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低圧進相コンデンサ挿入で省エネ

2012年06月21日 | eつれづれ
電力モニタMPR-600(マルチ計測)で単三200/100Vの回路を計測。電圧、電流(R.T相の数値を+)し力率82.3%をエクセルに入力。この計算では現在の力率を90%まで、もっていくには低圧進相コンデンサ容量は約260var(76μF)を追加すれば良い。この時の電流低減は14.74A-13.48A=1.26A省エネとなり電流減少率は8.6%の減となる。

これは悪い遅れ回路の力率時は有効だが力率が良い場合はムダな投資となる。
力率をUP(力率を100%に近づける)し回路の遅れ電流を低減させる方式で昔からあった節電、省エネの手法。省エネはこまめにスイッチ切り、エアコン設定28℃...他色々あるが、本テーマの進相コンデンサ設置は素人には無理。

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