[※ 「「国葬」という憲法違反」(週刊金曜日 1391号、2022年09月02日) ↑] (2025年07月08日[火]) [Hatena Blog『日々読学』]
アベ様の国葬モドキ…《協議過程を記した行政文書の「不存在決定の撤回」および「不開示となった文書の開示」を求め》てTansaが東京地裁に提訴した件、どうなっているのかと新聞を見ても全く情報なし…。Tansaを見てみると、アベノマスク裁判同様、酷いことになっている。アノ裁判長も呆れさせるアベノマスク《数百億円にも上る物品を口頭で発注》…国の敗訴確定。そりゃぁ、恥ずかしくて、国は控訴なんてできんでしょうね、アベノマスク裁判。アベノマスクについて、さっさと、文書の開示を。数多のアベ様案件の一つ、漸くと、ゆっくりゆっくりと。
でも、アベ様の国葬モドキ「不存在決定の撤回」および「不開示となった文書の開示」裁判・「国葬文書隠蔽裁判」は、まだまだ。
『●アベ様の国葬モドキ…《協議過程を記した行政文書の「不存在決定の撤回」
および「不開示となった文書の開示」を求め》てTansaが東京地裁に提訴』
『●アベノマスク裁判、合同マスクチーム職員「やりとりは口頭が基本で、文書は
残していない」…大阪地裁徳地淳《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み》』
『●アベノマスク契約…《数百億円にも上る物品を口頭で発注》、随分と「不便」
では? 《業者選定のためのやりとり》を知りたいが、随分と「不都合」だ』
『●裁判長も呆れさせるアベノマスク《数百億円にも上る物品を口頭で発注》…
アノ裁判長でさへも「当時の繁忙状況を考慮しても文書がないとは考えがたい」』
『●アノ裁判官も《許せんと断じた》…アベノマスクの契約過程文書不開示で、
国の敗訴判決が確定、《国民の知る権利に真摯に応える姿勢を見せてほしい》』
Tansa《記録のない国》…壊れ切った国ニッポン
Tansaの記事【記録のない国/「質問なし、意見なし」、メールのやり取りは即削除? 国が主張する国葬協議の3日間】(https://tansajp.org/investigativejournal/12041/)によると、《6月12日、Tansaが国を訴えた「国葬文書隠蔽裁判」の第3回口頭弁論が東京地裁で開かれる。この裁判でのポイントは、2022年7月12日、13日、14日の3日間で、内閣法制局と官邸側がどのような協議をしたかだ。官邸側からは内閣官房と内閣府が出席した。当時の岸田文雄首相は、この3日間の協議を受けて、安倍晋三・元首相の国葬実施を閣議決定した。国会や記者会見で説明してきた。ところが国は、この3日間の協議内容を記録した文書について「記録を取っていない」、「廃棄した」と主張している》。
『●「5月0日」?…内閣法制局は安保関連法案の審査を
いつ決裁したのか? そもそも審査したのか??』
《内閣法制局長官である横畠裕介氏…安倍首相は第一次内閣時、
宮崎礼壹内閣法制局長官によって解釈改憲を阻まれたことから、
第二次政権では集団的自衛権行使容認派の外務官僚で
元フランス大使の小松一郎氏を内閣法制局長官に抜擢するという
異例の人事を行った。このとき、本来なら宮崎氏の後釜だ
と言われていたのが横畠氏だった。そのため小松氏が体調不良になり、
安倍首相が後任として横畠氏を昇格させた際には「面従腹背か」と
囁かれたが、蓋を空けてみれば小松氏以上の“忠犬”ぶりを発揮した》
『●アベ様は《人事局により「縦割りを払拭」と語ったが、
目立ったのは「功」よりも「罪」の側面だった》…《人事掌握、忖度広がる》』
『●内閣法制局は最後の一線を越えていた:
アベ様達と何を協議したのか「内情」をどう検証?』
『●内閣法制局、NHK、秘密保護法、消費税増税…、
「肝いり人事」という安倍首相の暴走人事』
アベ様が《内閣法制局…「法の番人」》を破壊してしまっていた…という、《記録のない国》への壮大な布石だったようだ。戦争法の際、前川喜平さん《…その結果は日本の先進国からの脱落だ。内閣法制局長官の首をすげ替えて強行した集団的自衛権行使に関する憲法解釈の変更。匿名官僚は「総理によるテロだ」と語る》。西川伸一氏も《安保法制が成立し、日本の立憲主義がいよいよ風前の灯となった中、先月末に衝撃的なニュースが流れた。昨年7月、安倍内閣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定した際、その経緯を検証する公文書が内閣法制局内に残されていないことが分かったのである。問題の閣議決定は安倍首相が設置した有識者懇談会の報告書を受けて、与党の幹部が横畠裕介内閣法制局長官と非公式協議を重ねた上で、与党協議会において文言が練られた。その議事録がないとは、反知性主義政権の正体をむき出しにするものだ》。
Tansaの2番目の記事【記録のない国/話し合ってないのに「法制局が了解」? 国葬文書隠蔽、憲法違反の「弔意の強制」めぐる国の嘘】(https://tansajp.org/investigativejournal/12051/)によると、《文書には「内閣法制局も了解」と記されている。内閣法制局は、政府が憲法に則って仕事をしているか監視する組織だ。「法の番人」とも呼ばれる。しかし、内閣法制局が了解したというのは本当だろうか。国葬を閣議決定で実施することの是非に関し、内閣法制局と内閣官房・内閣府の3者は、2022年7月12日から14日にかけて協議した。その記録の中には、弔意の強制に当たるかどうかを話し合った形跡がない》。
『●スガッチによる《学術会議の任命拒否めぐる文書、国に全面開示命じる「公益性
大きい」》(アサヒコム)…小西洋之参院議員の訴えを東京地裁が認める』
《篠田賢治裁判長は「解釈が整理される経緯や理由について国民に
十分に明らかにされ、吟味される必要がある」と指摘した》
《国が提出した、いい加減な宿題》…壊れ切った国ニッポン。前川喜平さん《「理念なき法人化」というより「悪意ある法人化」》の日本学術会議法改悪においては、東京地裁・篠田賢治裁判長は「解釈が整理される経緯や理由について国民に十分に明らかにされ、吟味される必要がある」と指摘し、「首相の任命権を考えるに当たって有用な文書で公益性は極めて大きい」として国に全面開示を命じた。
Tanasaの最後の記事【記録のない国/裁判長、国の説明を一蹴「5W1Hを意識して」と再提出を求める 国葬文書隠蔽裁判・第3回口頭弁論】(https://tansajp.org/investigativejournal/12054/)によると、《この日の焦点は、前回の口頭弁論で篠田賢治裁判長から出された宿題に、国がどう答えたか。篠田裁判長は、2022年7月12日から3日間行われた内閣法制局と内閣官房・内閣府との協議がどのようなものであったか、具体的に答えるよう求めていた。当時の岸田文雄首相は、国葬実施を閣議で決めてもいいと、この3日間の協議を経て判断した。それなのに、国は記録文書を「作成していない」か「捨てた」と主張しており、具体的なことが不明だ。ところが国は、篠田裁判長の求めに反し、3日間の具体的な説明を避けた。篠田裁判長は「説明を読んでもよくわからなかった」と指摘。国に対し、3日間のことを調べ直し、9月17日までに改めて説明するよう指示した》。
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【https://tansajp.org/investigativejournal/12041/】
記録のない国
「質問なし、意見なし」、メールのやり取りは即削除? 国が主張する国葬協議の3日間
2025年06月10日18時30分 Tansa編集部
6月12日、Tansaが国を訴えた「国葬文書隠蔽裁判」の第3回口頭弁論が東京地裁で開かれる。
この裁判でのポイントは、2022年7月12日、13日、14日の3日間で、内閣法制局と官邸側がどのような協議をしたかだ。官邸側からは内閣官房と内閣府が出席した。当時の岸田文雄首相は、この3日間の協議を受けて、安倍晋三・元首相の国葬実施を閣議決定した。国会や記者会見で説明してきた。
ところが国は、この3日間の協議内容を記録した文書について「記録を取っていない」、「廃棄した」と主張している。
前回3月12日の口頭弁論では、篠田賢治裁判長がこの3日間に関し言及した。
「従前は省庁側が内閣法制局に説明したら、法制局の参事官から質問がある。省庁の担当者は宿題として持ち帰るから、メモをするはず」
そして、被告の国に「宿題」を出した。
「イメージがわかないので、そこを踏まえた釈明をしてほしい」
5月30日、国からその宿題が「準備書面」として提出された。
イチからわかる、Tansaが国を訴えた「国葬文書隠蔽裁判」って?
■保存義務ある文書を「遅滞なく」破棄
国葬を閣議決定で行うことを決めた3日間の協議の記録として、内閣官房と内閣府が唯一、開示している文書がある。内閣官房と内閣府の連名による「国の儀式として行う総理大臣経験者の国葬儀を閣議決定で行うことについて」。内閣が行政権の範疇で国葬を行うことができると主張している文書だ。4枚ある。
文書の日付は2022年7月14日。つまり内閣法制局との協議の最終日だ。3日間の協議を終え、「閣議決定で国葬を実施できる」という結論を示した確定文書ということになる。
これに対してTansaは、確定文書だけではなく、協議のプロセスを記録した文書があるはずだと指摘してきた。
そこで、国が持ち出してきたのが「案段階文書」だ。上記の確定文書の素案となった文書だ。国は今回提出した準備書面で、案段階文書に言及しながら、3日間の協議について説明している。
だがツッコミどころが満載だ。概要を疑問点と共に記す。
①7月12日、内閣官房と内閣府の担当者が内閣法制局を訪問。案段階文書を示して内容を説明したところ、内閣法制局からはその場で具体的な指摘はなかった。
疑問点:内閣法制局は、案段階文書に関して質問すらしなかったのか。
②7月12日から14日までの間に、内閣法制局から電話連絡があった。案段階文書の修正に関する連絡で、内閣官房と内閣府の見解の変更に至るような修正ではなかった。
疑問点:見解の変更に至らない修正とは具体的にどのような内容か。
③内閣法制局からの電話連絡を踏まえ、案段階文書を修正。内閣法制局にメールした。
疑問点:どの部署の誰が電話連絡を受け、内閣法制局に修正文書をメールしたのか。
④7月14日に内閣法制局から電話があり、修正済みの案段階文書について「意見がない」という旨の回答があった。
疑問点:「意見がない」というのは、内閣法制局が了解したということと同じ意味なのか。「旨」とは具体的にどのような内容なのか。
⑤内閣法制局からの回答を受けて、文書を確定。案段階文書は遅滞なく破棄した。内閣法制局へのメールも遅滞なく削除した。
疑問点:公文書管理法では閣議決定に至る過程を記録し、後に検証できるよう文書を保存することを義務付けている。法に違反するのではないか。
■「アベノマスク文書隠蔽裁判」では不開示取り消し
国の準備書面の内容はスカスカ。3日間にわたる内閣法制局と内閣官房・内閣府の協議の実態がまるで見えてこない。「イメージがわかない」と具体的な説明を求めた篠田賢治裁判長への回答になっていない。
国は、このようないい加減な回答で逃げ切れると考えているのだろうか。
参考になる裁判の判決が6月5日にあった。「アベノマスク文書隠蔽裁判」だ。神戸学院大学の上脇博之教授が、業者との契約プロセスを記録した文書を開示請求したところ、「記録がない」と国が不開示。上脇教授は「ないはずがない」と国に開示を求めていた。
大阪地裁(徳地淳裁判長)は「メールや報告書がないことは考えがたい」と認め、国の不開示決定を取り消した。
国葬文書隠蔽裁判では、以下の7種の文書が「ないはずがない」と考え、Tansaは国に存否を明らかにするよう求めている。省庁の関係者に取材した結果、7種を推定した。6月12日の第3回口頭弁論以降も、被告の国を追及していく。
①内閣法制局に提出した内閣官房ないし内閣府のポジションペーパー(立場上の見解)
②内閣法制局からの質問や意見、内閣法制局が結論を出す時期の見通し等を記載した内閣官房ないし内閣府内で報告した文書またはメール
③内閣法制局から出された質問や課題に答えるために作成又は取得し、内閣法制局に交付ないし提示した文書またはメール
④上記③のような文書の準備のために内閣官房及び内閣府の内部、内閣官房と内閣府との間でやりとりしたメール
⑤内閣府間でやりとりしたメール
⑥内閣総理大臣秘書官(その他内閣総理大臣に取り次ぐ者)に内閣法制局が打ち合わせの状況や内容について報告した文書ないしメール
⑦内閣総理大臣秘書官(その他内閣総理大臣に取り次ぐ者)から受領した文書ないしメール
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【https://tansajp.org/investigativejournal/12051/】
記録のない国
話し合ってないのに「法制局が了解」? 国葬文書隠蔽、憲法違反の「弔意の強制」めぐる国の嘘
2025年06月11日17時07分 Tansa編集部
安倍晋三・元首相の国葬の是非は、世論が割れた。メディア各社の世論調査では、軒並み反対が賛成を上回った。
反対理由の一つは、憲法に関わることだった。
「国葬は弔意の強制であり、内心の自由を保障する憲法19条に違反する」
この点について、内閣官房と内閣府は2022年7月14日付の「安倍元総理大臣の葬儀の形式について」という文書で、次のように説明している。
「国葬令のような国民一般に喪を服することを強制するような取扱いをしない場合には、法的根拠を与えるための立法行為は必要ない」
戦前は国葬令があり、国民に喪に服すことを強いていた。しかし戦後に新憲法ができると、弔意の強制はできなくなり国葬令は廃止された。ただ、弔意を強制しなければ国葬に関する新たな法律を作らなくても、国葬は実施できる。そういう意味だ。
文書には「内閣法制局も了解」と記されている。内閣法制局は、政府が憲法に則って仕事をしているか監視する組織だ。「法の番人」とも呼ばれる。
しかし、内閣法制局が了解したというのは本当だろうか。
国葬を閣議決定で実施することの是非に関し、内閣法制局と内閣官房・内閣府の3者は、2022年7月12日から14日にかけて協議した。その記録の中には、弔意の強制に当たるかどうかを話し合った形跡がない。
■7月14日付の「公式文書」と「内部向け文書」
2022年7月14日に内閣官房と内閣府が連名で作成した文書は、2種類ある。Tansaが情報開示請求で入手した。
一つは、「国の儀式として行う総理大臣経験者の国葬儀を閣議決定で行うことについて」。閣議決定で国葬を実施していいか。内閣官房・内閣府が内閣法制局と7月12日から14日にかけて協議した。その結果を受けて出した言わば「公式文書」で、当時の岸田文雄首相が国葬実施を閣議で決めたことの根拠にしてきた。4枚ある。
もう一つが、「安倍元総理大臣の葬儀の形式について」。3日間の協議結果を、内閣官房と内閣府がそれぞれの省内で報告する際に作成した「内部向け文書」で1枚だ。
しかし、公式文書には書かれていなくて、内部向け文書には書かれていることがある。後者には「内閣法制局も了解」と明記した上で、以下の記述があるのだ。
「(戦前の)国葬令のような国民一般に喪を服することを強制するような取扱いをしない場合には、法的根拠を与えるための立法行為は必要ない」
これは、内心の自由を保障した憲法19条に関わる内容だ。閣議決定で国葬を実施していいかどうかを判断する上で、極めて重要だ。
なぜこの内容が、政府方針の根拠を示す公式文書にはないのか。
内部向け文書は「内閣法制局が了解」とも書かれているが、本当に内閣法制局は了解したのか。
この疑問を解消するには、2022年7月12日から14日にかけて行われた内閣法制局と内閣官房・内閣府との、3日間の協議過程を知る必要がある。
■憲法19条が軽微?
ところが、内閣官房と内閣府は3日間の協議過程を記録した文書を「作成していない」か「捨てた」という理由で、文書の不開示決定を出している。Tansaが国を提訴しているのはそのためだ。
「文書を作成しなかった」、もしくは「捨てた」理由について、被告の国はこう説明している。
「協議内容は、閣議決定で国葬を実施する方針を決めるにあたり、影響を与えるようなものではない。軽微なものだ」
しかし、憲法19条に関わる内容は「軽微」なはずはない。この矛盾を解消できる推論は、以下の3つだ。
①内閣法制局の了解を内閣官房・内閣府が捏造
3日間の協議で、内心の自由に関わる憲法論議は出た。その際、内閣法制局は国葬実施を閣議で決めることに懸念を示した。内閣官房・内閣府は公式文書では、その点に触れなかった。内部向け文書では、内閣法制局が了解したと嘘を言って、「喪を服することを強制しなければ立法行為は必要ない」と盛り込んだ。
②内閣法制局が内閣官房・内閣府に加担
3日間の協議で、内心の自由に関わる憲法論議は出た。その際、内閣法制局は国葬を閣議で決めることに懸念を示したが、内閣官房・内閣府に従った。ただし、内閣法制局は法の番人としての面目を保つため、公式文書にはその点に触れないよう要請した。内部向け文書に、内閣法制局が了解したと記すことは容認した。
③内閣法制局が内閣官房・内閣府の言いなり
3日間の協議で、内心の自由に関わる憲法論議は出た。それにもかかわらず、内閣法制局は国葬を閣議で決めることに賛成した。ただし、内閣法制局は法の番人としての面目を保つため、公式文書にはその点に触れないよう要請した。内部向け文書に、内閣法制局が了解したと記すことは容認した。
④憲法論議があったと内閣官房・内閣府が捏造
3日間の協議で、内心の自由に関わる憲法論議は出なかった。それにも関わらず、内部向け文書では、内閣法制局が了解したことにして、「喪を服することを強制しなければ立法行為は必要ない」と盛り込んだ。
みなさんは何番のパターンだと考えますか。
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【https://tansajp.org/investigativejournal/12054/】
記録のない国
裁判長、国の説明を一蹴「5W1Hを意識して」と再提出を求める 国葬文書隠蔽裁判・第3回口頭弁論
2025年06月12日17時48分 Tansa編集部
6月12日、国葬文書隠蔽裁判の第3回口頭弁論が、東京地裁の大法廷で開かれた。傍聴には80人超が集まり、傍聴席は埋まった。
この日の焦点は、前回の口頭弁論で篠田賢治裁判長から出された宿題に、国がどう答えたか。篠田裁判長は、2022年7月12日から3日間行われた内閣法制局と内閣官房・内閣府との協議がどのようなものであったか、具体的に答えるよう求めていた。
当時の岸田文雄首相は、国葬実施を閣議で決めてもいいと、この3日間の協議を経て判断した。それなのに、国は記録文書を「作成していない」か「捨てた」と主張しており、具体的なことが不明だ。
ところが国は、篠田裁判長の求めに反し、3日間の具体的な説明を避けた。篠田裁判長は「説明を読んでもよくわからなかった」と指摘。国に対し、3日間のことを調べ直し、9月17日までに改めて説明するよう指示した。
(口頭弁論終了後に開かれた報告会。約60人が参加した)
■国が提出した、いい加減な宿題
篠田裁判長は3日間の協議について、3月12日の第2回口頭弁論で次のように指摘していた。
「従前は省庁側が内閣法制局に説明したら、法制局の参事官から質問がある。省庁の担当者は宿題として持ち帰るから、メモをするはず」
国には「イメージがわかないので、そこを踏まえた釈明をしてほしい」と、第3回の口頭弁論までに宿題を提出するよう求めた。
5月30日、国からその宿題が「準備書面」として提出された。3日間の協議に参加した内閣官房の担当者2名、内閣府の担当者2名から当時の状況を聞き取ったという報告書も提出された。
ところが、中身はスカスカ。とても篠田裁判長の求めに応える内容ではなかった。
①7月12日、内閣官房と内閣府の担当者が内閣法制局を訪問。案段階文書を示して内容を説明したところ、内閣法制局からはその場で具体的な指摘はなかった。
②7月12日から14日までの間に、内閣法制局から電話連絡があった。案段階文書の修正に関する連絡で、内閣官房と内閣府の見解の変更に至るような修正ではなかった。
③内閣法制局からの電話連絡を踏まえ、案段階文書を修正。内閣法制局にメールした。
④7月14日に内閣法制局から電話があり、修正済みの案段階文書について「意見がない」という旨の回答があった。
⑤内閣法制局からの回答を受けて、文書を確定。案段階文書は遅滞なく破棄した。内閣法制局へのメールも遅滞なく削除した。
■「担当者はどこの誰なのか」
原告Tansaの弁護団は6月10日、具体的な説明を求める意見書を裁判所に提出した。篠田裁判長に6月12日の第3回口頭弁論で、国に対して再度説明を求めてもらうためだ。
口頭弁論当日。大法廷の傍聴席は、80人超の傍聴者で埋まった。
裁判長は「何から話をすればいいのか」と口を開くと、国が提出した宿題の不十分さを次々と指摘した。とくに国が、協議に参加した4名から聞き取ったという報告書についての詳細がわからないという。
「現在の担当者が当時の担当者から聞き取った内容だと思いますが、現在の担当者はどこの誰で、当時の担当者はどこの誰なのですか」
「当時の所属と氏名をそれぞれ教えていただけるか」
「同日以降14日までの間(に法制局から連絡があった)というのは何日、何時か。1回なのか2回なのか」
「内閣法制局というのは誰のことか」
「『内閣官房及び内閣府の見解の変更に至らない修正』とは一体何なのか。『てにをは』だけなのか。もう少し実質的な修正の話なのかというのが読んでもよくわからなかった」
■「法制局がまったくコメントしないことがあるのか」
そもそも国葬実施を閣議で決めることに関して、内閣法制局から意見がなかったというのは本当か。その点に篠田裁判長も疑問を呈した。
「閣議決定を根拠として国葬儀を行う、という本質的な部分について法制局の参事官がまったくコメントをしないということがあるのか」
「私の数少ない経験の中では、内閣法制局の了解を得るというのは結構大変なことかなと。とても『てにをは』レベルの修正で済むような感じではない気もする」
結局、裁判長はTansaの弁護団が求めてきた3日間の詳細に答えるよう、再度国に求めた。その際具体的な内容がわかるようにと、こう言い添えた。
「5W1Hを意識して書いていただくように」
国は3日間の協議の詳細に関する報告書を、9月17日までに再提出することになった。
次回の口頭弁論は10月9日(木)午前11時から。東京地裁の大法廷103号法廷で行われる。
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[↑ 『「口頭で」国側の主張一蹴/原告側「市民感覚に沿う」/アベノマスク判決』『アベノマスク文書 国敗訴/地裁判決 記録の不存在「考えがたい」』(朝日新聞、2025年06月06日[金])] (2025年07月06日[日])
アノ裁判長も呆れさせるアベノマスク《数百億円にも上る物品を口頭で発注》…敗訴確定。そりゃぁ、恥ずかしくて、控訴なんてできんでしょう。さっさと、文書の開示を。数多のアベ様案件の一つ、漸くと、ゆっくりゆっくりと。
共同通信の記事【アベノマスク、国の敗訴確定 契約過程記す文書開示へ】(https://nordot.app/1308634204749234865?c=39550187727945729)によると、《「アベノマスク」の契約文書を巡る判決で、「勝訴」と書かれた紙を掲げる神戸学院大の上脇博之教授=5日、大阪市北区》、《安倍晋三政権が新型コロナウイルス禍対策で全国の世帯に配布した布マスク「アベノマスク」を巡り、業者との契約過程を記した文書の不開示決定の大半を取り消し、国に11万円の賠償を命じた大阪地裁判決が20日、確定した。国が期限の19日までに控訴しなかった。5日の地裁判決は、調達業者との交渉を記録した電子メールや報告書が1通も作成されなかったとは考え難いとし、保存期間1年未満の文書の作成や存在を認定。不開示決定は保存期間1年未満の文書を探索や開示の対象としなかったことなどが原因で、業者とのやりとりの文書を事務処理上作成や取得した事実がないとしたことは違法だと判断した》。
裁判長も呆れさせるアベノマスク《数百億円にも上る物品を口頭で発注》…アノ裁判長でさへも「当時の繁忙状況を考慮しても文書がないとは考えがたい」。森友文書問題では、大阪地裁・徳地淳裁判長が《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりだったのだけれども…。少し風向きが変わった? 《大阪地裁は…そんな国側の主張を一蹴した。公文書を扱う姿勢を厳しく批判した判決》だそうだけれども、森友文書問題ではねぇ〜?
