今日はコーヒーとドーパミンの話題
ドーパミンは神経伝達物質でもあります
はいまたまた登場しました神経伝達物質
ここまでしつこくもわたしのBlogに度々登場する神経伝達物質
もうお分かりかと思いますが…、、心を作っているのは他でもないこの神経伝達物質
脳内のシナプスという所に、この物質が作用することで私たちの心には感情が生まれます
(心は目に見えないふんわりぼんやりしたものではなく、栄養素を材料に作られる化学物質なのです←ここ注目)
やる気も意欲も集中力も、、、
悲しい気持ち、切ない気持ちも、
ハッピーな感情も、、、
言ってしまえば全てこやつたちの仕業です
私たちの心に影響を与えている存在がこの神経伝達物質なのである、、と分かったところで、
カフェインとドーパミンの話題に早速移りましょう
ドーパミンという神経伝達物質は、
快楽や幸福、実行力や意欲に関係する神経伝達物質です
幸福、つまり”ハッピー”ですから、どちらかと言うとポジティブ系
テンション高め、ポテンシャル高まっている時なんかに出る物質ですね
ノルアドレナリン、アドレナリンになるための材料(前駆体)でもあります
"アドレナリンがバンバン出る”という表現をよく耳にすることからも、なんとなく興奮系の、中枢神経を刺激する物質であることは推測できると思います
昼食後、皆がこぞって会社のデスクにコーヒーを置く☕
そんな光景は見慣れたもんです
3時の休憩明けにみんながコーヒーを買ってデスクに戻る光景を私は何度見たことかっ(笑)
眠たい、ダルい時こそコーヒーを飲むとシャキッとするから
コーヒー片手に徹夜、、という光景もよく見かけますよね
これには、前回のグルタミン→GABAの代謝がストップしてしまう(結果、グルタミン酸過剰になる)のと同じように、
コーヒー(カフェイン)を飲むことでドーパミン代謝にストップがかかる作用が働くから
グルタミン酸の受容体が亢進してグルタミン酸が増えると同時に、脳ではドーパミン代謝がストップ
実行力や意欲に関わる物質であるドーパミンが結果的に(分解されずに)増えているのです
代謝がストップしてしまう理由は、
ドーパミンを代謝する酵素はCOMT酵素(コムト酵素)と呼ばれるものです
このCOMT酵素の働きを阻害するものがカフェインやカテキン、*テオブロミン(カカオ(チョコ)にも含む🍫)
つまりは…
ドーパミンを増やしてやる気を高めたい時は、
ドーパミン代謝を阻害するこれらのもの(たとえばコーヒーや緑茶やチョコレート)を食べればよいというわけですね
しかし、常にドーパミン過剰になると、ちょっとやそっとのドーパミンでは全然効かなくなります
たとえばコーヒー2杯でパッチリ冴えていたのに、暫くすると4杯飲まないと全然冴えない…というように耐性がついてしまうのです
もっともっと…と、依存症になり兼ねないので要注意です
カフェイン中毒はこうして生まれる?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます