あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

決算審査委員会8日目・土木費/消防費

2009-10-05 | 国際・政治

決算審査委員会8日目・委員会中の私のメモをご紹介します

Wok1093土木費
公明党

歩道の整備について
人優先の道路整備への転換を求めたいが?
人に優しい道路という大切な視点にたって整備にあたっていきたい。(市長答弁)
市民要望は増加傾向にあるのでないか?
・既存道路の安全確保面での要望が増えている。
・道路関係予算もシーリングがかかり年度当初予算はは13%程度にさがっている(財政局)
バス路線でありながらも整備が進まない箇所が少なくないでないか?
三百人町の歩道要望は一万人以上の陳情書を19年3月に提出しているが?
・区役所に通じる幹線道路であり歩行者の安全確保が必要な道路であると認識している(若林区長答弁)道路拡幅の可能性についてこれまで調査してきたが、土地環境から課題は大と受けとめている。
三百人町を一方通行にする検討はどうか、課題は何か?
・検討はしてきていないが、周辺の都市計画道路の事業日程の都合と沿線住民の合意形成が大切であると認識している。
整備の発想の転換が必要な時期にもきているのでないか?
多面的な観点から検討し柔軟な整備手法の検討も必要と考えている。いずれにしても安心安全な道路環境の整備にあたっていきたい。(局長答弁)

公園管理費について
国営みちのく湖畔公園について
入園料や駐車料金も取らなくていいのでないか? 子供たちの分は無料にすべきでないか?
・政令に定められた上で、維持管理費への補填財源ともなってやってきた経緯がある。
本市の負担金は無くすよう新政権に訴えていくべきである。

仙台河川愛護会について
設立の経緯は?
・昭和30年代の河川汚染の時代環境が背景にあり、昭和40年に梅田川沿線の11町内会が協力して自主的な清掃活動を始めたことに基づいて立ち上がった会。
愛護団体の支援に行政の姿勢として補助金も支給してきた。
県からの報奨金は出ているのか?
・県に加盟は15団体あり。133万円を県から報奨金としてもらっている。
・愛護会の事務局は河川課にある。加入要件は、2町内会以上で組織する団体となっている。
最近河川近隣の住民が自主的に清掃・美化活動をおこなっているが、愛護会の存在を知ったが1町内会の活動なので入会できない要件を見直せないか? 答弁いらずと。

1八木山動物園について
魅力アップへの取組みは? えさ代などは?
・アイアイやスマトラトラの導入にむけて準備をしている。夜間開園も始めた。
再整備計画をゾーンごどに分けて進めている。A,B,Cゾーンあり。140種類517頭が飼育され、年間4700万円のえさ代となっている。指名競争入札として、できるだけ安価なものの購入をしている。
北九州の動物園の運営例では、市民サポーター制度がある。今後の動物園づくりはどうしていくのか?
・地下鉄東西線の開業も控えており、より魅力を感じられる動物園づくりにむけて各種アイデアも検討しながら100万市民に愛される動物園を目指していきたい。(動物公園長)

共産党
土砂災害警戒区域について(質問項目のみ)
土砂災害防止法の概要について?
レッドゾーン特別警戒、イエローゾーン警戒区域の指定について?
福祉施設・公共施設がイエローゾーンにいくつ存在するか?
泉区愛燐町の保育所あるが法面対策を講じている。
ハザードマップの作成が未整備だが、秋保地区は大変でないか?
土砂災害防止のために、市が財政的にも必要な支援をしていくべき?
警戒区域へのパトロールを強化していくべきでないか?

以上、土木費

消防費に入る

新しい翼
救急対策について

救急対応能力を近年充実させてきていることを評価したい。数字的な実績を伺う?
一方で救急隊の能力向上に向けた取組みはどうか?
・19年1月に総合的整備計画を定めて、現在各整備を進めている。例えば22年度に、八乙女/川平に救急消防所を整備していく。
計画中、八木山出張所について?
・耐震上改築し救急隊も入れていく。設置適地の調査中。人員増もはかる。
心肺停止等の救命率の向上について、カーラーの救命曲線の説明を?
・フランスの医師が経過時間と死亡率を示したもの。応急処置次第で救命率が異なることを示したもの。
八木山地区は道路環境上も救急対応が難しい例が少なくない。救急事業と交通政策は一連であり、局単位でなく全庁的な政治的判断が必要でないか?

高齢化も進み、本市の救急事業は今後より高いものを求められていくことになるが、今後もスピードアップした救急事業の整備充実を求めたい。市長に伺う?
安心安全を守る要である。八木山地区には物理的課題もあると承知している。錯綜する異なる次元の課題の克服にこれからも努めて参りたい。(市長答弁)

民主クラブ仙台から二人
日下富士夫議員
池田友信議員

日下議員
ドクターカーの運用について
年間ドクターカーの運用実績や出場基準、救命効果について?
3・直線距離5キロ圏内の事案に出場している。到着10分以内の距離。範囲の緩和により8月から出場件数が3割以上増えている。
高い救命効果があることが数字上も実績としてでている。
市立病院が長町に移転すればドクターカーの出場エリアはどうなるか?
・北は北仙台、大崎八幡まで、南は名取市境界までとなる。
出場範囲の拡大に医師のピックアップ方式を検討していくべきでないか?
・ドクターカー救命を補完する方策のひとつとして有効な検討事項と認識している。(局長答弁)
・空白区の医療機関との協議が必要でもあり、課題は多い、{医療問題基本問題研究会}の場で研究していきたい。
救急体制の充実にむけた市長の所見を?
十分に消防局で検討しながら詰めていきたい。受け入れ態勢との協議が肝要であり、より充実した本市の救急体制構築に努力していきたい(市長答弁)

池田議員(質問項目を中心に)
・20年度決算の数字と特徴は?
・消防施設費の不要額4億7000万の内訳は?
人件費が2億。河原町出張所整備他予算に対して低い執行金額となったためのもの。
・同時多発被災の場合の対処想定が重要な施策、大規模災害時の対処は?
市内中高層ビル(7600棟以上)は多くあるが災害へ梯子車台数も含めて対処は?
・自衛消防組織がまずあり、ビルの防火管理者が定められている。
急傾斜事故回避地域は市内に何箇所あるか?
・48ヶ所あったが、1ヶ所のみ未対策となっている。
消防活動小型動力ポンプの配備について?
強化地域(旧防御困難地域)の早期解消について?

地域防災力の向上にむけた積極的姿勢が求められており、「防災センター」の設置を求めるが?

社民党(質問項目のみ)
自主防災組織について?
結成率の状況と訓練の実施状況、地域の温度差、組織リーダーについて?
消防庁舎の耐震性と耐震対策の状況は?
千葉県市川市の大洲防災公園はすばらしいが当局の所見は?
八木山出張所の整備について?
防災会議への女性委員の登用について?
女性の声を反映させた防災計画の策定、避難所の運営について?
防災に関する女性の人材育成が必要でないか?
防災には時間が無いのだ。男女共同参画の防災対策推進を求めたい?
女性の視点にたった体制の整備、計画の立案に、消防局とともに当たっていきたい(市長答弁)

以上、消防費了。本日了