eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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色々な低圧漏電の豆知識

2010年04月17日 | eつれづれ
今日、配達なった冊子に以前から動力側の漏電で電灯側のELBトリップは覚えていたが具体的に斯く斯くシカジカの数値として記事があったので要チェックした。
この様な事例は当然、漏電ブレーカ交換してもダメ、他に色々疑ってみるべし...。これも動力回路に漏電ブレーカが付いていれば発生しない様なものだが同時のトリップもあり得るだろう。
本例を意地悪く言えば一般的にキュービクル動力変圧器から出た主幹ブレーカ前で漏電した事...これでは漏電無くドカーンと短絡状態...それともCKSで送っている配線途中~負荷で漏電??、負荷配線長く電線抵抗ある、負荷側より漏電...脱線したので本題に戻って、ただしフィルタ及び線路の静電容量が少ないとワルサは無い事になる。現実にどの程度の割合で発生なのか不明だが、先ずは豆知識、程度に頭にいれておけば良い。後日、エクセルにて式を作り色々、検証して見ますが...。

補足:
因みに本例でELBを動作させる条件となったb1相の地絡電圧300.9Vと静電容量0.077μF/1相及び漏電ヶ所の絶縁抵抗値15kΩを入力Io=合成電流は21.33mAと出た。
この場合、対地静電容量電流は殆ど無くIgr(対地抵抗分電流)が20mAでELB動作している計算...今一良くワカランが。

一刀両断で気に入ったものだけの情報をピックアップ他、何の根拠も無くボツ...頭に入らないダケ、何時まで続く切りがない情報にUP.UPする土方電気ヤでした。



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