『情報化社会とはいえ「日本語は、世界一の超難易度?」(まったく同感)、とも言われ、「日本語話者は1.2億人で世界第13位、ですが、ほぼ日本の人口と同じ?」』
『日本語を、公用語としての使用順位は人口では11位で、ドイツ語よりも多く、フランス語よりも高い順位ですが、使用国は2カ国、日本とパラオ(2万人)』
『日本語は、表意文字の①漢字と、表音文字の②ひらがな・③カタカナ・④ローマ字が混然一体で複雑な言語、その上に、⑤カタカナ英語の急増氾濫』
『地球上で一番難しいと言われる言語の日本語の通訳は、近年大きく進化した人工通訳技術、例えば、リアルタイムAI通訳ツール「CoeFont通訳」は、almightyか?』
『日本語は難しい言語という以前に、世界中どこにもない寛大な規制「戸籍謄本の漢字の名前は、フリガナさえつければよく、読み方はどうでもよい。(日本語の難しさは規制の緩さにも)」「キラキラネーム」は氷山の一角、沢山ある非常識なケースは、どうするのか。 漢字の読み方を、名前なら自由にできる国日本!』
キラキラネームひどいランキングTOP20
1位:苺苺苺(まりなる)
2位:光宙(ぴかちゅう)
3位:七音(どれみ)
4位:心愛(ここあ)
5位:姫星(きてぃ)
6位:夢露(メロ)
7位:愛保(らぶほ)
8位:火星(マーズ)
9位:神姫(かぐや)
10位:騎士(ナイト)
11位:皇帝(シーザー)
12位:天使(エンジェル)
13位:音速(マッハ)
14位:美音(メロディ)
15位:空良(てぃえら)
16位:詩季(しき)
17位:来夢(らいむ)
18位:心姫(ここひ)
19位:星彩(きらら)
20位:苺愛(いちか)
キラキラネームは「ひどい」と言われますが、当然です;
- 読みにくい、意味不明(いろいろなケースで時間のロス)
- 『からかい』やイジメの対象になる可能性も(いじめが多い風土の日本に)
- 社会的な受容度の低さ(いつからこんな日本に)
近年、キラキラネームは減少傾向にあるようです。
法務省が2025年に施行予定の改正戸籍法で、名前の読み仮名に一定の基準を設ける方針を示しており、これも影響している可能性があります。

ウエブ情報から引用
『キラキラネーム』問題ではないですが、日本語の難しさはいろいろあります。
表題の繰り返しですが、
『表意文字の①漢字と、表音文字の②ひらがな・③カタカナ・④ローマ字・⑤カタカナ英語の氾濫あり、コロナ禍の登録手続き事務負担、その軽減のためのマイナンバー制度だったが? マイナカード万能でなく苦労が!』
日本語の根幹を成している漢字も、元をたどれば中国語です。 日常で普通に使われる「太鼓」も「人参」も、中国語由来です。 話し言葉の大和言葉に漢字が追加されたため、これらの言葉は翻訳されることはありませんが、英語由来の言葉だとそうはいきません。
日本人が一般的に使用する文字は、漢字、ひらがな、カタカナの3種類。 そこに英語由来の言葉を組み込もうとすると、表意文字での表現は無理があり、表音文字であるカタカナを使った言葉に変換されます。
海外発祥の言葉が日本に浸透して、少しずつ形成されていった言葉が積もり積もって現状なわけです。 昔は海外との通信手段も限られており言葉の輸入が困難でしたが、今はインターネットがあり、一般人が触れる機会が多くなった分、言葉の輸入が起こりやすくなりました。
とにかく、分かりにくいことこの上ないのが弊害ですね。 一般的に使用するのは3種類ですが、そのうちカタカナは、今までは使用頻度が低かったですがです。 最近は、急激に増加しています。
海外発祥の言葉を日本語に直すと、ニュアンスが変わってしまうことがあります。 日本語が複雑で優秀なだけに、一つの言葉から大量に造語を生み出せてしまいます。
日本語である「私、僕、俺、自分、己、わし、うち等」を英語では、すべて「I」で表現できます。 逆をいうと、「I」という言葉を訳そうとすると、これほどまでに分岐するのです。
