BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

遅すぎる

2017年07月26日 | 古本
佐藤 正午さんの直木賞は遅すぎる。1984年の「永遠の1/2」から年1冊くらいなペースだが確実に面白い本
を書き続けているのだ。1980年代に書いたものを芥川賞でもいいし、90年代前期に書いたのを直木賞でもいい。
最初のすばる文学新人賞を1/2で採ってから、賞らしいニュースは聞かなかった。それは長崎県の佐世保で地味に
一人暮らしをしながら書き続けている作家への、中央文壇選考委員のマヌケぶりを物語るものだ。
ともかくほぼ全冊を揃え読んでいる正午ファンのアタシには、初候補1本で仕留めたんだからまあいいとするか。
真面目に古本列伝を追及するアタシは、もう少しの我慢で手に入れようぞ! 新刊を買って読んだ方、早くして
下さい(笑) 写真は多分ここにある「佐藤 正午」本のほんの1/2か。

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