活はどうなるのか、経済的な不安も絶えない。子供は欲しいがあきらめざるを得ないという家庭も多いかもしれない。彼らは既にこの社会では成人まで責任をもって育て上げられないと感じている》。

   『●《その責任者は政府・国家の責任者の首相》であり、
      《部下のミスの責任を取るのが首相の仕事》である
    《自民党大会という身内の会合で「あの悪夢のような民主党政権
     というのはいい。だがだめ押しするように予算委員会で言うのは
     言論の自由などではなく首相としての品格が問われる
     ★公文書改ざん、信じているだけなのか勘違いが続いているのか、
     繰り返されるウソと虚偽答弁

 アベ様はしばしば「あの悪夢のような民主党政権」と言いますが、最悪の《悪夢》なアベ様政権に言われては、ねぇ? 

   『●アベ様曰く「悪夢のような旧民主党政権に戻すわけ…」…
            最悪の《悪夢》なアベ様政権に言われては、ねぇ?

 コラム【政界地獄耳】は《この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す悪魔のような政権」と断じざるを得ない》と言います。全く仰る通り。

   『●《事実が記録として残されない…
      オーウェルの『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》
   『●《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちは
            このお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》
   『●さながらディストピア状態…年金自助努力問題
     《不正確で誤解を与えたのは麻生の態度と発言》(政界地獄耳)
    「さながらディストピア状態…。室井佑月さん、《もうこの国では、一部の人たち
     しか長生きを喜べないそんな国は衰退していく運命なのかもしれない》」

 また、《彼らは既にこの社会では成人まで責任をもって育て上げられないと感じている》…とも。
 どこぞの公党も《子育ての党》を詐称していました。さらに、自民党が「子育て支援など社会保障の充実を据える1億総活躍社会」の推進」なんて言うのは噴飯もの。

   『●争点は「壊憲」:創価学会婦人部「ごめんよ
      憲法ぐらい変わっても生活はたいして変わらないと思ってね」
   『●アベ様の《積極的平和主義》を愛し、「子育ての党」を
           詐称する公明はとっくの昔に一線を越えている
   『●非「地方創生」、「僕」(アベ様)が地方「僕」滅…
        沖縄の民意無視し、しかも再び八百長なその「手」で…
    「そして、な~にが「平和の党」「子育ての党」だ。沖縄県本部は「本土」の
     党本部に、そんな詐欺な看板を、少なくとも沖縄では、下ろすように
     言うべきではないのか?」

   『●「「愛人」だと報じられた女性がいる
     バーで1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相
    「教育無償化なんて口先だけなことがよく分かる。どこぞの与党が
     「子育ての党」を詐称するのも噴飯ものだが、自民党
     「子育て支援など社会保障の充実を据える1億総活躍社会の推進」
     なんて云うのも、御笑いだ」

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)

 年金自助努力問題の酷い対応も然り。老人にも厳しく、未来にも投資しない…。人殺しのオモチャや美ら海破壊にドブガネし、F35Aイージス・アショアのデタラメ、元癒党お維国会議員の「戦争しないとどうしようもなくないですか?」発言、そして、アベ様は壊憲したくてしょうがないパラノイア。

   『●《事実が記録として残されない…オーウェルの
        『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》
   『●マスコミはアベ様独裁に味方し、「1/4と2/4」の皆さんは 
               アベ様に躾けられ…そして現実の社会は…?
   『●自由民主《党が首相ユーゲント化》し、
     ニッポン《国民に「やってる感」を植え付け》、アベ様は国政を私物化
    「アベ様の究極的な野望は壊憲。斎藤貴男さんは、
     《要は戦争ができる国にできればいい。それが傭兵としての役割になろうと、
     彼にとって、そんなことは二の次なのである》。狂っています」

 アベ様やウルトラ差別主義者最低の官房長官というサディストよる《サディスティックな政治》。それを支持する「1/4と2/4」。〝マゾヒスティックな信者〟達…飼い慣らされしつけられている1/4の支持者と選挙に行きもしない2/4の眠り猫な皆さんには、《まるで戦前に回帰するように、次々と悪法を強行採決して国会を壊し、官邸圧力でメディアを萎縮させ、言論を壊している》(金子勝さん)アベ様独裁という最悪の《悪夢に気づいていないらしい。この「1/4と2/4」と「1/4」の構図を少しでも打ち壊さないとニッポンに未来はない。
 与党自公・癒党お維を支える「1/4と2/4」の皆さん、野党「1/4」側へ投票を!

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906130000106.html

コラム
政界地獄耳
2019年6月14日8時35分
その場しのぎ、内閣の隠蔽体質

★国民も薄々年金だけで暮らせないことは気づいている。そのための自己防衛のための情報も民間にあふれている。厚労省や金融庁の資料もそれを示している。ところが副総理兼財務相・金融相・麻生太郎は「政府の政策スタンスと異なる」として金融庁の報告書を受け取らない意向を示した。世の中でこの内閣だけが年金は100年安心で不安もないと考えているようで、政府と内閣でも考えが違うようだ。

★もっと面白いのはその議論をしようと予算委員会開催を要求する野党に自民党国対委員長・森山裕は「この報告書はもうなくなっているなかったことにしようとしている。国民の将来がかかる年金制度への不信は募るばかりだし、この報告書を隠したとしても参院選後もこの議論は避けて通れない。内閣が「年金は大丈夫だ」と言えば言うほど国民の内閣への信用は下がるばかりだ。つまり、年金崩壊を認め、正面から見つめなおさなければこの内閣に信頼など生まれない。資料がないから議論はできない、はい解決ではないのだ。

★首相・安倍晋三らは消費税についても「リーマン・ショックほどのことがない限り予定通り」と繰り返してきたが、国民の受け止めとショック度はリーマン・ショック以上だろう。それも年金崩壊という現実よりも、相変わらずごまかしたり隠したりしようとする、その場しのぎを繰り返す内閣の隠蔽(いんぺい)体質にだ。増して消費税とは元来、年金制度や社会保障を充実させ、国民全体から広く浅く取っていき、年金の破綻を防ぐことを目的としていなかったか。その意味でも、財源すら不透明なこんにち、首相が「あの悪夢のような民主党政権」というのならば、この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す悪魔のような政権と断じざるを得ない。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906130000106.html

