分子栄養学講師の気ままなブログ

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HSPと隠れアスペの人が陥りやすい過剰適応

2018年01月25日 | 心・メンタル

HSPとグレーゾーン発達障がいである隠れアスペの人たちは、他人には理解されがたい生きづらさを抱えている人がとっても多いです

注:HSPと隠れアスペはイコール

 

その大きな大きな理由のひとつが

実は過剰適応です

(もちろんHSPにも隠れアスペ(グレーゾーン発達障がい)にもいろいろなタイプがいるので、すべての人に共通するわけではありませんが

 

生きづらさの大きな要因のひとつは、自分に苦手・不得意なことがある(凸凹がある)ということを自分自身が自覚出来ていないことに加えて、

自覚出来ていないがために、必死でその”苦手なこと”を克服しようとして過剰適応になっていることがままあるのです

出来ないのならば苦手ならば、克服してしまおう

そんな心理状態が無意識に働くのか…

 

けれどこれは時と場合によって地獄を歩むことになります

 

たとえば、

人とのコミュニケーションが苦手なのに(出来ないのではなくて、苦手)、そんな自分はおかしいから人ともっと仲良くしなくちゃ】と必死になって人と関わったり

 

時々おっちょこちょいや凡ミスを起こすから、それを挽回しようと必死になってなんでもかんでも手をつけて、自分のキャパを超えていることに気がつけずに、他人の仕事を引き受けてしまったり

 

みんなと少し違うことで、集団から省かれてしまうことにとても恐怖と不安を感じ、その恐怖をぬぐうために人と無理に仲良くしていたり

 

空気を読むことが出来て、自分がなんとなく周りの人たちと違うことに昔から薄々気が付いているタイプの人はとくに、

一生懸命”ふつう”に近づこうと、その場や状況、みんなに適応しようと、相当努力をする傾向があります

まあそれは良いことでもあるのですが度を超すと地獄です…

 

自分が少し人と違うこと

自分は人より劣っているのではないか?

そんな不安が常にあります

集団からはみ出す恐怖は、”和”を重んじる日本社会においてはさらに倍増

そんな不安や恐怖からか、人からの評価をとても気にするし、”出来ません”や”NO”という事がなかなか出来ません

 

頑張り主義、完璧主義の人ほど、過剰適応に陥りやすいです

出来ない自分を認めたくない、人と違う自分を認めるのが怖い、そんな思いも隠れているかもしれません


つづく


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