eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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介護保険支出の抑制

2016年11月08日 | eつれづれ


お上も介護保険の支出抑制し特老入所は要支援1.2(これは当然)、要介護1.2もダメとなり
待機はナント4割減となった。要介護3はハッキリ言って家族では24時間、介護出来ない状態。家族がいる人はスンナリと幾ら待ってていても無理で条件が最悪(身より無し、持ち家無し、国民年金暮らし、高齢者)な人が優先される現実。
老々介護での末路は悲惨...連日、殺人し自分も自殺する報道。子供をアテにせず老後の有料ホーム入所資金確保を若い頃から、やっておかなければドウニモならなくなる。
もう、ノーテンキな退職後の悠々自適な生活など考える方がバカとなった様だ。

献身的な介護、人知れぬ苦悩 そして夫は妻と川へ… 大津
大津市の瀬田川で10月4日、女性の遺体が見つかり、無職の夫(75)=同市若葉台=が殺人容疑で逮捕された。大津地検はこのほど、女性の依頼を受けて川に沈めて殺害したとして、嘱託殺人の罪で夫を起訴した。「妻は病気で悩んでいて、2人で話し合って心中しようとした」と供述したという被告。周囲を歩くと、体調を崩しがちな妻を献身的に支える一方、人知れず苦悩していた夫の姿が浮かび上がる。孤立しがちな男性介護者のSOSを察知し、悲劇を繰り返さないためにはどうすればいいのか。
■退院6日、みてくれる病院がない
 滋賀県と京都府の府県境を流れる瀬田川。大津署によると、2人は道路脇の急斜面をロープをつたって川岸まで降りた。一緒に入水すると、夫は妻の体にロープでコンクリートブロックを付けて沈め、体が流されないよう妻と川岸の木をロープで結んだ。付近には2人が飲んだとみられるパック酒が残されていた。
 夫は近くの県道で座り込んでいるところを通行人に発見され、「お母さんを殺した。警察を呼んでほしい」と告げた。調べに対し、「妻は精神疾患で入院していたが、退院後の面倒をみてくれる病院がなく悲観した」、「妻を殺して自分も死のうとしたが、できなかった」と供述。自宅からは遺書が見つかった。妻が9月28日に大津市内の病院を退院して6日目のことだった。
■異変になぜ気づけなかったか
 事件当日の朝、夫婦の自宅から妻の声を聞いた近所の男性(72)は「ご主人は奥さんが大好きで、家庭のことに一生懸命な人だった。まだ信じられない」とつぶやく。
 複数の住民の話では、子どもは独立し、夫婦でよく散歩する姿が見られた。妻の体調は優れず、病院に搬送されることもあった。夫は長年勤めた会社を退職後、一時スーパーで働いていたというが、「奥さんの面倒を見られなくなるので、長くは勤めていなかったようだ」。買い物や料理は夫がほぼ一人でこなしていた。「ご主人は人に迷惑がかかるのを嫌がる人。奥さんのことでも誰かに不満を漏らすことはなかった」。男性はこう話し、「なんで異変に気づいてやれなかったのかな…」と声を絞り出した。
■過剰な責任感、抱え込む負担、
 高齢夫婦による心中事件のうち、夫が加害者になる割合は全体の7割を占めるとの調査もある。滋賀では2015年と13年にも認知症の妻を80代の夫が、京都では12年と11年に70代と60代の夫が病気の妻を殺害したとして逮捕、起訴される事件が相次いだ。
 男性介護者の問題に詳しい立命館大の津止正敏教授(地域福祉)は「高齢の男性は『家族の長』として過剰な責任感を持ってしまい、他人に頼り切れない人が多い」と指摘。無理な介護を避けるため、在宅の場合は高齢者の幅広い悩みに対応する拠点「地域包括支援センター」やケアマネジャーに相談し、負担を抱え込まないよう呼び掛ける。
 現行の介護サービスは身体介護が中心で、認知症や精神疾患の場合など、多様化する介護現場の実態に支援制度が追いついていないとも問題提起し、「時間をかけて介護者との信頼関係を築き、将来の不安をほぐす心のサポートが重要だ」と話す。


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