コラム
政界地獄耳
2019年6月13日8時5分
子育てに優しい国造りできる

★昨年5月、自民党細田派の衆院議員・加藤寛治は派閥の会合で「必ず新郎新婦に3人以上の子どもを産み育てていただきたいとお願いする」と発言。のちに撤回、陳謝に追い込まれた。同党前五輪相・桜田義孝が「子供を3人くらい産むようお願いしてもらいたい」などと述べたことに対し与野党のみならず世論も一斉に反発した。桜田発言のあと、桜田と同じ二階派の元官房長官・河村建夫は同派会合で「桜田先生の気持ちはよくわかる。婚礼の席に行くと、激励の意味を込めてそういうことは我々もよく口にする。1回口から出ると覆水盆に返らずで影響がある。しっかり考えた上で発言してほしい」とした。

★自民党議員たちはこれだけ批判を受けても、結婚式や若いカップルを見るとこう言いたくなるらしい。ひとつは子供を産み家族を育み、立派に育て上げて欲しいという純粋な気持ちだろう。だが母親になりたくとも、国は子供を育てることにそれほど甘くない税制、環境、教育と子育ての夢を阻むさまざまなハードルがある子育ての間、就労できない時期の生活はどうなるのか、経済的な不安も絶えない子供は欲しいがあきらめざるを得ないという家庭も多いかもしれない彼らは既にこの社会では成人まで責任をもって育て上げられないと感じている

★「子供を3人ぐらい産んで欲しい」と政治家が言うのならば、「子育てしやすい社会にして欲しい」「そういう社会を作ってから言え」が本音だろう。しかし、その一言がすっぽり抜け落ちる。社会保障制度にしても、これからの日本を考えても、右肩上がりな国家が期待できないのはわかる。だが、子供を育てることに国家も社会も優しい国造りはできるはずだ子供は家族の宝だけでなく国の宝ではないのか。意識と言葉の足りない政治家のおかげでどれほどの家庭が子供を産むことを断念したか考えるべきだ。(K)※敬称略
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●《そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》…「1/4と2/4」の皆さんへ

2019年06月19日 00時00分49秒 | Weblog


東京新聞の社説【3人産んで発言 政治家の責任放棄だ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html)。

 《極めて不適切な内容だ。少子化問題への適切な対応を怠ってきた与党政治家としての責任を、全く感じていないのではないか。…国家権力の側にあるものが国民に対し、三人以上、子どもを産むよう促すのは、戦時の人口増加政策を想起させ、極めて不快である。時代錯誤も甚だしい…戦争発言の丸山穂高衆院議員の例を挙げるまでもなく、一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》。

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
   『●「膿」で出来上がった政権、政党…
     ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?
   『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
        自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に
   『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
           人の親として「そんな世」を目指しているの?

 「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)とでも脳内では? 与党自民党の桜田義孝前五輪相や元癒党お維の丸山穂高衆院議員…よくもまぁ、こんな議員に投票できるよな。
 《そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》…「1/4と2/4」の皆さん、このままでいいのですか? 《子育て支援を公約》《子育ての党》といったフザケタ与党自公や「子を人殺しに行かせたくて仕方ない」癒党お維を支える「1/4」の皆さん、選挙に行きもしないことで間接的に与党や癒党を支えている「2/4」の眠り猫な皆さん、次の選挙こそ、野党の「1/4」の皆さんの側に来てくださいな、お願いしますよ。

 《暴言を、自民党議員は何回繰り返せば気が済むのか》…同時に、独裁政権や与党自公、癒党お維の取巻き連中ときたら、醜悪すぎる。
 リテラの記事【立川志らくと八代弁護士が桜田前五輪相の“3人産め”暴言を擁護!「そこまでひどいことを言ったのかな」「よくあること」】(https://lite-ra.com/2019/05/post-4743.html)によると、《「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」 先日お伝えしたように、自民党は参院選を控えて“失言防止マニュアル”を作成・配布したというが、その矢先にコレである。というか、少子化問題に絡めた「女は子どもを産め」という暴言を、自民党議員は何回繰り返せば気が済むのか》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html

【社説】
3人産んで発言 政治家の責任放棄だ
2019年6月1日

 自民党の桜田義孝前五輪相(69)が、三人以上の出産を促す発言をした。極めて不適切な内容だ。少子化問題への適切な対応を怠ってきた与党政治家としての責任を、全く感じていないのではないか

 「またか」「いいかげんにしろ」というのが率直な感想だ。

 問題の発言は先月二十九日、千葉市で開かれた猪口邦子元少子化担当相の政治資金パーティーであった。あいさつに立った桜田氏は少子化問題に言及し「結婚しなくていいという女性がみるみる増えちゃった」「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低三人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と言い放ったのだ。

 発言後、「子どもを安心して産み、育てやすい環境をつくることが重要との思いで発言した。誰かを傷つける意図はなかった」と釈明したが、国家権力の側にあるものが国民に対し、三人以上、子どもを産むよう促すのは、戦時の人口増加政策を想起させ、極めて不快である時代錯誤も甚だしい

 結婚や出産はあくまで個人の自由な意思に基づくべきだ。その上で、それを望む人たちが希望をかなえられるような環境をつくることこそが政治の責任であり、少子化対策の根幹ではないのか。

 そのためには出産や子育てがしやすい家庭や職場の環境整備や、保育、幼児教育の態勢づくりが欠かせない。子育てや将来の教育の費用など経済的な不安に対応する制度的、財政的支援も必要だ

 なぜこうした対策が進まなかったのか。出産を巡っては「(女性は)産む機械」など不適切発言が相次いできた。女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み育てるのが当然との家族観を持つ議員が政権中枢を占めてきたからだろう。

 子育て支援はようやく政治の中心課題になりつつあるが、少子化を「国家的な問題」(桜田氏)というなら、長年政権の座にありながら適切な対策を怠り、深刻な少子化を招いた自民党の非をまず認め、心を入れ替えて政策を実現する決意を示すべきではないか。

 桜田氏は四月、復興以上に自民党議員が大事と発言、大臣を事実上更迭された。自民党は夏の参院選を控え、失言を防ぐための注意事項をまとめた文書を配布したが、抑止効果は乏しかった。

 戦争発言の丸山穂高衆院議員の例を挙げるまでもなく、一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である。
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●あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬け》は「交」渉だったのか? 「害遊・害〝行〟のアベ様」がイラン訪問?