大滝哲彰記者による、アサヒコムの記事【アベノマスクの契約過程、文書の開示を再検討へ 国の敗訴判決が確定】(https://www.asahi.com/articles/AST6N0F1ST6NPTIL001M.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《上脇教授は20日に記者会見し、「訴訟の過程で文書の特定はできているはずだ。一日も早く開示に向けた手続きを進め、国民の知る権利に真摯(しんし)に応える姿勢を見せてほしい」と訴えた。…徳井義幸弁護士は「(国民の知る権利に資するという)公文書管理法の趣旨をないがしろにする国の対応について、裁判官も許せんと断じた。重く受け止めるべきだ」と語った》。
《数百億円にも上る物品を口頭で発注》、随分と「不便」では? 《業者選定のためのやりとり》を知りたいが、随分と「不都合」…ですよね、どう考えても。裁判長も、そう思って、当然。数多のアベ様案件の一つ、漸くと、小さな綻びが見え始めた。(アサヒコム)《訴訟では、メールを「その都度廃棄していた」という国側の説明を受け、原告側が業者から国の職員と打ち合わせをしたことを示すメールを入手。国側が再調査したところ、職員2人のパソコンから100通以上のメールが見つかった》…なぁ〜んだ、やっぱり在ったのね、メール。
なんでそんなにメールを消したがるの? 《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込》む始末。《交渉を進めるのにメールや報告書が「1通も作られなかったとは考えがたい」》。《全て口頭で》が本当ならば、どんないい加減な行政をやっているのかということになるし、《全て口頭で》がウソならば、ましてや、作成した文章全てを廃棄・隠蔽したのならば、あまりにもアベ様的デタラメぶりということになる。あの頃、本当に何もかもデタラメばかりだったなぁ。上脇博之さん「当時の安倍政権の隠蔽体質を断罪する判決だ」。
『●アベ様の国葬モドキ…《協議過程を記した行政文書の「不存在決定の撤回」
および「不開示となった文書の開示」を求め》てTansaが東京地裁に提訴』
『●アベノマスク裁判、合同マスクチーム職員「やりとりは口頭が基本で、文書は
残していない」…大阪地裁徳地淳《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み》』
『●アベノマスク契約…《数百億円にも上る物品を口頭で発注》、随分と「不便」
では? 《業者選定のためのやりとり》を知りたいが、随分と「不都合」だ』
『●裁判長も呆れさせるアベノマスク《数百億円にも上る物品を口頭で発注》…
アノ裁判長でさへも「当時の繁忙状況を考慮しても文書がないとは考えがたい」』
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【https://www.asahi.com/articles/AST6N0F1ST6NPTIL001M.html?iref=pc_ss_date_article】
アベノマスクの契約過程、文書の開示を再検討へ 国の敗訴判決が確定
大滝哲彰 2025年6月20日 11時59分(2025年6月20日 15時53分更新)
(「勝訴」と掲げる上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(中央)。
「(提訴から)4年もかかったことが問題だ」=2025年6月5日
午後1時24分、大阪市北区、遠藤美波撮影)
新型コロナ対策で2020年に安倍晋三首相(当時)が各戸配布を主導した通称「アベノマスク」について上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(憲法)が契約過程を示す文書の開示を求めた訴訟で、国の不開示決定を取り消して国家賠償を命じた大阪地裁判決が確定した。19日の期限までに国側が控訴しなかった。
今後、国は地裁の指摘を踏まえて改めて文書を開示するか判断することになる。上脇教授は20日に記者会見し、「訴訟の過程で文書の特定はできているはずだ。一日も早く開示に向けた手続きを進め、国民の知る権利に真摯(しんし)に応える姿勢を見せてほしい」と訴えた。
国が400億円超をかけて調達した約3億枚の布マスクは、約8300万枚が在庫になり、国会などで「税金の無駄遣い」と指摘された。
上脇教授の開示請求に対し、国は契約過程に関する文書は「不存在」としたが、5日の地裁判決は、交渉を進めるのにメールや報告書が「1通も作られなかったとは考えがたい」と指摘。打ち合わせ記録などを不開示としたのは違法とし、上脇教授に問い合わせずに開示請求の範囲を狭めるなどした国の姿勢を問題視して、賠償も命じた。
上脇教授と弁護団は20日付で国に申入書を送った。今回の対応の妥当性に関する調査と説明、特に重要施策での文書保存や情報公開請求への対応改善、アベノマスク事業の検証――を求めた。
徳井義幸弁護士は「(国民の知る権利に資するという)公文書管理法の趣旨をないがしろにする国の対応について、裁判官も許せんと断じた。重く受け止めるべきだ」と語った。厚生労働省は「判決の趣旨を踏まえて適切に対応したい」とコメントした。
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(2025年07月10日[木])
あぁ、溜息しか出ない、エホ党(エセホ、ニホ党、ニセホ)とはね…。批判によって、無関心層や支持政党無し層を、サセ党やエホ党に向かわせる悪循環。いやぁ、向かうべきはソッチじゃないでしょ!! サセ党やエホ党が何を主張しているのか分かっているのかな? 《一部の政党による排外主義的な主張も含め、外国人政策が参院選の焦点に浮上》…てっ、冗談でしょ。そんなものを「焦点」にしないで下さい。そして、いまさらながら、数多のアベ様案件を無視した〝アベ様賛美〟、頭がクラクラする。
森本智之・太田理英子両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/安倍元首相銃あ撃から3年 選挙の夏に広がる、政治不信や排外主義の空気…長期政権の「負の遺産」とは】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/419451)によると、《安倍晋三元首相が参院選の応援演説中に銃撃されて死亡した事件から3年が過ぎた。現場には多くの人々や政治家が献花に訪れ、歴代最長政権を率いた安倍氏の存在感を改めて示した。一方で、政界の様相は様変わりした。宗教団体とのつながりや派閥の裏金事件が発覚した自民党は、少数与党に転落。政治不信や排外主義の空気も漂う選挙の夏に安倍氏の影を追った。(森本智之、太田理英子)》、《一部の政党による排外主義的な主張も含め、外国人政策が参院選の焦点に浮上する中で「政治家にはよその国ではなく、日本人のための政治をしてほしい」といった声も。取材した限りでは安倍氏の外交や保守的な考え方を評価する人が多く、現在の石破茂政権への不満も口を突いた。奈良市の女性(61)は「亡くなって偉大さが分かった。今のままでは日本はトランプさんに見放されるのではないか。気付いたら中国に擦り寄っている。このままでは日本が崩れてしまう」。今の自民党に期待できず、日本保守党を支持するようになった。京都市の大学生・野田怜さん(21)も「周りが反対してもやることはやる。安保法制がそうでしたよね」と安倍氏のリーダーシップを高く評価する。「野党も安倍さんに近いような主張を始めた。亡くなった今も影響力はあるんじゃないか」 一方で、献花台を遠巻きに眺める人も。近くの70代の男性は安倍氏のリーダーシップを評価する一方、街頭演説でやじを飛ばした人に対する「こんな人たちに負けるわけにはいかない」との発言を思い返した。「リーダーにアンチはつき物だけど、世の中がちょっとギスギスした印象がある」》、《◆事件後「旧統一教会」との関係が明らかに こうした政治家の動きについて、献花に訪れた一人は「安倍さんを支持した層の票がほしいのでは。パフォーマンスに感じる」と冷ややかに…》。
『●在りもしない《特権》に大騒ぎしデマ・ヘイトをまき散らしておいて、「在日
米軍特権」にはダンマリ、どこが〝アイコク〟なのか? 弱者イジメの卑劣さよ』
『●《参院選では…排外主義的な主張…日本人と同じく納税義務があるものの選挙権
はなく、「外国人が優遇されている」状況にもない…同じ日本社会の一員を…》』
《沖縄県民と沖縄の歴史教育を「踏みつけ」》に加担する《喜ぶ界隈》となっていいのですか? 人として恥ずかしくない? カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の西田昌司氏や、サセ党等に投票するとはそういうことです。
山崎雅弘さんと鈴木耕さん、お二人のつぶやき:
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【https://x.com/mas__yamazaki/status/1942818508771058098】
山崎 雅弘
@mas__yamazaki
西田昌司を援護して、沖縄県民と沖縄の歴史教育を「踏みつけ」にした参政党の神谷宗幣代表が、沖縄戦についての事実歪曲の暴言を「謝罪しない」のは、沖縄県民と沖縄の歴史教育を「踏みつけ」にすることを喜ぶ界隈の票が欲しいからです。
人の命など鳥の羽根程度の認識です。
nikkei.comから (https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08C7P0Y5A700C2000000/)
午後2:30 2025年7月9日
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【https://x.com/kou_1970/status/1943207840912675040】
鈴木 耕
@kou_1970
参政党の危うさについて、かなり報道が出始めた。支持者の中には、目を覚ます人も出てくるだろう。それでも参院選に間に合うかどうか…。
午後4:17 2025年7月10日
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(1年前、2024年7月時点)《青木氏は、安倍氏の“負の遺産”の最たるものとしてアベノミクスを挙げた》。それから1年、数多のアベ様案件が少しずつ…。
上田耕司記者による、dot.の記事(元記事は、2024年7月10日)【安倍元首相死去から2年でも残る「負の遺産」の弊害 青木理氏「アベノミクスの失敗で日本は“安い”国になった」〈安倍元首相銃撃事件から3年〉】(https://dot.asahi.com/articles/-/260322)によると、《アベノミクスとは「デフレからの脱却」と「富の拡大」を目指した安倍氏の経済政策だが、それを実現する手段として、安倍氏は「3本の矢」(大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略)を推進した。だが、その「ひずみ」によって今、国民の生活は苦しくなってしまったと青木氏は見る》。
『●(狙撃兵)《その死を呼び寄せた原因が反日カルト組織である統一教会と
ズブズブだった関係にあり…なぜ「ファザームーン」みたく神格化…?》』
『●「君はドアホノミクスを信奉するのか」、キシダメ君? 軍事費倍増
=《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》』
【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/岸田政権が打ち出した
「1億総株主」構想 愚かすぎる国に経済成長などあり得ない】
『●「大切なものは決してお金に換えてはいけない」:
「宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った新自由主義」』
『●《下々のカネを、富める者と巨大資本にシフトさせたい本音があからさま》
…《新しい資本主義》ならぬ、〝新しいトリクルダウン理論〟か?』
『●東京新聞【<社説>新しい資本主義 「分配」は掛け声倒れか】
《岸田へ投資を》…「インベスト・イン・キシダ・DEATH」ではねぇ…』
『●《「新しい資本主義」に始まり「丁寧な説明」――。岸田文雄の宙に
浮いた言葉の欺瞞性は見透かされている》…国葬強行、〝番号〟強制…』
「《約束したことに着手せず新しいことに飛びつくが1年》。
《何もしない男だよね》《煮え切らない男》(狙撃兵)。国会で
審議することも無く、国葬強行、〝背番号〟を強制…。壺神様の
ドアホノミクスを後生大事にし、経済政策はゼロ。堕ちる一方の
ニッポン。まずは、自公お維コミ議員のオデコに〝番号〟を
シール貼りして見せてくれ。」
『●株価暴落…政府・首相はどう責任? 《「取るわけがない。裏金問題でさえ、
自民党はうやむやにするのだから」「政府が勧めているのはばくちと同じ」》』
『●泥棒集団・犯罪者集団・反社組織の「頭目」候補9人、誰一人、ドアホノミクス
の失敗を認めず…高市早苗氏に至っては、ドアホノミクスを賞賛する始末』
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【https://dot.asahi.com/articles/-/260322】
安倍元首相死去から2年でも残る「負の遺産」の弊害 青木理氏「アベノミクスの失敗で日本は“安い”国になった」〈安倍元首相銃撃事件から3年〉
2025/07/08/ 14:30
上田耕司
(ジャーナリストの青木理氏)
安倍晋三元首相(当時67)が参院選の応援演説中に銃撃されて死亡した事件から、8日で3年になる。それ以後、旧統一教会と政界の癒着や、旧安倍派の裏金問題などが表沙汰になった妻の昭恵さんを含めた「安倍ファミリー」の状況も大きく変わった。この3年間で起こった安倍家の出来事や関連記事を再配信する。(この記事は2024年7月10日に「AERA dot.」で掲載されたものです。肩書や情報などは当時のまま)
* * *
7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件から2年がたった。現場となった奈良市の大和西大寺駅北口前の広場には献花台が設けられ、今年も多くの人が足を運んだ。その一方、この2年間で、安倍政権時代には覆い隠されていた「政治のゆがみ」も表出した。特にこの1年では、安倍派を中心とした自民党の政治資金パーティーの裏金づくりが大きな社会問題となった。『安倍三代』(朝日文庫)の著書があるジャーナリストの青木理氏に、改めて安倍氏の残した「負の遺産」が今の日本に与える影響について聞いた。
「安倍晋三という為政者に率いられた政権の“置き土産”のうち、いま最も矛盾が噴出しているのは経済政策でしょう。現在は1ドル160円を超える記録的な円安となり、生活必需品も含めて物価が急騰し、多くの人びとはインフレに喘いでいる。一方で賃金の上昇は追いつかず、『アベノミクス』などと称された政策が完全に失敗だったのは明らかです」
青木氏は、安倍氏の“負の遺産”の最たるものとしてアベノミクスを挙げた。
アベノミクスとは「デフレからの脱却」と「富の拡大」を目指した安倍氏の経済政策だが、それを実現する手段として、安倍氏は「3本の矢」(大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略)を推進した。だが、その「ひずみ」によって今、国民の生活は苦しくなってしまったと青木氏は見る。
「本来は独立性が求められる中央銀行の日銀を、安倍氏は“政府の子会社”扱いし、総裁を自らの意に沿う人物にすげ替え、『異次元の金融緩和』と称して大量の国債を日銀に買い取らせた。その結果、国と地方の借金残高は1279兆円(2024年3月末時点)にまでふくれ上がり、このうち実に半分以上を日銀が保有するに至っています。500兆~600兆円もの膨大な国債を日銀が抱えているため、米国や欧州が利上げしても日本は利上げができない。なぜなら、利上げをした途端に国債の償還利率も上がり、財政破綻してしまいかねないからです」
(健康被害について陳謝する、小林製薬の
小林章浩社長(左から2人目)(2024年3月))
■死亡事故も引き起こした「機能性表示食品」
日銀が利上げに踏み切れなければ、円安はどんどん進む。円安が続けば物価はもっと上がり、庶民の生活は苦しくなるという悪循環が続く。
「ここまで極端な円安になっているのは、国の通貨の信用下落を意味しています。世界からみて、日本がどんどん“安く”なっている。しかも肝心の『成長戦略』が完全なる不発に終わり、産業の構造改革もイノベーションもまったく起きていない。要するに『アベノミクス』なる経済政策はどう考えても無惨な失敗であり、いまはそのツケを払うために右往左往させられてしまっている」
もうひとつ、アベノミクスの「負の遺産」という意味では、サプリとの因果関係を調査している死者が97人(24年7月8日時点)にも上っている小林製薬の「紅麹サプリ」事件が挙げられるという。この事件も、元をたどれば、アベノミクスに行きつく。2015年、安倍政権はアベノミクス「第3の矢」である「規制緩和による経済成長戦略」のひとつとして、機能性表示食品制度を導入した。消費者庁に届け出れば、商品パッケージに機能性(効果)を表示できることになったが、届け出のみで国の審査がないことから、安全性への懸念が指摘されていた。問題となった小林製薬のサプリ「紅麹コレステヘルプ」も機能性表示食品で「悪玉コレステロールを下げる」などと記されていたが、消費者は国の“お墨付き”があることで安全だと思っていた面もあるだろう。
「事業者が届け出るだけで『機能』を喧伝できる機能性表示食品制度は、当時からその効果に加えて安全性への強い懸念が示されていました。しかし安倍政権は『成長戦略』の一環として2015年に規制緩和を強行し、だから機能性表示食品という名を冠した有象無象の商品が一挙に急増し、現在は実に7000件を突破している。その一つが小林製薬の『紅麹コレステヘルプ』でした。他方、これも安倍政権が『インフラ輸出』を呼号して旗を振った官民ファンドも巨額の累積赤字を抱えていることが明らかになってきた。食品の安全性にせよ、官民ファンドの巨額負債にせよ、無惨な失敗に終わった『成長戦略』のツケはすべて民が負わされることになります」
(「桜を見る会」であいさつをする安倍晋三元首相)
■「美しい国」を謳った政権の正体
そして、23年11月には、自民党派閥「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーの収入の一部を所属議員にキックバックし、裏金づくりをしていたことが発覚した。これについては、22年4月に開かれた安倍派の幹部会合で、当時会長だった安倍氏が「還付のやり方には問題がある」と発言し、還付を中止する方針が決まったとされる。
「安倍氏が裏金づくりをやめようと本当に言ったかどうかはともかく、与党の複数派閥が組織的な違法行為を長年にわたって続けていたのは、これまでの政治腐敗とはレベルの異なる権力犯罪です。しかも『一強』政権下で我が世の春を謳歌していた最大派閥の裏金づくりが最も悪質だったのは、あまりに有名な『権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する』という至言を裏づけるものでしょう。そしてその『一強』政権下、安倍氏をひたすら称揚し、その威光を笠に来て権勢をほしいままにしてきた面々の振る舞いはどうだったか。裏金づくりという違法行為が発覚しても知らぬ存ぜぬを決めこみ、誰一人として自ら責任を取らず、逆に責任に押しつけあい、検察捜査を受けてもただひたすら逃げに徹するだけ。これが『美しい国』を謳った政権の正体だったのかと、心底呆れ果てたのは私だけではないはずです」
還付再開の決定をしたのは安倍派幹部の4人(塩谷立・元部文科学相、西村康稔・前経済産業相、世耕弘成・前党参院幹事長、下村博文・元文科相)のうちの誰かだとされるが、安倍氏が亡くなった今、結局は誰も真実を語ろうとはしなかった。だがそもそも、安倍氏は本当に裏金づくりの実態を知らなかったのか。
「そんなはずはないでしょう。安倍氏が派閥会長に就いたのは21年11月ですが、自らの政権を長年支えてきた最大派閥であり、安倍氏自身も若いころから“プリンス”としてもてはやされ、派閥内で強大な権限も振るってきたのですから、少なくとも派閥の裏金づくりを知らなかったと考える方が不自然です。その安倍氏が裏金づくりをやめようと言い出したかどうかはともかく、そこだけがことさら取り上げられてヒーロー視されるのには違和感しかありません」
(「安倍政権の守護神」とも呼ばれた黒川弘務元東京高検検事長)
■黒川氏「定年延長問題」の暗部
一方で、安倍氏の死去から2年がたち、「負の遺産」を払拭(ふっしょく)しようという動きも見え始めた。
安倍政権時には、黒川弘務・東京高検検事長(当時)の定年延長問題があった。発端は20年1月。改正前の検察庁法では、検察官の定年は63歳(検事総長は65歳)と決まっていた。ところが、安倍氏と親交が深い黒川氏が63歳の誕生日を迎える直前になって、突然、安倍政権は黒川氏の定年を半年間延長することを閣議決定した。歴代政府は国家公務員法の規定に基づく定年延長は検察官には適用されないとの見解だったが、安倍氏は「(検察官にも)適用されるように法解釈を変えた」と国会で述べた。
「これも安倍政権の常套手段だったとはいえ、重要な法解釈を閣議決定ひとつで変更してしまうのは論外の所業ですし、その狙いが黒川氏を次の検事総長に就けることにあったのは間違いありません。つまり安倍政権は検察トップ人事に直接介入し、お気に入りの人物を据えようとした。日銀の総裁にせよ、内閣法制局の長官にせよ、あるいはNHKの会長や経営委員などもそうですが、いずれも本来は時の政権から一定の独立性を保って政権の暴走をチェックする重要職責です。しかし安倍政権はそうした役職を次々とすげ替え、お気に入りの人物を送り込み、ついには検察トップにまで手をつけようと謀った。これは幸いにも黒川氏の賭け麻雀問題で頓挫しましたが、歴代の自民党政権でもここまで放埒に人事権を行使した例はありません」
■不開示決定を取り消す判決
この閣議決定に対し、21年9月、神戸学院大の上脇博之教授が法務省に関連文書の開示を請求したが、同省は大半を「作成していない」として不開示とした。上脇氏は国に不開示決定の取り消しなどを求めた訴訟を起こしていたが、24年6月27日、大阪地裁は不開示決定を取り消す判決を言い渡した。裁判長は法解釈の変更について「黒川氏の定年延長が目的だったと考えざるを得ない」と述べた。
「安倍政権の“負の置き土産”に対し、司法権の砦たる裁判所がようやく『これはおかしい』と突きつけた形ではあります。ただ、もし政権の思惑通りに検察トップ人事が行われていたらどうだったか。ひょっとすれば、裏金事件をめぐる捜査にも蓋をされてしまったのではないか。いずれにせよ、『一強』を謳歌した安倍政権とはなんだったのか、その問題点がどこにあったのか、さらに冷静で徹底した考察と批判を加えていく必要があるでしょう」
(AERA dot.編集部・上田耕司)
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[↑ 上脇博之さん「公権力の暴走を止める」「民意がゆがめられて国会が作られている」(朝日新聞、2024年02月24日[土])] (2025年06月08日[日])
《数百億円にも上る物品を口頭で発注》、随分と「不便」では? 《業者選定のためのやりとり》を知りたいが、随分と「不都合」…ですよね、どう考えても。裁判長も、そう思って、当然。数多のアベ様案件の一つ、漸くと、小さな綻びが見え始めた。(アサヒコム)《訴訟では、メールを「その都度廃棄していた」という国側の説明を受け、原告側が業者から国の職員と打ち合わせをしたことを示すメールを入手。国側が再調査したところ、職員2人のパソコンから100通以上のメールが見つかった》…なぁ〜んだ、やっぱり在ったのね、メール。
『●アベ様の国葬モドキ…《協議過程を記した行政文書の「不存在決定の撤回」
および「不開示となった文書の開示」を求め》てTansaが東京地裁に提訴』
『●アベノマスク裁判、合同マスクチーム職員「やりとりは口頭が基本で、文書は
残していない」…大阪地裁徳地淳《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み》』
『●アベノマスク契約…《数百億円にも上る物品を口頭で発注》、随分と「不便」
では? 《業者選定のためのやりとり》を知りたいが、随分と「不都合」だ』
なんでそんなにメールを消したがるの? 《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込》む始末。《全て口頭で》が本当ならば、どんないい加減な行政をやっているのかということになるし、《全て口頭で》がウソならば、ましてや、作成した文章全てを廃棄・隠蔽したのならば、あまりにもアベ様的デタラメぶりということになる。あの頃、本当に何もかもデタラメばかりだったなぁ。上脇博之さん「当時の安倍政権の隠蔽体質を断罪する判決だ」。
大滝哲彰記者による、アサヒコムの記事【アベノマスク、見えぬ契約過程 巨額の税金投入も「やりとりは口頭」】(https://www.asahi.com/articles/AST5X0SNLT5XPTIL00KM.html)によると、《政府が400億円超をかけて調達し、多くの在庫を生んだ「アベノマスク」事業は適正だったのか。契約過程を検証するため、上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(憲法)が関連文書の開示を国に求めた訴訟の判決が5日、大阪地裁で言い渡される。ほぼ「口頭」で意思決定していたと担当職員らは法廷で証言したが、本当に記録はないのか。》
『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化』
当然の勝訴! 「アベノマスク」不開示取り消し。森友文書問題では、大阪地裁・徳地淳裁判長が《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりだったのだけれども…。少し風向きが変わった? 《大阪地裁は…そんな国側の主張を一蹴した。公文書を扱う姿勢を厳しく批判した判決》だそうだけれども、森友文書問題ではねぇ〜?
