分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

白血球数上昇と糖尿病の相関関係

2019年06月19日 | 身体・健康

血液検査データの白血球(分画)で自律神経のバランスが間接的に分かることは前回の記事で書きました

そして、血液検査データってやつは本人にとって身体の通知表みたいなもんだ

ということも書きましたが

 

今日もまたまた白血球の話

白血球と糖尿病の関連性に関する話題です

こちら参考👇

https://www.med.nagasaki-u.ac.jp/intmed-1/case/data/2013/syoudoku_2013030102.pdf


白血球数が高い人ほど糖尿病になるリスクが高いことを示唆する文献です

 

白血球が増加する原因は、白血球が身体の警察官・パトロール隊の役割を担っていることからも想像出来るように

身体が何らかの緊急事態に陥っているから

警官やパトロール隊・消防隊を必要としている状態ってわけです

 

感染時ははもちろんのこと、妊娠した時、煙草を吸っている人🚬

白血球は一万近くに上昇してくるはず

 

身体に入ってきた菌を退治するため、悪い菌やウィルスに対抗するため、活性酸素の影響に打ち勝つため

と、様々な要因で上昇しますが、

 

白血球数増加と糖尿病発祥が相関関係にあるということは、

糖尿病指標であるヘモグロビン値やGA値に変わるひとつの新しい糖尿病指標になると思います

 

癌もそうですが、糖尿病は簡潔化するとインスリンを出す場所であるランゲルハンス島で炎症が起きてしまい、

正常に機能しなくなっているってことです

細胞と細胞膜の慢性炎症ってやつですね~

(この身体の中で起きている慢性炎症は、目に見えない自覚症状がないからこそ、やっかいです

 

身体のなかで長期的に消えないボヤ火事が延々と続いているわけで、

そんな身体では警察官と消防車を必要としている

彼ら(白血球)がフル活動

 

だから、、

=(イコール)白血球が高くなってくる

て、ことだと思うのですが、

 

インスリンを出す細胞がダメになってきて遂に"はい、あなた糖尿病…"と診断される以前に、

白血球も同時に高くなるという経過を踏んでいるはずです

 

とあらば、

喫煙者で常に白血球数が高い人はもしかしたらマスクがかかって参考にはならないのかも(?)しれませんが、

白血球数の数値の変化からも糖尿病を(糖尿病に限らずに)気を付けていけるということになりそうです

 

炎症を表す血液検査項目であるCRPやフェリチンや、糖尿病指標として一般的なHBA1C・GA、1.5AGは場合によって健康診断などの検査項目に含まれないこともありますが、

必ずと言ってよいほど検査してもらえる白血球

この白血球数の変化で健康管理のひとつの指標になるのなら、これは有難いことではないでしょうか

 

白血球数の数値の変化一つとっても身体の状態を反映する重要な指標になるという

 

まぁ…。糖尿病に限らずに、身体のなかで慢性炎症を起こさないことが一番大事なんですけどね

これがなかなか現代の暮らし方食生活を考えても…ヒジョウニムズカシイと感じてしまいますが。。

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糖質制限してないのに血糖値70台?!

2019年06月17日 | 身体・健康

血液検査さから分かる自律神経のバランスについて前回は書きましたが

この血液検査

オーソモレキュラー療法において、この血液検査データが症状にプラスしてその人の身体を映し出すひとつの重要な手掛かりになります

 

知合いの血液検査データを見せてもらうのが、今のわたしの密かなブームにもなっていたりしますが(笑)

 

血糖値が70台の人って結構いる…

 

糖質制限しているのなら話は別ですが、とくに糖質制限をしているわけでもないのに空腹時の血糖値が70台

これって血糖値スパイクを起こしている確率が高い~

 

血液検査データの血糖値項目が70台は妙に気持ち悪い

かと言って低血糖症状を聞いても”特に無い”と答えることからも、

血糖値ってほんとに自覚症状0ゼロに近いと言っても良い

 

血糖値が下がり過ぎるということは、それだけ多くのインスリンが出てしまった証拠だし

インスリンが多く出てしまう食べ方をしているって証拠だし

糖質が絶たれた時に糖以外からエネルギーを作り出す仕組みがしっかり機能していない証拠

 

低血糖症状は無いとのことですが

朝、すっきり起きれるか?

