遅らばせながら「劒岳<点の記>」を読んだ。で、第四章の頭で驚いた。いきなり
主人公の〔柴崎芳太郎〕が〔柴崎等〕と名前が代わっている。明治後期の頃だから
名を改めることはあるのだろうと読んだ。しかし読み進んでも改名したという説明
が書かれていない。やっとその章の後半になってそれは名前の等(ひとし)ではなく
○○らはとか、などとかという意味だと分かった。
しかしなんだ、章の頭でいきなり〔柴崎等〕はと書かれると、それが〔など〕と
いう意味にはとれない。(アタシだけ?)まったくもうだが、新田次郎さんは昭和
55年2月に亡くなっている。
しかし測量の技術的な小説の表現は分かりずらい。よっぽど途中で投げようと思
ったが、寝本として1週間のつきあい。映画を見ていないのが致命的です。テヘッ。
「劔岳<点の記>」 著者 新田 次郎 文春文庫 定価686円+税
( 2008年8月1日 第11刷 )
主人公の〔柴崎芳太郎〕が〔柴崎等〕と名前が代わっている。明治後期の頃だから
名を改めることはあるのだろうと読んだ。しかし読み進んでも改名したという説明
が書かれていない。やっとその章の後半になってそれは名前の等(ひとし)ではなく
○○らはとか、などとかという意味だと分かった。
しかしなんだ、章の頭でいきなり〔柴崎等〕はと書かれると、それが〔など〕と
いう意味にはとれない。(アタシだけ?)まったくもうだが、新田次郎さんは昭和
55年2月に亡くなっている。
しかし測量の技術的な小説の表現は分かりずらい。よっぽど途中で投げようと思
ったが、寝本として1週間のつきあい。映画を見ていないのが致命的です。テヘッ。
「劔岳<点の記>」 著者 新田 次郎 文春文庫 定価686円+税
( 2008年8月1日 第11刷 )