東京新聞の記事【「アベノマスク」不開示取り消し 国が敗訴、業者との契約文書】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/409646)によると、《安倍晋三政権が新型コロナウイルス対策で全国の世帯に配布した布マスク「アベノマスク」を巡り、業者との契約過程を記した文書を開示しないのは不当だとして、神戸学院大の上脇博之教授が国に開示を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(徳地淳裁判長)は5日、不開示決定の一部を取り消した。アベノマスクを巡っては、上脇氏が発注枚数や単価の情報開示を求めた先行訴訟の判決で地裁が2023年2月、不開示決定を取り消し、国側は控訴せず確定。その後開示された資料では、マスク1枚当たりの単価(税抜き)は62・6~150円で、納入業者や契約の時期によって2・4倍の差があったことが判明した。今回の訴訟は枚数や単価の開示訴訟の過程で追加提訴。訴状によると、上脇氏は20年4~7月、厚生労働省と文部科学省に対し、契約や発注に関する文書や販売業者とやりとりしたメールの開示を請求した。国側は一部を除き「事務処理上作成または取得した事実はなく、実際に保有していない」などの理由で不開示とした》。
大滝哲彰両記者による、アサヒコムの記事【アベノマスク契約、国の不開示取り消す判決「文書ないと考えがたい」】(https://www.asahi.com/articles/AST641TNPT64PTIL00GM.html?iref=comtop_7_01)によると、《約400億円の税金が使われた「アベノマスク」はどのように調達されたのか。業者との契約過程を示す文書を開示するよう憲法学者が国に求めた裁判で、大阪地裁(徳地淳裁判長)は5日、大半の不開示決定を取り消して賠償を命じる判決を言い渡した。「当時の繁忙状況を考慮しても文書がないとは考えがたい」と判断した》。
遠藤美波・大滝哲彰両記者による、もう一つのアサヒコムの記事【アベノマスクめぐり「国のうそ見抜いた」 判決が賠償まで命じた理由】(https://www.asahi.com/articles/AST6531TCT65PTIL012M.html)によると、《やりとりはほぼ「口頭」だったため、原告が求めるような文書はない――。巨額の国費を使った「アベノマスク」をめぐる情報公開請求訴訟で、大阪地裁は5日、そんな国側の主張を一蹴した。公文書を扱う姿勢を厳しく批判した判決を、原告側は「市民感覚」に沿うと高く評価した。「初めから不開示という結論があったからこそ、国はうそにうそを重ねる弁明に終始した。裁判所がそこを見抜いてくれた」 原告の上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(憲法)は判決後の会見で、そう喜びを語った》。
[↑ 『「口頭で」国側の主張一蹴/原告側「市民感覚に沿う」/アベノマスク判決』『アベノマスク文書 国敗訴/地裁判決 記録の不存在「考えがたい」』(朝日新聞、2025年06月06日[金])]
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【https://www.asahi.com/articles/AST5X0SNLT5XPTIL00KM.html】
アベノマスク、見えぬ契約過程 巨額の税金投入も「やりとりは口頭」
大滝哲彰 2025年6月3日 5時00分
(「アベノマスク」をめぐる経緯)
政府が400億円超をかけて調達し、多くの在庫を生んだ「アベノマスク」事業は適正だったのか。契約過程を検証するため、上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(憲法)が関連文書の開示を国に求めた訴訟の判決が5日、大阪地裁で言い渡される。ほぼ「口頭」で意思決定していたと担当職員らは法廷で証言したが、本当に記録はないのか。
新型コロナ対策の布マスクは2020年4月に安倍晋三首相(当時)が各戸配布を表明し、通称「アベノマスク」と呼ばれた。政府は約3億枚を調達したが、約8300万枚が在庫になった。
上脇教授が国に関連文書の開示を求めると、出てきたのは受注業者と交わした見積書や契約書などの「結果」のみ。契約過程を示す文書は不開示とされたため、その決定を取り消すよう求めて21年2月に提訴した。
訴訟で国側が強調したのは、現場の混乱ぶりだった。
「間違えると大変」裁判長もつっこみ
昨年8月の法廷。マスク調達のために厚生労働省内につくられ、複数省庁の職員が集まった「合同マスクチーム」で、統括役だった厚労省職員が証人尋問に臨んだ。
「いかに早くマスクを確保できるかが課題だった」「結果責任を果たすためにも、プロセスに時間を割く余裕はなかった」と説明し、当時の労働環境をこう表現した。
「この職について30年で最…………………」
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【https://www.asahi.com/articles/AST641TNPT64PTIL00GM.html?iref=comtop_7_01】
アベノマスク契約、国の不開示取り消す判決「文書ないと考えがたい」
大滝哲彰 2025年6月5日 13時28分
(「勝訴」と掲げる上脇博之(ひろし)・神戸学院大
教授(中央)。「(提訴から)4年もかかったことが
問題だ」=2025年6月5日午後1時24分、
大阪市北区、遠藤美波撮影)
約400億円の税金が使われた「アベノマスク」はどのように調達されたのか。業者との契約過程を示す文書を開示するよう憲法学者が国に求めた裁判で、大阪地裁(徳地淳裁判長)は5日、大半の不開示決定を取り消して賠償を命じる判決を言い渡した。「当時の繁忙状況を考慮しても文書がないとは考えがたい」と判断した。
新型コロナ対策の布マスクは2020年4月に安倍晋三首相(当時)が各戸配布を表明し、通称「アベノマスク」と呼ばれた。政府は約3億枚を調達したが、約8300万枚が在庫になった。
原告の上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授は「巨額の税金が使われた契約で、国にはその過程を国民に説明する義務がある」として、20年4月から複数回にわたって情報公開を請求。契約書や見積書は開示されたが、業者とのやりとりを示すメールや面談記録などは「不存在」とされたため、21年2月に提訴した。
訴訟では、メールを「その都度廃棄していた」という国側の説明を受け、原告側が業者から国の職員と打ち合わせをしたことを示すメールを入手。国側が再調査したところ、職員2人のパソコンから100通以上のメールが見つかった。
だが国は開示に応じず、面談記録についても、業者とのやりとりはほぼ「口頭」だったと担当職員らが法廷で証言。このため、メールが開示対象かどうか、面談記録がないという説明に信憑(しんぴょう)性はあるかが争点となった。
【詳報】「大変なことになる」裁判長もつっこみ ➙
原告側は、今回のメールは組…………………。
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【https://www.asahi.com/articles/AST6531TCT65PTIL012M.html】
アベノマスクめぐり「国のうそ見抜いた」 判決が賠償まで命じた理由
遠藤美波 大滝哲彰 2025年6月5日 19時07分
(「アベノマスク」をめぐる経緯)
やりとりはほぼ「口頭」だったため、原告が求めるような文書はない――。巨額の国費を使った「アベノマスク」をめぐる情報公開請求訴訟で、大阪地裁は5日、そんな国側の主張を一蹴した。公文書を扱う姿勢を厳しく批判した判決を、原告側は「市民感覚」に沿うと高く評価した。
「文書ないと考えがたい」国の不開示取り消す判決 ➙
「初めから不開示という結論があったからこそ、国はうそにうそを重ねる弁明に終始した。裁判所がそこを見抜いてくれた」
原告の上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(憲法)は判決後の会見で、そう喜びを語った。
「不存在」と言っていた業者とのメールが裁判になって見つかり、上脇教授に問い合わせもせずに開示請求の範囲を狭めてそれは開示対象でないと言い……。
判決は、そうした国の対応について「不開示の判断を維持するために、限定的な解釈を事後的に考え出して主張した」と批判。国が言う「保存期間1年未満の文書」でも公文書に変わりはないのに、最初から「1年未満」を理由にして対象から外していたとも指摘し、賠償まで認めた。
(判決後に会見する上脇博之教授(手前)。「当時の安倍政権の
隠蔽(いんぺい)体質を断罪する判決だ」=2025年6月5日
午後2時28分、大阪市北区、大滝哲彰撮影)
上脇教授も「ここまで認めて………………。
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[↑ ※大川原化工機冤罪事件 国賠訴訟『警察・検察捜査再び「違法」/東京高裁 国・都に賠償命令/輸出規制の解釈「不相当」』『違法捜査「謝罪、検証を」/原告「再発防止策 急いで」/捜査は事実に従うのが絶対/長年の体質 自浄作用望めず』/『公安独自解釈で始まった不正輸出事件―――捜査員「捏造だ」/聴取291回 作った「国家的事件」の図/保釈認めず病で死去 裁判所の責任は/[視点] 警察・検察 原因検証し公表と対策を』(朝日新聞、2025年5月29日[木])] (2025年05月30日[金])
なにもかも噴飯やるかたない、(保釈を認めなかった)裁判所にも大きな責任。
(東京新聞社説)《捜査当局が無辜(むこ)の市民を犯罪者に仕立てようとした》…完全なるでっち上げ事件、大川原化工機冤罪事件。人質司法による無辜の市民の死、最早、取り返しがつかない。死者は蘇らない。いくら賠償額が高くなっても、取り返しがつかないし、会社の被った損害は計り知れない。噴霧乾燥機で世界的シェアを持ち、高い技術力のある企業を、あり得ない〝妄想〟で潰そうとした。あり得ない〝妄想〟で、事件を、在りもしない犯罪を、でっち上げた。そして、「推定無罪」原則なんて、どこに消え去ってしまったのか?
『●完全なるでっち上げな大川原化工機冤罪事件で東京高裁も国と東京都に賠償を
命じた…この源流はまたしてもアベ様、《公安部長が経産省に圧力をかけた》』
「まず、触れておくべき大事なこと。完全なるでっち上げによる
大川原化工機冤罪事件…この源流はまたしてもアベ様の「経済安保」
だった点。数多のアベ様案件の一つ。大事なポイントはアベ様政権と
《“野党やマスコミの監視、謀略情報の仕掛け人”として暗躍して
きた》《「官邸のアイヒマン」の異名もあった》北村滋氏…」
国や都は上告するなど許されない。すぐさま《違法捜査「謝罪、検証を」》(朝日新聞)。
東京新聞の【<社説>冤罪に賠償命令 「容疑の捏造」検証せよ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/407962?rct=editorial)によると、《噴霧乾燥機の輸出を巡る冤罪(えんざい)事件で起訴が取り消された「大川原化工機」側が起こした国家賠償請求訴訟。東京高裁は一審判決に続いて捜査の違法性を認め、国と東京都に賠償を命じた。捜査当局が無辜(むこ)の市民を犯罪者に仕立てようとしたのではないか。異様な手法の数々に強い怒りを禁じ得ない》。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/407962?rct=editorial】
<社説>冤罪に賠償命令 「容疑の捏造」検証せよ
2025年5月29日 08時03分
噴霧乾燥機の輸出を巡る冤罪(えんざい)事件で起訴が取り消された「大川原化工機」側が起こした国家賠償請求訴訟。東京高裁は一審判決に続いて捜査の違法性を認め、国と東京都に賠償を命じた。捜査当局が無辜(むこ)の市民を犯罪者に仕立てようとしたのではないか。異様な手法の数々に強い怒りを禁じ得ない。
警視庁公安部は2020年、生物兵器の製造に転用可能な噴霧乾燥機を国の許可なく輸出した外為法違反容疑で同社の社長ら3人を逮捕。東京地検は3人を起訴したが、初公判直前に「犯罪に当たるか疑義がある」として起訴を取り消す異例の事態となった。
勾留は11カ月に及んだ。胃がんが判明した1人は勾留執行停止を受け入院し、被告人の立場のまま亡くなった。取り返しの付かない人権侵害だ。同社の経営に与えた悪影響も見過ごせない。
高裁判決は一審判決に続き、警視庁が必要な再現実験を行わなかったことや、容疑を否認したにもかかわらず「自白調書」を作成したことを違法と認定した。
高裁は新たに、噴霧乾燥機を輸出規制の対象とみなした判断自体も合理的でなかったと認めた。経済産業省の輸出規制省令の曖昧さに目をつけ、通常の輸出行為を不正輸出に仕立てた「容疑の捏造(ねつぞう)」と言える。単なる「捜査ミス」では済まされない。
法廷では捜査員が「立件する理由はなかった」と証言し、経産省が立件に懐疑的だったことを示す捜査メモも証拠提出された。捜査の強引さが十分うかがえる。
同社の噴霧乾燥機は食品などの加工用。兵器製造に転用された事実も判明していない。事件化しようとした背景に、捜査陣の功名心や保身、経済安全保障推進法を目指した当時の安倍晋三政権への忖度(そんたく)があったのではないか。
捜査の暴走に歯止めをかけられなかったのは警察や検察組織の問題でもある。経産省も最終的に捜査方針を了承しており、責任を深く認識すべきだ。3人やその家族、会社側への真摯(しんし)な謝罪に加えて、再発防止のため、一連の経緯を検証して公表するよう求める。
自白しないと身柄が長期間拘束される「人質司法」の不当性もあらためて露呈した。人権問題であるばかりでなく、うその自白を誘発し、逆に真相解明が遠のきかねない。刑事司法制度の見直しにも取り組まねばならない。
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『●《警察と検察が事件を捏造して、無辜の人たちを犯罪者に仕立て上げる。
…大川原化工機の例は、この国がすでに“新しい戦前化”している…》』
『●大川原化工機捏造事件国賠…《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」と答えた》』
『●大川原化工機でっち上げ事件の国賠…《13年前の「正義の検事」が“冤罪”
事件で謝罪拒む》、実は郵便不正事件当時も《問題検事》だった模様』
『●大川原化工機でっち上げ事件国賠訴訟…当然の勝訴判決ではあるが、《勾留
後に亡くなった1人》の命は戻らないし、あまりに《大きな不利益》…』
『●大川原化工機捏造事件国賠、謝罪や責任を問うこともなく《国と東京都
が控訴》…大川原正明社長「あきれた」「やっぱりか」「まだやるのか」』
『●大川原化工機でっち上げ事件:青木理さん《見込み捜査と強い政治性を特徴
とする警備公安警察のゆがみが如実にあらわれた例として、大きな批判…》』
『●大川原化工機捏造事件国賠、国と都が控訴…《今回の事件は、日本の警
察、検察、裁判所がいかなるものかを浮き彫りにしている》(長周新聞)』
『●冤罪で死刑執行、飯塚事件…『正義の行方』木寺一孝監督《が描いたのは、
死刑執行後だからこそ、より鮮明に浮かび上がる「人が人を裁く重み」》』
《◆デスクメモ …恣意的な捜査がえん罪を引き起こした最近の
大川原化工機事件を頭に浮かべつつ、そう強く思う》。
『●東京地裁・男沢聡子裁判長殿、一体どういうことですか? 大川原化工機冤
罪事件「起訴取り消しによる名誉回復すら見届けられず亡くなった」のに…』
『●ニッポンの《刑事司法はおそろしいほどに後進的…代用監獄…人質司法》
…《法曹三者が「冤罪を学び、冤罪から学ぶ」こと》が重要だが…』
《◆無罪主張するほど保釈されない「人質司法」問題》
『●人質司法…《保釈請求…東京地裁も却下。否認を貫く相嶋さんに妻が「うそを
ついて自白して、拘置所から出よう」と頼んだが、首を縦に振らなかった》』
『●大川原化工機でっち上げ事件《勾留後に亡くなった1人》…《無罪主張
するほど保釈されない「人質司法」》の問題点が最悪の形で顕在化』
(福島みずほさん)《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に
進行性癌と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下
されて2月に亡くなった。この却下判断は妥当であるか。
誰が考えても不相当だ。…保釈請求却下にかかわった
裁判官は23人ともいう。なぜ進行性癌と診断されて
8回の保釈却下なのか。》
『●《恣意的な捜査がえん罪を引き起こした》大川原化工機でっち上げ事件…
《取調官は「知ったこっちゃないですよ。組織の方針に従うだけですよ」》』
『●大川原化工機でっち上げ事件の国家賠償訴訟・東京高裁控訴審…《原告側
は事件そのものを「捏造」》《社長らは「真相を明らかにする」》と』
『●大川原化工機でっち上げ事件…《完全なる虚偽報告…都側は「捜査員が
同僚に雑談として見せるだけのつもりで書いた」と反論》(東京新聞)』
『●大川原化工機でっち上げ事件…《「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に
満ちてましたよ」…島田順司さん…警視庁公安部の取り調べに対する憤り…》』
『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
…マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?』
「最近でも、公安警察は大川原化工機でっち上げ事件を起こした
ではないか、検察はその片棒を担いだではないか ―――
(元木昌彦さん)《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」
と答えた》 ――――。この「女性検事」は塚部貴子検事で、
村木厚子さん冤罪・証拠捏造事件(郵便不正事件)の際には、
《この主任検事の証拠改ざんを「告発」した》真っ当な検事だった
のです…でも、いまや、大川原化工機でっち上げ事件では
コノ有様。現畝本直美検事総長を彷彿とさせる」
『●大川原化工機事件、《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌と
診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》』
『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…』
『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…』
『●大川原化工機でっち上げ事件、アンケート回答を隠蔽廃棄…《強い要望…事実
関係の確認が進んでいたこと》が廃棄せねばならない理由となるだろうか?』
『●大川原化工機でっち上げ事件…《警視庁人事1課が2023年、匿名で公益
通報をした警視庁の警察官に対し、身分を明かすよう執拗に迫っていた》』
『●大川原化工機でっち上げ事件、例のアンケートの廃棄問題…折角の「未来志向
型の検証」アンケートへの《回答は廃棄》、その理由は隠蔽以外見当たらない』
『●NHK《警視庁公安部内の会議内容が録音された音声記録…独自の法令解釈で事件化
を押し進める幹部らと、そこに戸惑い抗う部下たちの生々しい肉声が記録》』
『●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を
不起訴》…弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」』
『●完全なるでっち上げな大川原化工機冤罪事件で東京高裁も国と東京都に賠償を
命じた…この源流はまたしてもアベ様、《公安部長が経産省に圧力をかけた》』
[↑ 大川原化工機の訴訟 検察・警察の捜査「違法」/東京地裁 都と国に賠償命令 (朝日新聞、2023年12月28日(木))] (2025年05月29日[木])
まず、触れておくべき大事なこと。完全なるでっち上げによる大川原化工機冤罪事件…この源流はまたしてもアベ様の「経済安保」だった点。数多のアベ様案件の一つ。
大事なポイントはアベ様政権と《“野党やマスコミの監視、謀略情報の仕掛け人”として暗躍してきた》《「官邸のアイヒマン」の異名もあった》北村滋氏…《3人が逮捕された当時、アメリカにこびへつらう安倍政権が中国を念頭に置いた「経済安保」の旗を振り、警察官僚・北村滋がトップの国家安全保障局にその司令塔である「経済班」が新設された。そのもとで警察や検察、裁判所が安倍政権を忖度して捏造をおこない、みずからの出世のために一般市民の生活を踏みにじってはばからなかった。他方で東京地検特捜部は、政治資金規正法違反が明白な安倍派幹部の立件を見送っている》(長周新聞)。《◆何かが起きた? 経産省が捜査容認に一転 …法廷で問われた警察官は…公安部長が経産省に圧力をかけたと推測》(東京新聞)。
『●大川原化工機捏造事件国賠、国と都が控訴…《今回の事件は、日本の警察、
検察、裁判所がいかなるものかを浮き彫りにしている》(長周新聞)』
完全なるでっち上げ、大川原化工機冤罪事件…死者は蘇らない。国や「ト」は東京地裁の判決を受入れ、控訴すべきではなかった。まさか、今回の東京高裁判決も不服として、上告したりしないでしょうね? でっち上げで死者を出し、無辜の会社にトンデモナイ損害を与えて、この賠償額ではとても治まらない大損害。単なる冤罪事件ではない。完全に事件がでっち上げられたもの。
岩崎加奈記者による、東京新聞の記事【無実の罪で勾留、がんで死亡…「司法は過ちを認めて」 大川原化工機・元顧問の妻が憤る「人質司法」のひどさ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/407392)によると、《軍事転用可能な機械を不正輸出したとして逮捕・起訴され、後に起訴が取り消された機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)の社長らが国と東京都に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁で言い渡される。同社顧問を務め、勾留中に判明した胃がんで死亡した相嶋静夫さん=当時(72)=の妻(76)=静岡県富士宮市=は本紙の取材に、司法によって人生を狂わされたことへの無念の思いを語った。(岩崎加奈)》。
当然の判決だ。
同紙の記事【逮捕・起訴は「違法」…損害賠償額はアップ 大川原化工機冤罪事件で東京高裁「合理性を肯定できない」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/407770)によると、《軍事転用可能な機械を不正輸出したとして社長ら3人が逮捕・起訴され、後に起訴が取り消された機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)を巡る冤罪(えんざい)事件で、大川原正明社長(76)らが東京都と国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日あり、東京高裁(太田晃詳裁判長)は一審東京地裁に続いて逮捕・起訴は違法と認め、約400万円増額して都と国に計約1億6600万円の賠償を命じた。警視庁公安部が輸出規制に該当すると解釈して逮捕に踏み切ったことに「合理性を肯定することはできない」と指摘した》。
