eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

風力発電制御盤の配線外し

2013年04月06日 | eつれづれ
風力発電機の出力から最初に入る栓形ヒューズ(即断)類。これら盤内のTBより電線を撤去する。

右は充放電インバータでバッテリーバンク充電と放電を自動で切り換え、AC100Vに変換するもの。

当然、発電>負荷消費で無いと使い物にならない...単独使用の電源なので発電入力電力が無いとバッテリーあがり防止の為の買電AC100Vの電力が殆どとなる。
自然エネルギー発電も入力エネルギー、タダより高いもの無しが現実の様だ。

3コンMCの溶着、代替交換

2013年04月06日 | eつれづれ
30kW電動機が回らないトラブルとの事で午後より当方の予備品MCを持参して現場へ。3コンタクトユニットの主MC接点が溶着で周りが破裂している見たいだ。(松下電工の3コンタクトユニット)

溶着したMC内部を確認...既存取付ネジが固く、容易にとれない。右はΔ用MC。

代替の三菱電機のMCを何とか合わせて取付。電動機の運転動作を確認し終了。



再度の停電事故発生

2013年04月06日 | eつれづれ
膨大な電源設備が有ることは容易に推察できるが、養生もしないで金属のものを近づけるとは、責任者もリスク管理がまるでなっていない...こんな単純なことも教育されてないのか。

再び漏電とあるが先の停電事故は短絡(相間短絡)事故で、その後、二次的に漏電したかも知れないが...。

全国が注目しているのに、こんな原因のミスでは先が思いやられるゾ。末端の現場まで電気保安教育が、成されていないと言われてもショウガナイ様だ。
これらから想像すると、表には出ない小さな事故は無数に存在しても可笑しくない現状だ。
針金電気ヤでも通電している所には常識的、金属のものは近づけない...とにかく任せる他無いので精力的に頑張る他無し、イッパシのノーガギ語る針金電気ヤでした。