あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

決算審査委員会8日目 土木費

2010-10-01 | 国際・政治

決算審査委員会 8日目 土木費続き

   #委員会審査中の私のメモより審査の概要の紹介をします。(・質問A答え)

改革民主 横田匡人議員
仙台都市交通プランについて、今朝は、地域コミュニティバス 青山くんの試乗があった。 本市が目指してきた都市像とは?
A 21プランのもと、公共交通軸を骨格交通とした機能集約型都市の構造を目指している。

・いよいよ地下鉄東西線の開業に向けて進行中。都市交通プランの位置づけを明確につするための組織推進体制は?
A 一体的に進めるため推進協議会を年度内に設立して、施策の着実な推進に取り組む。

・プランの第一の方針。公共交通の利便性の向上とは?
A 具体的施策として、バス路線の結節機能の向上、バリアフリー化、地下鉄乗り換えのしやすさ、IC乗車券の導入等。

・料金体系のあり方、均一料金の導入等の検討はどうなされているか?
A これまで交通戦略会議において、利用しやすい乗車券制度のあり方を検討してきている。

・交通政策は都市経営に関わることであると思うが?
A 経営の根幹にかかわる重要事項については市長以下、全庁として検討し、交通局として協議に入る立場にある。

・利用の促進策として、均一料金制の導入があるのでないか?本市の交通体系の大転換の機会が東西線の開業ではないか?
A 均一料金制の導入は経営に直結するテーマであり、減収分の補填財源の確保が課題である。

・バス路線の再編に関して市民から不安の声が一部で上がっている。

市長答弁 これからの仙台市のまちづくりの根幹的な起爆剤になること。その重要性を踏まえて、利用しやすい料金のあり方も研究を進め、市民の利便性の観点を検討していきたい。また交通事業の健全な運営についても意を用いていきたい。

新しい翼 一名
交通計画調査費について。   都市交通プランと都市計画道路網見直しのこれまでの費用の総額は?
A 19年度から検討しプランは3800万円、都計道は3000万円の調査検討費用となっている。

・都市計画道路網の見直しの検討体制は?
A  局内の見直し検討委員会により検討してきたが、都市計画審議会でも検討している。

・両計画の連動はどうはかられてきたか?既存道路の利活用が求められているか?
A 

・平成27年開業へむけた東西線があり、南北線利用者の伸び悩みが課題であるが、一層の利用の促進に課題の整理は?
A 市民アンケートや社会実験もおこなってきた。乗り継ぎのアクセス向上が課題。駅施設のバリアフリー化や結節機能の強化に取り組んできた。

泉中央地区周辺の改善は急務である。ペデストリアンデッキの老朽化対策も課題。
A 北部のターミナルであるが混雑が進んでいる。交差点改良や拡幅、バス停の改善もしてきたが、今後の北部工業団地の企業立地もあり昨年度より交通環境の調査を着手しているところ。

A 泉中央地区交通結節機能検討会議を立ち上げて検討してきたが、今後のバス需要の増加に対応する整備の検討をすすめていきたい。

・泉中央地区のまちづくりが昨今見えてこない。頻繁な大渋滞が続いている。買い物客が中央地区を嫌い郊外に客も離れているが認識は?
A 一定の都市機能の集積に加えて、広域拠点の役割が重要になっている。一層の都市機能の強化が必要と認識している。ニーズに適った施設の誘導をおこない広域拠点性があり、かつ個性あるまちづくりに取り組んでいきたい。

・交通環境整備への考え方は?
A 地下鉄各駅への道路整備は重要。整備方針を掲げて、自転車通行帯と歩道の整備にあたっていきたい。
A 公共交通の利便性の向上の観点を重視して、各種必要なソフト/ハード面の向上に努めていく。

・バスレーンの設置、公共車両優先信号システムへの検討は?
A 県道仙台泉線が専用レーンの路線となっているが、他に北山線など優先レーンの設置を具体に進めていく。

あおば通りの回遊性の確保にむけた検討は、道路空間の創出に?
東西線開業に向けて、青葉通りの安全性と回遊性を確保して歩いて楽しい道路空間の創出を検討している。

・地下鉄沿線のまちづくりの方向性について、都市軸としての地下鉄沿線への期待大きいが?
 地下鉄は都市軸の基軸となるもの。現行の関連する各種計画を踏まえて取り組んでいく。