2019年06月09日 00時00分11秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊ゲンダイの二つのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/メディアはこのTwitterを安倍さんにぶつけてみたのか?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255038)と、
金子勝の「天下の逆襲」/安倍首相の外交無力を隠すフェイクニュースに騙されるな】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254848)。

 《日本の7月の選挙が終われば大きな数字が出てくる…あたしがいちばん腹たつのはメディアだ。ゴルフ行っただの、相撲行っただの、どうしてこちらが優先して報じられるのか?》。
 《北朝鮮問題を巡り、“蚊帳の外”の安倍首相が焦って日朝首脳会談の「無条件実施」を表明したが、米朝会談の物別れを受けて安倍が“橋渡し役”を果たすとするNHKの岩田明子解説委員の“フェイク解説”には驚いた》。

 ゴールデンラジオの金曜日コンビの御両人のコラム…《メディア》の問題について。《あたしがいちばん腹たつのはメディアだ》、《NHKの岩田明子解説委員の“フェイク解説”には驚いた…現実をしっかり注視しないと、メディアに騙される》。

   『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール
              …「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…
   『●室井佑月さん×金平茂紀さん対談: 
     《安倍政権の言論弾圧体質によって、どんどん悪化している報道の萎縮》①
   『●室井佑月さん×金平茂紀さん対談: 
     《安倍政権の言論弾圧体質によって、どんどん悪化している報道の萎縮》②
   『●アベ様や最低の官房長官ら独裁政権が
      《国民に知らせないことの利益より不利益を考える》はずがない

 あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬けは「交」渉だったのか? 「害交」どころか、単なる「害行」だな。何十日と予算委員会も開かれず…アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール
 野党が審議拒否すれば、鬼の首をとったように騒ぐ「1/4」のみなさんは? 当時、野党が「サボっている」と大騒ぎした人は何処に…。

   『●アベ様は「「愛国者」ではなく「愛僕者」…
      彼が「国難」と言う時は「僕難」…愛僕者に付ける薬」無し
    《野党はとことん審議拒否したらいい嘘やごまかしの安倍政権とは、
     マトモな議論が成立する余地はありません空気が悪すぎて呼吸の
     できない部屋では、議論すればするほど、呼吸困難に陥ったり、
     一酸化炭素中毒になったりしてしまう。まずは部屋を浄化しなければ
     なりません。北朝鮮情勢や貿易戦争などもっと大事な問題があるなどと、
     野党を批判する向きがありますが、政治課題が山積していればこそ、
     きれいに掃除して、まっとうな環境づくりが急務です》

   『●「安倍首相のようなクソ」と取巻き…「安倍内閣の問題点を
               簡単に挙げただけでも2時間45分になった」
    《■野党ディスの数々にも反論!「野党は反対するだけはデマ」
     「審議拒否しているのは与党」

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/予算委開かぬ与党のおごり】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201905310000054.html)によると、《★参院選挙を控える後半国会は予算委員会を与党が開かないという暴挙が続いている。「選挙前に与党に攻め込みたい野党に対して委員会を開かずに国民に与党の弱点をさらしたくないのだろうか」(野党幹部)というほど国会は停滞している。…本来、予算委員会はその合間を縫ってでも開くべきだろう。…首相・安倍晋三が米国に対していろいろ安請け合いした可能性のある約束などについて国民は聞きたいことだらけだ。…森山は予算委員会を開かずとも「個々の委員会で議論すべき。対応できる」としている。それは答弁する与党が決めることではない。野党が聞きたいことがあれば開くべきだろう。…与党・公明党幹事長・斉藤鉄夫は30日の党中央幹事会で、自民党前五輪相・桜田義孝が「子どもを最低3人くらい産むように」などの発言について「与党としてのおごり、ゆるみだ」と批判したが、自民党と歩調を合わせている限り、公明党にも当てはまることだと付記しておきたい》。

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)

 《ゴルフ遊びの最中》に「害遊・害〝行〟のアベ様」…イラン訪問なんて言い始めてるぞぉぉ…恐ろしいことにならなきゃいいが…。
 日刊ゲンダイのコラム【高野孟 永田町の裏を読む/日本の首相がいまイランを訪れてどうするつもりなのか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254929)によると、《安倍晋三首相はトランプ米大統領とのゴルフ遊びの最中に「日本はイランとよい関係を保っているので、近くイランを訪れて米国との間の橋渡しをしたい」と申し出て、トランプから「ぜひ行ってもらいたい」と賛同を取り付けたという。しかし、米イラン間の一触即発的な危機が深まる中で日本の首相が出て行って、イランに向かって一体何を言うつもりなのだろうか》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255038

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
メディアはこのTwitterを安倍さんにぶつけてみたのか?
2019/05/31 06:00

     (「7月の選挙まで待って」、「待ってるよ!」/(C)JMPA)

Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan.Agriculture and beef heavily in play.Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!』(トランプ米国大統領)

 ぎゃっ、って思った。しょっぱなから英語でごめんよ。でも、正確を期すためじゃ。

 これはトランプ大統領が26日、Twitterにあげた言葉。ちなみにあげたのは安倍首相とのゴルフのあとな。翻訳すると、

「日本との貿易交渉で非常に大きな進展があった。農業と牛肉でとくに大きなね。日本の7月の選挙が終われば大きな数字が出てくる、待ってるよ!(ネットメディア・リテラより)」

 なんと! 我々は覚悟をしておいたほうがいいだろう。参議院選が終われば、この国はガタガタにされると。

 てかさ、トランプさんに「7月の選挙まで待ってくれ」とお願いしちゃってる時点で、交渉などできてないってことだ。

 だってさ、「~して下さい」のあとには「そのかわり」って言葉なんじゃないのか? トランプさんはしっかり進展があったともいってるしな。

 このことについて、あたしがいちばんに怒りを覚えるのは、自分のことしか考えず国を売り払うような真似をする安倍さんじゃない。

 あたしがいちばん腹たつのはメディアだ。ゴルフ行っただの、相撲行っただの、どうしてこちらが優先して報じられるのか?

 トランプさんのTwitterのことを報道すべきだ。本人がTwitterにあげているんだから、裏取りもいらないべ。このTwitterを安倍さんにぶつけてみたのか?