身体が重く、起きるのが怠くないか?

という問いには確実に「イエスという答えを返してくれる人が多いように思います

(血糖だけじゃなくて夜の過ごし方から呼吸やら、睡眠の質に影響するのは様々あるせいもあって?

 

当然絶食の夜中にも血糖値は下がっていると考えるのが普通ですから、

身体は飢餓状態

安らかに眠り、英気を養うどころではないかもしれません

 

糖質制限でもないのに空腹時血糖値が70台の時、血糖値の乱高下をするひとつの目安として、

同時に中性脂肪値とHbA1Cの値をチェックすること

 

中性脂肪が30台~と、50台を下回る低い値で、

HbA1Cが5ギリギリかもしくは4.8とか4.9とか5切るような数値の時

 

普通に糖質過多の食事なのにこのような数値が出ている時は、

高確率で食後にはガクンと高血糖になり、食後にやたらと異常な睡魔に襲われている(血糖値が下がっている)可能性

 

自覚症状ゼロなのに、全然侮れないのが血糖値なのです

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血液検査で要チェック!自律神経バランス

2019年06月15日 | 身体・健康

発達障がい、インディゴチルドレン、HSPにとって避けて通れない話題

それは自律神経のバランスが悪いということ…

 

よく、”自律神経のバランスが…”なぁんていう言葉を耳にしたことはあっても、

自分の自律神経のバランスが一体どんなもんか?

ご存知ない方は多いはず

 

なんとなく、

(自分って自律神経のバランスが悪いんだろうなぁ…)

くらいに留めてしまっていると思いますが、

実に簡単に血液検査でも間接的に分かります

 

見方は白血球像

白血球分画と言われるやつで、

その中の好中球(Neutro)とリンパ球(Lympho)のバランスでチェックします

 好中球には交感神経の受容体(アドレナリン)が、

リンパ球には副交感神経の受容体(アセチルコリン)があるため、

単純にがアドレナリンがバンバンに出て、交感神経優位に身体が傾いている人は好中球の量が多くなる

 

ちなみに、好中球とリンパ球のゴールデンバランスは57:33

数字が妙に細かいんで、(笑)わたしはざっくりと6:4と覚えております

 

白血球は免疫の要。

感染している最中は自律神経のバランス関係なしに(細菌感染であれば好中球が、ウィルス感染ならばリンパ球が)

上昇してくるので自律神経のバランスをチェックするのに適さない

 

これ知らずして、血液検査を見るとリンパ球が40%ちかく、、

やたらと自律神経が副交感神経優位に傾いているくせにそれでもまだなおリラックスを心掛け、

休日もまったりゆっくりのんびに過ごそう~

なんてことをしたらあら大変

 

鬱や引きこもりの人はさらに悪化しちゃうかも

 

なんだか、ノーストレス・リラックスが無条件に身体に良いと思ってしまいますが、

決してそうではなく…、あくまでバランスの問題

 

とくにスピリチュアル好きの人はやたらと優雅にリラックスして安静を好むから

本当は少しは身体に負荷・ストレスを与えて交感神経を高めてあげた方が良かったりする

副交感神経を優位にするような瞑想は厳禁です

 

身体が副交感神経に傾き過ぎている人は敢えて身体に負荷、ストレスを与えて交感神経を高めてあげる刺激が大事だし、

逆に多動傾向で常に外に出て動きっぱなしのような人は身体が交感神経優位になっているかもしれないから、

瞑想なんかの恩恵を得られるのはよっぽどこっちのタイプの人ですね

 

会社などで健康診断のデータが出た時は、絶対に捨てないで日々の健康管理に予想以上に役立ちます

検査データはまさに身体の通知表みたいなもんです

 

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アイハーブのカプセル型青汁サプリ

2019年06月11日 | 身体・健康

アイハーブで絶大なる人気を誇るParadise Herbs, ORAC-エネルギーグリーン

わたしが一人で勝手に超スーパー抗酸化青汁と読んでいる青汁で、(笑)

欠かさず買い足すアイハーブではリピート商品でした

ちなみに、ORACとはアメリカで使われる抗酸化力を表す数値


が、、しかし

一体何本(個?)買ったんだろう?

