サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

痛くても訴えられないサキさんだから

2019年06月12日 22時20分13秒 | 今日のサキさん
今日も、お姉さんと一緒にサキさんの食事介助に行ってきました。

お姉さんは、最近、腰が痛くてしょうがないみたいです。それでも職場(保母さんです)で、子供たちを見ると一生懸命子供達と関わってしまい、その時は頑張れるけど、後で痛みがくるそうです。また、同じ姿勢をずっとしている時もダメみたいで、寝ている時でさえ、痛みで目が覚めてしまうそうです。

「あの子も痛いやろうけど、言えへんもんね」
サキさんの事を気遣ってくれました。

サキさんも腰痛もちで、よくコルセットやサポーターをまいていました。そして肩こりや、乾燥肌での背中のかゆみもよく訴えていました。今は、痛くても痒くても辛くても、訴えることは出来ません。ときおり出す大声(うめき声)は、必死の訴えなのかも知れません。

さて、今日のサキさんです。

お姉さんの介助で、食事が進みますが、やっぱり目は開けてくれません。無理やり目を開こうとすると、目やにがいっぱいで、引っ付いてしまっています。おしぼりできれいにしましたが、目は閉じたままです。

お姉さんの介助がうまいのか、今日はいつもよりたくさん食べてくれました。最近、ほんのちょっとだけ食べる量が増えてきた気がします。

私は、ヒマに任せて、サキさんの肩や首筋をひたすらマッサージ。ちょっと強くもみすぎたのか、赤い跡がついてしまいました。


マッサージや背中をさすったりしか出来ませんが、これからもサキさんに触れながら、ちょっとでもコリをほぐしてあげようと思います。

これも刺激になるかな。
余計な刺激かな?

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