 安倍さんが選挙後にとトランプさんに約束してしまったことは、これから先のこの国とこの国の国民の行方に関係する重大な話である。なのに、ほっかむりしてどうする。メディアは国民の方を向いて
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254848

金子勝の「天下の逆襲」
安倍首相の外交無力を隠すフェイクニュースに騙されるな
2019/05/29 06:00

     (ご機嫌取りの接待漬け(初優勝した朝乃山に「米国大統領杯」を
      渡すトランプ米大統領=右)/(C)JMPA)

 北朝鮮問題を巡り、“蚊帳の外”の安倍首相が焦って日朝首脳会談の「無条件実施」を表明したが、米朝会談の物別れを受けて安倍が“橋渡し役”を果たすとするNHKの岩田明子解説委員の“フェイク解説”には驚いた。

 そもそも、Jアラート鳴らしまくり、断交を叫んでおいて、前提条件なしで会うと言ったところで会談できるはずがない。しかも、「前提条件なし」は北方領土返還交渉を巡る対ロ外交の失敗で実証済みだ。日本のメディアは2島返還が実現するかのように煽ってきたが、全くのウソだった。

 米中貿易バトルと日米通商協議を巡る報道もフェイクだらけ。ファーウェイを干上がらせれば米国の完全勝利で、日本は米国の尻馬に乗っていれば万事うまくいくかのように報じられている。コンピューターの先端分野のクラウド事業ではアマゾン、グーグル、マイクロソフトなどの米事業者が強いが、中国ではアリババが強い。

 次世代通信規格の5Gで最も特許を取得しているのはファーウェイなど中国企業で、スウェーデンのエリクソンとフィンランドのノキアを合わせると全体の半数超え。アジアやアフリカでは次々に通信網が敷かれ、中国の政治的、経済的影響力は圧倒的だ。

 こうした状況に慌てたトランプ政権は大統領令まで発してファーウェイ排除に動いているが、国家レベルで同調しているのは日本と豪州くらい。このままでは、世界が米国圏と中国圏に分断されかねない。一方のファーウェイは、傘下のハイシリコンから半導体供給を増やし、自前調達で対抗する戦略だ。

 このような状況では、米国追従で漁夫の利が得られることはない。日本経済は半導体や電子部品などの対中輸出で支えられてきたが、米中バトルの影響で大きく減少に転じ、先端技術の開発もできずに青息吐息。他方で、北米への自動車輸出でしのぐが、トランプの格好の標的とされている。

 トランプを「令和初の国賓」として招いたが、参院選前までに日米FTA交渉ひどい内容がばれるのは避けたい。そこでゴルフだ、相撲観戦だと、ご機嫌取りの接待漬けにする。しかし、こんな「おもてなし」が通用するわけもなく、間もなく馬脚を現すだろう。

 安倍の外交無力によって、日本は輸出先まで失いつつある。現実をしっかり注視しないと、メディアに騙される
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●果たされぬ《任命責任》…《全て麻生氏の言葉だ。いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない》

2019年04月18日 00時00分13秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]



日刊ゲンダイの記事【なぜ今ここで…桜田“失言大臣”を切った安倍官邸の腹の内】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251643)。
琉球新報の【<社説>桜田五輪相の更迭 政権の体質に問題がある】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-902073.html)。

 《自民党の高橋比奈子衆院議員…が東日本大震災の被災地・岩手出身だと触れた上で、「おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたい。そして復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った》。
 《閣僚の任に堪えられないことは明らかだった。桜田義孝前五輪相のことである。自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーで「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言し更迭された》。

 東京新聞の記事【桜田五輪相、復興より政治家大事 議員パーティーであいさつ】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019041001002055.html)によると、《桜田義孝五輪相は10日、東京都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーであいさつし、来年の東京五輪で高橋氏の地元・岩手県に海外から観光客が訪れるとした上で「おもてなしに協力していただければありがたいが、復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った。東日本大震災の復興よりも政治家を優先させる発言とも受け取られかねず、波紋を広げそうだ》。
 大臣辞任直後、安倍首相は「任命責任はもとより首相たる私にある」と語ったが…。なにも責任は取らない。いつも口先だけだし、それを許しているのは、自公お維支持者たちと選挙に行きもしない人々。「1/4と2/4」。
 東京新聞の記事【桜田五輪相更迭 復興軽視の政権象徴】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019041102000168.html)によると、《「全ての大臣が復興大臣との認識を再確認し、今後も東北の復興に全力を傾ける」 安倍晋三首相は十日夜、桜田氏の辞表を受理した後、官邸で記者団にこう強調》…だってさ。
 そして、豪雨対応よりも赤坂自民亭が《大事だった方が沢山居ましたよね? 豪雨対応を《軽視》した赤坂自民亭な方々が沢山居ましたよね? 行政府の長も含めて全員辞任すべきだったのではないのですか。

   『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
        口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」

 東京新聞の記事【桜田義孝五輪相が引責辞任 東日本大震災巡り不適切発言】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019041001002094.html)によると、《桜田義孝五輪相(69)=衆院千葉8区=は10日夜、閣僚を辞任した。東日本大震災の被災地を地盤とする自民党衆院議員のパーティーで議員を「復興以上に大事」と述べるなど、不適切発言が相次いだ責任を取る必要があると判断した。道路整備を巡る「忖度」発言で事実上更迭された塚田一郎元国土交通副大臣に続く政権メンバーの辞任。21日投開票の衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙を控える安倍政権に打撃となる。後任に鈴木俊一元五輪相を充てる方針だ。閣僚辞任は第2次安倍内閣以降、8人目。統一地方選後半戦や、夏の参院選の情勢に影響する可能性がある》。
 第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…》。

   『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、
                選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
    「第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝
     地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…。山下の名前は
     奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。…外相・河野太郎
     史上最低の外相…。これですでに十分外交敗北だ。…麻生太郎
     …今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚》」

 《全て麻生氏の言葉だ。いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない》。口先だけで、全く果たされないアベ様の《任命責任》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251643

なぜ今ここで…桜田“失言大臣”を切った安倍官邸の腹の内
2019/04/11 14:50

 遅きに失した。桜田義孝五輪相が10日、ようやく辞任した。同日夜、都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーであいさつ。高橋が東日本大震災の被災地・岩手出身だと触れた上で、「おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたい。そして復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った。

 会合後に記者団に発言の真意を問われても、「そんなこと言ったことない。記憶にない」と、震災復興より政治家優先の問題発言を放った自覚ゼロだから救いがたい。この発言が安倍官邸の逆鱗に触れ、追及の暇も与えぬうちに、たった約2時間後には事実上の更迭。桜田氏は辞表提出後、なぜかスッキリした表情で「被災者の気持ちを傷つけるような発言をして申し訳ない」と謝ったが、時すでに遅しだ。

 ただ、明らかに資質に欠け、数え切れないほどの言い間違いや失言を思えば、とっくに辞めさせるべきだった。桜田氏は3月にも大震災時に「国道や東北自動車道が健全に動いていたからよかった」と事実誤認発言。9日の参院内閣委員会では被災地の宮城県石巻市を「いしまきし」と、たった1分弱の答弁で3回も言い間違えたばかり。

