eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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トロトロの予測的中

2012年11月04日 | eつれづれ
針金電気ヤの予測が的中したか...バランス重りでスルスルと上昇して、しまった様だ。
結局はブレーキが効かない、ききが悪かった...電磁ブレーキなのでコイル焼損(しっかり勘合しない状態)、ブレーキ信号の不具合、メンテの実体諸々。目撃者がいるのなら最初から発表シロ、結局ウダウダと余計な推測の記事を...。

点検時にこの様な事故再現などマズありません...我々の電気保安管理も同様です。
唯一の救いは昔と異なり24時間絶縁監視装で停電、漏電を監視しているので保安管理している広範囲の状況が把握可能。これも付けていないものは、メクラの保安管理でヘボ感だけの時代遅れの化石、技術などありません...と誰かが言っておりましたデス。

製造元
シンドラーエレベータ社(以下シンドラー社)はスイスに本拠を置くシンドラーホールディングスの日本法人であり、 エレベータやエスカレータの製造・販売・保守・管理を行っている。 グループ全体では米オーチス社に次ぐ世界二位の昇降機メーカで1985年に日本エレベータ工業の株式を30%取得してグループ化することで日本市場に進出し1991年に現社名へ変更した。 しかし日本国内に本格参入を果たしたものの三菱電機、日立製作所、東芝エレベータなどの大手の牙城を崩せず、 1998年には官公庁に狙いをシフトさせ、低価格を売りに主に公共事業における入札で受注を重ねてきた。
事故の起きたマンションは当初シンドラー社が保守点検も担っていたが港区が指名競争入札を導入した結果2005年度からは毎年異なる非メーカ系の保守会社が請け負っていた。 今回の事故をきっかけに表面化したシンドラー社製エレベータのトラブルは全国で100件を超え、 ニューヨークや香港など海外でもこれまでに3件の死亡事故が報告されている
保守
機械の常識として「機械を売るよりその後のメンテナンスの方が儲かる」というのがある。 昔はメーカが自分で持っている保守業者を使わせることで最も利益を上げることが出来た。 しかし競争相手として別の非メーカ系保守業者が参入して来ると当然メーカとしては大事な儲けを奪われたくない。 そこでメーカ側は保守に必要な情報を出さず保守をさせないことで自らの利益を確保しようとしたのである。 当然これは公正取引委員会が優越的地位の濫用に触れるとして注意していたが(2002年:三菱電機ビルテクノサービスに対して)、 エレベータ業界は改善していなかった。 非メーカ系保守業者からは自分達が保守をやろうとしてもシンドラー社は必要となるデータを一つも渡さなかった、 だから危ないと言っていても直しようがなかった、という発言も出ている。規制の緩和によってこれから競争はますます増えていくだろうが、その時に一番大事なのはまず社会の安全だとの認識を徹底し、 そのためには何をきちんと守らなければいけないかをはっきりとさせなければならない。
●この文章を見る限り見積でタダ安ければ良し、保守管理の内容など関係無しの認識の様だ。請け負った方も情報貰えず、データ端末など無し単なる動きを見る事しかやっていなかったか。他の何にも関係ない業者に情報を流すノーテンキな会社など無いのが当たり前で毎月、何を点検していたのか判明するだろう。以前はエレベータピットで時間つぶしをやっていて異常ありませんの報告とあったが...似たケースなのか。こんなのでは非メーカーによる保守点検など危なくて乗れません。役所もバカの1つ覚えで見積で安い方に決定、結局中身を伴わない点検となり人命軽視となる。
その点、電気保安管理など3本線だけ、高度な技術など何も無し五感六巻ヘボ感、ついでにイラ管、スッカラ管でOKだ。



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