さらに、小野沢健太・西川正志両記者による、同紙の記事【市民の人生を破壊した「無理筋捜査」はどう強行されたのか 大川原化工機冤罪 控訴審で明らかになった経緯】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/407872)によると、《東京高裁が28日の判決で、大川原化工機事件の捜査の違法性を断じた。控訴審で証拠提出された経済産業省と警視庁公安部との打ち合わせメモからは、経産省側の懸念に耳を貸さず、逮捕へと突き進む公安部の強引な捜査の実態が浮かぶ。立ち止まる機会があったのに「無理筋」な捜査を続けた結果、冤罪(えんざい)事件が生まれた。(小野沢健太、西川正志)》。
『●《警察と検察が事件を捏造して、無辜の人たちを犯罪者に仕立て上げる。
…大川原化工機の例は、この国がすでに“新しい戦前化”している…》』
『●大川原化工機捏造事件国賠…《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」と答えた》』
『●大川原化工機でっち上げ事件の国賠…《13年前の「正義の検事」が“冤罪”
事件で謝罪拒む》、実は郵便不正事件当時も《問題検事》だった模様』
『●大川原化工機でっち上げ事件国賠訴訟…当然の勝訴判決ではあるが、《勾留
後に亡くなった1人》の命は戻らないし、あまりに《大きな不利益》…』
『●大川原化工機捏造事件国賠、謝罪や責任を問うこともなく《国と東京都
が控訴》…大川原正明社長「あきれた」「やっぱりか」「まだやるのか」』
『●大川原化工機でっち上げ事件:青木理さん《見込み捜査と強い政治性を特徴
とする警備公安警察のゆがみが如実にあらわれた例として、大きな批判…》』
『●大川原化工機捏造事件国賠、国と都が控訴…《今回の事件は、日本の警
察、検察、裁判所がいかなるものかを浮き彫りにしている》(長周新聞)』
『●冤罪で死刑執行、飯塚事件…『正義の行方』木寺一孝監督《が描いたのは、
死刑執行後だからこそ、より鮮明に浮かび上がる「人が人を裁く重み」》』
《◆デスクメモ …恣意的な捜査がえん罪を引き起こした最近の
大川原化工機事件を頭に浮かべつつ、そう強く思う》。
『●東京地裁・男沢聡子裁判長殿、一体どういうことですか? 大川原化工機冤
罪事件「起訴取り消しによる名誉回復すら見届けられず亡くなった」のに…』
『●ニッポンの《刑事司法はおそろしいほどに後進的…代用監獄…人質司法》
…《法曹三者が「冤罪を学び、冤罪から学ぶ」こと》が重要だが…』
《◆無罪主張するほど保釈されない「人質司法」問題》
『●人質司法…《保釈請求…東京地裁も却下。否認を貫く相嶋さんに妻が「うそを
ついて自白して、拘置所から出よう」と頼んだが、首を縦に振らなかった》』
『●大川原化工機でっち上げ事件《勾留後に亡くなった1人》…《無罪主張
するほど保釈されない「人質司法」》の問題点が最悪の形で顕在化』
(福島みずほさん)《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に
進行性癌と診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下
されて2月に亡くなった。この却下判断は妥当であるか。
誰が考えても不相当だ。…保釈請求却下にかかわった
裁判官は23人ともいう。なぜ進行性癌と診断されて
8回の保釈却下なのか。》
『●《恣意的な捜査がえん罪を引き起こした》大川原化工機でっち上げ事件…
《取調官は「知ったこっちゃないですよ。組織の方針に従うだけですよ」》』
『●大川原化工機でっち上げ事件の国家賠償訴訟・東京高裁控訴審…《原告側
は事件そのものを「捏造」》《社長らは「真相を明らかにする」》と』
『●大川原化工機でっち上げ事件…《完全なる虚偽報告…都側は「捜査員が
同僚に雑談として見せるだけのつもりで書いた」と反論》(東京新聞)』
『●大川原化工機でっち上げ事件…《「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に
満ちてましたよ」…島田順司さん…警視庁公安部の取り調べに対する憤り…》』
『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
…マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?』
「最近でも、公安警察は大川原化工機でっち上げ事件を起こした
ではないか、検察はその片棒を担いだではないか ―――
(元木昌彦さん)《女性検事は淡々と、「起訴当時の判断を
間違っているとは思っていない。謝罪する気持ちなどない」
と答えた》 ――――。この「女性検事」は塚部貴子検事で、
村木厚子さん冤罪・証拠捏造事件(郵便不正事件)の際には、
《この主任検事の証拠改ざんを「告発」した》真っ当な検事だった
のです…でも、いまや、大川原化工機でっち上げ事件では
コノ有様。現畝本直美検事総長を彷彿とさせる」
『●大川原化工機事件、《相嶋静夫さんは9月に不調を訴え10月に進行性癌と
診断されたにもかかわらず、8回も保釈請求が却下されて2月に亡くなった》』
『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…』
『●大川原化工機でっち上げ事件の《捜査の問題点を検証するアンケートを
捜査員に実施していた》にもかかわらず、《回答は廃棄》されて隠蔽された…』
『●大川原化工機でっち上げ事件、アンケート回答を隠蔽廃棄…《強い要望…事実
関係の確認が進んでいたこと》が廃棄せねばならない理由となるだろうか?』
『●大川原化工機でっち上げ事件…《警視庁人事1課が2023年、匿名で公益
通報をした警視庁の警察官に対し、身分を明かすよう執拗に迫っていた》』
『●大川原化工機でっち上げ事件、例のアンケートの廃棄問題…折角の「未来志向
型の検証」アンケートへの《回答は廃棄》、その理由は隠蔽以外見当たらない』
『●NHK《警視庁公安部内の会議内容が録音された音声記録…独自の法令解釈で事件化
を押し進める幹部らと、そこに戸惑い抗う部下たちの生々しい肉声が記録》』
『●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を
不起訴》…弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/407392】
無実の罪で勾留、がんで死亡…「司法は過ちを認めて」 大川原化工機・元顧問の妻が憤る「人質司法」のひどさ
2025年5月27日 06時00分
軍事転用可能な機械を不正輸出したとして逮捕・起訴され、後に起訴が取り消された機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)の社長らが国と東京都に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁で言い渡される。同社顧問を務め、勾留中に判明した胃がんで死亡した相嶋静夫さん=当時(72)=の妻(76)=静岡県富士宮市=は本紙の取材に、司法によって人生を狂わされたことへの無念の思いを語った。(岩崎加奈)
大川原化工機を巡る事件 警視庁公安部は2020年3月、軍事転用可能な機器を無許可で輸出したとする外為法違反容疑で大川原正明社長ら3人を逮捕。東京地検は起訴したが、2021年7月に取り消した。約11カ月間、身柄拘束された社長らは逮捕・起訴は違法だとして損害賠償請求訴訟を起こし、証人尋問で公安部捜査員は事件を「捏造(ねつぞう)」と証言。東京地裁は2023年12月、捜査の違法性を認め約1億6000万円の賠償を命じた。双方が控訴。高裁での審理で、別の捜査員は事件について「決定権を持つ人の欲だと思う。問題があった」と述べた。
◆突如、断ち切られた理想の老後
相嶋さん夫妻は2018年春、富士山が一望できる中古の一軒家を購入した。富士宮には、大川原化工機の研究所がある。顧問として後輩たちの技術指導をしながら、竹細工作りを新たな趣味にしたい。孫たちも呼んで笑って過ごしたい―。夫妻の理想の老後は突如、断ち切られた。
(富士山が見える自宅で、静夫さんの遺影を手に
無念の思いを話す妻=静岡県富士宮市で)
2020年3月11日午前8時ごろ、5人の捜査員が自宅に上がり込んできた。午前11時ごろ、失望した表情の静夫さんは「東京に行く」とだけ妻に伝え、捜査員らと自宅を出た。翌日昼ごろ、静夫さんが逮捕されたと知った。約1年間、富士宮と東京を往復して事情聴取に真摯(しんし)に向き合った挙げ句の逮捕に、あぜんとした。
◆治療を受けられるよう「うその自白をして」と求めた
9月23日、東京拘置所で静夫さんは動けなくなるほどの貧血に襲われた。精密検査や治療を受けたいと保釈請求をしたが、認められなかった。「なんでこんな目に遭うんだ」。気丈で弱音を吐いたことがなかった静夫さんが接見の際、悔し涙を見せた。
10月16日、ようやく認められたのは、1日8時間だけ外出が許される勾留執行停止。大学病院での診察で進行性のがんの疑いが分かったが、勾留中を理由に病院側に治療を断られた。妻は、保釈を得るためにうその自白を静夫さんに求めたが、静夫さんは首を縦に振らなかった。「犯人扱いされてもいいから、夫には生きていてほしかった」と当時の思いを語る。
(東京拘置所(資料写真))
10月27日、2度目の勾留執行停止の際にようやく治療に応じる病院が見つかった。11月5日に入院したが、既にがんは肝臓に転移していた。2021年2月7日、静夫さんは被告の立場のまま帰らぬ人となった。妻は悔しさとむなしさで涙も出なかった。
◆私のような人を二度と生み出さないで
何度も静夫さんの後を追うことが頭をよぎったが、親戚たちにこれ以上、迷惑はかけられないと思いとどまった。社交的な性格だったのに、人と会話する気力を失った。体重は15キロも減った。庭には家のシンボルとして、静夫さんと最後に日帰り旅行したときに購入した河津桜を植えたが、花をつけるたびに胸が締め付けられる。
拘置所の脆弱(ぜいじゃく)な医療、罪を認めなければ長期に身柄拘束される「人質司法」に怒りを覚え、今すぐ変えてほしいと願う。損害賠償請求訴訟で争うしかないが、求めているのはお金ではない。「私のような悔しさとむなしさの中で生きる人を二度と生み出さないためにも、司法は自分たちの過ちを潔く認めて謝罪してほしい」
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/407770】
逮捕・起訴は「違法」…損害賠償額はアップ 大川原化工機冤罪事件で東京高裁「合理性を肯定できない」
2025年5月28日 19時57分
軍事転用可能な機械を不正輸出したとして社長ら3人が逮捕・起訴され、後に起訴が取り消された機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)を巡る冤罪(えんざい)事件で、大川原正明社長(76)らが東京都と国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日あり、東京高裁(太田晃詳裁判長)は一審東京地裁に続いて逮捕・起訴は違法と認め、約400万円増額して都と国に計約1億6600万円の賠償を命じた。警視庁公安部が輸出規制に該当すると解釈して逮捕に踏み切ったことに「合理性を肯定することはできない」と指摘した。
◆異例の裁判 現職警察官が捜査批判
(大川原化工機への捜査を巡る訴訟の控訴審判決を受け、
東京高裁前で「全面勝訴」と書かれた紙を手にする
大川原正明社長(中央)=中村千春撮影)
訴訟は、証人出廷した現職の警察官が「日本の安全を考えたものではなく、決定権を持つ人の欲だと思う」などと捜査を批判する異例の展開となった。大川原化工機の機械を輸出規制の対象とした、警視庁と東京地検の判断が合理的だったかどうかが争点だった。
外為法は生物兵器への転用を防ぐため、使用者が細菌感染しないよう内部を殺菌できる機械の輸出を規制。霧状の液体を高温のヒーターで乾かし、粉ミルクなどの生産に使われる同社の「噴霧乾燥機」を巡り、起訴後の同社側の実験で、温度が上がりきらず菌が残る箇所があることが判明し、地検は起訴を取り消した。
控訴審で原告側は、輸出規制の解釈を巡る警視庁公安部と経済産業省の打ち合わせメモなどを新証拠として提出。公安部の解釈に対して経産省が否定的な見解を示しており、噴霧乾燥機を捜査対象にしたこと自体が「事件の捏造(ねつぞう)」だったと主張した。
◆東京高裁の判断は
太田裁判長は判決理由で、公安部の解釈は国際合意にそぐわず、経産省も否定的だったと認定。解釈したこと自体は「不合理とまでは言えない」としつつ「解釈を前提として逮捕したことの合理性は肯定できない」と指摘した。
その上で、解釈を再考することなく、大川原化工機側から温度が上がらないとの指摘があったのに、再実験もせずに逮捕・起訴したことは「合理的根拠を欠き違法」と断じた。
取り調べについては一審判決に続き、原告1人に対し、故意に誤解させて供述調書にサインさせるなどの違法があったと認めた。
◆捜査・起訴の違法を指摘された警視庁と検察
判決を受け、警視庁は「判決内容を精査し対応を検討する」とコメント。東京地検の新河隆志次席検事は「国側の主張が認められなかった。上級庁と協議し適切に対応する」との談話を出した。
大川原化工機を巡る事件 警視庁公安部が2020年3月、国の許可を得ずに噴霧乾燥機を中国に輸出したとして、外為法違反容疑で大川原化工機の社長ら3人を逮捕し、東京地検が起訴。地検は2021年7月、犯罪に当たるか疑義が生じたとして起訴を取り消した。経済産業省の省令は輸出規制の対象を「定置した状態で内部の滅菌または殺菌をすることができる」と規定。公安部は、ヒーターの熱で細菌を1種類でも死滅させることができれば輸出規制に該当すると独自に解釈して捜査した。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/407872】
市民の人生を破壊した「無理筋捜査」はどう強行されたのか 大川原化工機冤罪 控訴審で明らかになった経緯
2025年5月29日 06時00分
東京高裁が28日の判決で、大川原化工機事件の捜査の違法性を断じた。控訴審で証拠提出された経済産業省と警視庁公安部との打ち合わせメモからは、経産省側の懸念に耳を貸さず、逮捕へと突き進む公安部の強引な捜査の実態が浮かぶ。立ち止まる機会があったのに「無理筋」な捜査を続けた結果、冤罪(えんざい)事件が生まれた。(小野沢健太、西川正志)
(大川原化工機への捜査を巡る訴訟の控訴審判決を受け、
記者の質問に答える大川原正明社長(左から3人目)ら
=東京・霞が関の東京高裁前で)
◆経済産業省側は当初、警視庁の考えを否定していた
「警部、警部補レベルではどうにもならない。警察の上層部から経産省にお願いをしたと認識しています」
2024年10月、東京高裁の法廷で、輸出規制を所管する経産省との打ち合わせを担当した元公安部捜査員の現職警察官が、淡々と証言した。大川原化工機の機械は規制の対象と言えるのか。捜査はスタートから難航していた。
メモによると、公安部と経産省は2017年10月〜18年2月、計13回の打ち合わせを重ねた。経産省の担当者は当初から、規制の定義があいまいなことに懸念を示し「警察の実験方法は一般的ではない」などと否定的な見解だった。公安部の説明に「警察に都合の良い事実のみを経産省に伝えているのではないか」と激高する場面もあった。
2018年1月には「これ以上、係員レベルで話をしても平行線」。同2月2日には「警察が滅菌、殺菌できるということを満たしていない」と、規制対象に該当しない趣旨の発言もあった。
◆何かが起きた? 経産省が捜査容認に一転
その6日後の打ち合わせになると、経産省は一転して家宅捜索することを「問題ない」と容認。一方で、捜索で得た情報に基づく別件での事件化を望むなど、後ろ向きな姿勢は崩さなかった。
この間に何があったのか。法廷で問われた警察官は、当時の上司が「もうどうにもならないから空中戦をやってもらうしかない」と話していたことを明かし、公安部長が経産省に圧力をかけたと推測した。
経産省の容認から約2年後、公安部は大川原化工機の社長ら3人を逮捕。この警察官は法廷で「(捜査の)決定権を持つ人の欲なんでしょう」と捜査方針への不信感をあらわに………………。
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[『俺たちはどう生きるか』(大竹まこと著) 《みんなが協力し、かばいあい、ヨタヨタと時間が過ぎた》(https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/special/otake/)↑] (2025年04月29日[火])
そう、どっちもやればいい。軍事費倍増など止めればいいし、消費税はどうせ社会保障費には使われていないのだから、以前の税制に戻せばいい。財源は生み出せる。
長周新聞のコラム【給付も減税も/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/34720)。《この5万円給付を巡って、一方では「給付ではなく減税をすべき」という議論があり、「給付か? 減税か?」の二者択一を政治家どもが真顔で討論しているではないか。もともと対立する話でもないのに、給付と減税のいずれかしか選択できないような議論をくり広げているのだ。どちらかに限定する必要などないし、給付と減税を両方とも実施すればいいだけである。「消費税なんてとっとと廃止してしまえ!」という主張は、この物価高のなかで突飛なものではなくなっている。ただでさえ商品が高騰しているのに、そこに1割も上乗せして税金でもっていかれると誰しも頭にくるものだ。…それにしても、首相になる前は裏金問題や統一教会問題等々でも身内に対して辛口のコメントを発していた石破茂も、首相になるとたちまち口を閉ざして、石橋を叩いて渡るように政権維持に汲々としているではないか。「結局、首相になりたかっただけじゃん」と床屋で店主が呆れていたが、誰が首相になっても旧態依然として、何も変わらないのが日本の政治風景である。石破茂は自民党の1年生議員たちに10万円の商品券を配っていた。この際、国民にも同額を配るというか、返すべきである。そしたら、ちょっとは投票先について検討の余地を残す有権者もいるのかもしれない》。
『●元経産省出身の慶大教授・岸博幸によると「どうやら経産省では
文書書き換え・改ざんは日常茶飯事」らしい』
『●忖度・改竄・隠蔽から得られた教訓…経産省の
《政治家発言の記録は残すな》という、その発想の大胆な転換』
『●数多のアベ様案件 ――― 「一部の人だけに富が集まる、あるいは
無法者が得をする状態をつくってはなりません」等々、どの口が言う?』
「どうでもいいことなのですが … いやぁ~、スッゴク目出度い。
カースーオジサンの政権にピッタリだなぁ ――― 「元経産省出身の
慶大教授・岸博幸によると「どうやら経産省では文書書き換え・
改ざんは日常茶飯事」らしい」。アサヒコムの記事【内閣官房参与に
岸博幸・慶大大学院教授 経済など担当】」
『●大見得・啖呵「議員辞職」を有言実行しない
《病的な嘘つき》アベ様…全てのアベ様の「政」のデタラメさ』
《室井 前川さんは会った人から嫌われないでしょうね。
あったかい感じがするもん。嫌いだって言ってる人って、高橋洋一さん、
八幡和郎さん、岸博幸さんとか、安倍応援団か国家戦略特区の利権に
関係している人たちばかりですもんね。》
『●青木理さん✕安田浩一さん対談 ―――《「この国」には、いったいいつから、
どういう理由で「憎悪と嘲笑」に満ち溢れてしまったのか》?』
(リテラ)【高橋洋一はこの状況でも「さざ波」発言を正当化!「予測は
ほぼ当たってる」「さざ波よりちっちゃい」とフェイク連発】
「《悪魔のような対談》のお相手、《過去には…書類送検された
経歴もある》…アノ元内閣官房参与も相変わらずの醜悪さ。
その後釜・岸博幸氏もねぇ…。竹中平蔵氏・高橋洋一氏・岸博幸氏、
一体どんな系譜?」
『●食料と農業を守らないニッポン『乳牛をしぼればしぼるほど赤字になる。
まったく希望が持てない』…《兵糧攻め》に対して、兵器でも喰うのかね?』
(文化放送)【大竹まこと「日本の食料自給率は38%しかない」
防衛費が増えても”兵糧攻め”されれば……】
さらに、大竹さんに同意。で、あの岸博幸氏ねぇ? 元経産省出身の慶大教授で、「どうやら経産省では文書書き換え・改ざんは日常茶飯事」らしい、あの岸博幸氏かぁ。竹中平蔵氏・高橋洋一氏の系譜ね。《安倍応援団か国家戦略特区の利権に関係している人たちばかり》のあの岸博幸氏ね。
日刊スポーツの記事【大竹まこと「選挙に有利か、知ったこっちゃないよ」減税or給付ばらまき論争「どっちもやれよ」】(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202504280000165.html)によると、《タレント大竹まこと(75)…夏の参院選を前に、物価高対策に消費減税か、現金給付かなど、ばらまきともとれる政策論争が加熱している状況について「どっちもやれよ」「今困ってんだから」「ばらまきで選挙に有利とか、そんなの知ったこっちゃないよ。ばらまいてくれよ」と、訴えた。番組では、4月19、20日に実施したANNの世論調査結果で、一時的な消費税の減税に賛成60%、反対30%、分からない答えない11%、現金給付は必要30%、必要ない59%、分からない答えない11%との調査結果を紹介。今、どんな対策が求められているのかについて、慶大大学院教授の岸博幸氏が「給付金も一時的な減税もどっちもばらまきなんですよ」とした上で「どのばらまきが一番合理性があるか、って観点で考える必要あると思いますね」と発言した。これに対し、大竹がせきを切ったように「さっきから言ってる現金給付がばらまきだとね、消費税下げるのもばらまきの一種だって意見あるけどどっちもやれよと」とややキレ気味に発言。これに岸氏がかぶせ気味に「だから法律改正に時間かかるから、それまでの間物価上昇してるから、今多少給付金やってもいいわけですけど」と口を挟むと、大竹は岸氏に「ちょっと待って」と右手を上げて制しつつ「政府の思惑はそうだろうけど、今本当に困ってんだから。ばらまきで選挙に有利かどうかとそんなの知ったこっちゃないよ。ばらまいてくれよと。俺はそう思う」と訴えた》。
[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑] (2025年03月31日[月])
《第92回自民党大会の参院選候補者紹介で登壇した杉田水脈氏。右は石破首相》…だそうだ。なんという醜悪な図…。高市早苗氏が首相になるぐらいならば、と思った皆さんも (相対的には、ナンボかマシなのはイシ馬さん鹿さんかなとブログ主も内心思ってはいましたが…)、コレにはズッコケたのでは?
