職長制度

１年程前から会社で職長ってのをやらされてます。
事の始まりは派遣間もない人が怪我をしてしまって「何でこうなった？」から責任の所在を明確にする為に現場の安全責任者の創設でした。もちろん「安全第一」が目的でしょうが、何かあった時に「上」に直接責任が来ないよう「下」の者を防波堤にしようって事？　って考えちゃいますよね。
結果5名の職長が強制的に任命され、私など定年間際なのに一番年長って事で「職長の長もやれ」みたいな立場になってしまってます。
職長教育もありましたが要約すると「管理下の作業者の全ての作業を理解し全ての危険を予知し、そうならないよう適切な助言を前日までに文書で手渡す事」だそうな。しかも「体調や個人的な悩み等にも配慮する事」だとさ。
これね、これだけで立派な職種ですよね？　これを一作業者である私にやれと？
超無理っす。超凡人の私には100％無理ですが悲しいかなサラリーマン。「やれ」言われりゃやるしかないんです。
今までのとこ怪我も事故も無く済んでますが面倒くさい事がもう一つあります。
朝礼で安全作業に関する一言も言わなければいけません。職長が5人なので曜日が決められて私は金曜日担当です。
でもそんなの一瞬でネタも切れて「今日は雨なので足元注意」とか「今日は暑くなるので水分補給しましょう」とか誰も聞かないどうでもいいような内容ばかりになってしまいますわな。
私も当たり障りのない適当な事を言ってましたが「安全作業と関係ない話しでもしてればそのうち解放されるかも」って思って心の安全とか体の安全とか言いながらやってますが未だに解放されてません。

私はいろんな事の過程であるとか何故そうなるのかとかのメカニズムが好きなんです。何故DOHCの方がハイパワーなのかとかから安価に作れる麻薬のクロコダイルを一度やったら数年後確実に死亡すると分かってるのに止められないメカニズムとか病気とか宇宙とかミクロとか際限ありません。
そんな無駄な知見を朝礼で話してますがもちろん皆さんの健康を気遣っての事ですよ。前回はコロナのデルタ株に対し不織布マスク以外はいかに無力であるのかを話ましたが誰も聞いてませんでしたね。

でも面白い情報だと思ってるので過去も含めここで語る事にしましょう。

とうとうそっちの世界に逃げるんだ。


遊星歯車の機構って見た事あります？　車のデフとかATの機構ですがあれの作動原理見てたら超興奮しますよね。
ダイハツのCVTにはその原理が組み込まれてるんですよ。ギアが逆回転する瞬間に「キュッ」って音がするんですが音楽聞いてたら聞こえない程度の小さな音量です。でも静かにしてたらが聞こえるんですよ。思わず「ニマ～」っとしてしまいますよね普通。しかも全神経集中してたら一瞬の振動とかも感じられたりして興奮して妻に説明するんですが。
何言ってるか分かんないけど楽しそうだね。
スイスポの時は「MTのギアが入る時ってシンクロとかがあるからスムーズに入るんだぜ、それをこう感じながら運転してるのが楽しいんだよな」
じゃあ家まで運転してね、私寝るから。

今日の良かった。

やっぱ車もバイクも走らせてるだけで楽しいわ～。