あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

6月9日 定例議会開会。新しい所属委員会と議案

2009-06-09 | 国際・政治

平成21年第二回定例議会が開会しました。

1六月の議会では、議員の所属委員会が新しくなりますが、今回は正副議長が退任され、新正副議長の選任がありました。

新議長には、議会第一会派から四期の野田譲議員(泉区)副議長は第二会派の我が会派から六期の渡辺公一議員(宮城野区)となりました。議会人事は会派代表者間で表に限らず議会前まで協議がなされてきましたが、今回民主クラブ仙台から、副議長を出すことができました 国政の状況が、仙台市議会でも反映して、市長与党でありながら民主と自民/公明との間で駆け引きあった中で木村勝好代表の尽力によるものでした。

野田譲議長は、東北福祉大野球部主将出身。後輩はあの大魔神佐々木選手や阪神金本選手など多数。三塚元蔵相の秘書から市議会に。私と同年生まれの47歳での就任は、仙台市議会では戦後最年少です。私は野田議長と過去に総務財政委員会の正副委員長、決算審査特別委員会の正副委員長コンビを組ませていただいたことがあります。

私が所属する常任委員会は今回、健康福祉から「市民教育委員会」(企画市民局/教育局所管)に移りました。委員会で取り組みたいテーマは三本あります。1.少子化高齢化進む地域コミュニティの機能維持について、PTA会長5年目となり2.学校現場の種々の課題について、そして 3.仙台市の10年先までの総合計画「仙台市基本計画」の策定に向けてです。

Cimg5448 また調査特別委員会は、本日の本会議で、地球温暖化防止等調査特別委員会委員長として報告を行いました。私が報告の中で強調したのは環境」が都市政策の大きな鍵となること、環境先進都市杜の都を標榜する仙台市の環境施策の推進には財政的措置が必要であるということでした。七北田川クリーン運動」はゴミ量が年々少なくなっていることを地域住民の皆さんと確認する日です

3委員長を務めたので、今議会からは視点を換えて「東西線沿線整備調査特別委員会」に移り、副委員長を務めさせていただくことになりました。泉区の私は、地下鉄東西線の沿線とは直接関わりがありませんが、仙台市の南北東西の軌道系交通軸の整備とその沿線のまちづくりは、将来の仙台市民への財産となるものです。南北線の整備と異なり、東西線は新しく駅とともに沿線の開発を進めていく「開発一体型」です。景気の状況から開発事業は大変厳しい中、27年度の東西線開業へ向けた時間は限られています。仙台100年の都市大系として沿線整備を進めていかなければなりません。

定例議会本題の提出議案は、国からの緊急雇用対策事業と道路や橋梁工事などの公共事業関係が21億円ばかりの補正予算案

条例案では、鶴ヶ谷市営住宅の改築工事について。長町南に市内3館目となる「子育てふれあいプラザ長町」の設置についてが主なものであり、したがって質疑の主題は、市長選挙直前の梅原市長の市政運営に関することになります。会派代表質疑の内容について、私は政調会長の立場から、横田議員と協議しています。

議案審査のため3日間休会し、月曜日から会派代表質疑が始まります。質疑では梅原市長は市議会側には一切話なく、親しい国会議員に相談して再選への出馬意思を固めた点も問わなければなりません。議会の方も市役所職員の方も見ずに、梅原市長はどこを向いて仕事を続けようとしているのか。摩訶不思議

本会議後、第二回広報委員会を開会して今議会の「市議会だより」のレイアウト等を決定しました。

その後、広報委員会担当の調査課職員と広報委員との懇親会を開催。「仙台銀座」の洒落た店で盛り上がった中、野田新議長も駆けつけてくださいました。ひとりでも多くの市民の皆さんが市議会に関心を持っていただけるよう議会の広報活動に委員長として頑張ります!!


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