2月15日は釈迦入寂の命日で、各寺院では「涅槃会」が開かれます。今まで、涅槃図はあちこちで拝観してきました。
京都の三大涅槃図①泉涌寺(明誉古礀筆・16m×8m)②東福寺(明兆筆・12m×6m)③本法寺(長谷川等伯筆・7.9m×5.3m)は、まさに大涅槃図で巨大さに圧倒されました。最大の泉涌寺の涅槃図は東大寺に奉納予定だったそうで、本堂に掛けきれず折曲がっていたほどでした。今年は、単なる涅槃図の拝観ではなく、興福寺の「涅槃会」に参座して来ました。
本坊の表門
前 庭
玄 関
玄関に飾られた「斗の枡」(漆塗り?)
箱書き「斗枡五合」「一笑繁盛」
玄関で「涅槃会次第」を頂き矢印に沿って奥へ。
法要の行われる「北客殿」は、襖が外された大広間。奥中央に「八相涅槃図」が掛けられ、「舎利厨子」が安置、供花、供物等が置かれ、横の間には、雅楽楽器が並んでいました。「南都楽所」の方が演奏されます。また、NHKの取材で慌しくカメラテストや涅槃図の前撮りをされてました。
お寺の方から法要中の撮影、涅槃図等の撮影は禁止との注意があり、雅楽楽器などは良いとのことで撮らせてもらいました。
北客殿
雅楽楽器
涅槃会次第」(クリックすると拡大します)
「涅槃会次第」
入道場 (奏楽 皇麞急・おうじょうのきゅう)
三 礼
着 座
唄
散 華 中段釈迦 (奏楽 林歌・りんか)
舎利三段講式
(般若心経一巻経頭<経題発声後>)
舎利和讃 (奏楽)<裏面>
釈迦念佛 二十一返
如来寿量品・唯識三十頌
舎利礼
退道場 (奏楽 鶏徳・けいとく)
僧侶に倣って合掌、礼、また般若心経は小さな声で唱えたり、
舎利和讃を目で追いながら釈迦如来の遺徳を偲ぶ法要に溶け込んでいる感じがしました。
法要は1時間余り、楽所の皆様のお参りの後、一般参座のお参りです。素晴らしい雰囲気を感じさせて頂いた感謝の気持ちを込めてお賽銭、焼香、合掌。
参拝記念に焼香盆に添えられた散華を手にして退室。南客殿で甘酒の接待を受けました。
雅楽衣装から着替えられた楽所の方もおられました。
散 華
(南円堂での大般若転読で貰った散華を加えています)
接待の甘酒
京都の三大涅槃図①泉涌寺(明誉古礀筆・16m×8m)②東福寺(明兆筆・12m×6m)③本法寺(長谷川等伯筆・7.9m×5.3m)は、まさに大涅槃図で巨大さに圧倒されました。最大の泉涌寺の涅槃図は東大寺に奉納予定だったそうで、本堂に掛けきれず折曲がっていたほどでした。今年は、単なる涅槃図の拝観ではなく、興福寺の「涅槃会」に参座して来ました。
興福寺 涅槃会のご案内《HP》
2月15日はお釈迦様が入滅された日であります。
興福寺では釈尊の遺徳をしのぶ法要を厳修いたします。
どなたでもご参拝いただけますので、ぜひお参り下さい。
また参拝後は甘酒をご接待させていただきます。
◇◆興福寺涅槃会◇◆
【日 時】 2月15日(日) 10時~16時 ※法要は10時~11時頃
【場 所】 興福寺本坊(通常は非公開)
※参拝無料
2月15日はお釈迦様が入滅された日であります。
興福寺では釈尊の遺徳をしのぶ法要を厳修いたします。
どなたでもご参拝いただけますので、ぜひお参り下さい。
また参拝後は甘酒をご接待させていただきます。
◇◆興福寺涅槃会◇◆
【日 時】 2月15日(日) 10時~16時 ※法要は10時~11時頃
【場 所】 興福寺本坊(通常は非公開)
※参拝無料
本坊の表門
前 庭
玄 関
玄関に飾られた「斗の枡」(漆塗り?)
箱書き「斗枡五合」「一笑繁盛」
玄関で「涅槃会次第」を頂き矢印に沿って奥へ。
法要の行われる「北客殿」は、襖が外された大広間。奥中央に「八相涅槃図」が掛けられ、「舎利厨子」が安置、供花、供物等が置かれ、横の間には、雅楽楽器が並んでいました。「南都楽所」の方が演奏されます。また、NHKの取材で慌しくカメラテストや涅槃図の前撮りをされてました。
お寺の方から法要中の撮影、涅槃図等の撮影は禁止との注意があり、雅楽楽器などは良いとのことで撮らせてもらいました。
北客殿
雅楽楽器
涅槃会次第」(クリックすると拡大します)
「涅槃会次第」
入道場 (奏楽 皇麞急・おうじょうのきゅう)
三 礼
着 座
唄
散 華 中段釈迦 (奏楽 林歌・りんか)
舎利三段講式
(般若心経一巻経頭<経題発声後>)
舎利和讃 (奏楽)<裏面>
釈迦念佛 二十一返
如来寿量品・唯識三十頌
舎利礼
退道場 (奏楽 鶏徳・けいとく)
僧侶に倣って合掌、礼、また般若心経は小さな声で唱えたり、
舎利和讃を目で追いながら釈迦如来の遺徳を偲ぶ法要に溶け込んでいる感じがしました。
法要は1時間余り、楽所の皆様のお参りの後、一般参座のお参りです。素晴らしい雰囲気を感じさせて頂いた感謝の気持ちを込めてお賽銭、焼香、合掌。
参拝記念に焼香盆に添えられた散華を手にして退室。南客殿で甘酒の接待を受けました。
雅楽衣装から着替えられた楽所の方もおられました。
散 華
(南円堂での大般若転読で貰った散華を加えています)
接待の甘酒
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