eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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デマンドコントロール流行?!

2011年06月11日 | eつれづれ
最大使用電力値(デマンド値)を制御するデモ機を以前に製作したがスッカリ忘れたので再度、勉強し直し。

使用する電力の増減によってパルス時間が変化するので30分の持ち時間と上昇速度(角度)を予測計算して警報等の信号を出す。デモでは30分待つのも時間りムダなのでパルス間隔を早めたり遅くしたりして警報の1~3段階をどの程度のタイミングで出力するのかを見る。
実際の現場サイドでは、こんな状況は再現も経験出来ない。
実際のデマンドパルスはPCT(MOF)の計量器から取り出すが当デモ機は三相3線式の低圧電子電力量計よりパルスをもらっている。リピートタイマー(繰り返しタイマー)でパルス間隔を調整すれば負荷の増減を簡単に再現出来る。
PT比6600/110V=60、CT比75/5A=15 よって合成変成比=900
後は電子電力計の取説にある数値(3779*0.01)÷(90*0.1)=37.79/9=4.198秒(負荷MAX時)で1/10負荷の時は4.198秒*10=41秒間隔のタイマーセットにすれば良い。

下の一覧、900kW-4.22秒は4.198秒の間違いの様だ。

シーケンサ+デマンドコントロール+タッチパネル等の組みあわせ。



タッチパネル画面。色々計算等表示も可能となる。

料金参考表示等。




デマンドコントロールシステムを完璧にマスターしたい方はコメントでも下さいネ。
殆ど忘却の彼方...ウソ800、経験だけ針金電気ヤでした。


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