電力変電所OVG動作の回答

先にブログにもUPしたが、PAS４台直列にして選択開放なるかと様子を見ていたが．．．晴天の９月１１日に再発、事業所全停電とはならず末端手前２台のPASがGR表示にて停電。電力会社にOVGを検知したのかを照会依頼していた回答がファックスにて届いた。


当該、供給変電所の継電器は動作していなかったとの事で以前にも出たり、出なかったりの回答ありで、確証が得られない。いっそのこと、パンクしてくれれば良いのだが、中々地絡事故も教科書通りには上手く処理出来ない現実。定期点検等で絶縁抵抗低下．．．高圧ケーブル不良ヶ所発見、そんなうまく逝かない現実はウソ８００の感じだ。

高圧配線柱の途中に設置した方向性SOG制御装置付PAS。

末端途中のキュービクル内に設置した方向性SOG制御装置付PAS。何れもGR動作にて停電。

供給変電所と自家用側PASの地絡事故における継電器動作関係計算式。(変電所動作無し、自家用側PAS動作の時)黄色セルに必要なファクターを入力すれば動作可否の判定が出来る。
尚、電力配電には地絡事故発生の資料を提供してVo発生無の回答を得たもの。

本ブログにアクセスして技術者を目指している諸氏の方々、ノーガキを語っている先輩に地絡動作の根拠を聞いてみたら．．．PASの方向性SOG試験など誰でも出来るゾ?!。