あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

7月22日 藤井黎前仙台市長の叙勲受賞を祝う会

2008-07-22 | 国際・政治

春の叙勲で旭日中綬章を受賞された、藤井前市長をお祝いする会。発起人は、商工会議所会頭や東北大学総長などが名を連ね、出席者約200名は仙台市を代表する経済界、学術会、マスコミ界などの錚々たる方々。
議会からは、正副議長と歴代経験者、各会派の代表、幹事長そして藤井さんが住む泉区の選出議員数名。私は幸いに、藤井前市長と同じ町内会に住む御縁で出席させていただきました。

藤井前市長の任期は、平成5年から17年の三期12年。あの不名誉なゼネコン汚職で市長が辞職した選挙に、教育長や教育委員長を務め、クリーンな人格者と評価の高かった藤井さんが擁立され、市長に就任。政令市になって五年目、政令市長会でも冷ややかな視線に晒されての船出だったと言います。
私は平成11年から7年間ご一緒しましたが、藤井前市長は任期中に「市民協動・百年の杜づくり・男女共同参画・産学官の連携・学都・楽都・環境都市づくり」などを推し進めた結果、
今日の仙台市は、各種調査から全国で三指に入る「住んでみたいまち、暮らしたい都市」と評価されるようになりました。

また、藤井前市長は熱心なベガルタ仙台サポーターであることは有名で、ホームゲームはほとんどご夫婦で観戦されています。今日のご挨拶の最後は「ベガルタ仙台を今後とも宜しく」でした。来賓のご挨拶でも、藤井前市長の現職紹介は「ベガルタ仙台市民後援会名誉会長をはじめ」とされていた。私のホームぺージで私の経歴紹介画面の一コマは、ベガルタのJ1残留を祈って応援に駆けつけながら、降格が決まってしまった大分での写真です。

加えて特筆すべきは、2002年のサッカーワールドカップ大会で、イタリア代表が仙台でキャンプすることになったのは、藤井前市長自らの粘り強いトップセールスによるものでした。

そのイタリア代表キャンプを記念して始まった、U-18の国際ユースサッカー大会は、ブラジル代表/フランス代表/日本代表/韓国代表(今年から東北代表に代わり)が参加する大会として、高い評価を得る国際ユース大会に発展しています。

また、同じ町内会に住んでいていつも感心させられるのは、毎月の朝の共有地清掃には、自ら清掃袋を持ってテキパキと清掃作業を率先されている姿です。また、市長現職の時に町内会役員を担当した時には、役員会は皆勤賞だったと言われています。

藤井黎さんは、本来文化人であり教育人でありながら、急遽仙台市政を担当することになり、多くの実績を残されました。今度の叙勲は、真摯に職責を全うされたことに対する栄誉の受賞でありました。誠におめでとうございました。

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