3日から18日までの会期で、本年第四回定例議会が開会しました。
条例案5件のほか、補正予算や工事請負契約、指定管理者の指定に関することなどが、議案として市長から提案されました。その他共産党から一本、子供の医療費助成について議員提案がありました。
提案後、明日から3日間は議案審査のため休会し、9日水曜日から再会し、各会派から代表質疑が2日間行われます。我が会派からは一期生の小野寺健議員が頑張ります。すでに、事前に会派内で質疑内容について協議を行っていて、その上で質疑原稿の詰め作業をしています。代表質疑後の一般質問には我が会派から2名。岡本あき子、村上一彦の両議員です。
提案説明だけなので30分ほどで閉会。その後、私が委員長を務める「議会広報委員会」を開催。今議会の報告をする議会だより第147号の内容について協議しました。表紙の写真は、ベガルタ仙台J2優勝の写真としました。(万一準ならダメ。そうならないことを祈っての決定です)
議会テレビ中継について、平成12年の中継開始以来、中継委託をしている地元のケーブルテレビ2社(仙台CATV、宮城ネットワーク)の担当者から、今後の地上デジタル化と議会中継について説明をいただき、委員から質疑をしました。
仙台市議会のテレビ中継は、他の議会中継と比べても、見やすいものになっていることは、本委員会の他都市視察でも確認されていて、両テレビ会社側も相当に努力して、今日まで議会中継を担ってきたことが伺えました。そして、今後のデジタル化では、放送各社の競争の下、情報量が拡大する情報媒体の移行に応じた、番組企画力や営業力が問われていく。議会中継も、より市民からの関心を得られる内容のものに工夫した番組製作が可能となることなどの説明を受けました。
現在の同テレビ会社の市内世帯加入率は62%。インターネット中継の技術も相当に高くなってきており、今後は、コスト面と市民への汎用性の観点などから、それらをどう使い分けていくかも課題となりそうです。
委員会の最後に、当委員会が前委員会からの引き継ぎ事項になっていた、梅原前市長のタクシーチケット問題を議会が追求した4月の「議員協議会」テレビ中継録画の配信については、録画配信はしないということを確認しました。なぜここまで結論に時間がかかったのか、理由は市長選挙前後の情勢によるものです。尚、同協議会の記録文書はいつでも開示請求によってご覧になれます。