斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

選択権は企業にある

2018年05月03日 12時09分15秒 | 就職活動
就職活動で頑張っている皆さん。すでに5月3日です。
内定のお知らせ第一段は4月27日でおしまいです。連休をまたいで大事な人事の話を持ち越すなんてことは企業はやりません。すでに連休後は補欠をどうやって集めるか、ここに焦点が絞られてきま
す。

選択権は企業にあり。
もしあなたが、いまだに自分のやりたいことができる企業に行きたい、と考えているようなら、内定はほど遠いでしょう。大学に推薦依頼の来ている企業はちょっと遠慮、などと考えているなら、まだまだ内定はきません。なぜなら、推薦依頼はその大学を選択したという企業の意思表示です。だから、それに乗らないと内定はなかなかもらえません。よく考えてください。企業はこれからあなたに給料を出す立場です。育てたら、その給料ばかりでなく、後進の給料をも捻り出してもらわないとならないのです。お金を出すのは企業なんです。

もしあなたが新人の給料をひねり出す立場になったらどうでしょう?新人が偉そうに、会社を選んでやった、などとほざいたら、どう思いますか?自由応募は、入社試験を受ける機会をみんなに平等に与えているに過ぎません。平等に与えるのであって、選択権は別に行使するというシステムに早く気がついた人は、企業にとって使える人なのです。

もっとも短期間にもっとも効率よく仕事をこなして、さらにお客の満足度も勝ち取れる人を見抜くには、とてもよく完成されたシステムだと思いませんか。推薦応募と自由応募。


就職活動で思うこと

2018年05月03日 09時56分44秒 | 斎藤秀俊の着眼
さて、就職活動の第一の山が終わりました。ここに来て、最初から大学推薦で動いていた学生はほぼ第一希望に決まりました。だいたい一ヶ月半の活動でした。短い学生で2週間でした。その分、研究や勉強など、本来大学でやるべきことがきちんとできると思います。

自由応募で動く学生には、活動先の会社名を明らかにしたくないという共通項があります。もっと突っ込むと、就職試験で落ちたら自分のなかだけにしまっておきたいという心理が働いているように見受けられます。

そうやって考えると推薦の場合はすべてを丸裸にされるから、自ずと避けるのかもしれません。でも今年に限って言えば、私の担当した学生たちは、自分が最も理想とした会社に推薦で内定がとれています。ここはやはり、信じるものは救われるという格言でいかないと。

連休後には第二弾の山がきます。社会では、持ち越しはしないというのが、利益を出す秘訣と言われてます。第二段に向かうにあたり、まだ内定が得られていない学生は、考え方を1度リセットしてはいかがだろうか。