 今回の暴言で被災地に関する問題発言は3度目だが、「スリーアウトチェンジ」で大臣のクビが飛ぶなんてルールは聞いたことがない。なぜ、このタイミングで安倍首相は桜田氏を切ったのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「まず統一地方選に加え、参院選の前哨戦と位置づける衆院2補選への悪影響の懸念です。また、所属派閥領袖の二階幹事長への配慮から官邸もかばってきましたが、安倍首相や菅官房長官らと二階幹事長との間のパワーバランスが崩れていたのも事実。人事や政局の主導権を巡り、『安倍4選はありうる』『菅氏は“ポスト安倍”候補』などと発言し、牽制を仕掛ける二階幹事長に苦虫を噛み潰していた官邸側にすれば、桜田氏の次元を超えた暴言は絶妙なタイミング。更迭の口実を得て、二階幹事長に一泡吹かせたと思っているのではないでしょうか」

 大臣辞任直後、安倍首相は「任命責任はもとより首相たる私にある」と語ったが、閣僚の不祥事が相次ぎ、参院選で自民が惨敗、自らの退陣につながった2007年を思わせる状況になってきた。
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https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-902073.html

<社説>桜田五輪相の更迭 政権の体質に問題がある
2019年4月12日 06:01

 閣僚の任に堪えられないことは明らかだった。桜田義孝前五輪相のことである。自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーで「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言し更迭された。

 東日本大震災の復興の重要性を全く理解していない。被災者を傷つける、政治家としてあるまじき暴言である。

 桜田氏は昨年10月の五輪相就任以来、資質を疑わせる失言や不適切な発言を繰り返してきた。野党が罷免を要求したほどだ。

 国会で東京五輪・パラリンピック関連予算を「1500円」と述べたり「答弁書を間違いのないように読むことが最大の仕事」と答えたりした。

 競泳の池江璃花子さんが白血病を公表した際には、記者団の質問に「本当にがっかりしている」と配慮のないコメントをした。

 五輪憲章を読んでいるかを問われ、「話には聞いているが、自分では読んでいない」と答弁している。衆院予算委に遅刻して、審議の中断を招いたこともあった。

 致命的だったのは、復興五輪と位置付けているのに、震災の実態を把握していない点だ。津波被害に関し「まだ国道とか交通、東北自動車道も健全に動いていたから良かった」と事実誤認の発言をしている。今月の参院内閣委では宮城県石巻市を「いしまきし」と3度も言い間違えた。

 その都度、批判を浴びたが、安倍晋三首相は桜田氏の言動を事実上、放置てきた。任命した首相の責任は重大だ

 五輪相は大会の円滑な準備・運営に関する施策を推進する重要なポストである。誰にでも務まると首相が考えたのなら五輪軽視も甚だしい。

 これまでの不適切発言も踏まえ、責任を取らせることにしたのは、21日に投開票される衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙を前に、これ以上、目をつぶるわけにはいかないと判断したためだろう。

 浮かび上がってくるのは身内に甘い政権の体質だ。わけても、暴言、放言への鈍感さは目に余る。

 首相は、麻生太郎副総理兼財務相不適切な発言をするたびに、不問に付してきた

 「ドイツのワイマール憲法はいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」「何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」「(財務事務次官のセクハラに関し)はめられ訴えられているんじゃないかとか、いろいろなご意見は世の中いっぱいある」「子どもを産まない方が問題だ

 全て麻生氏の言葉だ。いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない

 今回の更迭劇は桜田氏だけの問題ではない。暴言、妄言に寛容な政権の姿勢が問われてこよう。政治家の言葉には責任が伴う。国会議員は、国民の模範となるような言動を心掛けるべきだ。
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●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!?

2018年12月28日 00時00分19秒 | Weblog

『追及力 権力の暴走を食い止める』(望月衣塑子×森ゆうこ著)…《今、ジャーナリズムと野党の…》↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/見逃さない露 十分に外交敗北】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812190000175.html)。
リテラの記事【河野太郎外相の横暴「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ! 菅官房長官の会見では回答拒否をアシスト】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4423.html)。

 《国会は閉会したものの、閣僚たちの不規則発言や傍若無人の振る舞いは続いているなんといっても第4次安倍改造内閣面々のお粗末さは特別だ。最近でも防衛相・岩屋毅が辺野古への移設は「日米同盟のためでなく日本国民のためだ」と発言したことに「日本国民の中に沖縄県民は入っているのか」と突っ込まれた…沖縄に寄り添うという思いがないことのなせる業だろう》。
 《ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の質問をすべて次の質問どうぞで押し通し、何ひとつ答えなかったのだ》。

   『●トリは災害対応そっちのけで博打合法化案を議論…
      《憲政史上最悪の…「国権の最高機関」という国会》
   『●「掲げた政策の大半が失敗」を反省せよ(金子勝さん)…
          「3本の矢…女性活躍…1億総活躍…働き方改革」
   『●現代の徴用工・奴隷制…外国人労働者の 
      この悲惨な現状を何とかしてから出入国管理法改正案を出せ!
   『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
               …貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン
   『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線
                        …首相は保守の対極に位置する政治家》
   『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
                 「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様
   『●巨大新基地建設による辺野古破壊…
      プーチン氏に《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末
    「一方で、プーチン大統領にまで《急所》を突かれる始末。日刊ゲンダイの
     記事【安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃】…によると、
     《「日本は本当に主権国家なのか」――。ロシアのプーチン大統領から
     仰天発言が飛び出した。…驚いたのはその先で、基地問題で主権を
     行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設に
     ついてこう言及した。「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は
     何もできない人々が撤去を求めているのに、基地は強化されるみんなが
     反対しているのに計画が進んでいる」》。辺野古破壊への世界の「目」は、
     《日本は本当に主権国家なのか》? プーチン氏に《われるって、
     本土の「ホシュ」の皆さんは平気なの?」

 第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…。山下の名前は奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。…外相・河野太郎史上最低の外相…。これですでに十分外交敗北だ。…麻生太郎。…今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚》。

 東京新聞のコラム【【私説・論説室から】「次の質問どうぞ」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018121902000156.html)によると、《しかし、外交は国民の理解なくしては成り立たないというのも事実である。ましてや国家主権に関わる領土を巡る交渉だ。主権者たる国民に交渉の状況をまったく知らせず、結論が出た後に国民に認めろと迫るのは、あまりにも乱暴ではないか。「次の質問どうぞ」と繰り返すのは国民への説明は交渉の邪魔としか思っていないからと勘繰りたくもなる》。
 《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ…でも、内閣支持率は4割程度だってさ。ニッポンはこのままでいいのですか? そして、《追及力》なきマスコミがニッポンの不幸に輪をかける。