『半世紀前に漢字の香港に駐在時の印象から、漢字をイメージ情報での入力は大変であろうと思っていたのですが、今はIT・AI大国中国は、漢字は表意文字ですが、発音記号の「ピンイン(母音が36、子音が21個)」を表音文字として、漢字と合わせて2種類で、IT・AI化大成功。 世界のトップレベルに! 当然ですが、漢字の読み方は名前でも自由ではない、日本のように。』
『戸籍謄本上の名前の漢字読み方自由、こんな状況は、日本以外の唯一の表意文字使用大国の中国にもない!』
現在、漢字を使っている国は、日本と中国だけですが、まだ漢字が残っている国はいくつかあります。 国語の文字をここまで自由に読んでよい名前を付けることができる国を日本以外には知りません。
日本は、IT後進国と言われていますが、そのような中で、日本語は、表意文字の①漢字と、表音文字の②ひらがな・③カタカナ・④ローマ字を持っています。 詩・歌・唄や小説の文章の表現には、真に便利ですが、IT後進国では、名前・住所等の登録は結構大変だろうと思います。 COVID-19(新型コロナ)の対応時の医療関係者の患者の氏名・住所の登録作業の大変さを想像できます。
カタカナ英語で苦労している傘寿爺には、いろいろ思いあたることが多々あります。 そこに『キラキラネーム』のこともあります。 日本語は、世界でも、本当に難しい言語だと思います。
キラキラネームに一定の制約「一般的な読み方を」、法改正要綱案 国民の親族関係を証明する「戸籍」に氏名の読み仮名を記す初のルールを検討してきた法制審議会(法相の諮問機関)の部会は2023/02/02、戸籍法の改正要綱案をまとめた。
記載できる読み仮名については「氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものでなければならない」とのルールを明記した。
『キラキラネームに一定の制約、一般的な読み方を、法改正要綱案』
現行の戸籍法には氏名の読み仮名に関する規定がないが、行政のデジタル化を進める上で戸籍に読み仮名を付すことをルール化する必要が生じ、部会が新制度を検討してきた。
今回の要綱案はまず、戸籍に記載する読み仮名はカタカナで表記すると規定。記載できる読み仮名については「氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものでなければならない」とのルールを明記した。
具体的にどんな読み仮名が「一般に認められている」と言えるかは、法改正が実現すれば、法務省が市区町村に通達で周知する見込みで、同省は「漢字の読み方が社会で受け入れられ、慣用的に使われていることや、常用漢字表や漢和辞典に掲載されていることが基準」とする。
また、「辞書に掲載されていなくても、届け出人に説明を求めた上で一般に認められていると言えるかどうかを判断することもある」としている。 一般に認められている範囲なら、本来の読み方以外も認められることになるが、反社会的、差別的、淫らな読み方▽人の名前として違和感のあるキャラクターの名前▽漢字と反対の意味▽読み違いと受け取られる読み方▽漢字から全く連想できない読み方――は認められない可能性があるとする。
また、要綱案は記載する読み仮名について、「氏」は戸籍の筆頭者▽「名」は戸籍記載者の全員――が改正戸籍法の施行日から1年以内に市区町村に届け出ることができるとした。届け出がない場合は、市区町村長が住民基本台帳に登録された読み仮名を参考に記載する。台帳と異なる読み仮名の届け出があった場合は台帳が修正されることになるという。漢字、カタカナで読める名前なら個人の自由であり規制する事案ではないと思われる。
既登録分はどうなるのか、受付窓口の対応等、これから勉強します。 とにかく、『戸籍謄本の漢字の名前は、フリガナさえつければよく、読み方はどうでもよい』。 このようになるのは『縦割り多組織』『多規制』だけの原因ではなさそうですが? 不思議な国です。
(記事投稿日:2025/04/15、#998)
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