《不記載額は1564万円》「公金チューチューチューチュー」な、《政治倫理審査会での説明責任を果たしていない》裏金議員だった杉田水脈氏を参院選比例区で公認だってさ。公認する方も、する方だね。
東京新聞の記事【杉田氏、選考で差別言動問われず 参院選公認巡り】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/390665?rct=politics)によると、《派閥裏金事件で、旧安倍派の杉田氏は政治資金収支報告書に不記載があったものの、衆院政治倫理審査会で弁明していない。「政倫審に出席せずに、昨年の衆院選で公認を得た人はたくさんいる」と強調した》。
日刊ゲンダイの記事【石破首相が党保守派に配慮? 自民が参院選に杉田水脈氏を擁立へ…広がる“人権侵犯議員リターンズ”の懸念】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368691?utm_source=x&utm_medium=sns)によると、《加えて、杉田氏は旧安倍派に所属していた。石破首相が高市氏や旧安倍派などの保守派に配慮したとの見方もある。しかし、杉田氏といえばこれまで数々の問題行動を繰り返してきた。国連の委員会に民族衣装を着て出席したアイヌ民族や在日コリアンをブログで侮辱し、2023年に札幌法務局は人権侵犯を認定。同性カップルを念頭に「『生産性』がない」と月刊誌に寄稿し、大炎上したこともある。1564万円もの裏金が発覚したにもかかわらず、政倫審など説明の場に立っていない》。
澤田大樹記者、TBSラジオニュースの驚きのつぶやき:
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【https://x.com/tbsradio_news/status/1898598335218696397】
TBSラジオニュース
@tbsradio_news
自民党から今夏の参院選候補として公認された杉田水脈氏は9日、「人権侵犯の認定は受けておりません」と主張しました。杉田氏をめぐっては、在日コリアンやアイヌ民族に対して差別的投稿をしたとして、2023年に札幌法務局と法務省から「人権侵犯」と認定され、当時の杉田氏の事務所も認めていました。
午後1:54 · 2025年3月9日
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ついでに、2023年7月のつぶやき:
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【https://twitter.com/ActSludge/status/1675068441986998272】
■映画『主戦場』で〝否定派〟の論客の皆さん《杉田水脈…ケント・ギルバート氏…藤岡信勝氏…櫻井よしこ氏》は…。(リテラ)《歴史否認・歴史修正主義者たちの言論封殺の動きがNOを突きつけられる判決…出演する…氏など右派論客が上映禁止を求めていた裁判で…請求が棄却》(https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bce88eeb2583fa429249bfe573cd6537)
午後6:06 2023年7月1日
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木原育子記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/杉田水脈氏を次は参院選に擁立…自民党の狙いは? 数々の差別発言、裏金に関与しても国会に戻したいワケ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/390869)によると、《今夏の参院選比例代表で、旧安倍派の元衆院議員の杉田水脈(みお)氏(57)の擁立を決めた自民党。杉田氏と言えば、アイヌ民族や在日コリアンなどへの差別的発言を繰り返し、たびたび物議を醸してきた人物だ。議員としての資質を問う声もやまない中で自民党が杉田氏を公認した背景とは。(木原育子)》
『●「労」も〝労〟なら、「使」も〝使〟、労使共々腐っている…十倉雅和経団連
会長と芳野友子連合会長が「利権」「裏金」「脱税」党に媚を売る醜悪な図』
(政界地獄耳)《自民党は人権軽視の差別政党》…「利権」「裏金」「脱税」「人権軽視・差別」党。そのカルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」「人権軽視・差別」党が大好きな (カテイ) 連合会長・芳野友子氏が、《党大会で話題になったのは2人の女性》のもう一人だそうだ。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/自民党大会で話題になった2人の女性】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202503120000033.html)によると、《★今回、党大会で話題になったのは2人の女性。1人は連合会長・芳野友子。05年以来の連合会長の党大会出席とあって芳野は数日前から浮かれモード。また最近、前経済安保相・高市早苗と会食しご満悦という。自民党大会出席に関し、連合内の出席反発を想定し、趣旨説明の文書を7日付で組織内に配布した。「自民の全議員が一堂に会する場で、連合の考え方を直接訴えることが政策実現のために重要だと判断した」とトホホな言い訳。これなら同じく来賓の経団連と連合の一体化も近いと皮肉る声が出そうだが、ご本人はこれで自由民主、立憲民主、国民民主を手中に収めたつもりだろうか》、《★18年の総裁選挙。安倍晋三と戦った石破は差別発言が相次ぐ衆院議員・杉田水脈に対して「全く正しいことだとは思わないし、多様な意見があるのだからいいんだという自由民主党であっていいとは私は思わないですね。これでどれほど傷ついた人がいるだろうか」と杉田擁立を強行してきた安倍を強くけん制した。この杉田が参院選比例代表の公認候補になった。自民党幹部が言う。「安倍派が森山にねじ込んだのだろう。また自民党は人権軽視の差別政党と言われる」と言うが、本当に保守層が杉田を必要としているのか。石破も「総裁だからといってなんでも思い通りにならない」と言うが、このくらい思い通りにするべきだった》。
『●「取締役レベルで決定した確信犯的」ヘイト企画・
「差別ビジネス」のツケ…これで幕引きでいいのですか?』
『●杉田水脈衆院議員、《一体、だれがこんな人物を国会議員にしたのか》
(日刊ゲンダイ)…悪夢のような無《責任政党》やその総裁らの無責任』
『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件こそ
が《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(1)』
《…自民党・杉田水脈衆院議員の“性的マイノリティには生産性がない”
という差別言説…》
『●《とりあえず、うっかり「いいね」を押したら即アウト、ではない》…
杉田水脈衆院議員はどのように言動し、どの様なモノに「いいね」?』
『●杉田水脈総務政務官、麻生太郎自民党副総裁らはウルトラのつく差別
主義者…ズボズボ壺壺ヅボヅボな自民党で重用されるってどういうこと?』
『●《能力の問題。人格の問題。品性の問題》…本当にそうだ! 〝ハート〟
無き自民党の〝ハート〟無き山口県連所属国会議員・杉田水脈氏』
『●お維系の杉田水脈議員を、櫻井よしこ氏の助言を基に引き抜いたのはアベ
様であり、なんとキシダメ首相は総務政務官に指名してしまったょ…』
《極め付きは16年の国連女性差別撤廃委員会に関するブログ投稿。
「小汚い格好に加えチマ・チョゴリやアイヌのコスプレおばさん
まで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」
などと罵詈雑言だったのだが、「100人ぐらいの方々が私を
取り囲んで至近距離で罵声を浴びせた。当時、一般人だった私が
このような感想を持つのは仕方がなかった」とまたウソ。
再選できず「タダの人」だっただけで、ブログには「近寄ろうと
すると大勢の人間に囲まれました」と書いていた》
《■ヘイト政権だと国内外に示したようなもの》
《…角谷浩一氏は言う。…「岸田首相は例によって〈適材適所〉
とかばっていますが、こんな人物を政府に入れた時点で差別容認の
ヘイト政権だと国内外に示したようなもの。一連の辞任ドミノ
しかり、自民党にはこのレベルの議員しかいないということでもある」》
『●《第二の杉田水脈》衆議院議員である梅村みずほ参院議員に〝代表〟質問
させたお維…音喜多駿政調会長も強力に〝代表〟質問を支持していたが…』
『●杉田水脈氏…《このような人権感覚に問題がある議員を政務官に登用した
岸田文雄首相の人権意識、任命責任を改めて厳しく問わなければならない》』
『●杉田水脈氏をヅボヅボ《党や政権内に厳しく責任を問う様子も見られない》
…自民党やキシダメ首相・自民党総裁の人権感覚は彼女と同じだから』
『●杉田水脈氏は《啓発》されず…《この発言をゆるし公認を出し続けている
自民党自体が差別的であることに気づいていないのならば、既にそれは同罪》』
『●「公金チューチュー」という揶揄がブーメラン…【杉田水脈氏側への
「キックバック」は872万円 安倍派が政治資金収支報告書を訂正】』
『●「裏金」「脱税」党の杉田水脈議員…《スナックやキャンプ場で政治
活動?》《会合費…政治活動として会合…しかしスナック? バーベキュー?》』
『●未だに利権裏金脱税党の国会議員・杉田水脈氏…《彼女はもともと全方位的
に差別発言を撒き散らす人ではある。が、最近目立つのはアイヌ差別だ》』
『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党に《人権感覚》など
あるはずもなく、しかも、杉田水脈氏は「公金チューチューチューチュー」』
『●「公金チューチューチューチュー」な、《政治倫理審査会での説明責任を果た
していない》裏金議員だった杉田水脈氏を参院選比例区で公認するそうだ』
『●お維系で、アベ様のお気に入りだった… #国会議員の資格なし #公金チューチュー
#デマ吐き #ヘイト吐き な杉田水脈氏を「利権」「裏金」「脱税」党、再擁立』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/390665?rct=politics】
杉田氏、選考で差別言動問われず 参院選公認巡り
2025年3月9日 17時29分 (共同通信)
(第92回自民党大会の参院選候補者紹介で登壇した
杉田水脈氏。右は石破首相=9日午前、東京都内)
自民党が夏の参院選比例代表候補に公認した杉田水脈元衆院議員は9日、自身のアイヌ民族や在日コリアンに対する差別的言動に関し、公認の選考過程で執行部から問われることはなかったと説明した。党大会後、記者団の質問に答えた。「投稿したブログは削除し、謝罪している。終わった問題だ」とも語った。杉田氏の差別的言動は法務局から人権侵犯認定されている。
派閥裏金事件で、旧安倍派の杉田氏は政治資金収支報告書に不記載があったものの、衆院政治倫理審査会で弁明していない。「政倫審に出席せずに、昨年の衆院選で公認を得た人はたくさんいる」と強調した。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368691?utm_source=x&utm_medium=sns】
石破首相が党保守派に配慮? 自民が参院選に杉田水脈氏を擁立へ…広がる“人権侵犯議員リターンズ”の懸念
公開日:2025/03/07 10:48 更新日:2025/03/07 10:59
(自民党内のヘイト女王(杉田水脈・前衆院議員)
/(C)日刊ゲンダイ)
まさか、また出てくるとは……。
北海道新聞が6日、自民党が夏の参院選に杉田水脈前衆院議員を擁立する方針だと報じ、SNS上では<ありえない><さすがにまずいのでは?>など、驚きの声が上がった。この話は本当なのか。自民党関係者はこう話す。
「確かに、報道の通りです。今月9日の党大会で参院選の公認候補者が発表されるので、その前には公表される予定です。石破首相は党内保守派との対立を恐れており、彼らのガス抜きという側面もあるでしょう」
「党内野党」の立場が長かった石破首相は、党内基盤の弱さが度々指摘されている。党勢が低迷すれば、いつ「石破降ろし」が始まってもおかしくない。その先鋒の一人とされる高市早苗前経済安保相と、杉田氏は距離が近い。昨年の自民党総裁選では高市氏の推薦人に名を連ね、高市氏主催の勉強会にも参加していた。加えて、杉田氏は旧安倍派に所属していた。石破首相が高市氏や旧安倍派などの保守派に配慮したとの見方もある。
しかし、杉田氏といえばこれまで数々の問題行動を繰り返してきた。国連の委員会に民族衣装を着て出席したアイヌ民族や在日コリアンをブログで侮辱し、2023年に札幌法務局は人権侵犯を認定。同性カップルを念頭に「『生産性』がない」と月刊誌に寄稿し、大炎上したこともある。1564万円もの裏金が発覚したにもかかわらず、政倫審など説明の場に立っていない。
一方で、本人は意に介していない様子だ。昨年の衆院選直前に杉田氏の立候補に反対する署名活動が行われていることを自身のXで取り上げ、「知名度UPに貢献していただけること、心から感謝しています」と“煽って”返した。
法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「杉田氏はこれまで自身が起こした問題について反省しているのかも疑わしく、言動から見ても人権に対する理解が欠落している。そうした人は本来、公職に就く資格はありません。にもかかわらず、彼女を擁立する自民党は国際的なスタンダードから遅れており、時代に逆行している。国民は見くびられています」
杉田氏の秘書は日刊ゲンダイの取材に対し、「党から参院選擁立の連絡はまだ来ておらず、こちらも待っている状況」と話した。
選挙で勝ちたいなら、自身の“すぎた”行為を認めるところからだろう。
◇ ◇ ◇
杉田水脈氏は昨年10月、衆院がダメなら来夏の参院選に回してほしいと当初から懇願していた……関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
■関連記事
【もっと読む】杉田水脈氏は最初から参院選狙い? 衆院選不出馬の裏で囁かれる“就活”のえげつなさ
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/390869】
こちら特報部
杉田水脈氏を次は参院選に擁立…自民党の狙いは? 数々の差別発言、裏金に関与しても国会に戻したいワケ
2025年3月11日 06時00分
今夏の参院選比例代表で、旧安倍派の元衆院議員の杉田水脈(みお)氏(57)の擁立を決めた自民党。杉田氏と言えば、アイヌ民族や在日コリアンなどへの差別的発言を繰り返し、たびたび物議を醸してきた人物だ。議員としての資質を問う声もやまない中で自民党が杉田氏を公認した背景とは。(木原育子)
◆「リベラルに振り切っている日本を元に戻したい」
「やっと出ました。自由民主党の公認をいただくことができました」
(第92回自民党大会に参院選候補予定者として登壇した
杉田水脈氏。右は石破首相=9日、東京都港区で(佐藤哲紀撮影))
杉田氏は9日、自身のユーチューブ番組でそう報告し、深々と頭を下げた。そして「今かなりですね、リベラルに振り切ってしまっている日本を、何とか元の日本に戻してですね、住みやすい皆さんの生活を守っていきたい」と続けた。
改めて経歴を振り返ると、杉田氏は2012年に日本維新の会から衆院選に出馬し初当選。2017年と2021年に、自民党の公認候補として衆院比例中国ブロックで出馬し当選した。
一方で2016年に、国連の委員会をブログで投稿した際、民族衣装を着たアイヌ民族や在日コリアンの写真とともに「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」などと言及。2023年に法務局が人権侵犯を認定した。2018年にも性的少数者(LGBT)について「『生産性』がない」などと月刊誌に寄稿し猛批判を浴びた経緯がある。
◆法務省「人権侵犯の認定自体は消えていない」
9日の党大会後、杉田氏は記者団の取材に応じ、「ブログ自体はアイヌ民族を侮辱する内容ではない」とし、そもそも「私は執行を猶予すると書かれた文章をいただいており、報道各社の方々が人権侵犯認定を受けたとおっしゃるのはちょっと誤りである」との論を展開。X(旧ツイッター)では「私は今回の選挙戦を『マスコミ報道との戦い』と位置付けています」と表現した。
(「今回の選挙戦を、『マスコミ報道との戦い』と位置付けて
います」などとポストした杉田水脈氏の公式X
(スクリーンショット))
法務省に確認したところ、担当………………。
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[↑ 『森友文書 存在認める/「不開示」取り消し 政府、上告せず/開示是非 検討へ』 『改ざん「発案や指示、誰が」/赤木さん妻 経緯の解明願う』 (朝日新聞、2025年02月07日)] (2025年04月08日[火])
《籠池泰典元理事長が…安倍晋三元首相の妻・昭恵氏と並ぶ写真…その際の応接録はこの日の資料に含まれておらず》。社会を破壊した数多のアベ様案件の一つ。赤木雅子さんの涙ぐましい努力が無ければ、ここまで来ることはできなかった。(日刊ゲンダイ)《森友学園問題は安倍政権時代の負の遺産だ。改ざんの経緯は必ず、明らかにならなきゃいけない》。生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって調べられるべきだった。それが情報公開制度の本来の趣旨です。初期の頃に開示されていたら俊夫さんは死ななくて済んだ。これを踏まえて情報公開制度の立法措置をしないと第二の俊夫さんが出てしまう」(日刊ゲンダイ)。
#赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》』
『●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》』
『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》』
(東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
裁判で、大阪地裁は国の対応を「適法」とした。公文書改ざんの
真相を闇に埋もれさせる判決だ。文書「不開示」は決して
許されない。国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ》
『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論』
『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決』
『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化』
『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…』
『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?』
『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決』
『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?』
『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?』
高田みのり記者による、東京新聞の記事【森友文書の遅すぎた開示に赤木雅子さんは…涙「死なんでもよかったのにね」 俊夫さんのかばんに紙束を収めた】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/396417)によると、《森友学園への国有地売却を巡り決裁文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻・雅子さん(54)は4日、代理人弁護士らとともに財務省を訪れ、2000枚超の文書を直接受け取った。俊夫さんの苦しみに思いをはせ「夫がどんな思いだったかと思うと、裁判もやめられなかった。(資料の一部が)今日やっと出てきて、ほっとした」と語った。(高田みのり)》。
日刊ゲンダイの記事【森友文書の一部開示に代理人弁護士「初期に開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370083?utm_source=x&utm_medium=sns)によると、《核心の文書は6月上旬をめどに開示される見通しで、「夫がなぜ死ななきゃいけなかったのか、改ざんしなければいけなかったのか分かれば、私が裁判で明らかにしたかったことが分かると思うので、資料が出てくるのを楽しみにしている」と雅子さん。…森友学園問題は安倍政権時代の負の遺産だ。改ざんの経緯は必ず、明らかにならなきゃいけない》。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/396417】
森友文書の遅すぎた開示に赤木雅子さんは…涙「死なんでもよかったのにね」 俊夫さんのかばんに紙束を収めた
2025年4月4日 21時39分
森友学園への国有地売却を巡り決裁文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻・雅子さん(54)は4日、代理人弁護士らとともに財務省を訪れ、2000枚超の文書を直接受け取った。俊夫さんの苦しみに思いをはせ「夫がどんな思いだったかと思うと、裁判もやめられなかった。(資料の一部が)今日やっと出てきて、ほっとした」と語った。(高田みのり)
◆「きっと、夫も知りたかったのでは」
朝、俊夫さんの写真に「今から取りに行こうね」と声をかけて家を出たという雅子さん。
(赤木俊夫さんの愛用したかばんに入れて持ち帰って
きた財務省の開示資料を取り出す妻の雅子さん=都内で)
受け取った資料は、俊夫さんが生前使ったかばんに入れた。「知りたかった真実はここ(文書)に入っていると思う。きっと、夫も知りたかったのでは」と感じたからだ。かばんから取り出した資料を並べると、紙上の文字を指でなぞり、時折小さくうなずくようにしながら目を通した。
森友学園への国有地売却は、2014年4月、同学園の籠池泰典元理事長が近畿財務局職員に、安倍晋三元首相の妻・昭恵氏と並ぶ写真を示した直後から、動き出した。ただ、その際の応接録はこの日の資料に含まれておらず、雅子さんは「すごく残念」とこぼす。
◆俊夫さんが経緯をまとめた資料は6月に開示される
(赤木俊夫さんの写真を置いた机で、財務省の開示した
資料を読み込む妻の雅子さん=都内で)
文書改ざんは2018年3月に発覚。その直後に俊夫さんが………………。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370083?utm_source=x&utm_medium=sns】
森友文書の一部開示に代理人弁護士「初期に開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
公開日:2025/04/05 10:50 更新日:2025/04/05 10:50
(開示文書を見る赤城雅子さん(C)日刊ゲンダイ)
「やっとこの日が来たなあ、という感じです」
夫が亡くなって7年、裁判から5年。ようやく財務省の開示文書を手にした赤木雅子さん(54)は、日刊ゲンダイの記者の問いかけにこう言って安堵の表情を見せた。
森友学園への国有地売却に関する公文書改ざん問題で、財務省は4日、改ざんを指示されて自殺した同省近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんに関連文書の一部を開示した。
財務省で受け取った分厚い文書を、雅子さんは俊夫さんが生前愛用していたカバンに収め、その後、都内の会議室で代理人弁護士らとともに文書に目を通した。
今回開示されたのは、2013年6月~16年6月の土地取引の経緯に関する約2200枚。関連文書は全17万枚超あるとされ、改ざんを指示された俊夫さんが生前にまとめた文書は、今回はまだ開示されていない。
核心の文書は6月上旬をめどに開示される見通しで、「夫がなぜ死ななきゃいけなかったのか、改ざんしなければいけなかったのか分かれば、私が裁判で明らかにしたかったことが分かると思うので、資料が出てくるのを楽しみにしている」と雅子さん。
(開示文書を見る赤城雅子さん(C)日刊ゲンダイ)
開示文書を見ながら、代理人弁護士の生越照幸氏はこう言った。
「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって調べられるべきだった。それが情報公開制度の本来の趣旨です。初期の頃に開示されていたら俊夫さんは死ななくて済んだ。これを踏まえて情報公開制度の立法措置をしないと第二の俊夫さんが出てしまう」
森友学園問題は安倍政権時代の負の遺産だ。改ざんの経緯は必ず、明らかにならなきゃいけない。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑] (2025年03月20日[木])
