分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

低気圧でうつ。天気が悪い日は気分が悪い理由

2021年05月13日 | 身体・健康


天気がどんより…

雨や曇り空の日は

 

朝からなんだか怠い…

学校や会社に行く気がしない…

 

そんな経験はありませんか??

 

わたしは子どものころから
低気圧の日はうつっぽくなり

 

空模様に同じく
心までどんよりしたもんです

 

なぜ天気と気分は関係するのでしょうか??

 

実はこれ、

自律神経に関係している💦💦


自律神経と言えば

交感神経と副交感神経のバランスが大事
ということを
誰もがなんとなく知っていると思いますが

 

交感神経は
アドレナリンを分泌し、

副交感神経からは
アセチルコリンが分泌します

 

交感神経優位はアドレナリンを出す
ということで、
元気やる気を出すと言えます

 

ところで、
天気が良い日は
昔で言えば絶好の狩り日和です

マンモスを倒して
食事をゲットしにしかないと!

 

マンモスと戦闘中…
怪我をするかもしれません

 

そこで身体は、
天気が良い日は
マンモス狩りに行くことを見越して

怪我に備えて好中球(細菌と戦う免疫部隊)
をアップさせている(と、言われている説がある)


そして実はこの免疫隊である
好中球には、アドレナリン受容体があるのです

 

つまり、好中球が増えてくると、
アドレナリンも増えてきます

 

天気が良い日は、
好中球が増える傾向があるので、
アドレナリンも増えて
やる気元気が出てきます

 

天気が悪い、低気圧となると、
この逆になります

 

狩りはお休み…


洞穴の中で、
明日の狩り(晴天)に備えて
身体をリラックスして
休息モードで体力を温存します

 

これはアドレナリンに打って変わって
アセチルコリンという神経伝達物質が関係しますが

 

脳には学習や記憶に作用し、
身体にはリラックスをもたらす物質です

副交感神経はアセチルコリンを分泌されるのですが、
低気圧では身体は洞穴で休息モードになるので
アセチルコリンが増えてきます

 

リラックスでいいじゃないか
と思うかもしれませんが

自律神経はあくまでバランスが大事なのです

 

自律神経のバランス乱れてしまっている
(自律神経破綻!)してる人の中には

リラックスモードに傾きすぎて
しまっている人がいます

 

天気が悪い日は副交感神経になって
アセチルコリンの分泌が増えるわけで、

ただでさえ副交感神経に傾いている人にとっては
よりぐったりして
怠いくて、頭が重たくボーっとしてきます

天気に気分や元気ややる気が左右され
影響してしまうという人がいたら
その人はある意味
自律神経のバランスが破綻している人

 

と言えます

 

普段から朝起きるのも辛いはず

 

ちょっと注意が必要です

 

朝は太陽の光をしっかり浴び
朝ごはんをしっかり食べることが大事になります

 

 

 

 

 

コメント
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