そう思えるほどにリピート本数の累計が高まっていくに連れまして

最近は青汁を粉末を毎日溶いて飲むのが面倒で味にも正直飽き飽き

飲み忘れてしまうこともしばしば

 

あらゆる料理…・お菓子作りに使ったり、と、

👆わたしのORAC青汁を使ったスイーツメニューたち

あれやこれやと飲み方に工夫を加えてきたものの、ネタはもう尽きた(笑)

 

そんなわけで

便利なカプセル型に切り替えてみました

 

同じParadise Herbs・パラダイスハーブのエネルギーグリーンで、サプリメントになったこちら💁‍♀️

Paradise Herbs, ORAC-エネルギーグリーン, 120粒(ベジタリアンカプセル)

これまでの粉末タイプの1杯(6g)と同じ量を摂るには8カプセル飲む必要があるとのことなので、

それはそれで飲むのもなかなか大変なのですが

わたしは1日4粒ほど、体調や予定に合わせて4~8粒ほどと量を調整して飲んでいます


粉末に飲み飽きた今のわたしには、カプセルの方が大変有難~く感じるのです


旅行に行く時とか、会社のランチタイム用にとか、

粉末を小さい容器に移してその都度水で溶いて飲んだりしていた時と比べるとカプセルはやっぱりめっちゃ便利で感激


粉末タイプが恋しくなるその日まで…

当分はカプセル派・カプセル推しです

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生きづらさと睡眠、睡眠の質と管理、夜間低血糖対策

2019年06月10日 | 発達障害

発達障がいの人の睡眠の質が悪いことは有名ですが

困ったことは自分が発達障がい傾向のあるとは思いもしないグレーゾーンの場合です

 

グレーゾーンの場合は自分が発達障がい(代謝障害)の気があるなんて思いもしないので

当然自分の睡眠の質が悪いことに気付けもしなければ、どうにかせねば!!と思うこともない

 

これはなんとも悲惨っ

睡眠の質が悪いことで悲惨なことのひとつに…

糖代謝が悪いための夜間低血糖

 

夜中に目が覚めてしまったり、

身体が鉛のように重たくなったり、

食いしばったり歯ぎしりがある

朝起きたら空腹で気持ち悪い

(晩御飯食べたのに夜中に空腹で目が覚めた場合は相当です)

こんな症状が当てはまる時は要注意

 

 眠っている時間の6、7~8時間、補食なしの絶食なわけですから、

エネルギー効率の悪い人は身体がエネルギー切れを起こしてしまい、

血糖値を上げるために夜間覚醒が起こり、アドレナリンがバンバン出ます

(エネルギー効率が良い人というのは、”食事なし”でも身体の中でリサイクルしたりしてあらゆる手段でエネルギーを供給出来る一方で、

悪い人は食事が断たれると、(しかもその食事が糖質じゃないと)エネルギーを生み出しずらくて身体がエネルギー切れになる

 

アドレナリンは逃走・闘争ホルモンであることはご存知の通り

 

副交感神経優位であることが基本の睡眠時に、身体は何故か交感神経優位になるということが起こり

当然朝スッキリ目覚めるどころではありません

夜間に眠っているとみせかけ、身体は闘っていたのですから

 

とくに生きづらくてメンタル不調・体調不良がある人ほど、快楽物質の糖質を過剰に摂取してしまう傾向があるので

夜間低血糖を起こしやすいという負のスパイラルにもハマりやすい

 

そんな人ほど、夜間低血糖がないかどうかを疑ってみるべし

なのです

 

上記に挙げた、夜間低血糖の際によく見られる症状意外にも、

わたしは簡易的なモニタリングとして心拍計を使ったりしています

通常、睡眠時の心拍数はかなり低く、一定であるはずです

 

爆睡しているはずの夜間に心拍数が上昇している時はアドレナリンがバンバン出ている可能性大です

当然、朝起きた瞬間身体が怠いのは言うまでもありません

 

夜間にも夜な夜な、見えない敵とファイトし(笑)フル活動モード…

日中元気に動けるわけもないです

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