eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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再度の漏電調査に出向く

2018年11月23日 | eつれづれ

過日の絶監装置メール発報で再度、事業所へ出向いてB種接地線よりクランプリーカー測定。
絶監装置整定は80mAに鈍くしている。

低圧絶縁抵抗測定の結果は10.5MΩで問題無し。

共立電気計器IorロガーKEM5050にて活線MΩ測定するものの数値は0.13MΩ表示...大きなギャップがある。

Igr1.66mAはθ角度8.3にすると一致する様だ。

B種接地線で51mA、この動力回線は約10mAなので、どうも他の回線からの漏洩電流が多いかも知れず。配線のIc(対地静電容量成分電流)も考慮しなければならないが、悩んでもショーモナイので現場分電盤には漏電ブレーカを設置するに限る。

事業所よりエアコン交換業者に状況の連絡を入れてもらい...26日に回答が来た。
実はエアコン交換4台をやり分電盤主幹に漏電ブレーカを設置し分岐は配線用ブレーカを取付。試運転時に漏電ブレーカがトリップ...インバータから交流透過の合成漏れが多くダメだったので主を配線用ブレーカに交換して分岐を4ヶ所、漏電ブレーカに交換した話だった。
キュービクルに絶監装置があるなど当然、判らないことでスミマセン。
こうなって来ると監視王Ioのフィルターもアテにならない!1ランク上のIgr検知絶監装置に交換するまでも無し...原因が判って先の感度を80mAに鈍くして正解の様だ。




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