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40℃越えの猛暑日が来るのか

2018年07月14日 | eつれづれ

この3連休はとにかく暑くなります。
現在、西日本を中心に勢力の強い高気圧に覆われており雲のないエリアが大きく広がっています。
このような夏の高気圧は大規模場の運動となるため、ゆるやかな変動となり、なかなか解消しません。
つまり強い日差しが照りつけて、厳しい暑さが長く続くこととなります。
上空の暖気に注目すると、九州付近にある高気圧の中心を回るように、時計回りで日本海から特に東日本方面へ極めて暖かな空気が流れこむ予想です。
上空1500メートル付近で、平年より4℃以上高い21℃以上のラインに覆われていますが、これはよく晴れれば地上付近で35℃を超える猛暑日が広がる目安です。
さらによくみると、この21℃ラインの内側にもう一つ丸で閉じたラインがあり(山梨、長野、岐阜あたり)、これは24℃以上を示します。
このような場所では、海風の届きづらい内陸を中心に40℃前後まで上がる可能性があります。
この3連休は東日本や西日本を中心に35℃以上の所が広範囲に出現するほか、上記の山梨から岐阜にかけて、あるいはその周辺の関東内陸や近畿地方などで40℃に迫る気温が出る予想で、もしかしたら暖気がピークとなる日曜日~月曜日にかけて40℃を超える可能性もなくはない気象状況と言えます。
西日本の被災地を含めて35℃以上の猛暑が続く予想ですから熱中症に厳重に警戒するとともに、衛生管理にも十分な注意が必要です。
40℃以上なら5年ぶり、7月としては14年ぶり
国内で最後に40℃以上を記録したのは5年前の2013年8月。
この時は8月10日~13日にかけて、高知県江川崎で国内最高である41.0℃を記録するなど4日連続で40℃以上を観測し、甲府や館林などでも40℃以上を観測しました。
この前に40℃以上となったのは2007年8月。
この時は8月15日~17日にかけて、熊谷や岐阜県多治見で40.9℃を記録した他、館林や埼玉県越谷などでも40℃以上を観測しました。
そしてこの前に40℃以上となったのが2004年7月です。
この時は7月20日に千葉県牛久で40.2℃、7月21日に甲府で40.4℃を記録しました。
気象庁のまとめによる40℃以上の観測日をみると、その多くが7月下旬~8月のお盆の頃にかけてとなっていますが、これは日本の回りの海水温と日差しの強さなどの関係で、地上付近が最も高温になりやすい時期だからと考えられます。
もしこの3連休で40℃以上の極暑が観測されれば、国内では2013年以来5年ぶりとなり、7月としては2004年以来14年ぶり、しかも7月中旬までの観測となると1998年7月4日に群馬県上里見で観測された40.3℃以来20年ぶりのこととなります。

既に外での運動禁止発令が出た...3連休でもあり今日から檀家回りもお休み。
午後3時ごろがピークの様だがエアコンかけて、おとなしくしていた方がベター。


午後3時の気温...日陰にある温度計も39℃で直射日光では、軽く40℃突破している。



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