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(VT.LA内蔵PAS)のAC耐圧試験

2014年04月24日 | eつれづれ
新設、事業所の第1柱高圧気中負荷開閉器(VT.LA内蔵PAS)AC耐圧試験を実施する。

10,350V.10分間試験で二次側充電電流は4mAの漏れ、Igr(対地抵抗分電流)は、ほぼ∞としてIc(対地静電容量成分電流)を4mAにあわせるにはコンデンサ型零相電圧検出装置(ZPD)の静電容量は0.00123μF(1230pF)となる。無方向性PASの二次側充電電流は、静電容量分が無いので、二次側充電電流値は0.△◯mAオーダーとなる。
rightエクセルclap
acpaszpcafzar10gtanlvz.xls

実際、回路図をみると零相電圧検出器(ZPD)他、VT,LA等からも漏洩する事がわかる。

零相電圧検出器(ZPD)1個の静電容量は250pFとあるので他、諸々の静電容量を入れると先の1230pF(三相一括)となる計算の様だ。これで他の事業所か、自分の所で地絡したものかをANDで判定出来る。(方向性SOG制御装置付)

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