動力のついたパラシュートに乗った男性が150フィートの高さにある送電線に引っかかり8時間宙吊りでした。事故が起きたのはラブランドの郊外でシンシナティの東15マイルのところです。その男性の名はマイケル・ファレールさん52歳で、発生は午後7時半、怪我はありませんでした。たまたま引っかかった電線が実際に使用していない電線でしたので、送電に支障は無かったようです。最初のクレーンは短くて届かず、再度大きなクレーン3台で救出しました。彼の奥さんは救出中ズーット彼と無線機で話をしながら彼を元気つけていたそうです。
今や日本の製造業はほとんどと言っていいほど海外進出をしています。今日聞いた話は愛知県の鋳造業がアメリカに進出していて、日本の本体よりも事業規模を拡大しているという事です。顧客の需要があるところで作ると言うのは合理的な考えです。それに付けても海外子会社の規模が親を上回るとは、驚きです。子供が成長して親の面倒を見るのにでも似ているのでしょうか。ところがやはり人材が窮していて日本からの派遣に頼れず、アメリカでその人材を探しているとのことです。ここでも、また新たな発見は需要があればそこに供給が存在しているのです。日本から何かの理由で駐在していた人たちが日本に帰国せず、そのままそういったところによく滑りをして、持てる技術を発揮しているようです。狭い日本で働くよりは、広いアメリカで思いっきり力を発揮したい。うなずける話です。


