あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

決算審査委員会6日目 10.1環境費/土木費

2009-10-02 | 国際・政治

決算審査委員会

環境費ラスト

民主クラブ仙台
岡本あき子議員

環境対策にも熱心に取り組まれていた故相沢議員に哀悼の意を表し、質問に入る。

家庭ごみ有料化導入一年となって
・家庭ごみは1年前と比較して18.7%の減量となっている。

一方プラごみは1.7%の増量となった(分別が進んだ結果と受けとめている)。減量効果の維持と進展に1年を経て取り組んでいきたい。

市民へ協力結果の成果について、しっかり伝えるべき。プラごみも、これから減量させていくための今後の取り組みは?
・資源の有効活用の観点から、発生抑制に努めていきたい。製造側への誘導策を講じることも含めて。
3スーパーなどでレジ袋の有料化への取り組みも進んでいるが、市の促進策は?
・市民団体/販売事業者とともに取り組んでいる。現在70店舗で有償提供の形態に進んでいる。レジ袋の抑制もすすめている。
チェーンスーパーに限らず、中小、単独店舗などでも導入が進むよう、市としての取り組みは?
・商工組合/団体協会等と協力して、中小店舗の誘導もはかっていきたい。
紙類ごみの回収事業の進みは?
紙ごみの定期回収集団資源回収の連動による、リサイクル率の向上を進める。
・集団資源回収は、市内に現在1322団体があるが、回収量は7%減となっているが、合わせた実績では増量となっている。
2種類の紙ごみ回収の取り組みは、相乗効果がでるような進め方が必要では?

・分別はすすんでも22%の紙ごみの混入があるので、更なる紙の分別促進に取り組んでいきたい。
市民1人当たり500gの減量目標に向けての進みはどうか?
・年度末までの目標達成は可能な予定となって進んでいる。地域町内会皆様のご協力の賜物と感謝。紙類の更なる排出/分別促進に取り組む

市長に、全市民の協力あっての推進である。全庁あげての更なるリサイクル率の向上への決意を?
大変な努力と協力の賜物。心から感謝しています。なお一層のごみ問題対策に真摯に取り組み、次のステップ課題の克服に市民の協力を仰ぎながら、全力で取り組んで参ります。(市長答弁)

経済費

共産党

企業立地促進助成費について(質問内容のみ)
東北セミコンダクターは工場閉鎖予定になっていながら、決算年度にも1245万円助成しながら150人のリストラをしている。今年度も1000万円助成予算となっているのでないか?
これまでの助成金全額(33億円)の返金を米国の親会社に厳しく申し入れるべきでないか?
工場閉鎖について、仙台市への本社からの丁寧な説明は受けたのか?
もっと強い立場で会社(フリースケール社)に、前市長は申し入れるべきでなかったのか?
同社がフランス・トゥールーズ市の工場閉鎖も打ち出したが、同市の対応と仙台市を比較して、アメリカ大企業の立場に立つのか市民の立場に立つかだ?
儲けの為なら何をしてもいいという大企業を、なすがままにしておいていいのか?
再就職決定も未だ四割程度でないか?
市として米国本社にはっきり言うべきでないか、断固抗議せよ?
はどっちを向いて仕事をしているのか情けないことだ?

社民党(質問内容のみ)

鳥獣被害対策について
Anl3004_2太白区秋保地区ではイノシシ対策が急務となっているが、現状を把握しているか?
捕獲・駆除は容易ではないが、どう取り組んでいるか?
年間とおして被害にあい、農家の生産意欲も減退していく問題であり、どのように工夫して対策を講じていくのか?

雇用対策と雇用推進プランについて
継続した雇用の創出と拡大はどのように進めてきたのか?
若者が定着するまちにしていくにも雇用政策は大切であるが、どのように進めているのか?

地域商店街の活性化についての取り組みは?

観光振興への取り組みは?
秋保地区、作並地区へのいり込みの推移と観光バスの受け入れについて?
広域観光の取り組み状況について?
観光ボランティアの状況について?
るーぷる仙台の営業状況について?
市道仙台城跡線の石垣部分の拡幅について?
作並に昨年10月に開設した、観光インフォメーション「ラサンタ」の活用は?
秋保里センターも10年目を迎える「足湯」に上屋を?
本日より始まった「伊達な旅キャンペーン」と更なる本市の観光振興について?

