分子栄養学講師の気ままなブログ

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②分子栄養学で下痢を治す

2020年12月08日 | 身体・健康

分子栄養学で下痢を治すパート②

対策編

 

前回は下痢のタイプによって

分類しました

 

水っぽい下痢便、

油っぽいギトギト便

などなど。

 

ご自身の下痢がどのタイプか

おおよそ目星はつきましたでしょうか?

 

まだの方は前回の記事を参照

 

OGPイメージ

分子栄養学で下痢を治す - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

分子栄養学で便秘と下痢を治す前回は便秘対策編こちら↓↓OGPイメージ分子栄養学で便秘と下痢を治す-”生きづら...

分子栄養学で下痢を治す - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

まずは、

下痢の人全員に共通する対策を

書いていきます

 

一番最後に、

タイプ別アプローチを書いてますので、

そちらも参考にしてください

 

前回は下痢のタイプを3つにわけて書きましたが

下痢で困っている人がやるべきことは

実は肝ケアであることが多いのです

 

『しょっちゅう下痢してます。。』

という人に、

『肝臓悪そうですね、肝ケアすると良いですよ~~』

とわたしは言うのですが、

 

決まって、

(はぁあ?)って顔されます…🙈🙈🙈

 

(何言っちゃんてんだ?こいつは。)

と、

 

口には出さずとも、

明らかに顔にそう書いてあるんです~~~🙈🙈🙈

(笑)

 

しかし、それもそのはずです🙈

 

病院で、血液検査で、

肝臓が悪いと指摘されるには、

基準値をかなりオーバーしないと

指摘されないでしょうし…

無自覚であることがほとんどのはず

 

だから、自身の肝臓に問題があるなど

寝耳に水だと思います

(実際には多くの方が、軽い脂肪肝になっているのではないか…?)

 

 

脂肪肝も問題ですし、

肝臓ケアとも書いてますが、

 

実は一番の問題は

胆汁~~

 

一般的な病院で

とくに異常なしと言われているのに、

 

下痢が治らない 慢性的な下痢

で、困っている人は

 

胆汁分泌(または胆汁うっ滞)に

問題があるということが

多いのではないかと

 

前回の記事で、

胆汁という聞き慣れない言葉が👂

度々登場していることに

気付いたと思いますが

 

胆汁はコレステロールを材料に

肝臓で生成されており、

 

役割としては

・脂肪の吸収のサポート

・解毒(老廃物処理)

・小腸の殺菌(天然の石鹸とまで言われている)

・コレステロールの調整

 

などなど

ざっと書いても

これだけの役目が胆中にはある

 

他にも、

甲状腺ホルモンや免疫など、

胆汁に秘められた底知れぬパワー(笑)が

近年話題になってきているそうです

 

今挙げた胆汁の働きだけを見ても、

肝臓・胆汁の分泌に問題があると

色々と不調が出てしまうのです

 

下痢の人に、

肝臓ケア・胆汁分泌の重要性を分かってもらうには

 

皮膚のかゆみ

乾燥肌がないか?

 

というのが

ひとつの目安になるかと思います

 

胆汁は体内の毒物、不要になった老廃物を

💩便💩として排泄する作用もあるため、

胆汁分泌に問題がある人は

解毒機能が上手くいっていない人とも言えます

 

胆汁は腸と肝臓をグルグルと回っているのですが

(腸肝循環ってやつ↑)

 

胆汁がうっ滞・逆流していると、

本来は便として捨てられるべきはず

胆汁(←ようは毒です…)が、

肝臓に逆戻りしてきてしまいます

(戻ってこないでょ~

 

それだけで肝臓にとても負担がかかりますし、

その毒素が全身に巡ってしまうことがあるので

 

結果、脳に回った毒素によって

頭がボーとしたり、

 

肌に出れば皮膚のかゆみとなったり、

湿疹がよく出来たり…

 

胆汁不足などによって

脂溶性ビタミンの吸収が上手くいかないので、

乾燥肌がとにかくひどく

背中や身体のいたるところにかゆみとなって

症状が出る人が多いのではないかと思います

 

