67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

デッカ動物シリーズのシールマンス

2008-02-08 05:00:15 | jazz & vocal
Time Out For Toots/Jean "Toots" Thielmans
(Decca DL9204)


 先日、ブログ仲間のbassclefさんがデッカの動物シリーズというタイトルでログを書いておられましたし、ちょっと前にはやはりブログ仲間のmono-monoさんがコンテンポラリーの動物シリーズなんてのもアップされておりこういう「シリーズもの」は、自分だけでなくビニルジャンキーの皆さんのコレクター魂の琴線に触れるようですね。このbassclefさんのデッカの動物シリーズのログを読んでみるとどうやら全部で9枚あるらしいですね。自分は手許に6枚があったのですが、この中でbassclefさんのコメント欄でちょっと話題になったToots Thielmansを本日はアップしてみたいと思います。

 実を言うとこの動物シリーズ、改めてこのシールマンスのアルバムを聞き直してみてその素晴らしさに驚愕しました。もちろん、ハーモニカ自体に興味がない方はそんなに感動はないかもしれませんが、自分はテンホールズですがちょっとハーモニカを演ることもあって、彼のHohner社のハープからくりだされるジャジーなプレイに脱帽です。そしてサイドメンです。このアルバムには3セットの録音があり、副題に"Harmonica with Orchestra"とあるので敬遠されがちなのかもしれませんが、カルテット(ハーモニカwithリズム)、ズートを交えたサックスセクションを加えたセット、トロンボーンセクションを加えたセットの録音があります。さらにご存知のようにギタープレイも非凡なシールマンスが自分のギターをオーバーダブしています。注目はズートのソロもそうですが、リリカルなHank Jones(p)そして非常にタイトなサウンドで脇を固める Doug Watkins(b), Art Taylor(ds)のバッキングの素晴らしさに驚く筈です。ハーモニカの哀愁のサウンドも当然ながら素晴らしく、カルテットで演られる"Tangerine"などは涙ものですね。選曲も素晴らしく、"The Nearness Of You", "In A Sentimental Mood", "You Took Advantage Of Me", "Body And Soul", "Early Autumn"などの選曲はボーカル盤並みですね。

 所有盤はDeccaのバーガンディラベルのモノラルオリジナルです。動物シリーズで行くとエヴァンス入りのドン・エリスと並ぶ「犬」ですが、インパクトの強いバセットハウンド(?)のエリス盤よりはボクサー(?)のシールマンス盤が個人的には推したいところですね。

好調なデイリードライバー、66bug

2008-02-08 03:23:37 | Volkswagen

 考えてみると、一年前から調子が悪くなっていた66bugですが、先日のブレーキトラブルの復活後、やっと気になるところがなくなった感じです。昨年一年間、バッテリトラブル、直ぐ3気筒になるエンジントラブルとオイル漏れ(結局EGオーバーホール)、原因不明のパンク、スペアホイール使用に伴う高速走行時のシミー現象、そしてマスターシリンダーの抜けによるブレーキトラブルと本当にいろいろあってこれに愛情を注いでなんとか購入した頃のような快適なドライビングが楽しめるようになった感じです。

 朝の出勤の一コマですが、快調に回るエンジン、短い距離ですが子供達を通学路の途中まで載せていく、そんな日常が楽しくってたまりません。やはり快調なファーストカーは基本です。もう42才の車ですが、自分にとっては本当にかけがえのない相棒です。

 今週末、岐阜からkubottchiさんがやってきますが、十和のKAZUさんと3台のbugで四万十川のリバーサイドツーリングが実現しそうです。た・の・し・み!