   『●「紙面や番組ではっきりと「嘘つき」…「最悪の返答」と
           批判を浴びせ」る矜持もなく…民主主義の危機

  壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
 日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/悪法を次々…安倍は国会もない選挙もない国に変えたいの?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243482)によると、《結局、安倍政権の成長戦略の柱である原発輸出は壊滅状態だ。成長戦略もダメ、デフレ脱却もダメ、財政再建もダメ。出口のないネズミ講のように異次元緩和を続けているだけなのだ…辺野古新基地建設を巡っては、2度の沖縄県知事選が示した民意を無視し、来年2月末の県民投票前に土砂投入を強行…。地方選や県民投票を完全無視だ。安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか。》
 とんだ「ホシュ」…《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線》。

   『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の
      売国グローバリズム路線…首相は保守の対極に位置する政治家》

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812190000175.html

コラム
政界地獄耳
2018年12月19日8時44分
見逃さない露 十分に外交敗北

★国会は閉会したものの、閣僚たちの不規則発言や傍若無人の振る舞いは続いている。なんといっても第4次安倍改造内閣面々のお粗末さは特別だ。最近でも防衛相・岩屋毅が辺野古への移設は「日米同盟のためでなく日本国民のためだと発言したことに「日本国民の中に沖縄県民は入っているのか」と突っ込まれた。発言自体に瑕疵(かし)はないと感じるかもしれないが、辺野古への土砂強行投入についての会見での発言としては不用意としか言いようがない。沖縄に寄り添うという思いがないことのなせる業だろう

★五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつきに至っては閣僚の前の段階だろう。法相・山下貴司の抜てきは結構だが地検特捜出身は攻めには強いが守りが弱く、逆切れかと思うほど野党の入管難民法改正案への質問にムキになっていた。自ら法案の出来が悪いことを承知していたのだろう。山下の名前は奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。

★しかし特筆すべきは2人の太郎だろう。外相・河野太郎史上最低の外相といえるが「次の質問どうぞ」と繰り返したことについて「反省している」とブログで謝罪した。書き込まれたのは外遊中だが、反省するぐらいなら最初からやるべきでない。相手側であるロシアに手の内を明かせないからと記者を無視したが、ロシアのラブロフは見逃さない。「ばかげた子どもの遊び『白黒を言わないで、はいもいいえも言わないで』が続いている」と論評した。これですでに十分外交敗北だ

★もう1人の太郎は副総理兼財務相、加えてデフレ脱却担当の肩書がつく麻生太郎。「景気『いざなぎ』超え戦後最長」と内閣府が発表したが14日の会見で賃金上昇ないというのは「感性」の問題と言い放った。今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚は他にもいそうだ。(K)※敬称略
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https://lite-ra.com/2018/12/post-4423.html

河野太郎外相の横暴「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ! 菅官房長官の会見では回答拒否をアシスト
2018.12.12

     (河野太郎公式サイトより)

 ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の質問をすべて次の質問どうぞで押し通し、何ひとつ答えなかったのだ。

 一体、どういうことなのか。外務省が公表している記者会見の書き起こしを、まずはそのまま読んでもらいたい。

〈【時事通信 越後記者】日露関係について伺います。先日,ラヴロフ外務大臣が日露平和条約の締結について,第二次世界大戦の結果を認めることを意味すると,日本が認めることが最初の一歩になるというような発言をされていますけれども,この発言に対する大臣の受け止めをお願いします。

【河野外務大臣】次の質問どうぞ


【読売新聞 梁田記者】今のに関連して伺います。大臣,国会答弁等でも日露関係については交渉に資することはないので,発言は一切控えるというふうにおっしゃってますけれども,今のように,ロシア側ではラヴロフ外相,ペスコフ報道官等々,いろいろな原則的立場の表明があります。これに対して反論を公の場でするおつもりもないということでよろしいんでしょうか。


【河野外務大臣】次の質問どうぞ

【共同通信 田中記者】引き続き,関連の質問なんですけれども,大臣は良い環境を整備したいということで,発言をこれまで抑制的あるいは抑えてこられたと思うんですけれども,一方でロシア側からは,どんどんこれまでとおりの発言が出てきます。こういった端から見たらアンバランスな状況が,実際の協議にも影響を与えるという懸念もあると思うんですが,その点に関してはどうお考えでしょうか。


【河野外務大臣】次の質問どうぞ

 見事なまでの質問無視。動画でも確認したが、この書き起こしのとおり、河野大臣は「次の質問どうぞ」と言うだけで、あとはコップに入った水を啜っていた。

 さすがにここで「共同通信 斎藤記者」が「大臣、何で質問に『次の質問どうぞ』と言うんですか」と質問するが、これに対する河野外相の返答は、やっぱり次の質問どうぞだった

 日露間の北方領土交渉は完全にロシアに手玉にとられている状態にあるとはいえ、なぜ質問に答えないのか、その理由さえ口にせず質問がなかったかのように無視しつづける──。この態度に対し、立憲民主党の辻元清美・国会対策委員長の「記者が質問する後ろには国民がいるわけで、質問にまともに答えず、無視するような姿勢は、国民を無視していることに等しい」と批判したが、まさにそのとおりだろう。

 さすがに今回は外務省記者クラブも黙っておらず、文書で「国民への説明責任を果たしているのか、疑問を禁じ得ない。誠実な会見対応を求める」と申し入れをおこなった。河野外相は“神妙に受け止める”と意味不明な回答をしている。

 しかし、河野外相が図に乗り、醜悪そのものの態度を晒せる状況を生み出した責任は、マスコミにもある

 マスコミはこれまで、安倍政権下で繰り広げられるこうした国民の知る権利をないがしろにした会見を放置するどころか、アシストしてきた

 その典型例菅義偉官房長官の定例記者会見だ。菅官房長官は日々「その指摘はあたらない」などとはぐらかして質問には答えず、ときには「ここは質問に答える場所ではない」と言い放ってきた。

 だが、この菅官房長官に対し、食い下がって質問を重ねる記者は東京新聞の望月衣塑子記者しかいない。そして、菅官房長官の怠慢を、新聞もテレビも直接批判しようとはしてこなかった

 それどころか、質問をぶつけつづける望月記者に対し、官邸側進行役の広報官が制限をかけるだけではなく、記者クラブ幹事社の記者が以上で終わります官邸の意を汲んで打ち切りの号令をかけるような状態だ


