BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

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2014年11月18日 | 古本
 森さんの著作もそろそろどこかで読んだ気がするという按配になってきた。あるいはもう
文庫で読んでいたのかも知れない。古本列伝は著作出版順に読むわけではないから、しばしば
そのへんが混乱する。まあしかしいいのだ。いい本は何度読んでもいい。解らないところを
何度もよく読む教科書のようなものだから。
 「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」 著者 森 達也  晶文社
  ( 定価1700円+税  2003年4月20日 初版 )

 ようやくありついた本。この小説もいいが、この原作の映画の脚本も悪くなかった。
しかしいかんせん監督の演出がいまいちだった。以前書いたのでもう。
 「そこのみにて光輝く」 著者 佐藤 泰志  河出文庫 650円+税
  ( 2011年4月20日 初版発行 )