BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

ズブズブ

2013年12月28日 | 古本
 ムネオさんとマサルさんのふたりでヨイショごっこの本。しかし佐藤さんも不思議
な人だ。鈴木さんはとても分かりやすい人。問題は鈴木さんが国益を唱えることが
いかがわしく聴こえ、すべての利権を過剰に体現していると感じることだ。つまり
北方領土から追い出された元島民の方々や、根室地方地域の利権と票を独占し、己の
利のみを図っているようにしか見えない。石川 知裕氏を議員辞職させその後釜に自分
の娘を充てる。以前に自分の親族を後継にすることはないと書いていたが、その言
い訳すら聞こえてこない。ムネオさん政治家としての矜持はないのか!あるワケな
いか。この本、はからずも逮捕まえの外務省とのズブズブ関係を自慢し、すこし反省
していると白々しい。夜遅くまで仕事している大勢の外務省職員に、いかに晩飯を
連続して喰わせたか的自慢が、関の山。利権で得たポケットマネーで喰わせたとさ。

 「北方領土 特命交渉」 著者 鈴木 宗男・佐藤 優  講談社+α文庫 
  ( 定価838円+税 2008年2月20日 第3刷発行 )