わたしの印象ですが、

下痢をしている、(または便秘でも)

解毒力が低い人

 

ユニクロのヒートテックがチクチクして着れない

と、みな口をそろえて言う印象です

最近立て続けに聞きました(笑)

 

綿ではないヒートテック

着ているだけで、

肌が過敏に反応してしまってるようです

 

そしてみな、

皮膚科通いしてます

 

 

解毒の要、

胆汁をつくる肝臓と、

 

さらには

胆汁の流れを良くしてあげること

 

肝臓・胆汁

この2つが、下痢を直していくための肝だったりします

肝臓なだけに(笑)

 

 

というわけで

肝機能をアプローチし、

胆汁分泌を正常に、胆汁サイクルを正常にするために

見直すべきポイントをまとめてみました

 

□自律神経を整える

□胆汁分泌を促す(うっ滞を改善させる)

□慢性炎症を潰す

□肝機能を上げる

 

このなかで、(どれも大事なのですが)

一番は大事なことは

実は自律神経を整えるということで、

そのためには欠食しないということなんです

 

前回も書いてますが、

自律神経が優位になってしまい

下痢をしている人がいますが、(❷のタイプはとくに)

 

胆汁分泌には

自律神経の(副交感神経優位)が大事です

 

つまり、交感神経を優位にしない

これが一番重要で、

すぐに実行できることでもあります

 

エネルギー不足がおきると、

身体はホルモンを出して

交感神経優位にします

 

つまり、空腹時間が長いのはNGなのです

カフェインの摂りすぎにも

注意しないといけません

 

とくに前回の記事の❶-①のタイプは、

食べると下痢をしてしまうので、

ボーンブロススープと、ほんの少しの炭水化物をセットに、

1日ゆっくりとダラダラとスープを摂り続けて欲しいのです

 

良かれと思って食べない選択をしていると思いますが、

長い目でみると

とっても身体によくないことが分かると思います

 

❶-①タイプも❷のタイプも、

欠食、交感神経優位には

気を付けないといけません

 

そして、胆汁うっ滞、逆流を防ぐには主に3つ

□1.SIBOを改善させる必要があります

(げっぷやガス・膨満感を感じる人)

低FODMAP食がおススメで、

まずはグルテンとカゼインフリーをします

 

□2.体内の慢性炎症を治す必要があります

(歯医者へ行く、Bスポット治療をしている耳鼻科医院で上咽頭をチェック

自己免疫系の疾患があれば、まずはそこを治す)

 

□3.女性ホルモンをしっかり代謝する(とくに女性)

(ピルの服用には注意、カフェインチョコの摂りすぎもNG)

 

肝機能へのアプローチは、

□過剰なアルコール、糖に注意する(脂肪肝の改善)

□甲状腺機能低下を改善する

(代謝を低下させる過度な糖質制限や食べないダイエットに注意)

□欠食をしない

(代謝が低下し、脂肪肝になりやすい)

 

かぶる部分も多々ありますが、

やはりここでも欠食をしないことが大事なのです

 

これらはすべて

胆石や胆管等、

病院でチェックしているのが大前提ですが、

病院で本当に異常なしと言われて、

下痢が長年治らない人

胆汁分泌(胆汁うっ滞)を見直し、

肝臓ケアを入念にしてみてください

 

まず試して欲しい事は

やはり交感神経優位にしないこと

そして慢性炎症を潰すこと

なのですが、

 

❶-①タイプの人には

コレステロール値が高ければ

主治医に相談してコレバイン(コレスチミド)

試してみるのもおススメです

コレステロールを下げるためのお薬なのですが、

腸で胆汁と結合して

働きをブロックしてくれるようなので、

食事で下痢するタイプには

効くのであれば対症療法には良いかと

また、コレバインと同じ作用を持つのは大麦です
水溶性食物繊維でもネバネバ野菜や海藻類は吸着作用ないので大麦がオススメです

②のギトギト便タイプの人は、

ハーブのタンポポのお茶やミルクシスル

飲み合わせの問題や

持病がなければ市販でも買えるウルソ

試してみると良いかもしれません

 

(ただ、このタイプはまずは徹底的に

体内の慢性炎症を疑ってください)

 

 

おそらく胆汁が出ていない

(出てはいても、うっ滞して働けていない?)

