サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

車を変える

2016年06月27日 22時35分14秒 | 私の日記
車を変える

昨年の4月、サキさんを家に迎えるにあたり、車いすで乗り込めるように介護用の車に買い替えた。しかし、実際にその車が介護車としての役目を果たしたのは、在宅中の5月から、入院していた9月途中まで。あまり活躍できないまま特養に入所になってしまった。今ではサキさんが乗る機会は全くない
今サキさんはリクライニング付の少し大きめの車いすに乗っているので、今の軽自動車の介護車では、どっちみち無理だ。おまけに安いものを選んだので、ギシギシ、ミシミシ、と変な音が出まくっている。さらに、つい最近、ドアのところのゴムがはがれてパタパタと風になびいていた。

思い切って車を買い替えることにした

家の駐車場の普通車用のスペースは、私が軽自動車にしている間に、娘に取られてしまった。もう一台分は軽自動車用のスペースしかない。否応なく次の車も軽となる。

早速、ディーラーに行き、パパッと決めてしまった。あまりこだわりもなく、特に興味もないので、何でもいい。ただ中古車は嫌なので、新車を買う。最低10年は乗るつもりだ。10年後、私は68歳。年齢的なものを考えると、これが最後の車の購入になりそうだ

仕事帰りにディーラーにより、必要な書類に印鑑を押してきた。そのついでに、担当の方に「署名」をお願いしてきた。彼らも会社員。厚生年金を支払っているはずだ。決して他人ごとではないはずだ。最初に説明してくれた方は今日は急用で見えなかったので代わりの営業の方(若い女性だった)に署名用紙を渡し、お願いをしてきた。

一般の、認知症に何のかかわりもない人たちにこそ、広めていかなくては意味がないような気がする。若い営業の方に、お父さんの年齢を聞くと、私と同じくらいだという。最後にお願いしてきました。
もし、お父さんが物忘れや、ミスを繰り返して会社に居ずらくなるようだったら、会社を辞める前に、必ず病院に行くようにお願いしてね。」

これからも、ことあるごとに署名のお願いをしよう。
昨日のつどいにみえたケアマネさん(以前の会社での同僚)も署名をいっぱい集めてきてくれた。みんなの力を少しずつ集めて、これからもたくさんの署名を集めようと思います。

しまった、この前の生命保険のおばちゃんに署名の話しするの忘れとった。
しまった、しまった、島倉千代子やね、サキさん


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