もともとはお維系であり、アベ様の大のお気に入りだった杉田水脈氏、再び、参院選比例区で公認。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党が再び擁立。呆れて、言葉もない。国会議員の資格なし、公金チューチューチューチューであり、デマ吐き・ヘイト吐きな、アノ杉田水脈氏を石馬さん鹿さん「利権」「裏金」「脱税」党総裁が再び公認。
(東京新聞社説)《全国民の代表である国会議員としての資質が疑われる候補を擁立したことで、自民党の人権感覚や「政治とカネ」に対する姿勢が厳しく問われるのは当然だ》。そして、再度 ―――――― 人権感覚ナシの国会議員を重用する《ヘイト政権だと国内外に》喧伝し、一方で、(アノ「ト」なヅボヅボ党壊憲草案)壊憲で「…基本的人権の制限…」。カルトとヅボヅボな上にヘイト党、《こんな人物を政府に入れた時点で差別容認のヘイト政権だと国内外に示したようなもの》(角谷浩一氏)――――――。
(ホントに呆れる内容 … 衝撃のルポだ ➙)森本智之記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/事実はどこだ?ネットに流れる「クルド人批判」 記者が現場を歩き、投稿者に会って事情を尋ねた結果は】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/392028)によると、《◆デスクメモ ヘイトやハラスメントを批判されると自身への攻撃だとメディアに転嫁する。公職者としての責任感や影響力への自覚に欠けた議員や首長が目に付く。その代表格の人物を政権与党が今夏の参院選で擁立することにもあぜんとする。中傷を受ける弱者の存在を決して忘れてならない。(北)》。
東京新聞の【<社説>杉田氏の公認 自民は差別を許すのか】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/392256)によると、《自民党が今夏に行われる参院選比例代表候補に杉田水脈元衆院議員=写真=を公認した。少数者に対する差別的な言説を繰り返し、レイシズム(人種差別主義)と批判される人物。同党派閥の裏金事件でも政治倫理審査会に出席せず、説明責任を果たさなかった。全国民の代表である国会議員としての資質が疑われる候補を擁立したことで、自民党の人権感覚や「政治とカネ」に対する姿勢が厳しく問われるのは当然だ》
『●「取締役レベルで決定した確信犯的」ヘイト企画・
「差別ビジネス」のツケ…これで幕引きでいいのですか?』
『●杉田水脈衆院議員、《一体、だれがこんな人物を国会議員にしたのか》
(日刊ゲンダイ)…悪夢のような無《責任政党》やその総裁らの無責任』
『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件こそ
が《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(1)』
《…自民党・杉田水脈衆院議員の“性的マイノリティには生産性がない”
という差別言説…》
『●《とりあえず、うっかり「いいね」を押したら即アウト、ではない》…
杉田水脈衆院議員はどのように言動し、どの様なモノに「いいね」?』
『●杉田水脈総務政務官、麻生太郎自民党副総裁らはウルトラのつく差別
主義者…ズボズボ壺壺ヅボヅボな自民党で重用されるってどういうこと?』
『●《能力の問題。人格の問題。品性の問題》…本当にそうだ! 〝ハート〟
無き自民党の〝ハート〟無き山口県連所属国会議員・杉田水脈氏』
『●お維系の杉田水脈議員を、櫻井よしこ氏の助言を基に引き抜いたのはアベ
様であり、なんとキシダメ首相は総務政務官に指名してしまったょ…』
《極め付きは16年の国連女性差別撤廃委員会に関するブログ投稿。
「小汚い格好に加えチマ・チョゴリやアイヌのコスプレおばさん
まで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」
などと罵詈雑言だったのだが、「100人ぐらいの方々が私を
取り囲んで至近距離で罵声を浴びせた。当時、一般人だった私が
このような感想を持つのは仕方がなかった」とまたウソ。
再選できず「タダの人」だっただけで、ブログには「近寄ろうと
すると大勢の人間に囲まれました」と書いていた》
《■ヘイト政権だと国内外に示したようなもの》
《…角谷浩一氏は言う。…「岸田首相は例によって〈適材適所〉
とかばっていますが、こんな人物を政府に入れた時点で差別容認の
ヘイト政権だと国内外に示したようなもの。一連の辞任ドミノ
しかり、自民党にはこのレベルの議員しかいないということでもある」》
『●《第二の杉田水脈》衆議院議員である梅村みずほ参院議員に〝代表〟質問
させたお維…音喜多駿政調会長も強力に〝代表〟質問を支持していたが…』
『●杉田水脈氏…《このような人権感覚に問題がある議員を政務官に登用した
岸田文雄首相の人権意識、任命責任を改めて厳しく問わなければならない》』
『●杉田水脈氏をヅボヅボ《党や政権内に厳しく責任を問う様子も見られない》
…自民党やキシダメ首相・自民党総裁の人権感覚は彼女と同じだから』
『●杉田水脈氏は《啓発》されず…《この発言をゆるし公認を出し続けている
自民党自体が差別的であることに気づいていないのならば、既にそれは同罪》』
『●「公金チューチュー」という揶揄がブーメラン…【杉田水脈氏側への
「キックバック」は872万円 安倍派が政治資金収支報告書を訂正】』
『●「裏金」「脱税」党の杉田水脈議員…《スナックやキャンプ場で政治
活動?》《会合費…政治活動として会合…しかしスナック? バーベキュー?》』
『●未だに利権裏金脱税党の国会議員・杉田水脈氏…《彼女はもともと全方位的
に差別発言を撒き散らす人ではある。が、最近目立つのはアイヌ差別だ》』
『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党に《人権感覚》など
あるはずもなく、しかも、杉田水脈氏は「公金チューチューチューチュー」』
『●「公金チューチューチューチュー」な、《政治倫理審査会での説明責任を果た
していない》裏金議員だった杉田水脈氏を参院選比例区で公認するそうだ』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/392028】
こちら特報部
事実はどこだ?ネットに流れる「クルド人批判」 記者が現場を歩き、投稿者に会って事情を尋ねた結果は
2025年3月16日 06時00分
埼玉県川口、蕨両市周辺に暮らすクルド人へのヘイトスピーチの温床になっているのがネット空間だ。街角で無断で撮影されたクルド人の写真や動画のほか、クルド人が交流サイト(SNS)に投稿した私的な写真などが無断転用されるケースが目立つ。子どもでも顔をさらされ、事実のはっきりしない中傷の言葉が並ぶ。こうした写真などにまつわる現場を歩き、当事者らに取材した。(森本智之)
◆「クルド人、いきなり暴行。」とX投稿
(クルド人を批判するデモに対抗し、
「蕨はレイシズムに反対する」という意味のカードを掲げ、
抗議する女性ら=2024年5月、埼玉県のJR蕨駅周辺で)
昨年11月10日夜、JR蕨駅前で撮影された動画がX(旧ツイッター)にある。「クルド人、いきなり暴行。」と題されている。
「川口・蕨防犯パトロール隊」と書かれた上着の男性らが、クルド人らのグループに近寄り、路上喫煙を注意した。すると、グループの人たちが怒ってカメラを払いのけようとする。「誰が言った、カメラ撮って(いいって)」「撮られたらまずいことあるの」。怒号が交錯し、画面は揺れる。
投稿したのは「日の丸街宣倶楽部」代表の渡辺賢一氏。日本クルド文化協会が否定する「協会はテロを支援している」との主張を繰り返し、この動画の約10日後、さいたま地裁から協会周辺600メートル以内でデモ禁止の仮処分を受けた人物だ。
◆「あんなふうに突然撮影されたら僕だって怒りますよ」
最終的にグループの男性1人が暴行罪で罰金20万円の略式命令を受けた。動画には「クルド人は本当に凶暴」といったコメントが相次いだ。
暴力は許されない。だが、取材すると背景が見えてきた。
事件の3日後の夜、現場近くで目撃者の男性(52)に話を聞いた。目の前のパチンコ店の常連で、以前から歓談するクルド人たちをよく見かけたが、その様子は静かだったといい、「迷惑をかけているのは見たことがない」と述べた。
事件当日は「日本人がカメラを持ってわざわざその輪の中に入っていった。僕には日本人の方があおってるように見えた。クルド人は殴るのではなく、カメラを取り上げようとしていた。あんなふうに突然撮影されたら僕だって怒りますよ」とかばった。
◆クルド人ではなかった…「SNSで悪いことを書かれみんなおびえている」
暴行罪で略式命令を受けたのは、クルド人ではなく、トルコ人だったこともわかった。この男性=40代=には事件直後と今年2月に取材した。「突然カメラで撮影され、『なんで撮るの』と怒って、カメラを取り上げようとしたら手が当たってトラブルになってしまった。殴ろうとしたのではない」と述べた。
男性は撮影にナーバスになっている理由も説明した。「クルド人の仲間は勝手に撮影されてSNSで悪いことを書かれる。みんなおびえている」と述べた。
(映像とともに、クルド人の女児が万引きしている
と書き込まれたXの画像。現在アカウントは凍結
(スクリーンショット、一部画像処理))
昨秋には川口市の大手100円ショップ店内でクルド人の女児が隠し撮りされ、万引犯として投稿されたケースもあった。店側は東京新聞に万引被害を否定した。悪質なデマだった。
◆渡辺賢一氏「あの動画は不良外国人を注意する僕を撮っている」
渡辺氏はどう答えるか。3月5日、千葉市で取材に応じた。「クルド人暴行」は間違いではないかと尋ねると、「トルコ人とは知らなかったが、クルド人の集団の中にトルコ人もいて、たまたま検挙されたのがトルコ人だっただけ」と主張した。間違った情報で差別を助長していることにならないのかとの問いには「(クルド人を含め)他にも何人も暴行してきている」と述べた。
撮影されることに過敏になっているのになぜ撮るのかも尋ねた。「あの動画は(外国人ではなく)パトロールして、不良外国人を注意する僕を撮っている」。「仮処分でいまはパトロールに行けないが、本当は行きたい」とも話した。
◆5年前の投稿がなぜか2月になって無断転用、ヘイトのネタに
小さな子どもたちが笑顔でケーキを囲む。公園での楽しそうなパーティーの動画が2月、「クルド人が公園の無許可占拠」などと、Xでやり玉にあがった。
(クルド人らを非難する人たちに対し、ヘイトスピーチを
やめるよう抗議する男性(手前)ら=2024年4月、埼玉県蕨市で)
親族の男性によると、5年ほど前、蕨市内の公園で幼児の誕生日パーティーを開いた時に撮影した。手作りの料理やケーキを持ち込み、親族ら十数人が集まった。「楽しかった。その時は何のトラブルもなかった」。動画は家族の記録にSNSに投稿したという。
それが無断で転用され、中傷の言葉とともに拡散した。この男性は「クルド人へのヘイトが始まって2年近くになるが、いつかは自分たちも被害に遭うと覚悟していた」と述べた。一方で「投稿を批判する日本人の書き込みが何件もあり、うれしかった」と話した。
◆識者が注意を呼びかける「ヘイトど真ん中の行為」
無断での撮影や転用について、京都大の曽我部真裕教授(憲法・情報法)は「内容によっては肖像権の侵害に当たる可能性がある」と指摘する。
大阪公立大の明戸隆浩准教授(社会学)は「ヘイトスピーチの核心は差別扇動。写真や動画に写っている人をターゲットにしていると分かるような文脈で投稿すれば、『攻撃しろ』と書いてなくても、実際には『こいつは敵だ、やっつけろ』という意味で広がる。ヘイトど真ん中の行為だろう」と述べた。「リツイート」などで拡散することも「ヘイトに加担する行為だ」とした。
(河合氏のXの投稿。現在は削除済みという)
パーティー動画は複数のアカウントで転用された。転用した1人が、埼玉県戸田市議の河合悠祐氏だ。「蕨市民公園で違法パーティ。蕨の市長は共産党だから多文化共生を進めて治安を悪くする」と投稿した。
記者は11日、市議会の委員会の休憩時間に河合氏に取材を申し込むと、控室に通された。
◆戸田市議の河合悠祐氏「多分もう消したと思う」
名刺交換の後、書き込みを示して投稿について聞きたいと申し出た。河合氏は、既に他のアカウントで転用されていた動画をさらに使ったと説明。「多分もう消したと思う」と述べた。
だが「どうして消したのか」と質問すると、声を荒らげ「なんで答えなきゃいけないの」「あんたいきなり取材して、けんか売ってんの」と怒りだした。続けて「私取材受けるなんて言ってないよ」と、スマホで記者の撮影を始めた。
記者が最初に取材を申し出て、河合氏自ら部屋に通した点を問うと「じゃあ取材を拒否します。入るのはいいけど、取材は受けるとは言ってません。勝手に記事にしないでくださいね」と続けた。
その後、部屋に通した理由については「(市議会の)委員会の話で取材に来てるんだと思った。こんな話なら入れない」と述べた。
◆「これ以上来たらストーカーですからね」
削除したとはいえ、河合氏はこの投稿を「河合ゆうすけ(ジョーカー議員)」と公職にあることを示して綴(つづ)っている。「市議として発言した内容を、市議会に来て名刺を渡し趣旨も説明して尋ねているのに、なぜ答えないのか」と重ねて聞いたが、「だから趣旨を聞いた瞬間、その趣旨なら取材を受けませんと言ってます。何が悪いんですか」と反論。取材を受けない明確な理由は示さなかった。
記者は2月下旬、さいたま市内での河合氏の街頭演説を取材した。演説現場には河合氏に抗議する「カウンター」と呼ばれる人たちも集まっていた。河合氏はそのことに触れ「人の正当な政治活動を妨害する仲間と思われてもしょうがない。ひどい新聞社。気持ち悪い」と言った。河合氏は記者を罵倒しながら撮影を続けるだけなので、辞去しようとすると「俺は訴訟も考えている。二度と来ないでください」と話した。「市議なんでしょう? 約束できない」と断ったが、スマホを手に記者の後を追いかけ「これ以上来たらストーカーですからね」と話した。
河合氏が撮影した動画はその後、Xに投稿された。
◆デスクメモ
ヘイトやハラスメントを批判されると自身への攻撃だとメディアに転嫁する。公職者としての責任感や影響力への自覚に欠けた議員や首長が目に付く。その代表格の人物を政権与党が今夏の参院選で擁立することにもあぜんとする。中傷を受ける弱者の存在を決して忘れてならない。(北)
【関連記事】杉田水脈氏を次は参院選に擁立…自民党の狙いは? 数々の差別発言、裏金に関与しても国会に戻したいワケ
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/392256】
<社説>杉田氏の公認 自民は差別を許すのか
2025年3月17日 07時09分
自民党が今夏に行われる参院選比例代表候補に杉田水脈元衆院議員=写真=を公認した。少数者に対する差別的な言説を繰り返し、レイシズム(人種差別主義)と批判される人物。同党派閥の裏金事件でも政治倫理審査会に出席せず、説明責任を果たさなかった。
全国民の代表である国会議員としての資質が疑われる候補を擁立したことで、自民党の人権感覚や「政治とカネ」に対する姿勢が厳しく問われるのは当然だ。
杉田氏は2016年に国連の会議に参加した際、自身のブログなどに「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」と投稿。23年に札幌と大阪の法務局が「人権侵犯」と認定した。
18年には、月刊誌「新潮45」への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子どもをつくらない。『生産性』がない」と主張。差別的な表現に批判が相次ぎ、掲載誌は休刊に追い込まれた。
22年には総務政務官に就任。一連の差別的言説を謝罪、撤回したが、就任4カ月で事実上更迭された。杉田氏はその後も自らの言説の妥当性を主張し続けている。
自民党執行部には杉田氏公認で保守層の一部の支持を集める狙いがあるのだろうが、政権政党が一連の差別的言説に「お墨付き」を与えれば、社会の分断を深めることになる。
しかも、杉田氏は裏金事件で1564万円の政治資金収支報告書不記載があり、役職停止6カ月の処分を受け、昨年10月の衆院選での立候補は見送られた経緯がある。
自民党は参院選でも、不記載があった裏金議員を公認するか否かは政倫審出席の有無を判断基準としており、参院の現職裏金議員27人のうち1人を除き、政倫審で弁明している。
現職衆院議員当時に政倫審に出席せず、説明責任を果たさなかった人物の公認は、裏金事件を不問に付すことを意味する。
自民党は幅広い国民の支持を集める国民政党を自任してきた。9日の党大会でも「政治は国民のもの」という立党宣言の精神が繰り返し強調されたが、差別の容認と国民政党とは両立しない。公認を見直すよう求める。
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[「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑] (2025年03月09日[日])
《比例票を掘り起こす狙い》?? 全体としては、「利権」「裏金」「脱税」党への票が減ることに期待。元はお維系議員であり、アベ様お気に入りの杉田水脈氏を参院選比例区での公認ねぇ…「利権」「裏金」「脱税」党に加えて「差別」「人権侵犯」党だね。「公金チューチューチューチュー」な、《政治倫理審査会での説明責任を果たしていない》裏金議員を公認するそうだ。参院比例区で自民党に投じるということは、「利権」「裏金」「脱税」を認め、「公金チューチューチューチュー」な裏金を認め、デマやヘイトを容認するということ。
こんなヘイト吐き、デマ吐きが、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の国会議員だったことに絶望を感じていたものの、折角、《2024年の衆院選に比例単独で立候補するのを辞退していた》のに…。しかも、《不記載額は1564万円》の「公金チューチューチューチュー」な、立派な「利権」「裏金」「脱税」議員でもあったのに、《比例票を掘り起こす狙い》で、来る参院選の比例区で公認だってさ。《角谷浩一氏は言う。…「岸田首相は例によって〈適材適所〉とかばっていますが、こんな人物を政府に入れた時点で差別容認のヘイト政権だと国内外に示したようなもの》。
神野勇人記者による、アサヒコムの記事【自民、杉田水脈氏を参院選比例区で公認 差別的投稿で人権侵犯認定】(https://www.asahi.com/articles/AST384134T38UTFK008M.html?ref=tw_asahi)によると、《自民党は8日、今夏の参院選比例区で新顔の杉田水脈前衆院議員(57)の公認を発表した。杉田氏は、在日コリアンやアイヌ民族に対して差別的投稿をし、法務当局から「人権侵犯」と認定された。比例票を掘り起こす狙いがあるが、党の人権意識が問われることになる》。
日経新聞の記事【自民党、杉田水脈氏ら2氏を比例公認 参議院選挙】(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA082GJ0Y5A300C2000000/)によると、《杉田氏はかつて旧安倍派に所属し、政治資金パーティー収入について政治資金収支報告書への不記載があった。衆院の政治倫理審査会で弁明はしていない。2024年の衆院選に比例単独で立候補するのを辞退していた。石破茂首相は3日の衆院予算委員会で、政治資金問題に関わった議員の参院選の公認について「衆院と参院で顕著に差があっていいと思わない。基本的に同じ考えが踏襲される」と述べた。首相は24年の衆院選で①党が「選挙における非公認」以上の重い処分を決めた議員 ②「非公認」より軽い処分が継続中で政治倫理審査会での説明責任を果たしていない ③地元で十分に理解が進んでいない――のいずれかの条件で非公認とする考えを示した》。
『●「取締役レベルで決定した確信犯的」ヘイト企画・
「差別ビジネス」のツケ…これで幕引きでいいのですか?』
『●杉田水脈衆院議員、《一体、だれがこんな人物を国会議員にしたのか》
(日刊ゲンダイ)…悪夢のような無《責任政党》やその総裁らの無責任』
『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件こそ
が《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(1)』
《…自民党・杉田水脈衆院議員の“性的マイノリティには生産性がない”
という差別言説…》
『●《とりあえず、うっかり「いいね」を押したら即アウト、ではない》…
杉田水脈衆院議員はどのように言動し、どの様なモノに「いいね」?』
『●杉田水脈総務政務官、麻生太郎自民党副総裁らはウルトラのつく差別
主義者…ズボズボ壺壺ヅボヅボな自民党で重用されるってどういうこと?』
『●《能力の問題。人格の問題。品性の問題》…本当にそうだ! 〝ハート〟
無き自民党の〝ハート〟無き山口県連所属国会議員・杉田水脈氏』
『●お維系の杉田水脈議員を、櫻井よしこ氏の助言を基に引き抜いたのはアベ
様であり、なんとキシダメ首相は総務政務官に指名してしまったょ…』
《極め付きは16年の国連女性差別撤廃委員会に関するブログ投稿。
「小汚い格好に加えチマ・チョゴリやアイヌのコスプレおばさん
まで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」
などと罵詈雑言だったのだが、「100人ぐらいの方々が私を
取り囲んで至近距離で罵声を浴びせた。当時、一般人だった私が
このような感想を持つのは仕方がなかった」とまたウソ。
再選できず「タダの人」だっただけで、ブログには「近寄ろうと
すると大勢の人間に囲まれました」と書いていた》
《■ヘイト政権だと国内外に示したようなもの》
《…角谷浩一氏は言う。…「岸田首相は例によって〈適材適所〉
とかばっていますが、こんな人物を政府に入れた時点で差別容認の
ヘイト政権だと国内外に示したようなもの。一連の辞任ドミノ
しかり、自民党にはこのレベルの議員しかいないということでもある」》
『●《第二の杉田水脈》衆議院議員である梅村みずほ参院議員に〝代表〟質問
させたお維…音喜多駿政調会長も強力に〝代表〟質問を支持していたが…』
『●杉田水脈氏…《このような人権感覚に問題がある議員を政務官に登用した
岸田文雄首相の人権意識、任命責任を改めて厳しく問わなければならない》』
『●杉田水脈氏をヅボヅボ《党や政権内に厳しく責任を問う様子も見られない》
…自民党やキシダメ首相・自民党総裁の人権感覚は彼女と同じだから』
『●杉田水脈氏は《啓発》されず…《この発言をゆるし公認を出し続けている
自民党自体が差別的であることに気づいていないのならば、既にそれは同罪》』
『●「公金チューチュー」という揶揄がブーメラン…【杉田水脈氏側への
「キックバック」は872万円 安倍派が政治資金収支報告書を訂正】』
『●「裏金」「脱税」党の杉田水脈議員…《スナックやキャンプ場で政治
活動?》《会合費…政治活動として会合…しかしスナック? バーベキュー?》』
『●未だに利権裏金脱税党の国会議員・杉田水脈氏…《彼女はもともと全方位的
に差別発言を撒き散らす人ではある。が、最近目立つのはアイヌ差別だ》』
『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党に《人権感覚》など
あるはずもなく、しかも、杉田水脈氏は「公金チューチューチューチュー」』
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【https://www.asahi.com/articles/AST384134T38UTFK008M.html?ref=tw_asahi】
自民、杉田水脈氏を参院選比例区で公認 差別的投稿で人権侵犯認定
神野勇人 2025年3月8日 21時30分
(自民党から参院選比例区で公認された杉田水脈・
前衆院議員=2024年1月15日、山口市滝町、大室一也撮影)
自民党は8日、今夏の参院選比例区で新顔の杉田水脈前衆院議員(57)の公認を発表した。杉田氏は、在日コリアンやアイヌ民族に対して差別的投稿をし、法務当局から「人権侵犯」と認定された。比例票を掘り起こす狙いがあるが、党の人権意識が問われることになる。
杉田氏は2012年に日本維新の会から衆院選に出馬し、初当選。17年と21年は自民公認で衆院比例中国ブロックで当選した。
16年に国連の会議に参加した際、「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」などと自身のブログに投稿し、その後撤回。23年に札幌法務局と法務省がそれぞれ人権侵犯だと認定した。自民は人権侵犯認定に伴う処分はしなかった。
杉田氏は、18年には月刊誌………。
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[↑ 上脇博之さん「公権力の暴走を止める」「民意がゆがめられて国会が作られている」(朝日新聞、2024年02月24日[土])] (2025年02月17日[月])
《政治の闇の扉をこじ開け》る、《「政治とカネ」の告発の第一人者》上脇博之さん、本当に尊敬に値する教授だ。早く上脇さんに頼りっぱなしの状況から脱しないといけないのだろうが、もう暫くは、上脇さんに頼るしかない。
なぜコツコツと告発し続けるのか? 上脇博之さん「日本は国民主権の国です。政府は、政治や行政について国民に説明する義務があり、国民には政府の情報を『知る権利』がある。政治家が裏金をつくり、嘘をつけば、知る権利が侵され、国民主権が揺らぎます。カネを出した一部の企業や業界団体のための政治は、民主主義を歪(ゆが)め、多数の国民に不利益を与えます。僕は告発を通して民主主義を実現させたいんです」(dot.)