■トランプ政権の報道体制に毅然と抗議を続ける米メディアとの差 

 記者として当然の質問をしているだけの記者を排除するかのように、他の記者が官邸と一体化して立ち塞ごうとする──。これがこの国のメディアの姿勢なのである。

 今回は、河野外相が「次の質問どうぞ」としか言わないという露骨にもほどがある質問無視をしたために、外務省記者クラブも抗議をおこなったものの、質問に答えないのは菅官房長官だって同じ。にもかかわらず、記者たちはそれを黙認し、場合によってはアシストさえしてきた。前述したように、記者が質問するうしろには国民がいる。つまり、記者の仕事は、国民の「知る権利」を守ろうとしない権力を監視し、厳しく追及することなのに、それを放棄しつづけているのだ。これは、自分たちの存在意義さえ自ら脅かす、メディアの“自殺行為”である。

 かたやアメリカに目を向ければ、質問に答えないトランプ大統領やホワイトハウスの広報体制に対し、記者たちは怯むことなくガンガン質問を浴びせかけ、責任を追及しつづけている。最近も、中間選挙後にトランプ大統領は記者会見でCNNテレビのジム・アコスタ記者のホワイトハウス入館用の記者証を没収したが、ホワイトハウス記者会はすぐさま強い抗議をおこない、〈われわれはホワイトハウスに対し、弱腰で心得違いの行動をすぐさま撤回するよう強く求める〉と声明を出している(AFP通信、11月8日)。

 また、トランプ政権のホワイトハウス報道官だったショーン・スパイサー氏が政権に批判的なCNNやニューヨーク・タイムズなどを会見から締め出した際には、AP通信やタイム誌は一緒になって会見をボイコット。ホワイトハウス記者会も抗議声明を発表した。

 もちろん、報道官が菅官房長官と同様にまともに質問に答えず、批判的なメディアには強権的な姿勢を見せても、記者たちは食い下がって何度も質問を繰り返し、ときには紙面や番組ではっきりと「嘘つき」「バカ」「大バカ」「最悪の返答」と批判を浴びせている。これこそが不誠実な政権担当者へのジャーナリズムの本来のあり方ではないのか。

 繰り返すが、河野外相や菅官房長官が質問に答えず無視することは、説明責任の放棄であり、国民を馬鹿にした行為だ河野外相にそうしたように、記者たちには質問に答えない菅官房長官にも抗議をおこなうべきだろう。

(編集部)
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コメント
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●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線…首相は保守の対極に位置する政治家》

2018年12月09日 00時00分09秒 | Weblog

[※ 報道特集(2017年7月8日)↑]
 
 


日刊ゲンダイの【注目の人 直撃インタビュー/作家・適菜収氏が喝破 バカがバカを支持すれば国は滅びる】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242691)。

 《安倍政権は疑惑と不祥事の製造マシンのようだ。安倍首相はもとより閣僚も問題だらけで、臨時国会は連日紛糾。議会の体を失い立法府まるで学級会だ。なぜデタラメ政権が6年ものさばり続けているのか。安倍首相を「エセ保守」と糾弾し…》。

 《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線です。もちろん、安倍首相は保守の対極に位置する政治家です》…。貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン。アベ様の「政」で何か一つでも評価できるものがあっただろうか? ウンザリして、もう何年経つのだろう。《こんな政権を6年も放置してきた日本はもう手遅れだと思います。これはメディアも含め、日本国民の責任です。バカがバカを支持すれば、当然国は滅びます》…あぁぁ。

   『●もはやニッポンに「民主主義の看板を掲げる資格はない」…
              アベ様は「盲目的に服従しない者には弾圧で…」
   『●「掲げた政策の大半が失敗」を反省せよ(金子勝さん)…
          「3本の矢…女性活躍…1億総活躍…働き方改革」
   『●現代の徴用工・奴隷制…外国人労働者の
      この悲惨な現状を何とかしてから出入国管理法改正案を出せ!
   『●対外有償軍事援助FMS…《アメリカからの援助》? 
         アメリカへの「援助」、狂気な「思いやり」の一種?
   『●《辺野古ノーの「弾」を放った。だが国は…
      協議を、工事を中断しないまま行っている。仁も義もない態度》
   『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
               …貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン
   『●《アメリカから兵器を買い過ぎたために、
     安倍政権は防衛予算が不足し、日本企業への支払い》が不能に…

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242691

注目の人 直撃インタビュー
作家・適菜収氏が喝破 バカがバカを支持すれば国は滅びる
2018/12/03 06:00

      (作家の適菜収氏(C)日刊ゲンダイ)

安倍首相の正体は反日売国グローバリスト

 安倍政権は疑惑と不祥事の製造マシンのようだ。安倍首相はもとより閣僚も問題だらけで、臨時国会は連日紛糾。議会の体を失い立法府まるで学級会だ。なぜデタラメ政権が6年ものさばり続けているのか。安倍首相を「エセ保守」と糾弾し、鋭い政権批判で話題の論客、作家の適菜収氏に聞いた。


■自民党は開き直ったもん勝ちを覚えた

  ――片山さつき地方創生相らの政治とカネ問題、桜田義孝五輪相の資質、移民法と呼ばれる出入国管理法改正案を巡るデータ捏造も発覚し、臨時国会は大荒れです。

 自民党は開き直ったもん勝ちというやり方を覚えちゃったんでしょうね。片山大臣なんか完全に開き直っている。自分で提訴しておきながら「訴訟上の問題なので控える」と突っ張って、政治家として言葉で説明しようとしない。アベ友の甘利明元経済再生相も口利きワイロ疑惑から逃げ回り、ほとぼりが冷めたら表舞台に復帰した。不祥事はそのうち忘れられる、内閣支持率はいずれ回復するという国民をナメた姿勢が安倍政権は露骨です。悪い意味での危機管理が巧みになった。第1次安倍政権と第2次政権以降の違いは、完全な開き直りにあると思います。

  ――1次政権は閣僚の辞任ドミノで崩壊しましたが、再登板後の安倍首相はモリカケ疑惑も含め、不祥事はどこ吹く風です。

 2016年の参院選で自民党が大勝し、衆参両院で3分の2の勢力を得た影響は大きいですよね。数の論理をかさに着て、説明や説得を完全に放棄した。昨年の都議選の街頭演説で安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と言い放ったのが象徴的です。自分のやり方に反対する「こんな人たち」と議論するよりも、議会で多数を占めて押し通せばいい、理屈は後付けでいい、という態度を隠さなくなった。熟議ではなく勝ち負けという発想です。