(胆汁が古くて効きが悪い?)

ので、

胆汁をサポートする苦い食べ物を食べることや、

新しい胆汁を作るため

(SIBO傾向の人は注意して)

食物繊維を摂る

のもおススメです

 

チャレンジャーは

ヘビさんの胆のうを飲み干すのも良いかもです

(超高価な蛇胆)🐍

 

蛇胆をおススメしている記事っ!

てわけではないですが

(笑)こちらを参照↓

蛇の身より、血が貴重で高価であることを書いています

OGPイメージ

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コロナ渦で閉店してそうな予感ですが…

 

まあわたしは、

どれだけ胆汁が出ていなくても、

お金をもらってでも蛇の蛇胆を飲めないかも

🐍が幽霊よりも何よりも一番苦手…

 

 

そして、嫌なことや心配事があると

必ず下痢しちゃう❷タイプの人は

やっぱり一番は

(しつこいですが)交感神経優位にしないこと

 

長らく下痢をしてきた人は、

食べるというのも案外大変なことだったりすると思います

 

とくに食べると下痢をしてしまう

❶-①タイプにはつらいでしょう…

 

さらに、食べるものが

腸を荒らす!炎症に繋がる!!

小麦や過剰な糖であってはなりません

 

 

胃と腸に負担をかけずに

空腹時間を回避できる

ボーンブロススープ

一番おススメです

 

是非ボーンブロススープ生活をはじめて、

その他・炎症や脂肪肝を見直し、

胆汁分泌・うっ滞を改善し、

下痢対策を練ってみてください

 

ボーンブロススープおススメは

こちらの記事で紹介してます↓

 

OGPイ

メンヘラ本気改善。part2~スープ編~ - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

メンヘラ本気の改善にはこれが必須です。part.1パート1は前回記事参照👆メンヘラ脱却したい人の登竜門ってことで、・いかに消化に負担をかけ...

メンヘラ本気改善。part2~スープ編~ - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

メンヘラ改善記事のなかで紹介してますが、

 

メンヘラ改善にも効くボーンブロススープが、

下痢を治すための対策にも

同じく有効なんですよ~

 

今、オーストラリアで

産後うつ真っ只中のわたしの友人にも

ボーンブロススープをおススメして

飲んでもらっています

(飲んでくれてるかな?)

 

メンヘラにも産後うつにも

下痢にも

み~んなボーンブロススープ(笑)

本当に万能です💝💝💝

 


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (rubberboots)
2021-07-21 12:49:15
リサさんへ
私は便秘で困っています!Σ( ̄□ ̄;)
どうしたら良いですか?
返信する
Unknown (lisa)
2021-07-21 18:13:04
便秘の原因は人それぞれで、対策も原因によって異なります。水分不足や食事量、自律神経バランスなども関わります(^^)
ピロリがいると栄養吸収が低下し、栄養不足になりやすいです💦
自律神経を整えて、胃ケア、消化力を上げて3食食事をしっかり食べれる身体にしていくのがおススメです♪
返信する
Unknown (rubberboots)
2021-07-21 20:04:24
ピロリ菌いないです。
ただ、自律神経は乱れてばかりです
返信する
Unknown (lisa)
2021-07-21 22:58:36
ピロリ菌は除菌成功したのですね(^^)
良かったです♪

自律神経の乱れに気付けていることがまず凄いです。”食べ方”の工夫などもひとつの対策になりますよ☺
返信する
Unknown (rubberboots)
2021-07-22 13:57:42
リサさんへ
仕事のストレスから、食べても気持ち悪くなることがあります。
今年の3月に胃の検査をしたところ、癌や潰瘍ではなかったです∧∧
食欲はあるのですが…
返信する

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