民主クラブ仙台よりふたり

小野寺健議員
・道路維持費、高森地区陥没事故について、
A 一年前の事故の経過は、昨年9月15日に発生。ため池からの埋設管を閉塞させた。年度末に道路使用再開となった。 地下埋設管の破損が原因のひとつである。
責任の所在は、開発事業者が重要な責任を担っていると考えている。

・かかった復旧費用は?
A 2億4000万円が事故対策/復旧費としてかかっている。

・本市のみの負担となるのか?
A 責任の度合いに応じた開発事業者との費用負担になると考える。宅地部分と道路部分を分けて、現在、費用負担の協議を進めている。

A 区長答弁 開発事業者の責任は重いが、市のため池管理の責任を主張していて、現状は双方に開きがある。

・残念なことに、1年後に再び、高森地区の宅地内で陥没が発生したが。
A 9月17日に四丁目地内で発生した。調査結果は、開発業者による状況調査の結果は近々公表の予定。

・昨年の事故の際、地下埋設管にセメントミルクを注入しているが、注入しきれず閉塞していない箇所があるのではないか、昨年事故との関連性は?
A 関連性はまだ不明であり、今後の分析による。

・陥没箇所は埋設管箇所と異なるようだが、セメント注入による二次事故ではないか?
A 因果関係は今のところ不明。

・高森地区の昨年度末に市が出した安全宣言とは?
A 宣言は住民の安心の拠り所のひとつであったが、今回の事故により、再び不安を持つことになった。事業者と連携して現在対応しているところ。
・仙台市の安全宣言への信頼が揺らいでいる。抜本的な解決策を講じ、住民への説明会も逐次開催していくことを求める?

1_3市長答弁 調査結果を待って究明し、宣言後半年の再発生は大変重大と受け止めている。進捗状況や対策の検討状況を逐次お知らせし、パトロールも強化するなど、住民の安全確保に十分に取り組んでいく。

木村勝好議員
あすと長町の鉄道運輸機構の土地三箇所はどうなっているか?
Å 再公募もしたが、買い手がつかない状況。坪単価63万円で売りに出した。

・機構側の立場は、売らなければならないが、値段はどう下げたか?
 A 47万円。53万円。43万円に坪単価を下げている。

・当初の販売価格からは相当坪単価を下げてきているが、今後の影響は?
A 地権者の土地活用に影響が出るもの。

・大幅値引きによる販売によっても、あすと長町の事業収支に本市にどう影響するのか?
A 影響は出るが、都市再生機構の負担分となるため本市へは影響はないもの。

・計画上の収支上の本市への影響はないとされているが、将来の結果として影響がでるのでないか?
A 最終的には、地主側には影響がでるものと思う。市の計画上の影響はでない。

・保留地処分はどうなっているか?
A 3.5ヘクタール。22%のみの売却実績であるが、

事業認可当初は坪単価128万円で始まった区画整理事業であるが、現在半分になっている。この半減の負担は誰が負うのか?
A 区画整理補助金は国と仙台市の負担になる。
A 売れた土地の平均売却価格は駅から離れている地区でもあり55万円である。

・ 本市のこれまでの投入学は
A 515億円であり、一般会計から100、起債分が400。最終的には536億円であるる。

A 将来のまちの姿は、26年開業の新市立病院による立地効果は大きい。高い交通利便性により、相当程度の土地利用になるものと思う。

・大規模集客施設のイメージは何か? まちの将来のイメージが湧いてこないが?
A 長町商店街と連携できる施設を期待している。健康/スポーツをテーマをコンセプトにしたまちづくり。

・提案として地区計画あり。住居系施設の誘導をはかるべきでないか。地区計画の見直しは?
A 新環境都市の創出を目指して地区計画を決定しているが、今後は地元の声も参考にして必要な見直しを検討していきたい。

改革フォーラムより
・都市計画道路に関して、狐小路尼寺線ついて、移転費用価格、用地取得額、移転費用必要額の決定はどのように決められているか?
・宮沢橋根白石線について、用地取得と整備箇所について
・南加治町工区の進捗について

