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東京23区初のイオンモールの商業施設「自由が丘 デュ アオーネ」
都内各地で再開発が進むなか、おしゃれな街として人気を集めてきた目黒区の「自由が丘」で、長年懸案とされてきた駅前の再開発事業が、来年度本格化することになりました。
東京・目黒区の「自由が丘」は、東急東横線と大井町線の駅があり、周辺には個性的な店が建ち並ぶ人気の街です。
しかし、建物の老朽化などにより、再開発した都心の街と比べて、相対的に存在感が低下してきたことへの危機感から地元の商店主らが中心となり、来年度、駅前の再開発を本格化することになりました。
計画では、住居や商業施設などが入る高さ60メートルほどのビルを建てるとしています。
さらに、大きな魅力となっている街歩きがしやすくなるよう、道路を拡幅したり、鉄道の立体化を検討したりするとしています。
事業の主体は、商店主たちですが、目黒区は新築工事への補助や道路整備などの費用としてあわせて34億8000万円余りを、新年度予算案に計上する方針です。
目黒区は「都市間の競争は激しく、今後も皆さんに選ばれる自由が丘であるよう、行政としてもしっかり支援していきたい」としています。