会派視察で沖縄県那覇市/名護市などを調査
調査項目は、高齢者福祉・介護予防への取り組み/家庭ごみ有料化導入後の現況/美ゅら海水族館/恩納村の誘客施策/保育施策の現場について。
毎日1往復の仙台/那覇便で3時間。機内は山形市内と大崎市内の私立高の修学旅行団で満席。インフルエンザの流行で修学旅行の実施も危ぶまれている中、2校は実施できて良かったね。4泊5日という彼等の無事故を祈ります。
那覇空港からモノレールで那覇市役所仮庁舎へ。仙台は手袋も必要な朝でしたが、当地は気温22度。半そで姿も見られる。
那覇市役所健康福祉部ちゃーがんじゅう課・課長/副参事などに対応いただく。
長寿の土地柄沖縄県・那覇市の取り組みを調査。
全国屈指の介護保険料が高い沖縄では、在宅サービス利用へ誘導し、施設給付費の抑制に取り組んでいる。
在宅サービスでは、訪問介護が少なく、通所デイサービスが主力となっている。施設では特養ホームより老人保健施設が3割多いのも特徴的。
地域包括支援センターは市役所の担当課内に1箇所のみ。他は13箇所の地域相談センターが市内3小学校区に1箇所の割合で設置されて業務補完している。
県民130万人余のうち30万余が住む那覇市での高齢化率はまだ低いが、これから全国平均に近づいていく。市内では都会化が進むとともに独居老人が増え、地域支援事業や要介護予防事業の積極的な展開を図っている。
介護保険の利用者増の一方、保険料の抑制という課題は保険者共有のもの。