過電流継電器の裏面端子R-T相のコイルを直列につなぎ変え、これに試験器より電流を流す。
過電流継電器の電流タップは4Aであり、通常の最小電流等は4Aにて動作するが、電流表示は8.0Aの倍で動作する事が判る。
つまりR相コイルに4A+T相コイルに4A=8 Aの電流が必要。
継電器の最大電流タップは6A。
この時、試験器より8Aの電流を流す。
試験器は(株)双興電機製作所OCR-40LTRVを使用する。
逆電力継電器(RPR)試験において、単独R/T相で電流を流した場合、1%電流タップ例では倍の2%電流タップの動作電流が必要となる。
短絡して試験した場合の1%動作電流は43mA規定値だが、PTTより単独にR/T相で電流を流した時は倍の86mA程度(テスター数値)を流すと継電器は動作する事になる。
この電流2倍を検証するために、過電流継電器の電流コイルにて確認したもので、基本的なコアの部分を頭に入れておけばトラブルの応用も出来る。
電流を多く必要とするので、これには(株)双興電機製作所OCR-40LTRVを使用した。
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技術者として、また1ステップレベルUP ...ノーガキ語り部の針金電気ヤでした。
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