『●アベノマスクや黒川弘務氏…アベ様案件などなどなどなど…《政治の闇
の扉をこじ開け》る上脇博之さん、《「政治とカネ」の告発の第一人者》』
アベノマスク問題や黒川弘務氏定年延長問題など一連の数多のアベ様案件や、「利権」「裏金」「脱税」党やお維の問題などなどなど…、《政治の闇の扉をこじ開け》る上脇博之さん。情報公開請求や告発状、提訴を駆使。《「政治とカネ」の告発の第一人者》。
裏金・脱税問題にしても、明らかになっているのは氷山の極一角に過ぎず、未だ全体像は全く分かっていない。なので、政治資金規正法を改正しても何の意味も無かった。泥棒による談合に過ぎない。ドロナワに何の意味があるのか? そもそも、《問題は、前提となる事件の真相が分からないことだ》《その金は何に使われたのか。一つ一つを明らかにすることが先》(沖縄タイムス)のはずなのに、「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、お維は何をやって来たのか? 結果として、やはり政治資金規正法改悪案、《裏金維持法》(大石あきこさん)に終わってしまった。「利権」「裏金」「脱税」党の問題は地方議会にも飛び火し、特に、東京都議会自民党の惨状は然もありなんな状況だ。
山岡淳一郎さんによる、dot.の記事【裏金問題に兵庫県知事選…上脇博之が「政治とカネ」問題に心血を注ぎ告発を続ける理由 現代の肖像/山岡淳一郎】(https://dot.asahi.com/articles/-/250000)によると、《神戸学院大学法学部教授、上脇博之。2000年に「政治とカネ」で議員を告発してから、上脇博之がこれまでに送った告発状は200本ほどになる。コツコツと地道な告発は、「安倍一強」だった自民党政権を揺るがした。昨年は「裏金問題」が流行語大賞も受賞。政府は政治や行政について説明する義務がある。嘘をつくことは許されない。告発は、私たちの「知る権利」の行使である》。
『●アベ様は《本当に秘書の不正を知らなかったのか、118回も虚偽
答弁を繰り返した…国民の政治不信を招いた事件》…さっさと責任を』
《「安倍氏に責任が及ばないよう、秘書たちが示し合わせている
印象だ」。告発人の上脇博之・神戸学院大教授(憲法)は、
供述調書の内容を踏まえてそう語る。「公職選挙法違反の恐れが
ある問題を報告しないとは普通考えられない。プール金から
何百万円も勝手に補填したのも不可解だ。やはり安倍氏が
知らなかったとは思えない」》
『●《国葬業務の入札…政府は「適正な手続き」を強調するが…桜を見る会
では内閣府が入札公告前にムラヤマと打ち合わせをしていたことが発覚》』
《上脇博之氏がこう言う。「…情報公開に後ろ向きです。…そもそも、
競争入札に参加したのが1社では、結果的に競争が阻害されている
し、『結論ありき』とのそしりは免れません。…岸田政権も
安倍政権と同様、説明責任を果たす気がないのでしょう」》
《ベールに包まれた“不可解入札”》
『●《高市早苗…政治資金規正法違反の疑い…疑惑隠蔽のために「虚偽の
領収書」を発行…さらなる証言を突きつけられるという事態に発展》』
《事の発端は昨年、高市氏と、高市氏が代表を務める自民党奈良県
第2選挙区支部の会計責任者(高市氏の公設第一秘書)を、
上脇博之・神戸学院大学教授が政治資金規正法違反の疑いで
奈良地検に刑事告発をおこなったことにはじまる》
『●相澤冬樹さん《アベノマスクを突破口に、安倍政権の負の遺産が明らか
になるかもしれない》…数多のアベ様案件の解明につながるか?』
「上脇博之さん「本当に妥当だって言うんだったら正々堂々と出せば
いい。そんなに誇れるもんだったら(価格を)出してくださいよ」」
『●「私人」の《首相夫人…安倍晋三首相の妻昭恵さんが、国有地の破格
売却を受けた森友学園の名誉校長…「桜を見る会」の参加者推薦…》』
《神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は、私人を理由に昭恵さんの
説明責任が果たされなかったことも指摘し、「首相同行ならまだ
分かるが、配偶者だけが行けば、外交上問題が起きても何ら責任を
負わないのでは」と問題視する。「憲法では内閣が連帯して国会に
責任を負うが、一私人を外交で使うのは憲法が想定した外交とは
思えない」》
『●《派閥というより党としての脱税指南があったのではないかと疑いたく
なる。それでいて議員の給料を上げる法律は通す厚顔ぶり》(政界地獄耳)』
《神戸学院大の上脇博之教授が、各派閥の当時の会計責任者らを
政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)容疑で告発した》
「まさに、《派閥というより党としての脱税指南》(政界地獄耳)。
《大疑獄に発展》しなきゃ、《大不祥事に発展》しなきゃ、
変でしょ? 《4年にわたる脱税はうっかりや記載ミスでは
なかろう》。上脇博之さん「5派閥で毎年、不記載が見つかって
おり、手口が党内に蔓延しているという印象です。担当者の
ケアレスミスではなく、不記載が組織的に行われている疑いが
あります」」
《「…判明していない不記載のおカネが裏金になった可能性も否定
できず、検察はその点も捜査すべきです」(上脇博之教授)》
『●(こちら特報部)《「政治とカネ」で孤軍奮闘…毎年発覚する政治資金問題、
そろそろ「上脇さん頼み」を脱却した独立の公的監視告発機関が必要》』
『●《「自民党の自浄作用は期待できない」──。政治資金パーティーの
裏金疑惑に火を付けた神戸学院大教授の上脇博之氏はそう断言する》』
『●上脇博之さん《政治にカネ…抜本的な見直し…「政党助成金、企業献金、
パーティーの全廃」と「政策本位で当選する仕組み」の実現を訴えた》』
『●上脇博之さん、大変だったでしょうね…《PDFを一枚一枚たぐりながらの
気の遠くなるような地道な作業だったはずだ。政府がデジタル化推進…》』
『●《現行の政治資金規正法…そのような法律は法の体を成していないと言わ
ざるを得ない。これは「ザル法」だとか「抜け穴」だとか以前の問題だ》』
『●利権裏金脱税党《裏金事件…与野党が半年を費やして議論したにもかかわ
らず裏金の実態は解明されず、実効性のある再発防止策も講じられなかった》』
『●黒川弘務氏定年延長に関する文書の開示を国に命令…上脇博之さん「特定
の人物のために法解釈をねじ曲げた事実を、裁判所が認めた意義は大きい」』
『●アベノマスクや黒川弘務氏…アベ様案件などなどなどなど…《政治の闇
の扉をこじ開け》る上脇博之さん、《「政治とカネ」の告発の第一人者》』
『●上脇博之さんが《業者との契約過程を示す文書の開示》を求めたアベノ
マスク裁判…400億円もの税金がドブガネという《結果責任》にどう責任?』
『●アベノマスク裁判、合同マスクチーム職員「やりとりは口頭が基本で、文書は
残していない」…大阪地裁徳地淳《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み》』
『●アベノマスク契約…《数百億円にも上る物品を口頭で発注》、随分と「不便」
では? 《業者選定のためのやりとり》を知りたいが、随分と「不都合」だ』
『●《国会で議論を尽くさず、防衛関連予算の倍増や敵基地攻撃能力(反撃能力)
の保有を決め、憲法に基づく専守防衛を形骸化》…民主党は覆す気はあるの?』
『●デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た! お維案件な兵庫県知事やN党の
「どうかしている人」ら《デマゴーグに騙されるな!》(デモクラシータイムス)』
『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件』
『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決』
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【https://dot.asahi.com/articles/-/250000】
裏金問題に兵庫県知事選…上脇博之が「政治とカネ」問題に心血を注ぎ告発を続ける理由
現代の肖像
2025/02/14/ 18:00
山岡淳一郎
(たたかう憲法学者。民主主義を壊す「政治とカネ」などを
告発して四半世紀、告発状は約200本に(写真/MIKIKO))
神戸学院大学法学部教授、上脇博之。2000年に「政治とカネ」で議員を告発してから、上脇博之がこれまでに送った告発状は200本ほどになる。コツコツと地道な告発は、「安倍一強」だった自民党政権を揺るがした。昨年は「裏金問題」が流行語大賞も受賞。政府は政治や行政について説明する義務がある。嘘をつくことは許されない。告発は、私たちの「知る権利」の行使である。
* * *
2024年12月半ばの朝、神戸学院大学法学部の教室で、黒いスーツに紺のネクタイを締め、グレーのバンダナを頭に巻いた上脇博之(かみわきひろし・66)に会った。上脇は「これが届きました。何でしょうね」と手にした梱包を、私の目の前で開けた。
黒い二つ折りの盾(たて)が出てきた。
盾の片側に〈2024ユーキャン新語・流行語大賞 受賞語 裏金問題〉と書いた表彰状が、もう一方に時計がはめ込まれていた。「政治とカネ」をめぐる地道な告発で、ときの流れを変えた上脇にふさわしい品だった。上脇が盾を眺めて呟(つぶや)く。
「物価が高騰して、国民は生活が苦しい。学生はアルバイトをしなくちゃ大学に通えない。そんな状況でパーティーを開いて、企業からカネを集めて裏金をこしらえた政治家たちが起訴もされず、議席に留まっている。それに怒っている大勢の人の代表で、この賞をいただいたと思っています」
(神戸学院大学法学部で2年生を対象に講義をする。
『新・どうなっている!? 日本国憲法─憲法と社会を考える
第3版』(法律文化社)をテキストにして、学生がまとめた
レポートに解説やコメントをつける(写真/MIKIKO))
裏金問題は、22年11月、しんぶん赤旗の自民党5派閥の政治資金収支報告書へのパーティー収入の不記載を報じるスクープに上脇が「(これは)氷山の一角」とコメントして火がついた。上脇は派閥と年度ごとに計20本以上の告発状を出す。東京地検特捜部は、派閥の事務所を捜索した。時効にかからない過去5年分の収入だけでも、安倍派は約6億7500万円、二階派が約2億6400万円、岸田派も約3千万円の不記載が見つかる。
だが、起訴された国会議員はわずか4人……国民は怒りをためた。24年10月27日に行われた衆議院総選挙で与党は過半数割れに追い込まれる。裏金問題はパーティー券を買う企業側にも波及する。総選挙で自民党が惨敗した3日後、上脇は、会社の経営者が集まる経済同友会に招かれ、オンラインで講演をした。
(2024年12月14日、京都で「総選挙結果を読み解く
─政治とカネ、裏金問題、選挙結果から」と題し、一般向けに
講演。以前は憲法を論じる機会が多かったが、最近は
「政治とカネ」の講演依頼が殺到(写真/MIKIKO))
「いろいろ質問も出て、驚きました。自民党は、毎年、170億円もの血税を政党交付金の名目でもらいながら裏金をつくり、金まみれだと話しました。そもそも憲法は政党について明記していません。経済同友会は『政党法』を制定して政党のガバナンスを強化せよと唱えている。経営者にはカネで政治を買うことへの疑念もあるんですよ」
■告発は憲法研究者として 大学とは一線を画す
いまや上脇は、告発で議員を震え上がらせ、政界を動かす。社会的な影響力を高める一方、大学ではじつに淡々と学生に接していた。
私が神戸学院大を訪ねた師走の日、上脇は2年生を相手にゼミ形式の憲法の授業をしていた。指名した男子学生が「選挙」に関するレポートを読み、上脇は幾つか質問したが、終わって間もない兵庫県知事選挙には触れなかった。
パワハラの疑いなどで、兵庫県議会から全会一致の不信任決議を受けて知事の職を失った斎藤元彦は、出直し選挙に立ち、予想を覆して再選した。その選挙戦は異様だった。「NHKから国民を守る党」の党首で、威力業務妨害などで有罪が確定し、執行猶予中の立花孝志も出馬した。立花は自分ではなく、斎藤に投票するよう呼びかける。いわゆる2馬力選挙が行われ、ネット上にデマや誹謗(ひぼう)中傷、脅迫じみた動画があふれた。
(「20万円超」だったパーティー券の情報公開基準は、
法改正で「5万円超」に下げられたが、適用は
2027年1月1日から。購入した側は95%が匿名。
裏金の温床は残り、上脇は告発状をコツコツと書く
(写真/朝日新聞出版写真映像部))
この知事選の後、上脇は、元検事で弁護士の郷原信郎とともに、斎藤と、斎藤の選挙広報・SNS戦略を担当したとブログで詳述したPR会社社長の折田楓を刑事告発した。斎藤が折田に選挙運動の報酬として71万5千円を支払ったことが、公職選挙法違反の買収容疑に当たるとする。これに対し、斎藤は法に触れていないとくり返し、折田は沈黙した。いずれにしても知事選は世間の注目の的だったが、上脇は授業で言及しなかった。
授業の後、男子学生に知事選と上脇の告発について問うと、こう返ってきた。
「立花さんはSNSで凄(すご)くて、動画がスマホにどんどん送られてきました。彼の行動がいいとか悪いとか、考える暇もないというか……。上脇先生が斎藤知事を告発したとニュースで知って、へぇ、そうなんかと思いました。情報を引き出してもらって何が真実か知りたいです」
上脇は、「授業では政治に深入りしません。政治的信条で学生を評価していると誤解されるのは嫌ですから。大学では告発状も書かない。もっぱら自宅で書きます。告発は憲法研究者としての社会参加です。大学とは一線を画しています」と言う。
(「裏金問題」は流行語大賞のトップテンに入った。
記念品の盾を開いてポーズをとる。この瞬間も、どこかで
裏金がつくられている……(写真/MIKIKO))
■『生きる意味』をきっかけに 哲学の本を濫読する
一本、一本、雨だれが石を穿(うが)つように記された告発状は200本に近づき、保守政権の岩盤を割った。なぜ、それほど「政治とカネ」の問題に心血を注ぐのか。上脇は答える。
「日本は国民主権の国です。政府は、政治や行政について国民に説明する義務があり、国民には政府の情報を『知る権利』がある。政治家が裏金をつくり、嘘をつけば、知る権利が侵され、国民主権が揺らぎます。カネを出した一部の企業や業界団体のための政治は、民主主義を歪(ゆが)め、多数の国民に不利益を与えます。僕は告発を通して民主主義を実現させたいんです」
上脇は、1958年、鹿児島県姶良郡隼人町(現・霧島市隼人町)の会社員家庭の3人兄弟の次男に生まれた。九州電力に勤める父は酒が好きな人だった。上脇少年は足が速く、鹿児島県立加治木高校ではハンドボール部で活躍した。
高校を卒業した春、母が高血圧で体調を崩して寝込んだ。ちょうどそのころ、母の妹(叔母)が高血圧性疾患で逝った。上脇は自宅で母の代わりに家事をしながら浪人生活に入る。料理の腕が上がる半面、受験勉強ははかどらなかった。大学や予備校に通う友だちが、「おい。マージャンやろう」と家に上がり込むのだ。
タバコの煙が濛々(もうもう)と充満する部屋で、このままじゃいけないと上脇は焦りつつ、マージャンに明け暮れる。気合を込めて額に鉢巻のようなバンダナを付けるが、1浪、2浪、3浪に突入した。
ある日、大学生の友人に「これを読んで、おれの代わりに感想文を書いてくれ」と頼まれ、一冊の本を渡された。作家の椎名麟三の『生きる意味』であった。人生の転機が訪れる。
(文中敬称略)(文・山岡淳一郎)
※記事の続きはAERA 2025年2月17日号でご覧いただけます
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[※ ↑「世界を照らす日本国憲法/次世代につなげる願い」「裏金議員に送る言葉は「汚れた手で憲法にさわるな」」(週刊金曜日 1470号、2024年4月26日・05月03月合併号)](https://twitter.com/ActSludge/status/1783821873312411852) (2025年02月12日[木])
デモクラシータイムス【3ジジ放談】(https://www.youtube.com/watch?v=99pThtbwjv4)の冒頭の話題に爆笑。「石橋湛山研究会」での講師に呼ばれた佐高信さん…。
【<自公・カルト政権誕生秘話>平野貞夫×前川喜平×佐高信【3ジジ放談】】
(https://www.youtube.com/watch?v=99pThtbwjv4)
《デモクラシータイムス》
《政治の今昔裏表…
どこへ話が転ぶか分からない3ジジ放談。
今回もお楽しみください。
2025年2月7日 生配信》
《軍拡なら国を滅ぼす》(東京新聞)、《60余年前の石橋湛山のことばは、今の悲惨な自民党の政治状況を的確に表現し、批判しています》(デモクラシータイムス)。軍事費倍増、番犬様をダシに辺野古破壊、軍事国家化。
『●『だまされることの責任』読了(2/3)』
《保守の中のリベラル、数少ない自民党の民権派の系譜、松村謙三、
石橋湛山、宇都宮徳馬、鯨岡兵輔、これがきれいに世襲させて
ないんですよ。この四人はいずれも文章家です。いわば
〝ペンだこをもった政治家〟」》(佐高信さん)
『●『自民党の終焉』読了(3/4)』
「日米関係と自民党の二つの政治路線。《一つは保守中道路線と
云うべきもので、外交政策においては国連中心主義をとりつつ
米国とも中国、韓国などアジア諸国とも友好関係を維持し、
国内政策においては国民生活を重視し、…。…石橋湛山、…》」
『●壊憲…英BBC「安倍首相と稲田防衛相は、
日本の平和憲法を廃止しようとしているナショナリスト」』
「東京新聞の社説【憲法70年に考える 9条の持つリアリズム】」
《「戦後、首相にもなったジャーナリストの石橋湛山には、こんな
予言があります。 ◆軍拡なら国を滅ぼす <わが国の独立と
安全を守るために、軍備の拡張という国力を消耗するような考えで
いったら、国防を全うすることができないばかりでなく、
国を滅ぼす> これが九条のリアリズムです。「そういう政治家
には政治を託せない」と湛山は断言します。九条の根本にあるのは
国際協調主義です。不朽の原理です》
『●《TPPは社会的共通資本を破壊させる》と唱えた
宇沢弘文さん…《宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定》』
《これらのエピソードは宇沢が信義と友情にあつい人であることを
物語るだけではない。数学者育ちの思考力と合わせて、かれには
いのちを、人間を、人の心をこそ大切にする宗教心がある。
ケインズは、支配者側の心のままだったが、石橋湛山には
「仏の心」があったと終章に書かれている。この「仏の心」は
ほかならぬ宇沢のものでもあって、宗教心も宇沢の経済学への
道を貫くものと思えてならない》
『●自民党《国賊》(発言)処分問題…数多のアベ様案件や《悪夢》な暴政、
ズブズブ壺壺ヅボヅボな統一協会との関係と「政」への介入こそ《国賊》』
《60余年前の石橋湛山のことばは、今の悲惨な自民党の政治状況を
的確に表現し、批判しています。まあ、自民党は、あるいは日本の
政治は変わらなかったんだなあという落胆でもありますが。しかも、
湛山は、言論機関と国民の役割にも触れていました》
『●#自民退場…《これだけの政治思想上の影響力を、没後50年たっても
残している石橋湛山。そこに学ぶということはいいけれど、ならば、…》』
《戦前はジャーナリストとして日本の植民地政策や日独伊軍事同盟に
反対し、戦後は衆院議員として米国依存からの脱却を目指し、
首相にもなった石橋湛山。世界平和に向け、日中米ソ平和同盟構想
も提唱した。没後50年の今年、超党派の国会議員約40人が
「石橋湛山研究会」を立ち上げ、その湛山の考えを学び直している。
なぜ今、湛山なのか。世界の分断が進むこの時代に、湛山を学ぶと、
何が必要なのかも見えてきそうだ。(大杉はるか)》
まさか、アベ様広報紙・産経新聞を引用することになるとは! 端々に棘がありますが、3つの記事を引用します。奥原慎平氏によるもの。
=====================================================
【https://www.sankei.com/article/20250204-O4ZJEDMCGRDV3CDE55VJKZMKWI/】
「総裁候補はバカ派」「安倍政権は罪人」揶揄の佐高信氏が講師 岩屋外相率いる超党派議連
2025/2/4 14:07
奥原慎平
(昭和31年に首相を務めた石橋湛山の功績を振り返る
「超党派石橋湛山研究会」が評論家の佐高信氏を
講師に勉強会を開く)
岩屋毅外相(自民党)が共同代表を務める議員連盟「超党派石橋湛山研究会」は4日午後、評論家の佐高信氏を講師に招き、「保守本流と護憲」と題して勉強会を開く。佐高氏は憲法9条を擁護する護憲派の論者として活動する一方、「自民党に天罰を、公明党に仏罰を、維新に神罰を」などとX(旧ツイッター)で過激な表現を繰り返すことで知られる。安倍晋三政権批判のトーンも高く、自民の保守系議員からは懸念する声が漏れている。
■首相も入会
議連は戦前に自由主義の言論界を主導し、終戦後は昭和31年に首相も務めた石橋湛山の歩みを振り返る目的で令和5年6月に設立された。国民民主党の古川元久代表代行、立憲民主党の篠原孝衆院議員らが共同代表を務め、石破茂首相のほか現職閣僚も入会している。
過去には、政治評論家の寺島実郎氏や元毎日新聞政治部長の倉重篤郎氏らを講師に招いた。
(評論家の佐高信氏。衆院東京24区で萩生田光一元政調会長
(自民党)に挑んだ立憲民主党の有田芳生衆院議員の応援に
駆け付けた=令和6年10月22日午後、東京都八王子市
(奥原慎平撮影))
佐高氏は平成29年2月、組織犯罪処罰法改正案に反対する院内集会で「安倍政権こそ反社会的勢力。あいつらこそ罪人だ」と罵倒。最近はXで日本維新の会について「裏金統一教会の自民をヤクザとすれば半グレである」と評するなど過激な表現を用いている。
■「死者に鞭打つこと言うまいな」
昨年9月の自民党総裁選については同8月にXで「護憲派は誰もいない。『戦死せし父の顔さえ知らぬ子の短き母の青春を問う』という歌が理解できないタカ派ならぬバカ派ばかり立っている」などと批判した。
自民党が少数与党に転落し、党内で挙党態勢が求められている状況を念頭に研究会に名を連ねる自民の閣僚経験者は「いろいろな人を呼ぶのは良いことだが、安倍さんの悪口ばかり言っていた人を呼ぶのはさすがにいかがなものか」と漏らす。
先の衆院選で落選した自民の保守系の前議員は「党内の保守系の感情を逆なでする。あり得ない。いったい誰が出席するのか」と述べ、「まさか佐高氏も亡くなった安倍氏に対して鞭打つようなことは言わないだろうな」と危惧した。(奥原慎平)
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【https://www.sankei.com/article/20250204-UDJXJR2BNRLDNAATYHYSMFDSAY/】
「自民やくざなら維新は半グレ」安倍批判の佐高信氏、首相や岩屋外相メンバーの湛山議連で
2025/2/4 18:19
(講演する評論家の佐高信氏=4日午後4時50分、
東京都千代田区永田町)
