写真は4連耐張の懸垂碍子+えぼし型耐張鉄塔。
懸垂型鉄塔で電線到達まで長い。
電線は多分500sqのACSRアルミ線6導体を架線したと思う。碍子との接続に使う耐張クランプ(アルミ)もかなりの太さでエンジン油圧圧縮機で圧縮。...最初は電線の芯にあたる鋼芯を圧縮し次ぎにアルミ線部分をアルミクランプにて圧縮。切断間違ったら弛みが全線一様でなくなりパーとなる。弛みはベテラン電工の感によるもので、かなりの神経を使い碍子に収めた時は、全て均一な弛みがあった。弛みの計測は1人が別の鉄塔に昇り無線で指示し電線をウインチで巻き上げ、ピッタリ余裕分含めOKで切断開始。
まだ雪があったので2.3月の工事だったか鉄塔上は冷風強くゴム手袋もガチガチ状態。
1回線(1相)6導体、懸垂部分のヨーク、クランプ、アーマロッド、アルミアーマロッドの太さもハンパでない...電線に巻く事も大変。
懸垂支持金物の吊り上げ風景で上部に碍子がくるがハンパでない重さだ。
66kV、4回線送電線の新設工事(架線中)。他33kV.154kV、275kV送電線工事もやった。
以上、辛うじて残った当時の写真ですが三途の川、視野に入ったか...よくやっていたなーと感慨深い歳になった。
追加:
余りにも重い架線なのか赤○の鉄塔ブレスが変形している...当時は気づかなかったがヘタすると倒壊する危険があった様だ。
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