改革ネット

局長級以上の答弁側席で仙台出身でない方々は、何と7割近くが挙手。
仙台市の5つの大きなお祭り・イベント(青葉、七夕、光の、ジャズ、よさこい)の本市としての支援はどのように決定しているか?
仙台祭り「東照宮の祭り」というものがあるが、没後350年を期に「青葉祭り」として復活し今日に至っている。
徳島、宇和島、サンパウロ等に副市長として一緒に訪れたが、先方の御もてなしへの感想を伺う?

他都市からの観光客への受け入れ状況と口コミを意識した対応は?
各答弁者にそれぞれ仙台の魅力についても答弁を求めた。

土木費

社民党
街路管理費について4億6000万円
定禅寺通りのケヤキ倒木事故について、点検はどうしていたか?
・都心部の街路樹は、目視を中心にした定期的な点検をしている。

市内街路樹は、高木が約5万5000本あり、中低木は約200万本植えられているがどのような管理を行っているか?
高木は3年に一度、その他は年に2、3回の手入れ剪定をしている。
本市の街路樹の役割とはなにか?
・景観の向上と車道の分離、防災機能、杜の都の再生、大気の浄化、緑地空間の形成などである。
樹木は成長するもの。過去の費用の傾向は?
・16年度から18年度、本年度と管理費は減っている。
街路樹木の成長にともなう問題は何か?
・根上がりや交通視界障害などをもたらすことになる。
植栽の植えなおしも考えていく時期、必要があるのではないか?
・維持管理費の問題も含めて、ただ今、街路樹の「管理に関するマニュアル」の改定作業を進めているところ
宮城野萩大通りの街路樹の管理について早急な植え替え必要では?
・樹種も考慮して植え替えを検討します。
通り名として宮城野萩と言いながら、萩は1本も植えられていない、植えていくべきでないか?
・生育が旺盛なので管理上、街路樹としては不向きである。公園など十分な空間が確保できるところに植えている。

バリアフリー歩道の整備状況について
交通バリアフリーの取り組みについて伺う?
・平成12年制定の交通バリアフリー法律に基づき、それぞれ市内交通拠点地区に基本方針を策定し、それぞれ実施年度を定め取り組んでいるところ。都心部・泉中央・長町地区など計画23㌔に対して13キロを整備済み
車止めポールの破損も多く見られているが?
・東三番丁線では、車道と歩道の分離にポールを設置している。設置については設置箇所の関係者と協議をした上で設置してきている。
バリアフリー化による整備費用の増加にどう工夫し対応しているか?
・沿線の商店や企業との調整協議に時間をかけて、工夫しながら整備している。
計画的な整備についての所見?
・大変重要な施策である。東西線整備にあわせた駅前広場等、安全で快適な道路環境形成に取り組んでいく。(局長答弁)

自転車等駐輪場について

1現在までの駐輪場の市内収容台数?
・市営と民間あわせて収容台数は5万6000台余となっている。
4億円余りの維持修繕費に対しての利用料収入の割合について
・放置の防止と快適な歩行空間、景観空間の確保がなされており、収支差は致し方ないもの。
・今後の整備は地下鉄東西線駅を中心に進め、その他地区でもすすめていく方向。

元鍛冶丁公園駐輪場の利用が進んでいない。設置の根拠が曖昧になっている。6億円かけて建設した利用率の向上策は?
・お店への働きかけには、地元協議会をとおして利用を働きかけているが、更なる働きかけに努めていきたい。
路上駐輪場の整備と今後の見通しは、タワービル西側対策は?
・ビル管理会社とも対策を協議し、ビル内空地の活用も含め検討中である。

国営みちのく杜の湖畔公園090503_121038 の負担金(5200万円)について
・人間性の回復を目的に整備し運営されている。
・整備率はこれまで約30年間で4分の3程度進んでいる。
市民利用者数の割合は?
・入園者のうち市民は約7割とみられている。
維持管理経費と利用料収入は? これまでの本市の累積負担金はいくらか?
年間維持管理経費5億5000万円に対して入場料収入は約9000万円
昭和56年以降、本市は整備費40億円管理費9億円の負担額の累積となっている。平成25年まで整備費の負担は続くことになる。
国の直轄事業負担金の見直しが議論されているところだが、本公園の負担についても国に求めるべきでないか?
国が行う事業は、本来、国の負担であるべきで、地方から国に意見書も出しているところ。今後は国において整理されるものと考えている。(局長答弁)

以上、土木費途中にて了