自民党の岩屋毅外相が共同代表を務める議員連盟「超党派石橋湛山研究会」が4日、国会内で勉強会を開き、評論家の佐高信氏が「保守本流と護憲」と題して基調講演を行った。議連には石破茂首相や閣僚らも名を連ねるが、佐高氏は憲法改正に反対し、安倍晋三政権を激しく批判したことで知られる。自民の保守系議員からは人選を疑問視する声が上がっている。
佐高氏は講演で「世襲、裏金、統一教会(世界平和統一家庭連合)から最も遠かったのが石橋湛山という政治家だ」と述べた。「自民は護憲という選択肢を奪った」と批判したほか、安倍政権が日本維新の会と蜜月を築いたことに言及し、「自民をやくざとすれば維新は『半グレ』だ」との持論も展開した。
研究会は、湛山の歩みを振り返る目的で立憲民主党が設立した議連を令和5年6月に発展的に解消して発足した。首相は就任前から参加し、国民民主党の古川元久代表代行ら野党幹部もメンバーだ。首相は演説などで頻繁に湛山に言及しており、通常国会を乗り切るため、野党との結節点として利用するのではとの見方も与党内で浮上していた。
ただ、佐高氏は平成30年の新潟県知事選で野党系候補の応援の際に「安倍のばかなばか騒ぎを打ち破るためにも絶対に勝たせないといけない。自民に天罰を、公明党に仏罰を」などと訴えた経緯がある。このため、講師として招いたことに、自民内からは「信じられない」(中堅)と批判的な声が出ている。
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【https://www.sankei.com/article/20250206-SU7K7F3XSNBHFGI4QZ67GKJXKA/】
超党派議連で与野党批判の佐高信氏 質疑でベテラン議員「護憲という言葉に違和感」苦言も
2025/2/6 15:12
奥原慎平
(超党派石橋湛山研究会で講師を務める評論家の
佐高信氏=4日午後、国会内)
自民党の岩屋毅外相が共同代表を務める議員連盟「超党派石橋湛山研究会」が4日に評論家の佐高信氏を講師に招いた勉強会。1時間半弱、佐高氏は自民党については「S・U・T」(世襲、裏金、統一教会=世界平和統一家庭連合)と頭文字をあてた〝造語〟を披露しながら、各党批判を展開していく。安倍晋三政権批判を巡り表現の過激さが指摘される佐高氏も、亡くなった安倍氏について直接言及する場面は目立たなかった。
■石破首相は「評価高い」
「自民党の政治家に毛嫌いされている。対談を申し込んでも大抵断られる」
佐高氏は冒頭、自身についてこう述べた。一方、石破茂首相とは昨年3月号のある雑誌で対談が実現したといい、「断らなかった珍しい人だ。私の中で評価が高い」と持ち上げてみせた。
湛山は戦前の自由主義の言論界を主導し、植民地放棄を軸とする「小日本主義」を説き、戦後は昭和31年に首相となった。
(評論家の佐高信氏=令和6年10月22日午後、
東京都八王子市(奥原慎平撮影))
佐高氏は、湛山について「(先の大戦で)軍隊で植民地化したことを『間違い』とはっきり言っている。湛山を研究するなら防衛費増強に反対しないといけない。防衛費増額に簡単に賛成するのは湛山の精神に反している」と出席議員に促した。
首相に対しても「アジアで連帯して米国に対抗するなら分かるが、石破さんは曖昧で整理し切れていない。私がもう少し教育しなければ…冗談だ」と述べた。
■「国民民主は認めない」
佐高氏は自民より日本維新の会を快く思っていないようで、維新批判は先鋭化する。
「自民党がおかしくなったのは維新と近づいたからだ。自民はやくざだが仁義はある。維新は半グレで(仁義は)ない。半グレ化したところに現在の自民党のおかしさがある」
こうした独自の論には会場から笑い声も漏れた。
国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)に対しても、「玉木氏は完全に改憲。国民民主は野党と認めない」と述べた上で、不穏当な表現も重ねていく。出席した国民民主の古川元久代表代行も苦笑いを浮かべた。
■質疑、なかなか挙手なく
佐高氏は憲法9条擁護の論者で知られ、改憲を党是とする自民党の改憲姿勢についても苦言を呈す。
佐高氏は「国民の状況は半分くらいまだ護憲がいる」と指摘し、「自民党の中に護憲がいなくなった。先の総裁選も9人が立候補し、全員改憲だ。自民党は世論からずれている。改憲派は異論を封じる」と冗舌に語っていく。
一方、質疑応答の場面になると出席議員からなかなか手が挙がらない。
(自民党の渡海紀三朗前政調会長=令和6年3月15日
(春名中撮影))
司会者が佐高氏に質問を重ねた後、手を挙げたのはベテラン格の自民党の渡海紀三朗前政調会長だった。
渡海氏は「勢いに押されて誰も何も言わない」と講師の立場を立てつつ、「『護憲』という言葉には正直違和感がある。憲法は尊重して当然だ。憲法尊重はいい。ただ、何が何でも変えないんだ、これはちょっと考え直した方がいいのではないか」と指摘した。
■「本質突く話聞けた」
佐高氏も「『護憲』(の言葉)は確かに誤解を招く」と認めつつ、「『改憲』を私は壊す(意味での)『壊憲』といっている。(自民は)憲法そのものをひっくり返すような改憲になっている。だから『護憲』と、こちらは構える」と述べ、「道しるべとして憲法を考えて、貴重な財産を捨てることはない。改める前にちゃんと使ってほしい」と訴えた。
最後に議連幹事長を務める自民の古川禎久元法相は佐高氏に対して「本質をズバリ突くお話を伺い、勉強になった。自民党の一人として耳の痛い思い」と述べ、「この超党派は新しい日本の政治モデルを作るときに大きな役割を担う。エールとしてお言葉をいただきたい」と佐高氏にコメントを求めていた。
この時間帯、岩屋氏や議連メンバーの首相らは衆院予算委員会に出席しており、佐高氏によれば勉強会の自民党出席議員は少なかったという。(奥原慎平)
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[※ ↑「世界を照らす日本国憲法/次世代につなげる願い」「裏金議員に送る言葉は「汚れた手で憲法にさわるな」」(週刊金曜日 1470号、2024年4月26日・05月03月合併号)](https://twitter.com/ActSludge/status/1783821873312411852) (2024年12月14日[土])
お隣の国では、アベ様に反旗を翻す、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党議員は誰一人居なかった…。
「私人」の昭恵氏はトランプ氏に会って、「害遊」「害交」する御つもりのようですよ。それも見てみぬふりですか、それとも、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の皆さんは積極的に送り出す気じゃないでしょうね? 惨めな結果になるだけでしょうに。恥ずかしいので、いい加減、オトナな外交的立ち居振る舞いをお願いします。
『●アベ《昭恵氏が引き継いだ「自民党山口県第4選挙区支部」の残金には
約2400万円もの政党交付金が含まれている…原資は国民の血税》』
『●クーデター騒ぎから隣国が得るべき教訓は、カルト協会とヅボヅボな利権
裏金脱税党による壊憲、緊急事態条項の新設など許してはいけないということ』
『●「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、緊急事態条項の
新設…壊憲を許してはいけない、「現行憲法の三原則」を汚れた手で触るな!』
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●アベ《昭恵氏が引き継いだ「自民党山口県第4選挙区支部」の残金には約2400万円もの政党交付金が含まれている…原資は国民の血税》
[2024年01月20日]
閣議決定で「私人」とされた安倍昭恵氏が《政治資金の私物化》。アベ様といい、一体どうなってんのかね? (リテラ)《昭恵氏に安倍元首相そっくりの“私物化”疑惑が持ち上がった》《安倍元首相亡きあともつづく、昭恵氏の反省なき政治・公金の私物化──。》
《公私混同の「桜を見る会」事件》や前夜祭事件も《まだ終わっていない》というのに。アベ様の大好きだった閣議決定によって決めた《「首相の公務の遂行を補助」する「私人」》…様々な〝種〟を撒きまくる「私人」のアベ昭恵様だったが…(さすがに厚顔にも自身が出馬することはなかったが)補選でも大活躍だった。《私人を理由に昭恵さんの説明責任が果たされなかった》というのに。そして、今度は、《政治資金の私物化》。それを擁護する方々が居るそうだ。カルトとヅボヅボだったアベ様に魔法でも掛けられてんのかね? 《まったくトンチンカンだ》(日刊ゲンダイ)。《昭恵氏が引き継いだ「自民党山口県第4選挙区支部」の残金には約2400万円もの政党交付金が含まれているという。言うまでもなく、政党交付金の原資は国民の血税だ》(リテラ)。さらには、《故安倍晋三元首相の妻・昭恵氏が、夫の政治団体「晋和会」を継承し、元首相の5政治団体から計約2億1000万円を集めていた》(こちら特報部)。ド《アホウ》素淮会方式を見てもらうと分かるが、お金に色は付いていないので、しっかりと税金が「晋和会」にも還流されている。ド《アホウ》元財務相の大好きな「会合費」などの名の下に、好き勝手に使われる訳だ。
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東京新聞の記事【韓国・尹大統領の弾劾訴追案可決 与党の一部も賛成、職務停止に】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/373613)、《【ソウル共同】韓国国会(定数300)は14日、尹錫悦大統領の「非常戒厳」宣言は憲法違反だとして野党が提出した2度目の弾劾訴追案を可決した。与党「国民の力」の一部議員も賛成した。尹氏は職務停止となり、韓悳洙首相が権限を代行。憲法裁判所が罷免するかどうかを180日以内に判断する。1度目の弾劾案は与党のボイコットで廃案となり、国民が強く反発。さらに、与党が求めていた早期退陣を尹氏が拒否したことで、与党議員が離反した。…韓国大統領の弾劾訴追は2016年の朴槿恵元大統領に続き3例目。弾劾訴追には在籍議員の3分の2以上の賛成が必要。野党と無所属の議員は計192人で、与党から8人以上が賛成に回った。尹氏は3日夜に非常戒厳を宣言。国会が解除要求決議を可決したのを受け、尹氏は約6時間後に非常戒厳を解除した。捜査当局は尹氏に対する捜査を本格化。共謀したとされる金龍顕前国防相のほか、趙志浩警察庁長官らを内乱容疑などで逮捕した》。
先程17時頃、尹錫悦韓国大統領の弾劾訴追案が可決 ――― そのお隣の国では、かつて、数多のアベ様案件に対して、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党議員や下駄の雪党、お維やコミの議員らは一体何をしていたのだろうか?
アサヒコムの記事【尹大統領の弾劾訴追案が可決、職務停止に 弾劾審判で罷免を判断へ】(https://www.asahi.com/articles/ASSDG1V4MSDGUHBI00TM.html?iref=comtop_7_01)、《今後は、憲法裁の弾劾審判に移る。憲法裁は180日以内に尹氏を罷免するかを判断し、罷免が相当と判断されれば尹氏は失職となり、60日以内に大統領選が行われる。今回の弾劾訴追に加え、内乱容疑での捜査も進んでいる。13日までに、非常戒厳を尹氏に建議したとされる金竜顕(キムヨンヒョン)前国防相や、警察トップの趙志浩(チョジホ)・警察庁長官らが内乱の「重要任務従事者」の疑いで逮捕された。尹氏も内乱の疑いで告発され、すでに出国禁止措置を受けている。韓国メディアは、捜査当局が尹氏を「首謀者」とみていると報じている》。
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【https://www.asahi.com/articles/ASSDG1V4MSDGUHBI00TM.html?iref=comtop_7_01】
尹大統領の弾劾訴追案が可決、職務停止に 弾劾審判で罷免を判断へ
2024年12月14日 17時01分
(ソウルの大統領府で2024年12月12日、国民向けの談話を
発表する尹錫悦大統領。大統領府提供=ロイター)
「非常戒厳」を出した韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に対する弾劾(だんがい)訴追案が14日、韓国国会で可決された。大統領の職務は停止される。今後は罷免(ひめん)の可否を判断する憲法裁判所の弾劾審判に移り、大統領の権限は韓悳洙(ハンドクス)首相が代行するが、内政や外交に混乱が生じるのは必至だ。
野党6党が提出した弾劾案は、13日に国会本会議に上程された。尹氏を「国民の信頼を裏切って憲法が付与した戒厳宣布権を乱用し、内乱罪を犯した」と指摘していた。
尹氏はなぜ、成算もなく非常戒厳に踏み切ったか 元大統領側近の視点 ➙
可決には国会(定数300)の在籍議員の3分の2の賛成が必要で、当初から賛成するとみられた野党や無所属の192人に加え、与党議員から8人の造反が出るかが焦点だった。
尹氏は採決に先立つ12日、国民向け談話を発表し、「大統領の非常戒厳宣布権の行使は統治行為だ」と主張し、内乱罪だと主張する野党を批判。「私を弾劾しようが、捜査しようが、これに堂々と立ち向かう」と全面対決の姿勢を示していた。
今後は、憲法裁の弾劾審判に移る。憲法裁は180日以内に尹氏を罷免するかを判断し、罷免が相当と判断されれば尹氏は失職となり、60日以内に大統領選が行われる。
今回の弾劾訴追に加え、内乱容疑での捜査も進んでいる。13日までに、非常戒厳を尹氏に建議したとされる金竜顕(キムヨンヒョン)前国防相や、警察トップの趙志浩(チョジホ)・警察庁長官らが内乱の「重要任務従事者」の疑いで逮捕された。尹氏も内乱の疑いで告発され、すでに出国禁止措置を受けている。韓国メディアは、捜査当局が尹氏を「首謀者」とみていると報じている。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]/
(2024年10月19日[土])
《数百億円にも上る物品を口頭で発注》…上脇博之さんが《業者との契約過程を示す文書の開示》を求めたアベノマスク裁判…400億円もの税金がドブガネ、廃棄費用でさらなるドブガネ。《業者選定のためにやりとり》が一切残されていない…《数百億円にも上る物品を口頭で発注》し、随分と《「不便では」》なかったでしょうかね? 《業者選定のためにやりとり》したはずで、それを知りたい者として、随分と「不都合」です。アベ様の国葬モドキ強行問題も同様です。
#投票に行かないからこうなる、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の #自民党に投票するからこうなる。泥棒・犯罪者集団・反社組織になぜ投票するんですか? なぜ、カルト協会とヅボヅボな人達に投票するのですか? かるとや犯罪者に投票する側の論理とは? 反カルト側、泥棒される側の論理では、とても計り知れない。だから、お維や下駄の雪党・コミ、サンセーなんてのも、あまりにも愚かな選択。#END維新。賢明な投票行動を、是非、お願いします。
『●アベ様の国葬モドキ…《協議過程を記した行政文書の「不存在決定の撤回」
および「不開示となった文書の開示」を求め》てTansaが東京地裁に提訴』
『●アベノマスク裁判、合同マスクチーム職員「やりとりは口頭が基本で、文書は
残していない」…大阪地裁徳地淳《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み》』
なんでそんなにメールを消したがるの? 《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込》む始末。《全て口頭で》が本当ならば、どんないい加減な行政をやっているのかということになるし、《全て口頭で》がウソならば、ましてや、作成した文章全てを廃棄・隠蔽したのならば、あまりにもアベ様的デタラメぶりということになる。
《600億円近い巨額の税金を使う契約なのに「口頭」だけでやり取りする。…単価や発注量がちょっとでも間違えれば費用は億単位で変わってしまうだろう。年末調整の申請書類など、庶民には1円のミスも許されない記載を求める中で、あまりにいい加減だ》。
日刊ゲンダイの記事【《アベノマスク契約》がXでトレンド入り…血税約600億円費やす契約を「口頭」でやり取り?の真偽】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362026)。《自民党の国会議員は裏金を作り、官僚はロクな契約書も取り交わさずに数百億円にも上る物品を口頭で発注する。これでは庶民がいくら税金を納めても暮らしやすい社会が出来るはずがない。やはり、第二次安倍政権以降の自民党政治はぶち壊す必要があるようだ》。
『●アベノカビマスク《廃棄するよりも高くなるとは呆れるばかりでは
ないか》…そもそもこんな愚策に数百億円ものドブガネをしていなければ…』
『●アベノカビマスク…《この問題で法律的に責任を問うのは難しい。
しかし、…政治責任は大きい。…「政治責任に時効はない」はずだ》』
『●相澤冬樹さん《アベノマスクを突破口に、安倍政権の負の遺産が明らか
になるかもしれない》…数多のアベ様案件の解明につながるか?』
「上脇博之さん「本当に妥当だって言うんだったら正々堂々と出せば
いい。そんなに誇れるもんだったら(価格を)出してくださいよ」」
「日刊ゲンダイの記事【相澤冬樹/ “アベノマスク裁判”で
国が全面敗訴 単価開示で明らかになる安倍政権「負の遺産」】…」
《「アベノマスク単価の開示を命令」 注目の判決結果を裁判所前で
知らせる“旗出し”だ。大阪地裁で28日、通称「アベノマスク裁判」
の判決が言い渡された》
《全国で1億枚以上が配布されたが、国は単価を明らかにしていない。
情報公開請求に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が求めても開示
しなかったし、国は今に至るまで価格を明らかにしていない》」
『●黒川弘務氏定年延長に関する文書の開示を国に命令…上脇博之さん「特定
の人物のために法解釈をねじ曲げた事実を、裁判所が認めた意義は大きい」』
《◆「アベノマスク」訴訟を断じた裁判長 法務省はこれまで
「黒川氏個人のためではない」という姿勢を示してきたが、今回の
判決は「(理由は)黒川氏の勤務延長しかあり得ない」と断じた。
解釈変更の閣議決定は黒川氏の退官予定日のわずか7日前。対象が
黒川氏に限られ、他の検察官への周知がなかった点も考慮された。
上脇氏が「大きな分岐点だった」と振り返るのが、元法務次官の
辻裕教氏に対する昨年12月の証人尋問だ。「他の検察官への解釈
変更の周知の有無を原告側が尋問した際、辻氏が
『やっていません』と答えた。法解釈を一般化するのが行政の仕事
だが、全く逆で、特定の人物のために動いていた事実が鮮明になった」
今回の裁判長は、安倍政権がコロナ禍対策で全国に配布した
「アベノマスク」を巡る訴訟で、政府に行政文書の開示を命じる判決を
出した徳地淳氏。徳井義幸主任弁護士によると、証人尋問で
「第三者として見れば、定年退職に間に合わせたように見えなくは
ない」と問いかけたという。「口ぶりから不信感がにじんでいた。
当たり前の市民感覚を持っていた」》
『●アベノマスクや黒川弘務氏…アベ様案件などなどなどなど…《政治の闇の
扉をこじ開け》る上脇博之さん、《「政治とカネ」の告発の第一人者》』
『●上脇博之さんが《業者との契約過程を示す文書の開示》を求めたアベノ
マスク裁判…400億円もの税金がドブガネという《結果責任》にどう責任?』
『●アベノマスク裁判、合同マスクチーム職員「やりとりは口頭が基本で、文書は
残していない」…大阪地裁徳地淳《裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み》』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362026】
《アベノマスク契約》がXでトレンド入り…血税約600億円費やす契約を「口頭」でやり取り?の真偽
公開日:2024/10/16 12:00 更新日:2024/10/16 12:00
(血税垂れ流し(C)日刊ゲンダイ)
自民党の国会議員は裏金を作り、官僚はロクな契約書も取り交わさずに数百億円にも上る物品を口頭で発注する。これでは庶民がいくら税金を納めても暮らしやすい社会が出来るはずがない。やはり、第二次安倍政権以降の自民党政治はぶち壊す必要があるようだ。
《アベノマスク契約》――。15日夜から、こんな言葉がX(旧ツイッター)でトレンド入りした。同日、朝日新聞デジタルが<アベノマスク契約めぐる訴訟 裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み>と題して配信した記事が元ネタとみられる。
記事は安倍政権が新型コロナ対策の一環として国民に配布した布マスク(アベノマスク)について、神戸学院大学の上脇博之教授(66)が国に対し、業者との契約過程を示す文書を開示するよう求めた裁判の様子を詳述。複数省庁による「合同マスクチーム」のうち、業者と直接やりとりした職員が証人尋問で「やりとりは口頭が基本で、文書は残していない」などと証言したという。
アベノマスクは2020年4月に故・安倍晋三首相が各戸配布を表明。約3億枚を調達したものの、約8300万枚が残り、保管料や調達コストを巡って国会で無駄遣いが指摘された。
■庶民には1円のミスも許されない記載を求める中で、あまりにいい加減
当初の経費は約400億円とされたが、その後、費用が膨らんでいることが発覚。2022年3月18日の参院予算員会で立憲民主党の議員が示したアベノマスク絡みで支出した経費は、厚労、文科両省分のマスク代や検品費用、検品のための追加費用、20年8月~21年3月の保管費用など、判明しているだけで計約564億円にも上っていたという。
600億円近い巨額の税金を使う契約なのに「口頭」だけでやり取りする。
暗記力だけはバツグンの東大出身者が多い官僚組織とはいえ、単価や発注量がちょっとでも間違えれば費用は億単位で変わってしまうだろう。年末調整の申請書類など、庶民には1円のミスも許されない記載を求める中で、あまりにいい加減だ。
実際、参院予算委では、調達分から配布分を引いたアベノマスクの在庫が約53万枚も「不明」となっていたことが指摘されていたが、口頭のみの契約では責任の所在が国なのか、事業者なのか曖昧になってしまう。
SNS上ではこんな声が上がった。
《まさかの契約書ナシ? マジか? 100億円単位の契約で。あり得ないでしょ》
《どうしても隠したいことがあるんだろうな。もういい加減にしてくれ》
《法や手続きを無視してやりたい放題。これが「アベ政治」だった。見直す時だよ》
第二次安倍政権以降の「負の遺産」はまだまだ出てきそうだ。
◇ ◇ ◇
壮大な無駄遣いとされたアベノマスク。●関連記事【もっと読む】『“役立たず”アベノマスク再利用に右往左往 延々と質の悪いコントを見せられる国民』 【さらに読む】『人工呼吸器5000台分…「アベノマスク」の500億円超でできたこと』を取り上げている。
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