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●確信犯? ノー天気? 猛毒法に、座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長は断言「・・・賛成だ」

2014年01月24日 00時00分27秒 | Weblog


東京新聞の記事【秘密保護法の諮問会議始動 議事全文は非公開】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014011802000121.html)。

 またしても有識者会議だそうで、その座長が笑える。天下の読売新聞の「渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長」だそうで、(非)特定秘密「隠蔽」法を一体どうしようというのでしょうね? 「渡辺氏は初会合で「多少の条件はあるが賛成だと明言」したそうです。また、「読売新聞は昨年十二月の同法成立時、「国家安保戦略の深化につなげよ」と題する社説を掲載」しました。まったくお目出度い会長と新聞社です。2013年12月6日は「日本の民主主義が死んだ日」だというのに、まったくお目出度い限りです(【大谷昭宏の言いたい放題/2013年12月6日は「日本の民主主義が死んだ日」】、『自然と人間』(2014年1月号、Vol.211))。

   『●我が身を省みらずに遠吠えする元新聞記者らしき人と
                 校長の検閲に喝采を送る元弁護士らしき人のイサカイ
   『●『「押し紙」という新聞のタブー』読了(2/2)
   『●『官僚とメディア』読了(1/3)
   『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(2/3)
   『●『我、拗ね者として生涯を閉ず (上・下)』読了(3/4)
   『●『渡辺恒雄脳内解析 ナベツネだもの』読了
   『●『記者会見ゲリラ戦記』読了
   『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(1/2)

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014011802000121.html

秘密保護法の諮問会議始動 議事全文は非公開
2014年1月18日 朝刊

 政府は十七日、特定秘密保護法に関し、特定秘密の指定や解除の統一基準を議論する有識者会議「情報保全諮問会議」(座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長)の初会合を首相官邸で開いた。政府は今秋に統一基準や関連政令を閣議決定する方針だが、メンバーの意見が反映される保証はなく、会議の実効性に疑問符が付いた。「機密性の高い事柄を議論する場合もある」として、発言者が分かる議事録全文の非公開も決めた。 (城島建治)

 座長の渡辺氏は会合で「最終的に首相に判断してもらえば結構だ」と述べた。政府によると、現時点で諮問会議が報告書などをまとめる予定はなく、メンバーの発言が言いっぱなしになる可能性は否定できない。

 諮問会議は国民の知る権利が侵害されないように、秘密保護法に関する基準を決めるのが目的。だが、政府の判断で議事要旨は公表するものの、議事録全文は機密性を理由に、あっさり非公開が決まった。国にとって都合の悪い情報が特定秘密に指定されるとの批判が強い中、外部有識者の議論さえ「秘密」にされる。

 政府は七人のメンバーのうち、大半を容認派でそろえた。渡辺氏は初会合で「多少の条件はあるが賛成だと明言した。読売新聞は昨年十二月の同法成立時、「国家安保戦略の深化につなげよ」と題する社説を掲載した。

 会議は米国の秘密保護法制や行政法、情報公開法などの専門家七人で構成。(1)各省庁など行政機関の長が指定する特定秘密の指定や解除の統一基準(2)特定秘密を扱うのに適切な人物かどうかを調べる適性評価の実施に関する運用基準-を議論し、政府が策定する基準に反映させるよう求める。

 諮問会議は秘密保護法の運用状況について、首相から毎年報告を受ける役割もあるが、特定秘密の中身を見て妥当性を検証する権限はない。特定秘密の内容を知らない有識者が、基準づくりに関与することの限界を指摘する声もある。

 同法は昨年十二月に成立し公布され、一年以内に施行される。
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