知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『人が、気候温暖化・異常気象・気候激甚化で地球を緊急事態に!』

2022-10-20 21:08:27 | 政治・経済

『人が、気候温暖化・異常気象・気候激甚化で地球を緊急事態に!』

『地球史上、生物の殆ど、70%以上が絶滅した、5回の五大絶滅よりまだまし?』

『それでも、一人一人ができること「節電・節水・節食・あらゆることを個人最適

 から全体最適に」を、数十億人で地道にやることしかありません。』

 

地球史を大雑把に括ると、

地球誕生は45億年前、生命誕生が40億年前、植物誕生が34億年前、昆虫誕生は4.8億年前、恐竜誕生は2.3億年前、人類誕生は、旧人類が登場したのが、大体50万~30万年前、新人類が登場したのが、20万年前くらいです。 その新参者が地球を、大変な事態に追い込んでいます。

 

凄い計算ができるものです。 『陸地の標高の平均は約840m、一方、海洋の深さの平均は約3729m』。 地球史的には、遅かれ早かれ、水の星・地球は水深2395mの海だけになるのです。 この時、地球は、真の『水球』になります。 

 

今の『水球』の定義は『陸球』に対する『水球』で、いろいろな角度で地球を見たとき、海の割合がいちばん大きいところを『水球』、陸の割合がいちばん大きいところを『陸球』といいますが、『水球』ではおよそ90%が海、『陸球』でもおよそ50%が海です

 

世界の過去および将来の海面水位変化

IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書(2021)によると、過去及び将来の海面水位変化について下記のとおり結論しています。
なお、角括弧の範囲は「可能性が非常に高い範囲(90~100%)」を示します。

  • 1901年から2018年の期間に、世界平均海面水位は20 [0.15~0.25] m上昇した。
  • 気候システムの蓄熱は、陸域の氷の減少と海洋温暖化による熱膨張により、世界平均海面水位の上昇をもたらした。
  • 世界平均海面水位は2081~2100年には、1995~2014年の平均海面水位に対して、SSP1-2.6シナリオの場合32~0.62mになると予測される。SSP5-8.5シナリオの場合0.63~1.01mになると予測される。
  • 海面水位の上昇は全てのSSPシナリオにおいて、2100年以降も継続すると予測される。

ウエブ情報から引用

1900年を基準とした過去および将来の世界平均海面水位の変化。
過去の世界平均海面水位は黒線で示しており、将来の世界平均海面水位は
SSP1-2.6シナリオを青色で、SSP5-8.5シナリオを茶色で示しており、可能性が非常に高い範囲は陰影部分で示されています。

(※)SSPは、「Shared Socio-economic Pathway(共有社会経済経路)」の略です。

 

気候変動の予測を行うためには、 放射強制力(地球温暖化を引き起こす効果)をもたらす大気中の温室効果ガス濃度や エーロゾルの量がどのように変化するか仮定(シナリオ)を用意する必要があります。 SSP1-2.6は、(*)CMIP6のシミュレーションにおいて3分の2の確率で地球温暖化を2100年までに2℃より低く抑える、温室効果ガスの排出量が少なく緩和が大きい将来を示します。それに対しSSP5-8.5は、温室効果ガスの高排出シナリオで、気候変動に対処する政策を実施せず、その結果大気中の温室効果ガスの濃度が継続的及び持続的に増加するシナリオです

(*)CMIP Coupled model intercomparison project

 

人類(旧人類・新人類)の歴史は数十万年です。 こんな短期間で、人類は地球を、非常に厳しい事態に追い込んでおります。 表題の気候激甚化は避けなければなりません。 この素晴らしい『掛け替えのない宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星は「人新世」時代へ』入っています。 一人一人ができること『節電・節水・節食・あらゆることを個人最適から大勢最適に』を、数十億人で地道にやることしかありません。 

(記事投稿日:2022/10/20、#589)

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