公明党より
・市営住宅管理費について、住居戸数は?
 A 市内に30団地 9112戸となっている。

 ・空き家の改修時はどうしているか?
 改修/修繕にあわせて風呂の設置もしている。 

・現在居住していても風呂設置の改修ができないのか?
A 家賃が数千円高くなることも考慮して検討したい。

・ 市営住宅敷地内の違反駐車車両への対策は?
A 禁止と誘導の表示を明示するなどにより対策を講じることとしている。

・放置車両の除去について?
A 法的措置を含めて撤去していきたい。

・郡山市営住宅のヒマラヤ杉の樹液が駐車車両に落下しているが、伐採等の対応ができないか?
A 8本あり。
・指定管理者の管理となっているが、入居者からの評価はどうか?
A アンケート調査によれば、おおむね評価を得ているが、駐車場管理については不適切との意見が出ている。市として違反車両宅を戸別に訪問するなど取締りを強化していきたい。

・指定管理者による市営住宅の管理のこれからについて?
指定管理者が全戸訪問によりニーズを把握し、その報告を受けているが、指定管理者によるよりよい管理業務になるよう取り組んでいきたい。

共産党より
・ 市民公園について、評定原公園の目的と管理は?
A 野球場とテニスコートがあり、指定管理者が管理している。が樹木や施設管理は市となっている。野球場は27大会が利用開催されている。
・場所柄、人気があるが、コートの張替えは何年前か?
A 宮城国体後に張替えてあるが、前面でなく部分補修である。
・利用安全上も、前面改修が必要でないか?
・指定管理者の事務所は小屋であり、利用者から認識されない事務所。トイレが最悪と評価されている。
・公園管理用の改修費が2億円から1億円に減額されてきたいるが、必要な予算確保を?
A 市民健康づくりの推進にも欠かせない施設であり、長寿命化計画の策定に向けた調査を現在おこなっており、安全な施設管理につとめていきたい。

・市営住宅について、応募戸数と倍率は?
A 一般は227戸 16倍であり、全体では昨年度307戸に14倍程度となっている。
A 空き家は1000戸以上あり、その他鶴ヶ谷第二住宅には200戸以上の空き家あり。修繕費用との兼ね合いあるが、修繕戸数を増やして入居を増やすようにしている。

鶴が谷第二市営住宅の再整備事業について? 第一住宅では、新しい住宅が、暗い、カビ臭いとの苦情が出ているが?
・近隣高齢者施設との連携によるシルバーハウジングの進捗は?
a 高齢化率50%単身率40%であり、健康福祉局とも協議して対応していきたい。

・一日も早い、シルバーハウジングと包括支援センター等の敷地内設置も具体に進めるべきである。
すでに3団地70戸で実施しているが、鶴が谷は突出して高齢化率が高く、そのあり方を慎重に協議し必要なサービス等を検討し、敦賀や地区全体に資するよう検討していく。

・市長に、市民センターの移転、児童センター、の移転等も含めて地域要望がでているが、先進的住宅団地であるつるがやへの対応は?
市長答弁 郊外住宅団地の再生は重要な本市の課題であり、特に鶴が谷は、パイロット事業である。その機能の総合的な発揮ができるよう全庁的に取り組み、その新しい方策を検討していきたい。

・動物園費について 八木山再整備事業について?
Aビジターセンターの建設、新動物病院の設置などを昨年度実施した。

2_2・インド象よしこが死んで、としこ一頭になってかわいそうだ。動物の高齢化も進んでいるが
A 園では46種、496体が飼育されているが、人気のトラやゴリラなどの高齢化も進んでいる。
A 繁殖の取り組みでは、国内で初めて八木山動物園で、アフリカ象の精液採取が成功している。
・繁殖環境の充実ができているのか? 円山動物園の取り組み事例があるが?
・動物のための動物園にすべきである。
A 近年の動物導入の難しさから、園では繁殖計画を策定して、取り組んでいるところである。
・繁殖のための人材の育成をはかるべきである。
・シジュウカラガンのロシアとの共同研究、放鳥事業を、園の目玉事業として市が責任をもって再開させるべきである。
A ロシア側との合意の上で終了している放鳥事業である。

以上、土木費 4時47分。終了。


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