eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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発電機の交流耐圧試験

2015年04月15日 | eつれづれ
自家発電機設備の交流耐圧、OCR試験実施。

6kV.170kW発電機の巻線、CVT22sq高圧ケーブル交流耐圧試験。

高圧ケーブルの一括、二次側充電電流は19.5mA(使用中につき7kV.10分間印加)

発電機巻線にも7kV.10分間印加する。

発電機巻線の交流耐圧試験はリアクトル追加して実施。(リアクトルで相殺しても75mA(7kV印加)の電流が流れる)

高圧ケーブル等の予測、二次側充電電流計算。

交流耐圧試験、二次側充電電流値の合否の計算根拠。

10分過ぎればOK程度、電気工事やレベルでノーガキだけ語る電気主任技術者が多いが...
単なる合成、二次側充電電流だけ見る場合はリアクトルコードは不用。高圧側を並列に接続すれば良いだけである。画像左はリアクトルで右は耐圧トランス。

実測値を整理してみた参考数値。

メーカーからの発電機巻線、静電容量を知れば二次側充電電流との比較で耐圧試験合否の目安的な数値根拠が得られるが10分印加して変化、無しなら素人基準でOKだろう。

リアクトルの話が出たが容量は色々ある...ヘタすると4台、購入して対応しているボランティア試験??している御仁もいる、ご立派。


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