eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

油耐圧試験用亀裂破損した、ごみカップを捨てる前に直流絶縁診断5kV印加してみる...。

2023年11月26日 | eつれづれ

データロガで電圧と漏れ電流を採取、左は電圧入力で0.05×100倍してkV読み→5kV印加している。

右は0.001×100倍してμA読み→0.1μAの漏れ電流となる。

印加電圧DC5kV表示。

直流絶縁診断5kV.10分間印加グラフ。

0.05×100倍してkV読み。

殆ど0μAで漏れ電流なしだがキック電流パルスが出ている。

これはデータロガ採取しないと判明しない。

関東電気保安教会発行の定期点検より...変圧器油の耐圧試験手順。

使用した試験器は電圧の昇降はブレーカオンにて自動でSDをUP、破壊すると自動でダウンする。

ケミカルクラックの特徴

ケミカルクラックの特徴は比較的早い時期(使用後1~2年位)に樹脂が割れてしまうということです。

成形に何の問題が無くても不良品と間違われてしまうケースも多いので注意が必要です。

「ケミカルクラッキング」・「ストレスクラッキング」等とも呼ばれています。

 

通常は漏れ電流の変化は無いが...亀裂カップを透明テープでグルグル巻きにした性なのか判らない。

油カップに敷いた絶縁ゴムマットは7000Vとある。


荒天予想で冬到来か...当地は快晴、月次点検に出向く。

2023年11月25日 | eつれづれ

今年の2カ月も続いた猛暑で藤ツルも...途中より切断、枯れたが外すのも厄介。

構内の立木も伸びて電線ギリギリとなった...事業所に伐採を指示する。

左はVT.LA内蔵PAS、右は単なる高圧気中負荷開閉器SOGなし。

午後より荒天、雪予想だったが予想は外れ...午前中に月次点検。

 


前日の懇親会と11月19日(日)の定期点検風景写真の続きversion...。

2023年11月24日 | eつれづれ

過電流継電器試験、方向性地絡継電器(DGR)試験等。

(株)双興電機製作所OCR-50CK試験器使用。

動力変圧器1000kVA変圧器他。

漏電警報器動作試験他、エネセーバー不足電圧継電器(UVR)試験。

最後の直流絶縁診断を経てPAS投入、事業所の電気主任技術者、課員による分岐キュービクルへの電源送り操作等。

主要メンバー4人はホテル宿泊...前日の夜に懇親する。

既に20年、以上毎年この時期に定期点検を実施している。