67camper's Blog

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スィング系はあまり詳しくないですが・・・

2008-02-05 00:01:20 | jazz & vocal
Bud Freeman/Bud Freeman
(Bethlehem BCP29)


 たまに聞くといいのがスウィング系の演奏ですね。バド・フリーマンというサックス奏者がいますがレスターやホーキンスばかりが話題になっていたこの時代にシカゴスタイルとしてテナーをクラリネット風に吹くディキシー・テナー奏者としてワンアンドオンリーな個性を放ったプレイヤーですよね。スィングビルのアルバムが代表作かもしれませんが、本日アップのベツレヘム盤は内容もさることながらテナーサックスを駆使してフリーマンの顔を描いたBurt Goldblattの素晴らしいカバーで知られているかもしれませんね。

 演奏はディキシー、スウィング、トラッドの範疇に入るもので、若きRuby Braff(tp)の参加が目を惹きますね。若々しいトランペットのトーンがいいですね。ピアノにはKen Kersey(A面)、Dave Bowman(B面)、ベースにAl Hall、ドラムにディキシー界の名手George Wettlingという5重奏団です。演奏曲も"Exactly Like You", "But Not For Me", I Remember You", "Perdido", "You Took Advantage Of Me"などのスタンダードが取り上げられているのがうれしいですね。特にこういう演奏でのラグタイム風のピアノがいい味をだしていますね。

 所有盤はベツレヘムのモノラルオリジナルです。中域が厚くクリアなサウンドはやはりオリジナルですね。アル・ハートので出だしのベースのしまった音など涙ものですね。でもやっぱりこのアルバムはこの有名カバーでしょうね!