分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

糖質制限

2016年02月18日 | 身体・健康
糖質制限は糖尿病の治療食として注目されますが、糖尿病に限らず、ダイエットや健康な身体作り、発達障害脳にも大変有効です

脳のエネルギーはブドウ糖

とよく聞くと思います

だから、疲れた時は甘い物を、なんて言ってチョコやアメで糖分補給する人は少なくないと思います

しかし、この良く耳にする

【脳のエネルギーはブドウ糖】

の表現は、正確ではありません

【《血液中》のブドウ糖が脳のエネルギーになる】が正解です

脳にとって重要なエネルギー源になるのは、【血液中のブドウ糖】という事です

(この血液中のブドウ糖濃度を血糖値)

脳にはブドウ糖が安定して供給されなくてはなりません

そう、脳は☆安定した血糖値☆を好むのです

この血糖値の乱高下が脳のパニック状態を引き起こすとも言えます

食べ物を食べると血糖値が上がり、その血糖値を下げる為にインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を常に一定にする働きをしてくれています

この血糖調整が正常に働いてくれていれば良いのですが、血糖値の急激な乱高下によってインスリンが多量に分泌されたり、効きが悪くなったりして、糖尿病、低血糖を招きます

インスリンは肥満ホルモンとも呼ばれていますが、近年ではこのインスリンが様々な病気を引き起こす根本原因であるとまで言われています

また、うつ病患者の多くは低血糖の人が多いという事も分かっています

この低血糖者は血糖値が低い事だけでなく、1日を通して血糖値が安定しておらず、不安定な血糖は集中力を無くしたり、不安感、頭痛、眠気、イライラ、動悸など、様々な症状に繋がります

血糖値を急激に上げ下げしない為の食事法が大切です

甘い物を1日のうちに必ず一度は口にする習慣があり、我慢出来ない人は、既に"砂糖中毒"と言えるかもしれません

また、そういう人に限ってお肉や魚などのたんぱく質を少ししか食べていない傾向にあります

(まさに昔のわたしっ↑)

まずは緩めの糖質制限からスタートすると始めやすいと思いますが、糖質制限食の有効性の認知度がまだまだ低いのか…、どれだけ自身の身体、脳に【糖】か影響、関係しているのか意識する事が少ないと思います

糖質制限の食品を目にする機会も少ない

今後もっと糖質制限食品が手に入りやすくなる事を期待したいです
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

身体・健康」カテゴリの最新記事