eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

それは貴方に任せますので勝手にヤッテ

2020年08月17日 | eつれづれ



古い予備の高圧ケーブルなどは10,350V.10分間印加して漏洩電流を見てやれば良い。
ダメなら業者にNGでしたと...。
高圧ケーブル切り詰め、再端末処理の高圧ケーブルなどは6,900Vでも印加すれば良いが何れも自分に跳ね返って来ない様にリスク管理を考える。
結局は和田あきこの歌の如く...「あの鐘を鳴らすのはあなた」で決めるのは貴方とサジを投げている?。

某、事業所にあった20年経過、長期保管のコルゲート高圧ケーブルの予備品。
ダメ元で直流20,700V.10分間印加する。







コルゲート外被と高圧ケーブルシースを銅線で接地する。

直流20,700V.10分間印加、漏洩電流0.12μAで完璧な絶縁だ。



工事業者に試験費用を請求するのを忘れた...トホホの現場だったが、結局この高圧ケーブルは使用はされずゴミ処分となった。

第2キュービクル引き出し方向性SOG制御装置付PASと先にある中間構内柱上PAS(方向性)が同時開放動作。



この時は直流絶縁診断4kV.10分間印加...1GΩで漏洩電流変化も無し、PAS投入、受電。
ダメなものは直ぐ判るので印加電圧は教科書の額面通り考えず適宜、常にリスク管理を...。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