  ――選挙で勝てば好き放題が常套手段。批判に耳を傾けません。

 「民主党政権よりマシ」とか「安倍さんのほかに誰がいるのか」といったテンプレートに乗っかり、思考停止している人たちもいます。それが本質的な政権批判につながらない要因でもある。安倍首相は拉致問題でのし上がってきたり、憲法を改正して日本を普通の国にすると言っていたので、だまされた「保守派」は少なくなかった。でも、化けの皮はとうに剥がれている。安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線です。もちろん、安倍首相は保守の対極に位置する政治家です。トランプ大統領のケツをなめ、プーチン大統領のケツをなめ、支持基盤である財界のケツをひたすらなめ続けている

  ――安倍首相の正体に気づいたのはいつ頃ですか。

 1次政権発足直後の会見で「小泉総理が進めてまいりました構造改革を私もしっかりと引き継ぎ、この構造改革を行ってまいります」と発言したときです。しかし、当時は正直ここまで露骨な反日政策を推し進めるとは思っていませんでした。「移民政策はとらない」と言いながら、日本を世界4位の移民大国につくり変え、TPPを推進し、種子法を廃止。配偶者控除の廃止ももくろんでいました。さらには、水道事業を民営化し、放送局の外資規制を撤廃しようとしています。

   ――外交もデタラメです。

 日韓基本条約を蒸し返した揚げ句、韓国に10億円を横流ししたのも安倍首相です。不可逆的に歴史を確定させるのは政治の越権です。北方領土返還を巡っては、共同経済活動という名目でロシアにカネをむしり取られ、主権問題を棚上げされた。9月の東方経済フォーラムでプーチン大統領から「前提条件なしで年内に平和条約締結」を持ち掛けられた安倍首相はヘラヘラ笑ってましたよね。その後、直接反論したと釈明しましたが、大統領報道官に否定された。

  ――国内で飽き足らず国際社会でも嘘をつく。

 6月の米軍F15戦闘機墜落事故を受けて「(飛行)中止を申し出た」と国会答弁しましたが、これも真っ赤な嘘。問題はプーチン大統領やトランプ大統領が安倍首相をどう見ているか、です。平気で嘘をつくヤツ脅せばカネを出すヤツだと見ている。ネットでは「歩くATM」とか「カモネギ」と揶揄されていますが、国土にノシをつけて献上するのだから献国奴ですよ。これは異常事態です。さらに異常なのは、この異常事態に気づいていない日本人があまりにも多すぎることです。


保守は本来「常識人」、言葉の乱れは国家崩壊の始まり

  ――右派組織の日本会議もそうですが、ネトウヨの支持も熱いです。

 ネトウヨは右翼とはいうものの、右翼の文献を読んでいるわけじゃない。弱者を叩いて自己充足しているだけで、基本的には情報弱者です。そもそも、彼らは新自由主義と保守主義の区別もついていない。保守主義はイデオロギーを警戒する姿勢のことで、自由や平等といった近代的理念のもと、急進的に社会を変革しようとしたフランス革命への反発により発生しています。保守は人間理性に懐疑的なので、近代的理念をそのまま現実社会に組み込むことを警戒する。だから、伝統を擁護する。保守とは本来「常識人」のことなんです。一方、新自由主義は、近代的理念である自由を絶対視する。自由を阻害するものを敵視するので、反国家的になります。

  ――安倍政権は「改革」や「革命」が大好物です。

 14年のダボス会議で安倍首相は日本の権益の破壊を宣言し、「社会はあたかもリセットボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう」と演説しました。小池百合子東京都知事も橋下徹前大阪市長も「リセット」という言葉をよく使います。典型的なファミコン脳です。革命により一度破壊して、社会を再設計すればいいという極左の発想です。

  ――安倍首相が発言をコロコロ変えるのも、一種のリセットですね。

 発言は矛盾だらけだし、義務教育レベルの常識も吹っ飛んでいる。「ポツダム宣言というのは、米国が原子爆弾を2発も落として日本に大変な惨状を与えた後、〈どうだ〉とばかり叩きつけたもの」という発言もそうですし、私は立法府の長と言ったのは4回目ですよ。要するに、自分の職権も理解していない。憲法を学んだ形跡もないのに、前文からすべて変えたいと言ってみたり。左翼は安倍政権の本質を見誤っています。左翼は「戦前回帰の軍国主義者」と言いますが、そもそも安倍首相は歴史を知らないので、戦前に回帰しようもない


  ――漢字は苦手、言葉遣いもメチャクチャ。会話にならないと言われます。

 言葉の乱れは国の崩壊の始まりです。移民は「外国人材家族制度の破壊は「女性の活用秩序破壊の実験は「国家戦略特区不平等条約のTPPは「国家百年の計戦争に巻き込まれることは「積極的平和主義南スーダンの戦闘は「衝突……。安倍政権の手にかかると、言葉が正反対の意味で使われる。嘘がバレて整合性がつかなくなると、現実の方を歪める。これではどんな判断も主張も意味をなしません。安倍首相は語彙は少ないし、動きも幼い。ネットでは「ジューシー安倍」と呼ばれていましたが、桃を食べても、マスカットを食べても、牛肉を食べても感想は「ジューシー」。近年は「ご飯が欲しくなる」というフレーズも覚えたようですが、食事のマナーは最悪です。箸をきちんと持てないし、迎え舌だし、犬食いです。要するに、64歳まで生きてきて、親身になって注意してくれる人が周囲にいなかったということ。マトモな人間関係を築くことができなかったということでしょう。

  ――安倍1強がむなしく響きます。

 いまの日本の政治状況を生んだ諸悪の根源は、自由党小沢一郎代表だと思います。93年に日本新党の細川護熙代表を担いで連立政権をつくり、94年に政治改革と称して小選挙区比例代表並立制を導入し、政治資金規正法を改正した。これにより、党中央に権力とカネが集まりポピュリズムはびこるようになりました。

  ――平成も残り半年です。

 政治の腐敗、権力の集中、小選挙区の弊害平成30年間の「改革」のドンチャン騒ぎの末路が今の安倍政権ですよ。こんな政権を6年も放置してきた日本はもう手遅れだと思います。これはメディアも含め、日本国民の責任です。バカがバカを支持すれば、当然国は滅びます。

(聞き手=本紙・坂本千晶)


▽てきな・おさむ 1975年、山梨県生まれ。早大で西洋文学を学び、ニーチェを専攻。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」「安倍でもわかる政治思想入門」など著書多数。「もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告」「小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?」を先月上梓。
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