分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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生きづらさと睡眠、睡眠の質と管理、夜間低血糖対策

2019年06月10日 | 発達障害

発達障がいの人の睡眠の質が悪いことは有名ですが

困ったことは自分が発達障がい傾向のあるとは思いもしないグレーゾーンの場合です

 

グレーゾーンの場合は自分が発達障がい(代謝障害)の気があるなんて思いもしないので

当然自分の睡眠の質が悪いことに気付けもしなければ、どうにかせねば!!と思うこともない

 

これはなんとも悲惨っ

睡眠の質が悪いことで悲惨なことのひとつに…

糖代謝が悪いための夜間低血糖

 

夜中に目が覚めてしまったり、

身体が鉛のように重たくなったり、

食いしばったり歯ぎしりがある

朝起きたら空腹で気持ち悪い

(晩御飯食べたのに夜中に空腹で目が覚めた場合は相当です)

こんな症状が当てはまる時は要注意

 

 眠っている時間の6、7~8時間、補食なしの絶食なわけですから、

エネルギー効率の悪い人は身体がエネルギー切れを起こしてしまい、

血糖値を上げるために夜間覚醒が起こり、アドレナリンがバンバン出ます

(エネルギー効率が良い人というのは、”食事なし”でも身体の中でリサイクルしたりしてあらゆる手段でエネルギーを供給出来る一方で、

悪い人は食事が断たれると、(しかもその食事が糖質じゃないと)エネルギーを生み出しずらくて身体がエネルギー切れになる

 

アドレナリンは逃走・闘争ホルモンであることはご存知の通り

 

副交感神経優位であることが基本の睡眠時に、身体は何故か交感神経優位になるということが起こり

当然朝スッキリ目覚めるどころではありません

夜間に眠っているとみせかけ、身体は闘っていたのですから

 

とくに生きづらくてメンタル不調・体調不良がある人ほど、快楽物質の糖質を過剰に摂取してしまう傾向があるので

夜間低血糖を起こしやすいという負のスパイラルにもハマりやすい

 

そんな人ほど、夜間低血糖がないかどうかを疑ってみるべし

なのです

 

上記に挙げた、夜間低血糖の際によく見られる症状意外にも、

わたしは簡易的なモニタリングとして心拍計を使ったりしています

通常、睡眠時の心拍数はかなり低く、一定であるはずです

 

爆睡しているはずの夜間に心拍数が上昇している時はアドレナリンがバンバン出ている可能性大です

当然、朝起きた瞬間身体が怠いのは言うまでもありません

 

夜間にも夜な夜な、見えない敵とファイトし(笑)フル活動モード…

日中元気に動けるわけもないです

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