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強行採決??野党3党も賛成

2015年09月22日 | eつれづれ
「強行採決」と見出し打つ朝毎東~“議事妨害”横行する国会に疑問~
“議事妨害”横行する国会に疑問。
先週最も笑ったのは参議院での新安保法案採決を報ずる本邦日刊紙の一面見出しだ。
リベラル系御三家(朝毎東)は安保法案につき、「再び強行」、「参院委も強行」、「強行採決再び」と打ったが他の三紙は単に「可決」としていた。どちらが正しいのか。
「強行採決」を「国会などで与野党による採決の合意が得られず少数派の議員が審議の継続を求めている状況で多数派の議員が審議を打ち切り委員長や議長が採決を行うこと」と定義すれば、やはり「強行採決」なのかなと思う向きもあるだろう。
しかし、今回は連立与党と野党三党の協議で妥協が成立しこれら野党三党も賛成した。これが「強行採決」なら、野党が一党でも採決に反対すれば与野党が審議を終えた後に多数で法案を可決したとしても法案採決は全て「強行」になってしまう。
それはないだろう。日本の国会の最大の問題は反対勢力による議事妨害が法案の質疑を事実上阻害していることだ。日本では法案内容の審議の最中ですら、「揚げ足取り、重箱の隅、無通告」といった質問による議事妨害が事実上許されている。
少なくとも米議会でこんなことは起こり得ない。議事を遅らせるには(演説を長時間続ける)フィリバスターがあるからだ。反対議員は延々と演説するが、議場では誰も聞いていない。法案内容の質疑は別途静かに行うのだ。これが真の議会ではないか。




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